「さっきの、あんな委員の発言させちゃだめでしょう」
「ああ、まあそうだけど」
「すぐに切り返して黙らせるべきでした」
「でも、あそこは仕方なかったと思うよ」
「ハア、仕方がありません、私が根回ししておきますから」
「ごめん、じゃ、みんなもよろしく頼むよ」
その夜。
「あやめちゃん、さっきはずいぶん言ってくれたねえ」
「ごめんなさい、でも、あなたのためを思って」
「とか言って、みんなの前でずいぶん恥をかかせてくれたね、この口で」
「ああ、ごめんなさい」
「ほら、その偉そうな口でちゃんと努めてみろ」
「ああ、うう」
「うれしいだろう、そんな顔して。アヤメがそんな淫乱だって知ったら、みんな驚くだろうな」
「うう、うう」
「ほら、もうこんなにぬらして」
「うう、うう」
「ほら、もういいから、いつものようにおねだりしてみろ」
「ああ、あ、あやめは淫乱な雌犬です、どうかいつものようにいじめてください」
「よし、よく言えたな、さあ、尻をこっちへ向けてみろ」
「ああ、はずかしい…」