大空魔竜内の暗い片隅に、灯りが見える。  
そこにはガイキングのメインパイロット、ツワブキ・ダイヤが居た。  
今、大空魔竜は小島が無数にある海域に身を潜め、激しい戦いに傷ついた巨体を休めていた。  
ガイキングのパイロットの他に整備班にも席を置くダイヤは、受け持ちの修理箇所を終えて、ようやく自分の寝床に戻ってきた。  
そこに・・・・  
「よ、ようダイヤ!!じゃまするぜ・・・」  
空戦部隊のリーダー的存在、スティンガーのパイロット、ピュリア・リチャードソンが現れた。  
「あ・・・リチャードさん」  
「だからリチャードさんじゃねぇって!リチャードソンだ!リチャードソン!!」  
「で?なんの用なの?」  
「・・・・はぁ・・・ま、いいか・・・じつはよ」  
なぜかいつも間違えて名前を呼ぶダイヤに当初は怒っていたが、今ではそれほどでもない。  
今となってはもはや、お約束になりつつある。  
ピュリアは気を取り直して、手に持っていた袋をゴソゴソと漁りだす。  
 
「今日、街に買出ししに行った時に茶ッ葉を貰ってさ・・・・お前にも飲ませてやろうと思ってさ・・・・」  
「へえ〜お茶かぁ・・・こっちの世界にも、お茶ってあるんだ」  
「あ・・・ああ、もちろん・・・」  
本当はよく知らない。  
ピュリアは昼間の出来事を思い返していた。  
 
食料の調達に街へ同行したピュリア。  
ある程度買い終わって仲間の所に戻ろうとした時、路地裏から声をかけられた。  
「あ〜そこのお姉さん、ちょっといいですか?」  
「ん!?なんだ?」  
振り向くとそこには小柄で少し猫背の老婆が立っていた。  
ローブを着用して杖を突き、手招きするその姿は・・・・見るからに怪しい。  
ダイヤが見たらきっと「RPGに出てくる魔法使いみたいだぜ」と、言うかもしれない。  
しかしピュリアは警戒しつつ、興味本位で近づいていく。  
 
「お姉さんに取って置きの物があるんですよぉ」  
「なんだ・・・売り込みか?間に合ってるよ」  
そう言いながら踵を返し、その場を去ろうとするピュリア。  
「へへへ・・・お姉さんかわいいねぇ・・・」  
「な・・・なんだよてめぇ・・・・か、からかってんのか!?」  
突然かわいいなんて言われ、顔を赤くして怒鳴る。・・・・・内心は悪い気はしないが。  
「・・・でも、なにかお悩みみたいですねぇ」  
「な!?なんだよ・・・あたしは別に悩んでなんて・・・・」  
老婆はじーっとピュリアの目を見据え、ゆっくりした口調で問いかける。  
その様子にピュリアは戸惑ってしまう。  
「いえいえ、ワシには分かりますよォ・・・お姉さん、誰か気になる人がおるのじゃろう?」  
「な!?・・・ちがっ・・・・・・」  
まるで自分の心の中を見透かされたようで、顔を真っ赤にして慌てるピュリア。  
 
「恥ずかしがるこたぁないよぉ・・・・ワシも若い頃はいろいろと苦労したからねぇ・・・・じゃから抛っておけなくてな」  
「・・・・・・そ、そうなのか?」  
「ワシはお姉さんみたいな娘から、いろいろと相談されることが多くてな・・・・・・・よければ聞かせてはくれんかのぉ・・・もしかしたらなにか  
良い助言が出来るやもしれんでな」  
優しい笑みを浮かべる老婆に、ピュリアは少し考え込むが思い切って相談する事にした。  
「・・・・・・じ、じつはさ・・・つい最近あたし達の仲間になったヤツが居るんだ。けど、ソイツとはしょっちゅうケンカになっちまってさ・・・・  
別に嫌ってるワケじゃねーんだけど、つまんない事でついムキになっちまって・・・・」  
「ふむ・・・・・で、そいつのこと好きなのかい?」  
「!?・・・ち、違うよバカ!あたしは、ただ・・・・・・」  
「ただ?」  
「・・・あ、あたしはただ、もうちょっと仲間として・・・・仲良く・・・・・・」  
反論したピュリアだったが、老婆の問いに顔を赤くして俯いてしまう。  
そんなピュリア見て、老婆はニヤニヤとからかう様に笑う。  
 
