「幸宏いつもどうりだからね」  
「うん」  
「ただいまー」  
トトト、希春が賭けてくる「お帰りなさい。あらあら小夏も一緒なの。ねえ小夏事件てなあに?」  
ふたりは振り返り凍りつく。小夏の気配には気づかなかった・・・  
夏「姉さん、ご飯の前にふたりの事件について話があるんだけど」  
春「えっ、美冬とゆーちゃんがどうかしたの?」  
夏「美冬、幸宏詳しく話してくれるね?」  
幸宏はガタガタ震えている・・・  
 
かくしてリビングで緊急家族会議とあいなった  
美冬と幸宏は並んで座り向かいに三人の姉が座った  
夏「本日皆様にお集まりいただきましたのは、他でもない美冬と幸宏が起こした件についてです」  
秋「おいおいお前らどうしたんだよ」  
夏「さあ正直に話してごらん」  
美冬はどこか遠くを見据えている・・・幸宏はまだ震えている  
春「ねえふたりとも一体どうしたの?」  
夏「話せないなら私がいおうか?」  
幸宏は今にも気絶しそうだ・・・  
美冬は左手で幸宏の右手をぎゅっと握って声を発した・・・  
冬「私が話すわ・・・私と幸宏は・・・男と女の関係になったの」  
その場が凍りついた  
 
春「・・・えっ・・・何を言ってるの・・・冗談よね・・・」  
秋「おいおいタチの悪いジョークはやめろよ」  
冬「・・・冗談をいってるつもりはないわ・・・私と幸宏は愛し合ったの・・・」  
春「ゆ、ゆーちゃん・・・う、嘘よね・・・」  
幸宏は涙を流して震えながら・・・「・・・本当です・・・」と小さな声で答えた  
春「・・・ど、どうしてそんなことになったの?・・・」  
美冬は経緯を説明する(詳しくは60までを参照)冬「・・・私、幸宏が好きなの・・・弟としてじゃなく  
異性として・・・だから幸宏が他の女に取られるのが嫌だった・・・昔はかわいい弟だとおもってたんだよ、  
でもね・・・8年ぶりに再会したときすごくドキドキしたの・・・胸がキュンとうずいたの・・・そして  
一緒に暮らしていくうちに好きで好きでたまらなくなった・・・恥ずかしくて幸宏にはキツク接してたけど  
幸宏が女の子と仲良くしてるのを見ると胸が痛かった・・・幸宏を気持ちは言葉では言い表せない・・・  
だから・・・私後悔してない!・・・初めてが幸宏でよかった・・・私この日を一生忘れない・・・  
ねえ、幸宏も同じ気持ちだよね?」  
幸「うん・・・美冬さんが大好きです・・・」  
一同無言  
春「・・・そう・・・二人の気持ちはわかった・・・従姉弟同士だから法的には問題ない、でもね家では  
これまでどうり姉と弟として接しなさい。この条件が守れるならふたりを認める」  
秋「き、希春姉さん本気かよ?」  
夏「無論、学校でもだめだよ、わかっているね?」  
ふたりは声をそろえて返事をした「はい!」  
春「父さんと母さんには私からいうわ」  
秋「ち、ちょっと姉さんたちなんで、なんでそんな簡単に認めるわけ?」  
春「・・・これはね私と小夏しか知らないことだけど・・・父さん母さんはゆーちゃんを婿にしたいのよ・・・」  
一同目が点になる  
春「さあさあもうご飯にしましょ、ふたりとも着替えてきなさい」  
二回の廊下にて・・・  
冬「ねえ幸宏・・・私初めてだったんだけど・・・幸宏はどう?」  
幸「僕も美冬姉さんがハジメテだった・・・」ふたりは微笑みあう  
 
希「ゆ、ゆーちゃんっがいるのに、美冬を選ぶのっ?  
ゆーちゃんのために処女保ってきたのに!」  
先に硬直から抜け出したのは年長者の希春だった。  
千秋「き、貴様っ。姉さんを無理やりヤったんじゃないだろうなっ!」  
続いて千秋解凍  
小夏「ガキにはお仕置きが必要だと思わない?」悪魔のささやきが聞こえる  
 
 
衝撃の家族会議から一夜明けて神庭家ではあわただしく朝食をとっていた  
 
春「美冬ゆーちゃんあのね今日から3日間私と小夏と千秋はいないから、お家のことお願いね」  
幸「えっ、なんで?」  
夏「姉さんと私は出張なのよ」  
秋「私はグループで課題があって大学に泊り込むんだよ」  
幸「へーそうなんだ」幸宏はなぜかほっとした表情だ  
秋「おうおう幸宏ちゃんなんだいそのうれしそうな顔は」  
夏「邪魔者はいないことだし・・・それはもう思う存分・・・ねえ美冬ちゃん?」と平静を装う美冬に話を向ける  
冬「・・・・・・」無言で睨みつける  
春「ちょっとふたりとも話を変な方向にもっていかないの!」「美冬ゆーちゃん留守番お願いね」  
冬&幸「はーい」  
その後ふたりは家を出た  
 
