「さて・・・次はどうするか・・・」  
生徒会室の会長席に座っている神庭幸宏は静かにぼやいた。  
彼が生徒会長に決議されてからすでに半年、階段部もまだ残っているが  
今日は生徒会の会議に出席したいとの事で欠席させてもらった。  
まぁ半分事実で半分は違う目的なのだが・・・  
あれから天栗浜高校もだいぶ変わってきた。  
まず、階段部の部長が井筒であるという件。  
本来なら3年生の三枝や天ヶ崎がやるべきことなのだが  
三枝は「部長になど興味はない」一方、天ヶ崎は「部長が出来るほど責任感がない」  
という始末で実質、井筒が部長の状態である。  
まぁ当の本人は九重の後継ぎになる訳だから喜んでいたので  
おそらく、このまま部長の件は井筒だろう。  
最も俺は生徒会長であるため、正式に認定されていない部活に  
部長などとされてしまうと体裁的によくない。  
まぁ正式な部にさせるだけの権力はあるつもりだが、興味はない。  
ふと、椅子の下に目線を移動させた。  
 
「なぁ、あやめ次はどうする?」  
そこには生徒副会長の御神楽あやめの姿があった。  
彼女は幸宏の肉棒を己の口で丹念に嘗め回していた。  
「ふぁ・・・ふぁい・・・」  
「何を言っているのかまるでわからないな・・・おしおきだッ!!」  
幸宏はあやめのサラサラな髪を手でつかみ、手にグッと力をいれ肉棒を飲みこました。  
「んんっ!・・・・うっ・・・・」  
彼女の口の中でドクンドクンと大量の精液が吐き出す。  
「ゴホッ、ゴホッ――」  
あやめは急のことでむせ返り、嘔吐に近い形で堰がこみ上げる。  
胃液と精液が混ざり合ったソレは無残な形で地面に滴り落ちた。  
「やれやれ、あの時に教えただろ。出されたものは飲めって――」  
「ご、ごめんなさい。あまりにも急だったから・・・」  
「――次はどうするか、わかってるよね?」  
「え、ええ・・・・・・んッ!!」  
幸宏は彼女の言葉が発した瞬間、髪の毛をグッと掴み机の下から自分の  
顔の前まで持ってきた。  
「あれ?言葉遣いも教えたはずなんだけどなぁ?受け応えは『ええ』じゃなくて『はい』だよねぇ」  
 
「い、痛っ!ご、ごめんなさい!!」  
「まぁいいや。とりあえず、その下着脱げよ」  
「・・・・・・はい。」  
あやめは言われるがままにするすると自分の下着を脱いでいく。  
そのとき、ツーっと秘部から液が垂れてしまい恥ずかしくて死にそうな顔になる。  
「ふむ、僕が言った通りバイブはちゃんと付けてるみたいだね。」  
幸宏がそういうと自分の腰にあったバイブのリモコンで電源をオフの状態にする。  
「よくもまぁ、それで一日ずっと授業できたものだね。僕には到底出来ないよ、さすが御神楽さんだ。」  
「―――ッ!!」  
彼女は恥ずかしさのあまり崩れ落ちそうになるが幸宏がガシッと腕を掴み自分の胸に彼女を持ってくる。  
「じゃ・・・始めようか。今日もたくさん愛してあげるよ、あやめ。」  
「はい・・・・・」  
彼女は幸宏の肉棒をそっと掴み、己の秘部に誘う。  
そっと彼女は腰を下ろしていくが、幸宏はその隙を見逃さない。  
彼女の支えていた力を思いっきり緩めた。  
「えっ――ひゃぁ、アァンッ!!」  
あやめは言葉にならない言葉で生徒会室全体をこだまさせる。  
「くぅっ!!・・・駄目だよ、油断大敵だよ。あやめちゃん」  
「はぃ、んぅっ。くぁっ・・・!」  
幸宏は本能の赴くまま、あやめの唇を奪いにいく。  
くちゅ、くちゅ――  
お互いの秘部が結合したまま、お互いの舌を絡め行為にふける。  
 
「くぅっ、気持ちいいか、あやめ?」  
「は、はい。きもちい・・・い・・・れす・・・」  
「そうか。ならもっと気持ちよくしてやる、よっ!」  
幸宏は椅子に座った姿勢で思いっきり腰を上げる。  
「あっ!とどいてるっ!とどいてます・・・ぅ・・・アアン!」  
「相変わらず、あやめの濡れ方は異常だな!スムーズに挿入っていくぞ!」  
「んぅっ!アッ!・・・そ、そんなこと、いわないでぇ」  
「あ、あやめ、もっと気持ちよくしてや・・・る。」  
幸宏はそう言うと、机に足を引っ掛けて蹴飛ばしカート式の椅子は後ろへ下がらせた。  
「ほら、見えるか・・・後ろはグランドだ。まだ部活してる奴いるな。あれは女子テニス部か?美冬の奴もいるんじゃないのか。僕たちの姿を見せてやろう――よっ」  
「――ッ!!」  
あやめ一瞬ドキリとしたが頭の中は真っ白だ。  
「ほらっ・・・ね。アソコがきつくなったよ」  
 
「い、いやぁ・・・んぅっ・・・みえちゃう!みえちゃうぅ!!」  
お互いの行為がエスカレートし、自然と幸宏の腰の動きが早くなる。  
「くうっ!イ、イくぞっ!あやめぇっ!!」  
「あぁん!くぅああっ・・・は、はいっ!わ、私もイっちゃう!イっちゃいますぅ!」  
「な、膣に出すぞ!」  
「キてぇ!なかに・・・な、膣に出してぇっ!!!!!!!!」  
『あああああああああああっ!!』  
最後に発したのはどちらなのか検討もつかない声で教室全体を反響させる。  
ドクンッ――ドクンッ―――  
幸宏はあやめの膣で大量の精液を吐き出した。  
おびただしい量の精液があやめの中で爆発する。  
「うぁ・・・あああぅう・・・・」  
あやめは言葉にならない言葉でビクビクと痙攣させ、彼の胸に倒れこむ。  
「・・・気持ちよかったかい、あやめ?」  
「あぁ・・・ぁ・・はい。気持ち・・・よかったです・・・」  
幸宏はサラサラな髪を優しく撫で、口元で微笑をした。  
 
 
数時間後、幸宏はあやめを帰宅させ下校時間が過ぎた。  
彼は一見、生徒会の作業をしているようだがそうではない。  
今年の卒業アルバムを手に取り部屋で鑑賞していた。  
去年あった様々なことが連想させられる。  
はじめて階段部に入部したとき、夏合宿、生徒会会長に候補したときなど  
様々なことがフラッシュバックする。  
もちろん、今年卒業した人たちのアルバムなので自分の姿は数が少ない。  
それでも生徒会長に就任してからいくつかイベントがあったので  
2年生にしたら多いほうなのは間違いない。  
そして彼はおもむろに最後のページに手を早める。  
彼は一人の名前を呟いた。  
「九重・・・・ゆうこ・・・か」  
 

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