「そうかいそうかい、それは困ったのう・・・・まぁ、そんなお姉さんに、取って置きのいい物があるんじゃが・・」  
懐に手を置いて、ちらりともったいぶる様にワザとピュリアに見せる。  
「?・・・なにかあるのか?」  
「これはワシが作った薬でな、どんなに仲の悪いヤツでも仲良くさせてしまう物なんじゃ・・・・」  
「はぁ?・・・ほんとかよ?」  
いきなりの胡散臭い話に、眉を顰めるピュリア。  
そんなピュリアに専門用語を混ぜて薬の効果を語りながら、薬の入った小瓶を見せ付ける老婆。  
・・・・いつしかピュリアは、その饒舌な話術に乗ってしまっていた。  
 
「・・・・じゃからどんなヤツでも、これを飲めばたちどころに効く!・・・まぁここで会ったのもなにかの縁じゃ、お姉さんに譲ってやろう」  
「ほ、本当か!?」  
「お姉さんみたいに、悩みを抱えた娘は抛っておけなくてねぇ・・・特別じゃよ・・・・・」  
そう言うと老婆は薬瓶を差し出す。  
「いいのか?わるいな・・・・」  
興味を持った薬、それもタダと聞いてよろこぶピュリアは、それを受け取ろうと手を伸ばしたが・・・・老婆はなぜか気落ちしたように  
目線を落とし、薬瓶を持つ手を引っ込めた。  
「?・・な、なんだよ・・・どうしたんだ?」  
「むうう・・・・・・」  
「なんなんだよ・・・勿体つけずに言えよっ!」  
考え込んでしまった老婆に焦れたピュリアは、身を乗り出してくる。  
 
「いや、じつはのォ・・・この貴重な薬はもうこれしか無くてのぅ・・・・手放すわけには・・・」  
「・・・・・そ、そっか・・・・」  
事情を知り落ち込んでしまうピュリア。一度手に入れられそうになって喜んだ分、その反動は大きかった。・・・・・しかし。  
「新しく作ればいいんじゃが・・・・材料を買い揃えるには結構金が掛かってのぅ・・・・ちょっとばかり金が足りないんじゃ」  
「じ・・じゃあその金、あたしが払ってやるよ!それなら売ってくれるだろ!!」  
「・・・じゃが・・・・・」  
「いいって!ばあさん、あたしに良くしてくれたし・・・お礼だと思ってよ」  
「そうかい?すまないねぇ・・・じゃ、ワシも礼にこれを差し上げよう」  
老婆はそう言うと小さな袋を差し出した。中には数枚の燻した葉が入っていた。  
「飲む時にこの葉で湯を沸かし、その中に薬を数滴垂らしていっしょに飲ますんじゃ・・・・効果が倍加する」  
ピュリアは気風良く老婆の言った金額を払うとその薬瓶を受け取り、手を振りながら別れを告げてその場を後にした。  
(へへ・・・いいもん貰っちまったぜ!)  
上機嫌のピュリアは仲間の下へ帰っていった。  
 
ピュリアは老婆に聞いた通り、葉を入れて湯を沸かした。  
そしてその中に薬を・・・・・  
「・・・・あ!?」  
つるりと手が滑って開けた薬瓶を落としてしまった。  
(あちゃ〜、どうしよう・・・・ま、いいか)  
気を取り直してコップに注いだ。  
後にこれが原因でとんでもない事になると、ピュリアは思わなかった。  
 
「・・・・・・・あれ?リチャードさんは飲まないの?」  
「・・・・え?あ、ああ飲むよ」  
思わぬダイヤの指摘に慌てるピュリア。もう一つコップを取り出して茶を注ぐ。  
(そ、そりゃそうだよな・・・あたしも飲まないと変だよな・・・・でも、どうしよう・・・・・・あ、そうか二人で飲めば相思相愛・・・・なんて・・・  
きゃああっっ)  
・・・などということをピュリアが考えているとは露とも思わず、ダイヤは談笑しながら茶を飲んだ。  
「・・・・おいしいな、これ」  
「ああ・・・ホントだ」  
老婆から貰った茶は意外と美味く、お互いに2杯、3杯と飲み明かした。  
 