冬「ねえ幸宏、よかったねおもいがけず場所が確保できて。私これからどうしようかと思ってたんだ毎回放送室てわけにもいかないし  
なにより学校の人に見つかる危険があるわ。私たちの小遣いじゃ頻繁に「ご休憩」を利用することもできないし・・・」  
幸「頻繁に行かなけりゃいいんじゃない?」と適当に答えるが、それに美冬がムッとして  
冬「ちょっと幸宏、私を頻繁に抱きたくないってこと?」  
幸「ち、違うよ、僕は毎日でも美冬姉さんを抱きたいよ」とどもりながら答える  
すると美冬は嬉しそうに「そう・・・ならいいんだけど。ねえ今日の晩御飯は何がいい?」  
幸「うーんとねえ・・・あっ、ハンバーグが食べたいな」  
冬「了解。ねえ今日部活無いよね帰りに買い物に行こっか」  
幸「うん」  
そして学校へ着いた  
 
2年2組にて  
 
美冬が教室に入ると隣のクラスのいづみがニヤニヤしながら待っていた  
冬「おはよういづみ昨日はありがとう」  
い「美冬・・・じゃあ・・・おめでとうっていっていいのね」  
美冬は顔を赤らめながら「うん」と答えた  
「ねえねえ何がおめでたいの?」と同じクラスのテニス部長瀬野亜希とバスケ部長見城遥が寄ってきた  
いずみが小さな声で答える「あのね・・・美冬はついに想いを遂げたの」  
「えーーー、じゃあミッフィー念願の幸宏君とヤッたん・ムムムウウウ」  
とっさに美冬は瀬野の口をおさえた。今度は見城が「そうなの美冬さん」問うたので  
美冬はまたしても顔を赤らめながら「うん」と答える  
「ブーーーッ」その時美冬の隣の席の三枝は驚くべき事を偶然耳にしすすっていた茶を吐き出した  
見「ちょっと宗ちゃん今の聞いてたの」4人が三枝をじーっと見つめる  
三「いや盗み聞きするつもりはなかったんだ。たまたま聞こえたきただけだよ」とあわてて言い逃れる  
いずみが「ねえ三枝君、この事は他言無用だよ」と告げる  
三「り、了解」とどもりながら答える  
その場はとりあえずおさまった  
すると見城が「ねえ美冬さん、ちゃんと避妊した?」と美冬に聞く  
冬「うん、最後は私の体にかけてもらった」と答えると  
「ちょっとミッフィーそれじゃ避妊にならないよー」と瀬野がいい  
見城が「それはだめよ、そうだコレをあげる」と「極薄」と書かれた妙な箱を渡した  
冬「コレなに?」  
見「ゴムだよたとえ安全日でもコレ使わなきゃ駄目だよ」  
冬「どうすればいいの?」  
見「中に説明書があるからそれを参考にして」  
冬「ありがと・・・今日から3日間姉さんたちいないからさっそく使わせてもらうね」  
すると三人は「キャーーーー」と叫び「お楽しみですなお客さん」などと散々からかった  
ちなみに隣の席の三枝はこれらのやりとりを全て聞いていた  
 
 
学校帰り近所のスーパーでお買い物中の美冬と幸宏  
背後から「おーーい、缶バッヂ」と聞き覚えのある声がした  
「ん?この声はまさか・・・」とおもいそして幸宏の肩をたたき現れたのは部長だった  
「ムッフッフッフ・・・」と妙な笑いをうかべている  
幸宏は嫌な予感がして「ぶ、部長、な、何か用ですか」とどもりながら話しかけると  
「何か用じゃないでしょ缶バッヂ。美冬ちゃんと楽しくお買い物?」と勝ち誇ったような顔で答えた  
そして九重は平静を装う美冬に話をむけた  
「ねえねえ美冬ちゃん、放送室の床は冷たかったでしょ?」と問いかけるとふたりは凍りついた  
「どうして・・・九重さんが・・・」と美冬がか細い声で答えた  
「甘いわね、いずみちゃんはうまく隠したつもりのようだけど・・・  
あのね昨日はちょっとした用事で私と健吾と遊佐君と中村ちづるが校内の見回りをしてたのよ。  
それでいちいち歩き回るのは面倒ってことで遊佐君のパソコンでチェックしてたのそしたら  
3人が放送室にいるのを見かけてね・・・ちょっと様子を見ようってことになったの。そしたら  
缶バッヂと美冬ちゃんが仲良くしだすもんだからびっくりしたわよ。中村は『突入する』と  
喚いてたけど止めてやったんだから感謝してよね。」  
「ぶ、部長、そ、それで・・・」  
「安心しなさい缶バッヂ誰も先生にチクッたりはしないわよ。あら?もうこんな時間だわ  
ふたりともこれからも仲良くね、美冬ちゃんいつでも階段部に入ってもいいのよ?じゃあね  
バイバーイ」とお騒がせ娘は去っていった・・・  
 
