(依鈴…それに杞紗ちゃんまで…何してるのよ…そんなのダメ…)  
目の前で繰り広げられる2組の卑猥すぎる光景に呆然とする楽羅。  
以前から付き合っていたリンと撥春はともかく、まだ小さな杞紗と燈路までが目の前でアナルセックスをしている姿が楽羅には信じられない。  
いや、もっと信じられないのが、最初は嫌がっていたはずの2人が今や嬌声をあげ喘いでいる事だった。  
 
(何で?何でなの?お尻をあんなにいじめられて…あんなにおっきなのを入れられて、何でそんなに気持ち良さそうにしてるの…?)  
だがそう頭で否定しようとしても、楽羅のアヌスはそれを否定するかのようにヒクヒクと疼きだす。  
(な、何考えてるの私!…でも…でも2人とも幸せそう…私もあんな風に愛してもらえたら…)  
愛してもらえたら。しかし一番大好きな人は自分から身を引いたのだ。  
もう自分はこの2人のようにお尻を愛してくれる人がいないという事実が、その卑猥さをも一瞬忘れさせるほどに悲しく突き刺さる。  
 
そんな楽羅に透君はいじわるに、しかし内心を見透かして尋ねてくる。  
「欲しいんでしょ?楽羅さん。依鈴さんや杞紗さんみたいにお尻を愛して欲しいんでしょう?夾さんに」  
「…!」自分がもっとも愛する人の名前を言われ、楽羅は声も出ない。まして透君はその夾が密かに恋している女性なのに…  
 
「ダメ…私は夾ちゃんに愛される資格が無いの…」夾と別れた日を思い出し、泣きながら首を横に振る楽羅。だが、そんな彼女のアヌスを透君は再びペロリと舐める。  
「ひゃう!」舌先でも判るくらい、楽羅のアヌスはペニスが欲しくてたまらないといったふうにヒクついていた。  
 
「こ〜んなにいやらしくお尻の穴をヒクヒクさせて、全然説得力ないですよ〜お二人のいやらしい姿を見て、ご自分も犯して欲しくてたまらないんでしょう?」  
「やめて…言わないでぇ…」  
「それじゃ、別の方に愛して頂きますか?撥春さんや燈路さんに代わってもらってもいいですし…」  
 
そう言った瞬間「そんなのダメェ!」と言う声が同時に3つあがる。  
声の主はリンと杞紗と…楽羅だった。  
 
「ダメ…そんなのイヤァ…夾ちゃんじゃなきゃイヤ!他の男の人なんか、絶対ヤダぁ!」  
透君の手引きで他人にバージンアヌスを犯される恐怖から、楽羅は今まで必死に抑えていた本心をさらけ出す。  
 
「はい、よく言えました♪それじゃ、ご褒美です♪」  
そう言うと透君は最後まで閉ざされていた扉を開ける。そこには両手を縛られた夾の姿があった…  
 
「きょ、夾ちゃん…」  
自分の痴態を見られた恥かしさより、諦めたはずの夾への思いの強さに声を失う楽羅。  
その夾は今までの行為を全て見せられていたらしく、何も言えないまま必死に楽羅から顔を背けようとする。だがそこに映った光景はリンと初春・杞紗と燈路の濃厚なアナルセックスであり、いたたまれなくなって再び全裸の楽羅を見据える。  
 
(見られてる…私のイヤらしい姿、夾ちゃんに見られている…)  
今でも大好きな夾、必死に忘れようとしていた夾。しかし改めて自分の痴態を見られ、夾への想いが再び抑えられなくなってくる。  
 
(と、透君のイジワル…夾ちゃんの事、やっと諦めつきかけてたのに…)  
そんな楽羅の気持ちを察してか無視してか、透君は何故か楽羅を手術台に固定していたロープをナイフで切り取り、夾の目の前に楽羅を抱きかかえて運ぶ  
「…!!透君!?」  
 
「他の人じゃヤなんでしょう?でしたら…自分で夾さんを誘って下さい。楽羅さんのお尻の魅力を伝えられたらきっと夾さんも愛してくださるでしょう」  
「そんなの…」  
「依鈴さんや杞紗さんがうらやましくないんですか?」  
 
夾へのアピールこそいつもしていたとはいえ、直接的な肉体関係などなく、まして自分から男を誘うすべなど楽羅は全く知らない。  
しかし正直、目の前の2人のアナルセックスを見て、ガマンできなくなっていた。  
 
「きょ、夾ちゃん…私のイヤらしい所、見て…」両手・両足を縛られた不自由な身のまま、  
うつぶせの状態でお尻を持ち上げ、ゆっくりとお尻をくねらせる楽羅。  
徐々に自分自身でも気分が出てきた事が判る。  
 
「楽羅…」  
「きょ、夾ちゃん…好きじゃなくてもいい…ただのオモチャで構わないから…私のお尻、オンナにしてぇ…夾ちゃん以外の人に犯されるなんて…絶対イヤなの…」  
 
