季節は春。僕は三年になった。  
今まで一緒に暮らしてたみんなも各々バラバラになって一人暮らしをしている。  
卒業した一哉や松川さんまでわざわざ彼女の行動範囲付近で一人暮らししているのには、  
みんな同じ思惑がありそうだから、ホント気が抜けないんだけど。  
実際、その思惑の渦中の人物である彼女は今も、一週間に1日ずつ、4人の家で  
家政婦さんをしてる。僕達がそのたった二時間をどれほどその時間を心待ちにして  
いるのかなんて、当の彼女は気付いていないけど。  
いつも鈍感で自分がどれほど周りから見られているかなんて何も気づいてなくて。  
でも、そんな彼女だからこそ僕はもうずっと前から、彼女の近くにいられるよう、  
罠を張っていたわけど。  
・・・だけど、最近はその自分が仕掛けた「罠」が障害になっている気もするんだけど…  
 
彼女は、僕のそんな考えにだって全く気付かずに、今も鼻唄なんか歌いながら洗濯物  
をたたんでる。フフ、可愛い。  
「…瀬伊くん、今私を見て笑わなかった?…ま、まさか何か企んでたりする…?」  
怪訝な顔で彼女が僕の顔を見る。  
「ヒドイなあ、信用ないなぁ僕…。ただ、今週は、二日もむぎちゃんを独占できて  
嬉しいなって思ってただけだよ」  
そう、今週だけは特別。明日は僕の誕生日だから、彼女にお願いをして僕の部屋で  
お祝いをしてもらうことになった。  
いつもはこの日を別に特別だと思ったことはなかったけど、今年は初めて、  
特別だと思った。だって、君と一緒にいられる口実が増えたから。  
「あ、うん!明日は瀬伊くんの好きなものたくさん作るね!…でも、本当に  
あたしと一緒でいいの?折角の誕生日なのに、他に一緒に過ごしたい人とか…」  
「え?どうして?僕はむぎちゃんがいいんだ。…むぎちゃんは嫌?  
僕の誕生日祝うの」  
「まさか、そんなわけないよ!」  
彼女は少しビックリしたような顔をしたあと少し赤い顔で、上目使いで僕を見る。  
…今、自分がどんな顔をしてるのか、わかってる?  
「あたしはいいんだけど、折角の記念日だし、瀬伊くんと過ごしたいっていう  
女の子、いっぱいいたんじゃないの?」  
「うーん…まあ確かに、誘ってくる子はいたけど。でも僕は一緒にいたいと  
思ったのはむぎちゃんだけだし。…それに、僕は誕生日が特別な日って  
思ったこと、一度もなかったから、なんで女の子達が必死に一緒に  
過ごしたがるかわかんないんだよね」  
「え、そうなの?なんで?」  
「なんでかなあ…今まで誕生日を祝ってもらった記憶があんまりないから?」  
本当は、幼かった頃に家族で祝って貰った思い出はある。  
家族三人で過ごした、とても大切で、暖かい思い出。  
ただ、いつからか両親と誤解しすれ違い、  
離れてしまった僕には、胸を締め付けられるような記憶。  
両親と離れてからは、だんだん誕生日なんて特別でもなんでもない日になっていった。  
「…。でも、明日はむぎちゃんがいっぱいお祝いしてくれるんでしょ?  
だから明日は、初めて大切な日だって思えると思うんだ。  
…さ、この話はもうオシマイ。ね、それよりもあま〜いココアが飲みたいな。  
作ってくれる?家政婦さん。あ、一人で飲むのイヤだから、むぎちゃんの分もね」  
 
「あ、うん。待っててね、今作る」  
詳しい話は知らないとは話していないけれど、僕が両親と上手くいってないことは  
彼女も知ってる。彼女は僕の言葉に少し悲しい顔をしていたが、僕がお願いを頼むと  
すぐにいつもの花のような笑顔に戻る。  
彼女が僕のためにココアを作ってくれる後ろ姿を見ていると、  
それだけで気持ちが暖かくなるから不思議だよね。…これが僕だけのものだったらいいのに。  
去年の僕の誕生日は何をしてたのかな。どこかの女の子と過ごしてた気もするけど…  
忘れちゃった。その頃は彼女と出会うこともこんなに誰かを好きになることも、  
想像してなかったな。今は君との思い出はどれも忘れられなくて、とっても鮮やかなのに。  
 