 
それからしばらくすると、二人は惚けた様に顔を赤くしていた。どうやら薬が効いてきたらしい。  
「ふぅ・・・・暑い・・・」  
ピュリアはジャケットを脱いでサスペンダーをずらし、汗ばんできた胸元をパタパタとさせてさせて風を送った。  
少し前かがみで胸を扇ぐと、そこから突き立った胸の頂がチラッと見て取れた。  
その様子を見ていたダイヤは、ピュリアと目が合ってしまい、恥かしくて目を逸らした。  
「・・・・ぁ」  
そんなダイヤの様子でようやく気付いたピュリアも、顔を上気して胸元をぎゅっと手で覆い隠し、後ろを向いてしまう。  
いつものピュリアなら、ダイヤに蹴りでも食らわせてケンカしてしまうはずなのに、それがなぜか出来ない。  
二人はお互いに顔を逸らし、黙り込んでしまった。  
 
静かになってしまった空間・・・・そんな中、ダイヤの身体に変化が現れていた。  
(な、なんだこれ?ちんちんが・・・・それに、身体が・・・・熱・・い・・・・)  
ダイヤももう思春期の男の子。知識もあるし自慰行為だってしたことはある。しかしこれ程にペニスが勃起したことは無かった。  
身体もガイキングに乗った時の様に、燃える様に熱い。呼吸も荒くなって今すぐにも自慰に耽って、射精したい衝動に駆られている。  
そんな目立ってしまう股間を、手を伏せて何とか隠そうとする。  
(・・・・・なに考えてんだオレ?隣にはリチャードさんが居るってのに・・・・)  
頭をブンブンと振って、湧き上がる欲望を振り払おうとする。  
 
一方、ピュリアも身体の奥からジンジンと熱くなって、身悶えていた。  
(あたし・・・どうしちゃったのかな?風邪でもひいたのか?)  
男勝りのピュリアは今まで色恋沙汰に興味が無く、自慰をしたことも無ければやり方も知らなかった。  
そんなピュリアにはどうすればいいのか分かる筈も無く、自らの身体を抱きしめる様に耐えるしかなかった。  
 
しばらく続いた沈黙を破ったのはダイヤの方だった。  
「・・・・・・・リチャード・・さん・・・・・・」  
「・・・・・・・・・ダイヤ?・・・・・・あ・・・・」  
ピュリアは黙ってしまったダイヤの様子を伺おうと顔を向けると、その目の前にダイヤの顔があった。  
ダイヤはピュリアの肩を抱くと、目を見詰めたまま顔を近寄せていく。  
(・・・・・え?・・・・・・なに?・・・・・)  
戸惑うピュリアを他所にダイヤはゆっくりと瞳を閉じ、その唇を重ねた。  
「・・・・んっ・・・ぅ・・・」  
驚いたように目を見開いたピュリアだったが、やがてその身を委ねる様に瞳を閉じていった。  
ただ唇と唇を重ねただけのキスだったが、二人の興奮は頂点に達していた。  
 