まじまじと楽羅の引き締まったお尻を見つめる夾。その様子を見て、夾を縛っていた縄を解き、「ほら、楽羅さんをメチャメチャに犯してあげて下さい」とささやく透君。  
 
「楽羅…お尻のバージンは…貰うからな」  
確かめるように呟き、楽羅のアヌスに挿入する夾。そのモノは巨大な他2人のモノより更に凄まじい太さだった。  
 
「入ってる…夾ちゃんのが私の中に…おっきい、すっごくおっきい…」  
散々透君によって開発された柔らかい楽羅のアヌスですら、若干の痛みを伴うほど巨大な夾のモノに貫かれ、驚愕する楽羅。しかし不思議と幸せな気持ちも溢れてくる。  
 
「勘違いすんなよ…これは…遊びなんだからな…お前がそんな風に誘うから…クッ!お前の事好きになったわけじゃ…!!」  
必死に悪態をつきながらも、楽羅のアヌスの締め付けに夾も驚いているようだ。  
照れくささもあるのか、撥春や燈路と違い、容赦無く激しくアヌスを突いてくる。  
 
「…いい…今は遊びでもいい…もっと、もっと激しくしてぇ」  
本当は好きと言って欲しい、優しく愛して欲しい。だが今はこの快感だけでも満足しようと思う楽羅だった。  
 
やがて絶頂に達しかけたのか、叫ぶ夾  
「!!楽羅…絞めろ!」  
その声に、必死にアヌスを自らすぼめる楽羅。信じられない程の締め付けが夾の男性自身に襲い掛かる。そして熱い精液が楽羅の腸壁を叩く。  
 
「出てる…夾ちゃんのが…私のお尻の中に…いっぱい…」  
その勢いに楽羅も昇天する。アヌスの無意識の締め付けに、連続で精液が放出される。  
しかし夾のモノもまた、一度や二度の放出で許してくれるような優しいモノではなかった。  
 
「ウフフ…素敵な眺めです♪依鈴さん、杞紗さん、それに楽羅さんも。草摩の女の子達3人ともお尻の快感に目覚めさせる事が出来ました♪」  
3組のアナルセックスを見ながら、満足げな顔で話す透君。  
恥かしすぎる言葉を言われながらも、アナルセックスの快感が3人に何も言い返せなくさせてしまう。  
その間も3人の直腸には精液が何度も放出され、何度も昇天させられ続ける。  
 
「私は本当に幸せです♪草摩の女の子達がみんな、お尻を犯されて気持ち良さそうにしてる所を見れるなんて♪草摩の女性はお尻がイヤらしいんですね♪」  
「い、イヤァ…言わないでお姉ちゃん…」  
口に出して言われると改めて自分のしている行為の恥かしさを思い出さされる。  
それでもこの快感を捨てる事は杞紗には到底出来なかった。  
 
3組のカップルがアナルセックスを終えた頃、女の子達の直腸の中は愛する男達の精液で一杯に満たされていた。  
一人一人のアヌスから男性自身が抜かれるとすぐに、細いアヌスストッパーを埋めに掛かる透君。それまで相当太いモノに貫かれていた3人のアヌスはすぐに小さくすぼまってゆき、コポっという音を出しながらアヌスストッパーを受け入れてしまう。  
 
「と、透君何を…?」  
「夾さん、燈路さん、撥春さんからそれぞれ受け取った大切な愛の印です…一滴たりともこぼしてはいけませんよ…3人のお尻がきちんと吸収するまで埋め込んで置いてくださいね♪」  
 
「く…フゥン…」  
細い棒状のストッパーの感覚を感じて悶えつつも、3人の心の中にも「一滴も出したくない」感情が湧いていた…  
 
それとは別に夾達に「草摩楽羅専用」「草摩杞紗専用」「草摩依鈴専用」と書かれた巨大なポンプ式の浣腸器と大量のグリセリン原液の瓶を箱詰めにして渡す。  
 
「毎日必ず皆さんの手で女の子達に3000ccは浣腸してあげて下さいね♪絶対に現役のまま入れてあげるんですよ。お尻を愛するのはその後ですからね♪」  
透君のとんでもない命令に神妙な表情でうなずく撥春と燈路。夾は居心地悪そうに横を向くが、浣腸器と浣腸液はしっかりと受け取っていた  
 
(そんな…毎日浣腸なんて…ツライ…でも、でもどうせ浣腸されるんなら夾ちゃんにしてもらった方が…)  
浣腸の恐怖に怯えつつも、それが愛する男にしてもらえるならと卑猥な感情を起す楽羅。それは杞紗や依鈴も同じだった。  
 
「これで3人とも正真正銘お尻で愛してもらえますね♪」そう話す透君。  
こうして透君のトンデモないイタズラによって、草摩十二支の女の子3人、楽羅・杞紗・依鈴の3人全てがアナルの快感を植え付けられたのだった…  
 
             了  
 

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