「チッチャイナ国のとりこ」  
 
「そーね!わかったわ!」  
 屈託のない笑顔と甲高い声で、メルモはワレガラスの提案に返事をした。大人に変身して、  
気絶して倒れている女将校の赤い軍服に着替えて王宮を脱出しようというのである。  
「いいよっていうまで目をつむっていてね!」  
そう言うとメルモはあっという間に裸になり、青いキャンディー一粒を口に入れた。すぐに  
メルモの身体は青白い光に包まれ、9歳の少女は美しい大人の女性に変身した。  
「これは奇跡じゃ!信じられん!」  
メルモの言いつけを守らなかったワレガラスは、目を大きく開け驚愕した。さっきまであどけない  
子供だったメルモが、モデルも顔負けのプロポーションを持つ美しい大人の女性に変身していた。  
白い肌の背中と見事にくびれたウエストに釘付けになった。  
「いやーん、こっちむいちゃ駄目よ!」  
ワレガラスの視線に気がついた大人の姿のメルモは、両手で豊かな形の良い胸を隠し、恥ずかしそ  
うに言った。隠したつもりの乳房の先端は陥没していて、  
乳輪は淡いピンク色だった。  
 大きな尻を左右に振りながら、気絶したままの女将校に歩みよったメルモは膝をついて彼女を抱き起こした。  
(身長は173センチ、スリーサイズは上から89、58、86と言ったところか?)  
 ワレガラスはチラチラとメルモの美しすぎる裸体に目を向ける。これほどの美女は欧米にも、  
かつて留学していた日本でも目にしたことはなかった。  
(まるでヴィーナスのようじゃ!)  
「びー?なに?」  
 思わず口に出したようでワレガラスは慌てた。声の艶があり、さっきの甲高い声の女の子と同一人物とは信じ  
られない。メルモは女将校の軍服を既に脱がせていて、黒い下着に手をつけていた。女将校は王宮でもひと際  
美しい美人だが、大人に変身したメルモに比べれば平凡な女に見えた。女将校は生まれたままの姿になって抱き  
かかえられていた。メルモほどではないが、豊満な乳房の先端は大きく、乳輪は黒ずんでいた。アセチレン大臣の娼婦、  
と兵士たちからは陰口を叩かれていた彼女は、毎晩のように大臣の  
夜の相手をし、今の地位を得ていたのだろう。  
「おねがいおじさん、もう少しあっちを向いていて!」  
 応じたふりをして、ワレガラスはメルモをチラチラみていた。十数年、機能していなかった彼の男の象徴は、むっくり  
と元気を取り戻していた。ブラジャーを付けるのは初めてなのか、少してこずっていたが、赤い軍服を何とか着て、もう  
いいわよ、とワレガラスに言った。赤い詰襟とミニスカート、黒いストッキングは美しい姿態にフィットしていた。とく  
にむっちりとした太ももがワレガラスにはたまらなかった。  
「よく似合っとるぞ!あつらえたみたいじゃ。さて、将校はどうする?」  
 軍服姿のメルモは、ウインクをするとキャンディーの瓶を取り出し、赤いキャンディー二つを取り出すと、生まれたまま  
の姿の女将校の口に入れた。ブーンと言う音とともに彼女の全身は赤い光に包まれ、若返りをはじめた。バストはしぼみ、  
アセチレン大臣に弄ばれた乳首も乳輪も小さく、淡い色になった。下腹部の陰毛はたちまち消え、4歳くらいの女の子になると赤い光は消えた。  
 
 
 
609 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2012/04/14(土) 00:06:10.38 ID:cSCRpXuL 

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