 
「はい、瀬伊くんお待たせ」  
「ありがと。…あ、もう家政婦さんの時間、過ぎちゃったね」  
なんて、ワザとなんだけど。だって、少しでも長く一緒にいたいんだもん。  
「ううん、いいよ、これくらい」  
なんにも知らない彼女は笑顔で僕の隣に腰かける。  
「でも、あれだけ散らかってたのに、本当にキレイになったね」  
「あ、そうだよ!なんで一週間であんなに散らかるかなあ…。  
でも、一哉くんの家に一緒に住んでいたころはこんなに散らかってなかったよね。  
…まさか、ワザと…?」  
「まさか、そんなわけないじゃない」  
学園の女の子たちに妖精の微笑みと呼ばれるようなとびっきりの笑顔を返すと、  
あまり納得はしていないようだけど、彼女はそれ以上は追求してこなかった。  
でも、ゴメンね。本当はワザとなんだ。時間以内に終わらなかった、中途半端が  
嫌いな彼女なら終るまでいてくれるかなって思ったから。  
だけど、君ったら時間以内にキレイに終らせちゃうんだもん。  
「じゃあ、そんな優秀な家政婦さんにはご褒美をあげようかな。何かしてあげる。  
何がいい?」  
「え?うーん…。あ!それじゃあ、抱きしめてほしいな」  
…。そう、これが僕が時間をかけて、彼女が安心するように近づいて、やってきた事の弊害。  
下心を隠して、彼女が辛い時に抱きしめて落ち着かせてあげたり、悲しくて  
泣き疲れていた時には、腕枕をして眠るまで側にいたこともあった。  
そうやってきたから、彼女は僕には、元々薄い警戒心をさらに持たず、  
いつからこんなお願いをされるようになっていた。  
「いいけど…死ぬほど後悔するかもよ?」  
笑顔で冗談っぽく言ったけどこれは本当。  
いくら僕が彼女に対してだけは我慢強いといっても、もうそろそろ、我慢の限界。  
今だって、君が欲しくてたまらないんだもん  
「う…じゃあ辞めとく…。でもね、あたし、瀬伊くんに抱きしめてもらうと、  
なんか落ち着くから好きなんだ」  
エヘへ、と無邪気に笑う彼女は可愛いけど、それって僕は男として  
意識されてないってことなのかな…  
そう思うと不意に僕の悪いクセでイタズラ心に火がついた。  
 
「…やっぱり気が変わった」  
そう言うと僕は彼女の華奢な肩を抱き寄せると、最初はいつもの様に優しく  
抱きしめる。…そして彼女の安心した顔を見ると、今度は少し力をこめて、強く。  
「せ、瀬伊くん!?」  
さすがに鈍感な彼女でもいつもと違う様子に気づいたようだ。  
「なあに?抱きしめてって言ったのは君だよ?」  
僕はわざと彼女の耳元で囁くように言う。  
学園の女の子達からエンジェルボイスと言われてる僕の声、彼女相手じゃ効果も  
半減かもしれないけど、流石にこの状況なら少しは効果あるよね?  
「そうだけど…な、なんか…いつもと違うよ?」  
「フフ、ドキドキする?…僕だって男なんだよ。特に君の前では、ね。  
それとも君は、他の人にも抱きしめてほしいなんで言ってるの?」  
「言ってない!言う訳ないじゃん!・・・瀬伊くんだけだもん…」  
真っ赤な顔で必死に首を振って否定する彼女が可愛くて、なんだかもっと  
虐めたくなってしまう。彼女の可愛い耳を手でもて遊びながら声に妖しい響きを  
含ませながら、また囁く様に言う。  
「そう、僕だけなんだ。僕はこんなことしないって安心してたの?  
傷ついちゃうなあ、僕だって男なのに。きみってば、本当に無防備すぎて  
心配になっちゃうよ。…それとも、僕のことが好きなの?…なーんてね」  
クスっと笑って、彼女の頭に小さくキスを落とす。  
そして、直ぐ様来るだろう彼女のムキになった言葉と表情を待つ  
…が、なんだか様子がオカシイ。  
「…むぎちゃん?」  
彼女は僕の腕から開放されてもじっと顔を真っ赤にしたままうつ向いている。  
よくみると小さく震えている。…やりすぎちゃったかな。  
「むぎちゃん、ゴメンね。…僕のこと、嫌いになっちゃった?…でも君が…」  
「…………だよ…」  
「え?」  
「…そうだよ。瀬伊くんが好きだよ!大好きなの!悪い?だけど…」  
相変わらず真っ赤な顔で逆ギレ気味に言う彼女。  
予想外の反応に僕も思わず呆気にとられてしまう。  
その隙に立ち上がって荷物をまとめて帰ろうとする彼女を、僕は慌てて抱きしめて  
引き留め、ソファーに連れ戻す。  
「…放してよ!」  
「嫌だよ。ね、ホント…?ホントに僕のこと…好き?」  
「…好き、だよ」  
聞こえるか聞こえないかくらいに呟く彼女が可愛くて、余りにも幸せで、  
無意識に僕は優しく微笑んでいた。  
からかってゴメンねとか、僕も大好きだよ、とか色々言いたいことはあったけど、  
気付くと僕は彼女にキスをしていた。彼女が怖がらないように、優しく、何度も…  
 