 
ジュワ・・・・  
 
その時、ピュリアの股間に何かが染み込む感覚があった。  
(・・・・だ・・・・・っダメ!!)  
一瞬そのまま流されそうになったピュリアだったが、その感覚に驚き、ダイヤを押し離した。  
そのままダイヤは尻餅をつく様に倒れてしまう。  
ピュリアはフラつきながら立ち上がると、ダイヤから離れて背を向き、自分の身体に起きた変化を確認しようとした。  
(・・・・な、なに?・・・・・あたし・・・おしっこ漏らしたの・・か?)  
それは愛液が下着に溢れたのだったが、そんな経験の無いピュリアには分からなかった。  
倒れてしまったダイヤは直ぐに起き上がると、再びピュリアに詰め寄った。  
「・・・ダ・・ダイヤ・・・や、やめろよこんな・・・こと・・・」  
ダイヤを拒むその腕には、いつもの様な力が入らず、弱弱しかった。  
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・ピュリア・・・・お、オレ・・身体が熱いんだ・・・・もう、我慢が出来ない・・・」  
ダイヤはそう言うとピュリアの腕を掴み、自分の方へたぐり寄せようと放さない。  
そんなダイヤからなんとか逃げようと抵抗するものの、壁際に追い込まれ退路を無くしてしまう。  
「・・・・ぁ・・・ダイヤ・・・だめ・・・・ん゛んっ!!」  
壁に押し付けられる様にダイヤに抱きしめられ、再びキスされてしまう。  
しかし今度のキスは先ほどのモノとは違い、ダイヤの舌がピュリアの唇を押し割って侵入してきていた。  
無論ダイヤもやり方がわかっているワケも無く、ただ乱暴に本能の赴くままダイヤの口内を犯した。  
 
「……ん゛ぅ!?……んむぅ!……ぁむ……ん……んふぅ……」  
ダイヤの舌がピュリアの舌に絡まり、その隙間から粘膜がぬめるいやらしい水音と、くぐもった声が聞こえた。  
(・・・・・ダイ・・・・・ヤ・・・・・・)  
唇の端から苦しそうに息継ぎするピュリア。  
やがてピュリアの身体はガクガクと細かく震え始め、徐々に思考能力を失わせていく。  
いつのまにかピュリアも求めるように積極的にダイヤに舌を絡ませ、その身を委ねていた。  
力も完全に抜けてしまい、必死にダイヤにしがみついていないと、もう倒れ込んでしまいそうになっていた。  
ダイヤはそのままピュリアの胸を服の上から強く掴み、そして力を緩めずに強く揉みしだいていく。  
「ん゛ふぅ!!……んぅむ…………んぅ……ん……」  
ダイヤの乱暴な愛撫に痛みを感じながらも乳房を揉み上げられる度に甘く、切なげな喘ぎ声が漏れてしまう。  
そしてそれと同時にピュリアに密着したダイヤは、自分の太股を入り込ませる。  
さらにピュリアの太股に、無意識ではあるがダイヤの勃起したペニスを擦り付けいた。  
「んはっ!!・・・・はあっ・・・はぁっ・・・はぁ・・はぁ・・・」  
ようやく唇を離すとピュリアは壁に凭れ、空気を求めるように呼吸を荒くした。  
その口元は今までのディープキスで濡れ、その顔は頬を赤く染め、瞳を潤ませた、普段見ているピュリアとは違う魅力的なものだった。  
すると今度はピュリアの胸元のサスペンダーをずらすと、一気に服を捲り上げた。  
 
「……あぁっ!…や……見ないで!!」  
たくし上げられ、露わになった自分の乳房・・・その乳首は痛いほどにツンと尖っていた。  
(・・・・あぁ・・・おっぱいの・・・・おっぱいの先っぽが・・・・こんなに・・・・・)  
そんないやらしく変化してしまった自分の乳房の、ぼーっと見詰めるピュリア。  
(はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・先っぽ・・・先っぽがジンジンして・・・たまらない・・・)  
ピュリアは硬く勃起した乳首を、なんとなく指で触れてみる。  
「………っあ……あぁんっ!」  
乳首にほんのちょっと触れただけなのに、甘い快楽の刺激が走る。  
ピュリアはもう、自分でも何をしているのか分からなくなっていた。  
 
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・ピュリア・・・・」  
ダイヤは再び乳房を揉み上げると、乳首をぱくっと口に含み、舌で転がした。  
「……んあっ!…あぁ……ぁ…あはぁっ!!」  
直接、それもダイヤの舌で受けた刺激に、ピュリアの身体が震えた。  
そのまま乳首をチュウチュウと音を立てて吸いたてるダイヤ。  
 
