部活から帰宅した三枝は風呂に入ってからいつもの日記をつけた  
その後、パソコンを起動し、隠しフォルダを何重にも開いていった  
そして  
「見城遥性感帯」というファイルを開けた  
一ヶ月前、見城と体を重ねてから欠かさずつけていた表である  
しかしベッドの上では天才ラインメーカーもフリーズしてしまい、  
見城にされるがままになっている  
なんと実は見城はSだった男として府に落ちない三枝はひたすらデータの蓄積にあたっていた  
 
 
膣内子宮前1.3センチ 右  
胸乳首下3.5センチ  
:  
:  
など見城が感じるところを書き綴ってある  
過去三回でよくこんなに調べられたものである  
そして明日はついに四回目となる  
三枝は不敵に笑い、明日の準備にとりかかった  
コンドーム・ピル・バイブその他遊佐さんから貰った妖しい器具の数々をバックにいれていった  
刈谷先輩に明日の部活を休むことはいってあるし、激励も受けた。  
某巨大掲示板でもアドバイスを貰ったし、作戦は完璧だ  
再び不敵に笑い、三枝は寝る仕度に移った  
 
一方見城は明日を前に前回のことを思い出していた  
 
…  
三回目というのに、自分の裸を見ただけで、真っ赤になってフリーズする三枝に、  
見城はサディスト的思想と母性本能をくすぐられた。  
そして九重先輩に譲り受けた  
男性用アナルバイブをたまたま手に持っていた。  
もともと刈谷先輩にに使うためだったが阻止されたのだ  
それをメモリ不足でフリーズ中の三枝に一気に押し込んだ。  
三枝「っいったあぁ!  
なにするんだ見城!」  
顔をしかめる三枝。見るとアソコは血が少しにじんでいた。  
「ふふふっ、これからは遥お嬢様って呼びなさい」  
「なっなんd、ぎゃぁ!」見城はリモコンで最大にした。初めは痛そうにしていた顔がなにかを耐えるような顔に変わっていった  
「どうしたの?さえちゃん?苦しそうだよ?」  
「くはっ、んっ、んん!」  
「ほら、どうしたの?喋らないと。そうだ、いいこと教えてあげる。  
実はね、もう一本あるんだよ?はやく言わないと入れちゃうよ?」  
三枝はその時すでに理性が吹っ飛びかけていた  
 
…  
三枝はベッドの上で考える。三回目の見城の豹変ぶり、あれは異常だった。  
二重人格?普段が猫かぶり?ベッドの上で性格が変わるというアレか?  
いや、初めて彼女の処女を奪ったときは、優しかった。  
上気した肌、少しうるんでいた瞳、女神と評される完璧な肢体。  
なりよりも、激痛も耐え、自分を微笑むあの顔。  
オカシイ、やはりおかしい。  
そして気になるのはあの男性用バイブだ。  
どこから手に入れた?  
彼女がネットに疎いことは知っている。友人から貰ったのだろうか  
しかも、あの日部活が終った後、妙な浮遊感や吐き気、とにかく体調がへんだった。  
突然視界が歪んだりして、早々と見城の家から立ち去るつもりだった  
だがその後の事は犯されたあとから記憶がなく、気付いたいたときには家にいた。  
 
まあとにかく明日はそれらを見城に体に聞かなくてはいけない。ニヤリと笑って三枝は就寝した。  
 
――四回目  
 
三枝は普段通り登校した。  
前回が三枝にとって悪夢だったのだが、  
次の日は見城が学校を休んだ。そのため真相がわからなかった。  
昨夜メールが来て、明日、明日話すとのことだった  
退屈な授業を終え、速攻で見城の家に向かう。  
すると、そこには先客がいた。  
「やぁ!さえぽん!部活休んで何処にいくのかな?」  
部長だった。  
「刈谷先輩に伝えといた筈です。体調不良で休みます。」  
「フフ、見城さんのところにぃ〜?キャー!」  
「言い掛かりはよしてください。  
ではこれで、ってその写真は何ですか!」  
それはまさしく、三枝がよがりくるっている写真だった。  
「どうしてそれを!ていうか待って下さい!」  
もと来た道を戻り、学校に突入。廊下を走り回っているうちに見失った。  
「どこにいったんだ?全く。しかし何故部長が。一昨日の一件には階段部が関わっているのか?」  
廊下の突き当たりに向かう。しかし角で人とぶつかってしまった。  
「すいません!って見城!いえ遥お嬢様?」  
はたしてそれは学校を休んだ見城だった  
 
