外は雨。  
ボーっと考え事をする。  
 
――やっぱり・・・アイツは本田さんのことを・・・  
   本田さんも同じかな・・・  
 
どうしようもない気持ちが、溢れる。苦しい。  
 
「由希くん、どうされたのですか・・・?」  
「――どうもしないよ。何でもないんだ。」  
「・・・モヤモヤしていることがあれば、私にぶつけてくださいねっ・・・!」  
 
彼女はそう言うと、少し心配そうにこっちを見ながら、静かに台所へと消えた。  
モヤモヤならあるけど、言えない。言えるはずない。  
本田さんはアイツが好きなの?なんて聞けない。  
答えを聞くのが怖いんだ。  
 
 
 
そっと台所へ入った。彼女は夕食の準備中だった。  
規則的な音の中、彼女をずっと見つめてみる。  
――抱きしめたい。  
そんなことはいつも思ってはいるのだが、あえて我慢していた。  
だが、今日は少し違った。  
モヤモヤとした、この想い。そして、雨の音が俺を掻き立てたんだ。  
 
「―――えっ?!ゆゆゆゆゆゆきくん?!」  
「ちょっとこうさせて・・・お願いだから・・・」  
「でっですがっ!少し恥ずかしいといいますかそのっ・・・」  
 
やっぱり可愛い。もう止まれないかもしれない。  
慌てふためく彼女の首筋に――思わずキスした。  
 
「ひぇっ・・・!」  
「本田さんが・・・アイツを好きなのは解ってるんだ。どうしようもない。  
 けどやっぱり俺だって・・・!  
 好きで好きで堪らないんだ・・・!」  
目を丸くさせている彼女を前に向かせ、その唇に触れる。  
あっけに取られている彼女の唇の、その中を弄るのは簡単なことだった。  
「んっ・・!んむぅ。。」  
彼女の手に力が入る。引き離そうとしているのだろうか。  
そんなことはお構い無しに、彼女の口内を犯す。  
「んんっ!!うん・・・むぅっ・・・」  
 
既に理性など吹っ飛んでいた。  
 
口内を犯しながら、そっと彼女の胸に触れる。  
その先のほうを少しつまんでみた。  
 
「ふぁっ・・・んっ・・・」  
 
思わずあげてしまっただろうその声も、とても愛しいんだ。  
 
そのまま先の方をつまみながら、段々と胸全体を大きく揉んでいく。  
声が大きくなっている気もするが、お構いなしに触り続ける。  
 
「ゆきくっ・・・やめ・・て・・・んあっ!」  
「・・・アイツならいいの?!アイツなら・・・」  
「ちがっ・・そうじゃなくて・・・?!そこはダメです・・!」  
 
ついカっとなって、彼女の秘部に触れた。  
・・・こんなに濡れてる?  
 
「わ・・・私はっ・・ゆきくんが好きなのですよっ・・・ふぁぁ・・」  
「え?」  
「ゆきくんが・・・好き・・なのですっ!」  
 
思いもしていなかった出来事である。  
ビックリしたと同時に、顔が緩んでいくのがわかった。  
 
それと同時に、指がスムーズに動いてくる。  
彼女のソコは、くちゅくちゅといやらしい音をたてる。  
 
「あっあっああっ!!ゆきく・・・きもちい・・ふあぁぁっ・・」」  
 
 

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