「ふああっ!らめぇ……そんなに…吸っちゃ……ああぁっ!」  
乳首を舐る度にピュリアの体がビクンと弾ける。  
その先端から痺れるような快感がピュリアを襲い、脳を痺れさせる。  
「ひゃあぅうん!・・・・あぁ・・ん・・・・はあぅ・・・お、おかしく…なっちゃう・・・・・ダ、ダイヤ・・ぁ・・・」  
ピュリアは彼に乳房を揉まれる度に喘ぎ、腰をもどかしげにくねらせる。  
「あ・・・・はあぁん!き、気持ち・・・っいい・・・・っんあぁ!」  
ついにピュリアの口から思わず悦楽の甘い吐息が漏れ始めた。  
ここまで来ると、もはやピュリアには正常な考えが出来なくなっており、心の奥底に隠していたダイヤへの想いも相まって、その快感を  
素直に受け入れていた。  
 
ダイヤは夢中で乳首を舐り回した。  
その一方で手は何度も乳房を揉み続け、その美しい曲線を歪ませていく。  
ピュリアは力の抜けた身体を預けるように壁にもたれていた。  
しばらくすると、ダイヤはしゃぶり尽くした乳首から離れ、短パンを脱がしに係る。  
ダイヤはサスペンダーを外す事さえも気が回らず、腕から強引に抜き取る。  
そして短パンをショーツごと一緒に脱がすと、そこには愛液にしっとりと濡れたピュリアの恥毛が露わになった。  
髪と同じ色の毛の下にはぴったりと閉じた肉貝が見える。  
ダイヤは腰を下ろすとピュリアの腰を抱き寄せ、強引に股間に顔を突っ込まれた。  
「んぁ・・・・だ、だめぇ・・・・・はあぁっんぅ!!」  
開かされた太股の間に顔を埋められ、肉スジに沿って舌を這わせる。  
その舌先が動く度に足ががくがくと震え、さらに太股が開いてしまう。  
「んっ、やっ・・・あっ!だめ・・・・ん、ん゛うぅっ・・・!!」  
ピュリアは自分の股間で蠢くダイヤの頭に手を置き、激しい快感に翻弄される。  
しかしその腰は無意識に、前へと突き出す様になっていた。  
ダイヤは合わされた肉壁を解すと、舌をその中へと進入させ、ピュリアの女性器を味わい尽くす。  
 
「ひぅっ、ん、あぁ・・・こん・・な・・・・はぁ、あっ、んぅっ!あっ!」  
瞳を潤ませ、官能に戦慄くピュリア。下半身から今まで感じたことの無い何かが迫ってくる。  
(・・・・うあぁ・・・なに?・・・・なにかが・・・くる・・・・きちゃう・・・・・怖いよ・・・ダイヤぁ・・・・)  
一方、ダイヤは舌先で膣口を見つけ、その周りを舐め上げていた。  
やがてその上にぷっくりと充血し、固くなった陰核に吸い付いた。  
「ひぃっ!?!!・・・らめぇ!!そこぉ・・・・・っあ・・・あぁっ!!」  
今までよりも強い刺激に驚き、ダイヤを離そうともがくピュリア。  
そんなピュリアを無視するようにしつこく舌先で愛撫すると、突然咥え込み、ちゅうぅぅっ・・・、と吸引した。  
「はうっ!!っあ・・・・あ゛あ゛ああああぁぁぁっっっ!!!」  
その刺激にピュリアは全身を反り返らせ、酸欠状態の金魚の様に口をパクパクさせながら、激しく痙攣した。  
しばらくビクン、ビクン、と身体を震わせ、それから崩れる様に腰を落とすピュリア。  
初めての絶頂で荒くなった呼吸を整えようとする。  
だらしなく開かれた股の中心で膣が、まるで誘うようにひくついている。  
ソレを見たダイヤは、ズボンから既に限界まで勃起した自分のモノを引っ張り出した。  
 