そしてようやく帰宅した  
「幸宏、私ご飯の用意するから先にお風呂に入りなさい」  
「うん」  
そして食事が済み幸宏が皿洗いを美冬は風呂に入っていた。  
用が済んだ幸宏は自分の部屋でTVゲームに興じていた。しばらくして美冬が部屋に入ってきた  
ワインとグラスをもってそしてなにより裸にタオル1枚を巻きつけた姿で・・・  
幸宏は驚き「み、美冬姉さん、ふ、服を着ないと、風邪引くよ」とどもりながら話すと  
美冬はワインを机に置きベッドに腰をかけると「どうせこれから裸になるんだからいいじゃない。  
幸宏はやくこっちにおいで」と手招きした。幸宏はゲームを消してベッドに入った・・・  
そしてふたりは生まれたままの姿になった・・・  
「ねえ幸宏、恥ずかしいから電気小さくしてよ」  
「美冬姉さん恥ずかしがること無いよ、僕は姉さんの裸をよく見たいんだ」  
「昨日みたでしょ?」  
「昨日は何かテンパッテいたからよく見ていないんだ・・・」  
「そうなの?じゃあ・・・まあじっくり見てよ・・・」と美冬はテレながら答える  
幸宏は美冬の裸を嘗め回すように見ていた  
粉雪のように白く透き通った美しい肌・・・テニスで鍛え抜かれ引き締まった腕と足・・・結構濃いように見える股間の毛・・・  
そして体に触れてみる・・・鍛え抜かれながらも程よいやわらかさを残し・・・吸い付くようにきめ細かい・・・  
「なんてきれいでやわらかいんだ」幸宏はただそれだけで夢心地だった・・・  
「ねえ幸宏、もう堪能したでしょ・・・はやく2回目しよ・・・」という美冬の問いかけに幸宏は夢から現実に戻ってきた  
「え、あ、うん、じゃあいくよ姉さん」  
「おいで・・・幸宏・・・」  
そして幸宏はいきなり美冬の胸にむしゃぶり吸いつき、片方の胸を揉みこんだのだった・・・  
 
「あぁ!、んんっ、はぁ、ちょ、こ、こら、幸宏、ん〜〜〜〜い、いや」  
美冬はいきなり胸に吸い付いた幸宏を引き離した  
「えっ?、姉さん?」幸宏はとまどう  
「ハァ・・・ハァ・・・こら!幸宏!いきなりおっぱいに吸い付くのはないでしょ!」  
「でも・・・おいでって美冬姉さんが・・・」  
「ムードを考えて欲しいってことよ、おっぱいは後で吸わせてあげるから」  
「ムード?」  
「そう・・・キスから始めて欲しいってこと・・・」  
「うん、わかった」  
ふたりはゆっくりとやさしくキスを始めたのだが・・・我慢できなくなって・・・  
「はぁ、んっ、んちゅ、む・・・ちゅぷ・・・んちゅ・・・ゆきひろぉ、はぁあ」  
「ん・・・んく、れろ、ちゅぷ・・・んく、美冬・・・姉さん、ん・・・んんっ」  
お互い口を吸いあい深いキスをかわす  
幸宏は片手で美冬の胸を揉みながら空いたもう片手で美冬の秘所に触れる  
そこは既に湿って濡れていた・・・幸宏は傷つけないよう慎重に愛撫し指を挿れた  
そしてほぐすようにゆっくりと指を動かす・・・さらに大好きなおっぱいに吸い付く・・・  
「うわあ、あああああ、はぁ・・・はぁ・・・くっ、あうううう」  
美冬は幸宏の正確にポイントを突く攻撃に耐えられず喘いだ・・・  
「はぁ、はぁ、ねえ、幸宏・・・も、もういいんじゃない」美冬は堪らず懇願するが  
「だめだよ、美冬姉さんもっとよくほぐさなきゃ」  
「ど、どうしてぇ、はぁ、はぁ」  
幸宏は突然涙ぐむ・・・  
「僕・・・昨日、また美冬姉さんを泣かせたしまった・・・姉さん、昨日ホントは痛かったんだよね?  
あの日姉さんに酷いことを言ったあの日、二度と姉さんを泣かせないと誓ったのに・・・・・・  
昨日は自分の快楽に負けて姉さんの痛みを和らげることを怠った・・・だから・・・僕は・・・  
僕は美冬姉さんと一緒に気持ちよくなりたいんだ・・・だから、姉さんもう少し我慢して」  
「幸宏・・・そんなの気にしなくていいのに・・・昨日は確かに痛かったけど、でも幸宏は私で、  
私で気持ちよくなってくれたから・・・それで十分だよ・・・だから泣かないで・・・」  
「うん・・・美冬姉さん・・・もう十分ほぐれたとおもうよ」  
「そう、じゃあお願い・・・その・・・まだ二回目だし・・・やさしくしてね・・・」  
「うん、じゃあ挿れるよ」  
「あっ!待って幸宏、忘れてた、コレをつけて」  
そう言うと美冬はゴムを幸宏に渡す  
「これはコンドームだ、僕はじめて見たよ。ねえこれどうすればいいの?」  
「ええっと、ああここに書いてあるわ」  
ふたりで協力してゴムを付け終えると  
「美冬姉さん、今度こそ挿れるよ」  
「うん」  
幸宏は自分のモノを美冬の秘所に押し当てて・・・  
 

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