本田透は草摩綾女の店に来ていた。綾女から電話がかかってきたからである。
「やあ、透くん!実は折り入って君に頼みたいことがあるのだよ!なになに簡単なことさ!
ただ、由希や夾には内緒でひとりで来てくれたまえ!では頼んだよ!」
・・綾女さんのお願いとは何なのでしょう・・。透は店のソファに一人座り考えていた。
そういえば、店にいるはずの美音の姿もない。
そのとき、綾女が紅茶のカップを載せたお盆を持って現れた。
「透くん、待たせてしまったね。」
「いいえ!・・でもあの、頼みたいことって何なのでしょうか?」
「まあまあ、とりあえずはこのハーブティでも飲みたまえ」
薔薇が描かれたカップには琥珀色の液体が入っている。
透は素直にそれに手を伸ばした。
「わあ・・!とてもいい香りがします!」
「そうだろうとも!喜びたまえ!ボクのお茶が飲めるのはごく限られた人間だけなのだからね!」
「ではいただきます。」
透は少しずつ紅茶を飲んだ。可愛らしい唇がすぼめられたり、白い喉元がこくりと動くのを
綾女はじいっと見ていた。
「美味しいです・・!」
「そうかい、そうだろうとも!」
「ところで由希は元気でやっているかい?」
「はい!とても元気でいらっしゃいますよ」
綾女さん・・由希くんのことが心配でいらしたのですね・・。
透は勝手にそう解釈し、由希の近況を話し始めた。
「そうかい!さずがボクの弟だね!」
一通り話し終わった頃、透はなぜか体のけだるさを感じていた。
体がだるく、顔が熱い。
「透くん、どうかしたのかい?顔が赤いよ。」
綾女は透に近づくと、彼女の顔に触れた。
「具合が悪いのかい?」
「・・いえ・・そうではないのですが・・」
「無理をしてはいけないよ。少し横になりたまえ」
綾女は透の肩をつかんで彼女の体を倒した。
「・・すみません・・ご迷惑をおかけして・・」
いったいどうしたというのだろう。体が熱い。内側から火照ってくるようだ。
「つらそうだね。服をゆるめたらどうだい?」
大丈夫です、と言いかけた透をさえぎるように綾女はブラウスのボタンに手をかけた。
「あ・・あの・・」
かまわずボタンをすべて外し、背中に手を回す。
「あ、綾女さ・・やっ・・」
綾女は黙って透に覆い被さった。爆発音と白煙とともに、透の裸の上半身には一匹の蛇が
出現していた。
蛇になった綾女は透の肢体を這いずり回った。冷たい爬虫類が体をつたう感触に透は
ぞくりと身をすくませた。
「綾女さん・・やめてください・・」
抵抗しようにも体が言うことをきかない。
柔らかい耳たぶに、白いうなじに、細い首にそして張りつめた乳房に容赦なく
蛇は這った。紅い舌がちろちろと動く。
「いやあ・・やめ・・てぇ・・」
再び白煙が上がった。人間に戻った綾女は透のスカートと下着も脱がしてしまう。
すっかり力が抜けてしまった透はただ、潤んだ瞳で綾女を見ることしかできない。
綾女は透の乳房を優しく揉みしだく。固くなったピンク色の突起を口に含んだ。
「あぅ・・」
綾女は口で乳房を愛撫しながら、手を透の秘所にのばした。
足を大きく開かせ、長い指を透の女の部分に入れる。
「あぁ・・ん」
そこが十分に濡れそぼっているのを確認すると、綾女は指を二本に増やして
出し入れを繰り返した。
ぐちゅ・・ぐちゅ・・厭らしい音が響く。
「あっ・・あっあっ・・はあぁん・・やぁっ・・ぁあ・・」
「いけない子だね。透君。こんなに溢れてしまっているよ。」
綾女は透の花弁を拡げた。隠されていた小さな蕾をあらわにし擦りあげる。
「あぁぁ!」
ビクっと透の体が跳ねる。
綾女は透の蕾を円を描くように擦りあげる。最初は優しく、少しずつ激しくしていく。
「はあっ・・・あっあっ・・あっ・・あっ・・綾女さ・・ん・・やあ・・だめで・・す」
「何がだめなんだい?こんなにぐちょぐちょではないか。」
さらに激しく透の膣内とクリトリスを攻める。
透の呼吸は荒く乱れ、大きな瞳は泣き出しそうに潤んでいる。
「はあっ・・ああっ・・あっあっ・・い・・やあぁぁぁぁぁ!」
透の体が弓なりに反れた。膣内の綾女の指がきつく締め付けられ、新たな蜜が大量にあふれ出す。
「透くん・・・イッてしまったのかい?」
透は涙を流しながら肩で大きく息をしていた。
「気持ち良かったのかい?まるでお漏らししたみたいにぐっしょり濡れてるよ」
透の体液で濡れた指を彼女に見せつける。