「なんで、ここにいるの?いや、ここにいるのですか?」  
何故か語尾が改まってしまう。  
「三枝君…」  
とにかく、近くの小教室に移動した。ほとんど使われていない部屋だった  
 
「遥お嬢様。一昨日のことについて、ご説明いただきたいのですが。」  
「それは、そのぅ…」  
うつ向き、だまってしまう  
その姿に三枝は苛立ちを隠せない。  
「遥お嬢様。お話頂けないのなら、強引に聞かせて貰います。」  
「えっ? ちょっと待って!んっ!」  
三枝は見城に無理矢理口付けした。  
「んっ!っ、んっ!んんっ!」  
するすると服を脱がされ、はやくも見城は真っ赤である。  
 
「どうなんですか?遥お嬢様?」  
見城は裸にされ、真っ赤になってうつ向いている。  
「ご説明頂けないのですか?ならばやはりお体に聞くことに致します!」  
そういうと同時に、三枝は見城の形の良い胸を掴んだ  
「ちょっ!ぁあ!と待って!んひっ!あっ、ひゃっ、んあぁっ!さえ、ちゃ、ひゃぁああ!」  
手で、胸の性感帯を刺激しながら、右耳を甘噛みする。  
「どうしました?お嬢様の胸の先端、固くなってきていますが?」  
あくまで丁寧な言葉で耳元で囁く。  
「言わ、あっ!、ないでぇ。やっ、あっ ひゃあぁ」  
耳から首筋、鎖骨、右鎖骨下リンパ大静脈、乳房、乳首、と見城の性感帯を舌で刺激していく。  
「らめぇ!あ、ゃあっ!ひゃぁ!ん!ひゃぁあああ!」  
 
「胸だけでイってしまうとは、少々はしたないではないですか、お嬢様」  
「ハァ、ハァ。さえ、ちゃん…。」  
すでに三枝は一昨日の事など頭になかった。  
理性が吹っ飛んでいる三枝は、服を脱ぎ捨てた。  
「お嬢様、失礼致します。」  
「えっ、ま、待って。まだ用意が、っあぁ!」  
三枝は自身のバトンを見城に押し込んだ。ちなみに見城はクリトニスに関してはあまり性感帯ではない。  
「あっ、ま、ってよ、んひゃ!さえ、ちゃ」  
イったすぐ後のため少々、しびれと痛みをともなう。三枝は構いもせず、腰の振りを始めた。  
「あっ!んっ!んっ!あんっ!」  
とまぁ、しているあいだに三枝のが見城のGスポットに達した。  
「ひぁああ!あっああん!もうらめ、らめぇ!イク!イッちゃうょ!」  
「遥!」  
二人は同時に果てた。  
 
その様子をカメラでのぞいていた人物がいた。九重ゆうこである。  
「ふふっ。作戦完了ね!サエポンも可愛いなぁ。今回ばかりはカメラに気付かなかったようね」  
ガラガラ。背後でドアが開いた  
「あら、健吾。どうしたの?」  
「どうしたじゃない。なんだこれは。」  
「電脳研と映研に手伝って貰った監視カメラよ。なんか変?」  
「そうじゃなくて、三枝だ。一昨日の事で相談受けてたんだが、お前が噛んでたのか!」  
「そうよ〜。見城さんが攻められたいけどサエポンがいつも固まっちゃうらしくて、  
先輩として一肌脱いであげたんじゃない。」  
「だからって、三枝の飲み物に麻薬混ぜてフラフラにさせて、同じ銀髪の御神楽に襲わせるか、フツー!?」  
「あやめちゃんなら缶バッチの命令に忠実だから、今頃…」  
ピッと画面を生徒会室にすると、あやめと幸宏が激しく交わっていた。  
「ええぃ!やめぃ!」刈谷は真っ赤になって画面を切る。  
 
「そうだ、健吾。今回で大きな、収穫があるのよ」  
「はぁ?ってそれは!」  
彼女が持っていたのはいつぞやの男性用バイブだった。  
「待て!落ち着け、ゆうこ!ここは学校だ。まてって!ちょっ、アッー!」  
 

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