ダイヤはぐったりとしているピュリアの両足を抱え、身体ごと持ち上げると、その中心の割れ目にいきり立つ己の肉棒を押し当てる。  
亀頭の先と濡れた小陰唇の肉襞が、ニチュッ・・・といやらしい音を立てて触れる。  
「………っ……ぅ……」  
ピュリアはその感覚にピクンと身体を震わせ、閉じていた瞳を開けた。  
「……ぁ……ダ、ダイヤ……だめぇ………」  
自分の股間を捕らえている、今まで見たことの無い男性器。  
その男性器が怖くなり、ピュリアはダイヤに哀願した。  
しかしすでに理性の無くなっているダイヤは、それを無視する様に腕の力を抜き、ピュリアの自重で一気に腰を落とし貫いた。  
「―――――――!!!」  
突然奥深くまで貫かれ、その痛みで気が遠くなった。  
だがそんなピュリアを瞬く間に覚醒させたのは、ダイヤの容赦の無い激しい突き上げだった。  
「ひぎっ!!……い、痛っ……っやぁ……ん゛ぅっ!!」  
苦痛に眉を歪ませ、涙を溢れさせて耐えるピュリアの膣内を、乱暴に腰を前後に動かし蹂躙するダイヤ。  
発情期の獣の様に激しく奥へ突かれる度に、尖端がゴツン、ゴツンと子宮口に当たる。  
「ひぎっ!!……っは!んっ、はげっ……しっ……ん゛ぅっ!!」  
何度も突き上げられていると、徐々に痛みの中に痺れるような官能が全身を駆け巡ってきた。  
 
「……ふあぁっ…な、なんかっ……ヘン…感じっ、んっ!……はぁっ…き、きもち・・いい……あぁっ!!」  
いつしかピュリアはダイヤの背中に手を回し、ダイヤの腰の動きに合わせて自分も腰を使いはじめていた。  
「んぁっ!…あっ…あっ…はっ…っあ…あんっ…んっ……」  
腰のリズムに合わせる様に、ピュリアの甘い喘ぎ声が漏れる。  
狭いピュリアの膣は、ダイヤの肉棒をきつく締め上げる。  
ピストン運動に泡立った愛液が、卑猥な音をさせながら飛び散らせる。  
「はぁっ、んぁっ……す、好き…好きなのぉ………あたし・・ダイヤの事……好きぃ……」  
快楽の波が押し寄せて身悶えるピュリアは、ダイヤの頭を胸元で抱きしめると、素直に思いの丈をぶち撒けた。  
そのピュリアの告白と同時にダイヤも限界を迎えたらしく、勢い良く精液が放出された。  
 
ビュ――――!!ビュッ、ビュクッ、ビュッ…………  
 
「はあっ、あ……あああああぁぁぁぁっっ────!!」  
大量の熱い精液がピュリアの子宮に叩きつけられ、その衝撃に一気に絶頂へと身を震えさせた。  
酸欠状態の金魚の様に口をパクパクさせ、注がれたダイヤの精の熱さを感じながら、ピュリアの意識は閉ざされていった。  
 
「………っく………ぅ…」  
最後の一滴残らずピュリアの膣内に射精し終わると、ダイヤはその肉棒を抜き取る。  
 
どさっ……  
 
ピュリアの身体を無造作に退かせるダイヤ。  
そんなダイヤの肉棒は、ピュリアの膣内に大量射精したばかりなのに、依然として硬くそそり立ったままだった。  
そしてダイヤはピュリアをそのまま残し、ふらつく足で艦内の暗闇へと消えていった。  
……気を失ったピュリアの秘部からは、愛液の混ざった白い精液がこぽこぽと溢れ落ちていた。  
 
一方、街の老婆は……ピュリアから受け取った金を、いやらしい笑みを浮かべながら数えていた。  
「ヒヒヒ……馬鹿な娘だねぇ。こんなに大金払ってくれて……しかし、一度売ると成立したのに怒りもしないとは……まぁ、おかげで  
人がいいのも分かって、よけいにふんだくれたけどねぇ……ヒヒヒ」  
どうやらこの老婆は詐欺師らしく……いつもこの手で人を騙しているようだ。  
そしてピュリアをいいカモと見た老婆は、言葉巧みに騙したらしい。  
「まぁ、嘘は言っておらん、もともとそういう薬じゃからのぉ………しかも、あれを煎じた葉に混ぜると……ヒヒヒヒ、今頃は  
どうなっておるのやら……ヒヒヒヒヒヒヒ」  
 
……大空魔竜の蜜夜は続く。  
 

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