『僕を見捨てないでぇ!!』  
 
9歳の慊人が言ったあの言葉が、今も鮮明に残っていて、慊人を突き離すなんて出来ない  
 
慊人が大きくなった今も  
突き離せない  
 
好きな人が出来ても突き離せない  
 
泣いている女の子を突き離すなんて出来ない。  
 
自分で選んだ道なのに…  
苦しいのは何故だろう…  
わからない…自問自答しても…答えは出ない  
 
同情なんだろうか、哀れみから抱いているだけなのかもしれないけど  
 
壊れそうなくらい、泣いてすがった慊人を突き離せない…  
 
今日は、紫呉兄さんが泊まっているので  
慊人は紫呉兄さんと寝ている  
 
久しぶりに一人で寝る  
 
隣に人が居ないのは、何故か淋しいものに思えた  
 
けれど、いつの間にか  
うとうとして眠っていた  
 
 
どれくらい寝たか、わからないけど  
何故か、自分の分身が熱いモノに包まれている  
感じがして、目覚めた  
 
「………んっ…んんっ」  
「……喘ぎ声…?」  
気付くと、誰かが俺の上に乗って腰を振っている  
普通の男なら、快楽に負けてそのまま腰を振るだろうが、俺は驚きの余り、快楽云々より、この人が誰なのか気になった  
「あっ…んんっ…」  
(この声は…慊…人…?)俺は最初慊人かと思った  
「…慊人どうしたの?」  
そういえば、前に慊人が俺の朝勃ちで、勝手にいじって乗って腰振ってたっけ  
 
「んっ…んんっ…あっ」  
グチュグチュと音を立てているのが、わかる  
 
パサッ  
「……?髪の毛」  
髪の毛のような物が、俺の肩にかかり、女性特有の柔らかい感触が  
俺の胸に押し当てられているのに気付いた  
 
「……?」  
慊人にしたら、胸が大きすぎる…  
誰なんだろ……!!  
 
俺はある人物を思い浮かべた  
今、俺の上に乗って、腰を振っている女性が、誰なのかわかった。  
 
「楝さん!?」  
「あっ!!…あら…バレちゃった…」  
やっぱり  
〃草摩 楝〃  
慊人の母親  
 
その楝さんが、どうゆうつもりかは、わからないが  
俺の上に乗ったまま  
語りだした  
 
「慊人さんのフリしようと、思ったけど胸でバレちゃったわね…」  
 
「…髪の長さと胸の大きさでわかります。ところで…何故、俺あなたに襲われているんですか?」  
不躾な質問にも思えたが  
俺は寝込みを襲われているのが疑問で仕方なかった  
 
楝さんは、魔性の女の様な笑みで笑って言った。  
 
「…そうね…しいて言うなら…つ・ま・み・ぐ・い・(ハート)」  
俺は石化しそうなくらいの心境になった  
 
「…あの…離れてくれませんか?」  
楝さんは、俺と繋がったままだ  
 
「んっ…」  
楝さんは俺から、離れた  
 
「……どうして俺なんですか?…慊人に見つかったらあなたもまずいですよ」  
「…あの子が、傷つく様は見てて面白いわ。ふふふ」  
 
いくら心身を患っているからといって、とても親の台詞ではない事を言う楝さんに、今更ながらも俺は…  
ショックで、しばし呆然としてしまった  
 
慊人を傷つける事がおもしろい…?  
 
娘なのに…  
 
慊人がどんなに、楝さんを求めているのかを知りもしないで…  
 
母親を求めても、見捨てられていて、自分を見てくれない  
 
慊人に取って、楝さんは  
実母でありながらも、憎んでいる人物  
 
そして、楝さんもまた…慊人を憎んでいる  
 
「…俺は、慊人を傷つける事は出来ません…」  
 
楝さんが、慊人を傷つける事が出来ても、俺は出来ない  
 
「…あら、あなたもあの娘(こ)を傷つけているじゃない…」  
「………?」  
 
楝さんの言う意味が、わからなくて、目を丸くすると  
楝さんは見透かしているように言った  
 
「紅野…あなたは、慊人さんに、側に居るって誓ったけど…今ひとつ煮え切れてないとこがあるわ」  
「………」  
人から見たら、俺は優柔不断なんだろうか…  
 
「その、煮え切れない部分が逆にあの娘(こ)を傷つけているわ…」  
 
何故、そんな事を言うのだろう…  
母親だからだろうか…  
 
……わからない、楝さんが考えている事が全くわからない…  
 
「…あなたも…慊人を傷つけている一人ですよ…」  
 
思わず、その言葉が口をついた  
 
「!!…そうね…でも…私は…あーする事でしかあの娘(こ)を見てあげれない…私…不器用なのよ…」  
 
……不器用で、片付けられるんだろうか……  
 
わからない…親の愛を慊人にあげて欲しい…  
 
そう思ったら、切なくなって、何故か涙が零れた  
 
「…………」  
「…紅野?あなたどうして…」  
泣いてるの…?  
小さく聞こえた  
 
そして楝さんは、驚きの行動に出た  
 
俺の涙を舐め、そのまま顔をずらして、俺の唇を奪った  
 
「…………っ……んっ…」歯列をなぞられ、舌を深く差し込まれた  
やばいって、声出る…  
なんで、この人こんなテク持ってるんだ…  
 
「んっ……んんっ…ふっ…」  
楝さんからは、微かに乱れた息しか聞こえてこない。  
 
「…っ…紅野…可愛いわ」「んんっ……んっ…」  
キスされて、こんな風に感じるなんて…少し恥ずかしい  
 
楝さんは、俺の口腔内を犯し続ける  
「んっ…んんっ…れっ……さ…ん…んっ!!」  
 
口腔内に舌を差し込まれたまま、自分の分身を手で、シゴかれていた  
 
「…ふふっ…可愛いわ」  
 
「んっ…はぁっ…」  
 
ジュプッ  
 
楝さんは、俺の分身を口に含み舌でいたぶった  
 
「…っ…んっ…んんっ…あっ……れっ…ん…さ…ん…止めて下さい…」  
普段、慊人にフェラされてもあまり声は出ないのに…  
楝さんにフェラされていると何故だか、自然に声が出てしまう…  
 
「んっ…んんっ…何処が止めてなのかしら…今止めたら、辛いのはあなたよ。紅野」  
楝さんの苦しそうな声と  
俺の喘ぎ声のみが、暗闇の中響く  
 
確かに…今止められたら辛いかも知れないが、一人で処理するから大丈夫と言っても、楝さんは許してくれないだろう…  
理性が切れた…  
「あっ…楝さん…もっ…」  
「いいわ…そのまま出しなさい」  
 
楝さんの、フェラテクに俺はすぐに達した  
 
「あっ…ああっ…」  
勢い良く、楝さんの咥内に出してしまった  
 
「んっ…んんっ…」  
ゴクン。  
 
…ゴクン?  
まさか…この人は俺の出したモノを飲んだのだろうか…  
 
「………」  
慊人には、絶対飲ませないないし…飲んでと言っても飲まないだろう…  
 
さっきから、慊人と楝さんを比べてしまう…  
 
やはり母娘でも違うのだろう…  
 
楝さんのほうが年上なだけあって、テクもあるし  
積極的な気がする  
 
「んっ…」  
クチュッ  
 
考え事をしているうちに  
楝さんは再び、自分の中に俺の分身を挿入した  
腰を振り、俺を刺激する  
 
「あっ…楝さん…ちょっと…まずいですよ…」  
「んっ…慊人さんなら、大丈夫よ。今頃紫呉に喘がされているから…あっ」  
 
俺が慊人の事を心配しているのが、わかったらしく  
楝さんは、そう言った  
 
………?そう言えば、何で楝さん慊人が今紫呉兄さんと一緒に居る事知っているんだろう…  
 
「…なんで、慊人が今紫呉兄さんと一緒に居る事、知ってるんですか?」  
 
「ああっ…紫呉が来ているのが、見えたからね…慊人さん、紫呉が居ると、私の事余計、警戒しちゃうのよ…まっ仕方ないけれど………確かに紅野とも寝たらマズイかしらね…って…もう遅いけれど…んっ…んんっ」  
「えっ!?…んっ…あっ…」  
俺とも…?  
まさか…紫呉兄さんと寝たんだろうか…  
 
………慊人と紫呉兄さんが、こじれた原因って…  
 
俺と寝た慊人への、当て付けに紫呉兄さんが、楝さんと寝たから…?  
 
…その原因を作ったのは、俺の所為でもあるんだろうか…  
 
やはり…あの時、慊人の 誘いに応じて、慊人を抱くんじゃなかった…  
 
後悔先に立たず…  
 
慊人に取って、俺を繋ぎ止める為に迫ってきたんだろう…  
 
けれど俺はこのまま、慊人に縛られていたら『一生童貞かもしれない』そんな気持ちから  
 
慊人を抱いたんだっけ…  
 
「ああっ…んっ…紅野いいわ……」  
楝さんに犯されながら  
俺は、心ここあらず状態だった  
 
「んっ……楝さん…あなたの中もいいですよ…」  
 
自然にそんな事を言っている自分に驚いた  
 
「んっ…あっ…紅野動かないでね…私…が動くだけで、あなたにイッて欲しいから」  
「あっ…俺…女は慊人しか…知らないから…んんっ…楝さんの動きだけで、イキそうです…」  
 
こんな会話をしていて、いいのだろうかと思ったが 俺は快楽に逆らえなかった  
「あっ…私もイキそうだわ…久しぶりだもの……あっ…本物の…しかも若い男のチンコはいいわねぇ…あっああっ」  
 
「っ…楝さん、もっ…気持ち良すぎて、…んっ…」  
 
俺は限界が近づいて、達しそうになり  
楝さんも達しそうになっている  
 
「あっ…私もイクわ…ああっ…ああああっ」  
「んっ…くっ…」  
楝さんの中が、俺を締め付けた。達して、しばらくして重大な事に気付いた…  
 
「楝さん…!!ゴムしてない……」  
「あら…大丈夫よ…だって…私、ピル飲んでるから」  
……だから、自ら乗ってきたのか  
 
「楝さん…あなたとの秘密が出来てしまいましたね…」  
「そうね…2人だけの秘密ね……紅野…あなた、若いからまだ、イケるわよね?」  
……へっ?まさか…  
俺は目をぱちくりとしながら、内心呟いた  
 
「あっ…あの…?」  
「もう1回戦よ!!」  
やっぱり…。  
そして楝さんは、自分の豊満な胸に俺の分身を挟んで、動かした  
 
「ふふっ…慊人さんは、こんな事出来ないわよ。あの娘(こ)は胸ないもの」  
 
「んっ…楝さん、気持ちいいです。すごく…はぁっ」  
「あっ…紅野、私もして」  
楝さんを指と口で、イかせた後俺たちは  
 
5回交わり、計6回交わって  
 
楝さんは6回とも、俺の分身で達し、俺も楝さんの中へ6回放った  
 
 
行為が終わった後、2人とも、疲れてそのまま眠ってしまい  
翌朝、俺は楝さんを腕に抱いている事に驚いた。  
楝さんは、慊人に見つからないように、俺の部屋から自分の部屋に帰った  
楝さんと慊人  
――母と娘――  
 
この母娘の間で俺は、後々悩む事になるなど  
 
この時は想像出来なかった  
あれから、数か月――慊人には未だにバレテない  
 
いつかバレるかもしれないけど  
 
このまま、バレないように祈る毎日だ  
 
楝さんとの、セックスは俺の中で忘れられない思い出になった  
 

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