最初は抵抗していた彼女も次第に抵抗が止み、自然と僕の背中に腕が回る。  
唇を離して彼女の顔を真っ直ぐに見つめると、不安そうな、それでいてちゃんと  
女の顔で僕を見つめ返してくれる  
「…からかって、ゴメンね?でも、僕だってずっと…君が大好きだったんだから…」  
今度はさっきよりも強く。唇を割るように舌でなぞると、ビクッとからだを震わせ、  
少し唇を開く。その隙を逃さずに僕の舌を滑りこませると、ゆっくりとなんども  
彼女を味わう。彼女はどこもかしこも甘くって、なんだか媚薬でも含んでいるみたいだ  
「どうしよう…止められないかも」  
いつの間にか力が抜けた彼女を押し倒すかのよう彼女の上に被さるに形になっていた  
僕は、彼女の乱れた髪をほどくとうなじに口付ける。  
「え…?」  
初めての体験に何が起こってるのかわかってるかも怪しい状態の彼女は  
ぼんやりと僕を見つめる。  
頬に置いていた手をゆっくりと胸まですべらせると、彼女の体がビクリと震えた。  
「瀬伊くん…や…ダメ…」  
僕が彼女のキャミソールからのぞく、胸の少し上にわざと音をたててキスをすると、  
彼女は弱々しく僕の頭を押し退けようとする  
「ゴメンね…本当は、もし君と付き合えたら、ゆっくりと時間をかけて、  
大切にしていきたいと思ってたのに…  
でも、君のことが好きすぎて、君がほしくて止められないみたい…」  
僕を押し退けようと伸ばしていた手に指を絡めて、指先に口付ける。  
 
「瀬伊くん…ズルイ…よ。そんな風に言われたら、嫌だって言えない…」  
肯定の意を示してくれた彼女に、優しいキスを送りながら、二人の間を隔てる服が  
邪魔で、ゆっくりと彼女の服を脱がせようとする  
「や…待って、瀬伊くん…!」  
「だ〜め。もう待てないんだもん。もうずっと、君が欲しかったんだもん」  
「でも…こんな明るいと恥ずかしいし、…ここじゃ恥ずかしい…」  
「ああ…仕方ないなぁ…ほら、おいで?」  
彼女の手をひいてベッドまで導くと、身体をよこたえる。  
「瀬伊くん…電気も消して?恥ずかしいよ…」  
キャミソールを脱がせ、ブラジャーのホックを外すと、彼女の口から可愛くお願いされる。  
「それはダ〜メ。だって、君の全部をちゃんと見たいんだもん。  
ね、ちゃんと見せて?それから君も…僕の全てをちゃんと見て?」  
そういうと彼女の露になった胸に、キスマークをつける。  
「っ…ん……」  
「可愛い声…。もっと聞きたい…」  
そして、もう固くなってぷっくりと立っているピンク色の突起を口に含んで、  
舌先でつつく。ふるりと震えた彼女が可愛くて、僕はもっと刺激を与える。  
「あ…ん…瀬伊く…ん…」  
「君は、どこにキスしても、すごく甘いね。  
甘くて、あったかくて、柔らかくて…カワイイ」  
彼女の柔らかい胸に愛撫を加えると、甘い声が漏れる。表情も声も、  
僕に感じているのが伝わってきて、もっと色んなところを味わいたくなる。  
僕が彼女の体で、知らないところなんかないくらいに。  
「ね…今日は僕がどれくらい君が好きか…どれだけ君が欲しいのか…  
時間をかけてたーっぷり教えてあげるからね」  
そして僕は、丹念に時間をかけて彼女に愛撫とキスを送る。  
 
もっと彼女に感じてほしい、彼女の可愛い声がききたい、もっと僕がどれだけ  
君が好きかをわかってほしい…  
初めて、自分の欲望を満たすためじゃなく、本当に体を重ねる事の  
意味を知った気がする。  
うわ言のように僕の名前を呼び続ける彼女が愛しくて、どこまで彼女を好きに  
なるのか、自分が少し怖くて…そして幸せな気持ちでいっぱいになった。  
 
