時はバレンタインデー  
杞紗はあの時から春を意識し続け遂に告白する決心をする。  
学校帰りの春を呼び止めチョコを渡し勇気を振り絞って告白。  
春チョコを受け取りにっこり微笑みながら「俺の家に遊びにくる?」  
夢心地の杞紗。告白してよかったと涙ぐみ春の部屋に。  
突然春豹変。杞紗を押し倒し、レイプ。  
杞紗泣き叫び抵抗するが犯される。  
「どうして……。」声に出すが春は答えてくれない。  
 
春が動きを止めた。  
杞紗は泣きじゃくる・・・春がとまったのを見て少しほっとした・・・  
そして・・いきなり春が、机の中から、何かを取り出す。  
それは、バイブだった・・・・  
杞紗は、立とうとした瞬間!  
押し倒された。杞紗はびっくりして、  
「きゃ!」声が出てしまった。  
いきなり春が、「動くなよ」といった。  
その瞬間バイブが、あそこにささる。  
杞紗「うう!・・・あん・・ハアハアん!」  
ズブズブ・・・なんども動く・・  
「気持ちいだろ?」春がしゃべる。  
杞紗は少し感じていた。  
杞紗のコリコリになった乳首を春が  
遊ぶ・・・  
 
ブラック春「…チッ。ガキがいっちょまえに感じやがって!」  
突如春は杞紗の湿り気を帯びた幼い割れ目から手を離した。  
杞紗「ハァハァ…ハァハァ…?」  
気分転換に杞紗の手作りチョコをついばむ春。  
ブラック春「…へぇ。コレ美味いじゃん。」  
(チョコが…春くんのチョコが…)  
杞紗「か、返して…っ。」  
ブラック春「なんだよ。俺にくれたチョコだろ?」  
杞紗「ち、違うもん…春くんにあげたんだもん。あなたじゃないもん…。」  
ブラック春「うるせーな!!そんなに返してほしけりゃ返してやるよ!!」  
そう言うと春は杞紗を押し倒しバイブで熱を持った杞紗の膣にチョコを押し込んだ。  
杞紗「嫌あぁぁァァ!!」  
遂に大声をあげて泣き叫ぶ杞紗。  
ブラック春「この俺を怒らせやがって!!後悔させてやるよ!!!」  
 
そう言って更に幼い杞紗の膣へと、残りのチョコを数を数えながら押し込み始める。  
「二つ目!」「ひうんっ」「三つ目!」「きゃふっ」  
やがて膣内はチョコで満たされる。  
「どうだうまいかよ?自分のお手製のチョコの味はよ」吐き捨てる様に言うブラック春。  
チョコが杞紗の膣壁の温度で溶け始め、トロトロと流れ出してくる。  
「うっ、うううっ」ブラック春の酷い仕打ちに杞紗は小さな身体を震わせすすり泣きを始めた。  
「まだ足りねえ、みてえだな」そういうと、ブラック春は転がり落ちている  
バイブを拾い、ニャリと笑った・・・  
 
杞紗「どう……して…。」  
少女は嗚咽の声をもらしながら何度も同じつぶやきを繰り返していた。  
少年はそんな少女を一瞥すると嘲笑いながら答えた。  
ブラック春「ヴァ〜〜カ。誰がてめぇみたいな小便臭い小娘と付き合うかよ。」  
(嘘…)  
ブラック春「だいたい俺には彼女がいんだよ。てめぇとは比べ物にならねぇいい女だぜ。」  
(うそ…)  
ブラック春「だいたいてめぇと俺と釣り合うとでも思ってんのか?」  
(ウソダヨ…)  
少女は少年が好きだった。  
家出した自分を見付けて、叱って、抱きしめてくれた少年が大好きだった。  
学校でいじめられても、いやなことがあっても少年がいたから頑張れた。  
大切な友達も何人もできた。少年が勇気をくれたからだ。  
少女は目の前が真っ暗になるような錯覚を再び覚えた。  
ブラック春「でもまