夏の夕方、紫呉の家に長い黒髪を揺らして一人の少女が訪ねてきた。
この日は透たちは別荘へ行って家には紫呉一人だった。
「たすけて、ハルを助けて」
「いきなり来て いきなり何言うんだか・・」
呆れながら笑う紫呉にリンは苛立ちを隠さなかった。
「そんなコワイ顔しちゃダメだよ〜リン」
「ぐれ兄!!」
リンがどなった瞬間紫呉の目つきが変わった冷たく見下すような視線。
それでも強気な態度を変えないリン。
「助けてあげてもいいけど・・・お返しは何をしてくれるの?」
「なんでもしてあげる、なんでも!!」
「じゃあ前払いでよろしく」そう言いリンのシャツの中に手を滑らせる
「助けてからだ!」手をはらうリン。
「・・・っ」紫呉を睨みつける。
でもリンはあっけなく紫呉に押し倒されてしまう。
「やっ やめ・・!!」
「ハルは好き?」
この一言でリンは抵抗をやめてしまった。
「そう黙っていれば可愛いのに」
そう言いリンの頬にキスをした、頬、アゴ、額、首、唇の順に・・・
紫呉の舌の侵入を防ごうとリンは唇を固くつむっていた
でも胸をはだけさせられた瞬間ゆるくなり侵入を許してしまう
「むっん〜・・ん〜〜!」
リンの口の端から紫呉と混じった唾液があふれだす。
「痛ッ」
紫呉の口の端からは血がでていた、リンが噛んだのだ。
「はぁはぁはぁ・・・っっ」
「悪いこだねぇ・・」
「ハルが好きだから・・・ハルが大事だから我慢するんだ!おまえなんか
好きじゃない!!」
そう言い放ってリンは涙を浮かべて紫呉を睨んだ。
「僕は君のこと結構好きだよ、愚かで儚い・・・」
リンの肌が紫呉によって暴かれる。
「ハル君が見たら泣くね、きっと」クスクス笑いながら
リンの体中を舐めまわしていた。
「ふっ、、ひっく・・」いつものリンからは想像もできないほど
リンは泣きじゃくっていた。
「リンの泣き顔見れるなんて貴重だね」
{紫呉は泣いてるからってやめるような優しい男じゃないって
わかっていたけど、泣いてるのを見て嬉しがるような奴だけど
涙がでる、くやしい・・・・。}
まだ十分に潤ってないリンの秘部に紫呉は容赦なく入れた。
「いたっい・・・・・」
撥春と経験済みなことは紫呉は知っていた、だから十分じゃない潤いに
痛さを感じるように入れたのだ。
「痛い?すぐ良くなるよ」
「いやだ、いや、、、ハル・・・・・ハル・・!!」
紫呉が腰を動かして行くうちにリンの涙も増えていった。
「やだぁ・・・」
リンの嫌がる声は紫呉を興奮させていて
「もっと嫌がりなよ、抵抗してもいいんだよ?」
リンの頬をつたう涙を舐めながら紫呉は嬉しそうに言った。
紫呉が絶頂をむかえてリンは涙もでないほど堕ちていた
疲れ果ててグッタリしている彼女は
【全部ハルのため、ハルか救われるなら】
そう自分に言い聞かせて さっきの出来事を忘れようとしていた
「リン・・・?こっちおいでよ」タバコを吸いながら紫呉は
リンを自分の隣にくるように言った。
「いい事教えてあげるよ」
「・・・・。なに?」
「僕は呪いについて何もしらないよ」
リンは頭が真っ白になって何も言えずにいた。
「でも協力はしてあげる」