そして彼女の最後の砦を守っていた下着の上から敏感な部分をなぞると、  
今までで一番大きな反応を見せる。  
「あっ!や…ん、瀬伊くん…瀬伊くん…!」  
「フフ、もうこんなに濡れてる…可愛い、大好き。ね、もっと、僕を感じて…?」  
そして下着を取り払うと、ぷっくりと膨れた、まだ誰も触れた事のない場所に  
指で刺激をあたえる。  
「ひゃ…ん…あぁ…イヤ…ダメ…」  
「…ねえ、わかる?まだ溢れてきてるよ、ここ」  
僕がその蕾に指を差し入れると、ただでさえ狭いそこは異物感を感じて指を締め付ける  
「キツイ…ね。でも、君が痛い思いをするのは嫌だから…暫く我慢してね?」  
締め付けてくる濡れたそこに、指の抜き差しを繰り返し、内部で指を動かし、  
刺激を与えてほどいていく。そして指を一本から二本、三本と増やしていくうちに、  
唇から漏れる声にも苦痛だけではない色が含まれているのが感じられた。  
「もうそろそろ、かな?」  
指を抜き出すと、もっと足を開かせ、溢れた蜜を唇と舌ですくいとる  
「…!イヤ、ダメだよ、そんなところ…汚い…よ…」  
「汚くなんかないよ、だって、君のだもん。…ね、僕ももう、我慢出来ないみたい。  
まだ痛いかもしれないけど…いい?」  
 
「いい…よっ。私も…瀬伊くんが欲し…い」  
そんな彼女が愛しくて、逸る気持ちを抑えながら、僕も衣服を全部脱ぎさって、  
ゆっくりと、彼女が出来るだけ痛くないように自身をおさめる。  
そしてまだ動かずに、彼女が落ち着くまで優しく抱きしめる。  
「…ね、全部入ったよ。わかる…?ゴメンね、痛いかな」  
「ん…大丈夫…大丈夫だから…もっと…瀬伊くんを、ちょうだい?」  
「フフ、そんな可愛いこと言ったら、どうなるかしらないよ?」  
そういえばさっきもそんなセリフを言ったな、なんてぼんやり考えながら腰を動かす。  
僕の名前を呼びながら強く僕の背中を抱きしめる彼女の、先ほどの愛撫で知った  
彼女の弱い部分を重点的に刺激を与える。  
「あっ瀬伊くん…や…なんか、ヘン…おかしくなっちゃう…」  
「うん、いいよ…君のおかしくなるところ、見たい。ね…一緒にイこう?」  
僕は彼女の細い腰を掴むと動きを早め、彼女の強い締め付けと共に、  
僕達は一緒に達した…  
 
 
そしてその後も何度か彼女を味わったあと、まだ彼女と離れたくなくて、  
繋がったままで彼女を抱きしめていた。  
「ん…やっぱり、瀬伊くんに抱きしめられると、安心するな。  
ドキドキするけど、安心するよ」  
「…そうだね。僕も…君に触れると、ドキドキするけど安心するかも」  
そして柔らかい彼女の髪を撫でながら余韻に浸ってると、急に彼女は大声を上げる  
 
「あ!瀬伊くんっ今何時?」  
「えー、時間?…うーん…もう2時過ぎ、かな?  
…まさか、今から帰る、なーんて色気のないことは言わないよね?」  
まあ、帰したりするわけないけどね。  
「えっ、違うよ」  
「そっか、よかった」  
「そうじゃなくて…瀬伊くん、お誕生おめでとう!」  
予想外な彼女の言葉に僕は一瞬なんのことか理解できなかった  
「ね、瀬伊くん…生まれて来てくれて…私の事、好きになってくれて、ありがと」  
恥ずかしいのか、僕の胸に顔を埋めながら言う彼女の顔をあげさせて、  
深く唇をむさぼる。彼女も段々慣れてきたのか、僕に答えるように舌を絡ませる。  
「ん…瀬伊くん…」  
「…君があんまり可愛いこというから、ビックリしちゃった」  
彼女の柔らかい頬を優しく撫でながら、彼女の目を真っ直ぐ見つめる  
「…生まれてきてよかった、なんて今まで思ったことなんてなかったし  
…叶う思いなんて、僕にはないと思ってたんだ、ずっと…」  
僕の家族関係から、ずっと消えなかった、心の闇。だけど、君はこんなにも眩しく、  
暖かい光をくれるんだね  
「…ね…君と出会えて、好きになって、好きになってくれて…  
初めて僕も生まれてきて良かったと思ったよ…ありがとう」  
そう言うと、僕達はまた体を重ねた。最大級の愛情と感謝を伝えるために。  
 
 
そして行為の後、疲れ果てて眠りについた彼女の安らかな寝顔に、  
僕はそっと囁いてみた。聞こえてはいないだろうけど・・・  
「これからも、ずっと一瞬に祝っていこうね。僕と君の誕生日を。  
生まれて来て、出会えたことを。…大好きだよ」  
聞こえていないはずなのに、彼女はそれに答えるかのように微笑んだ気がした。  
「・・・・フフ、いい夢でも、見てるのかな?」  
そして僕もそんな彼女を抱きしめながら、眠りにつくことにした。  
願わくば、夢の中でも彼女に会えますようにと願いながら・・・・・  
 

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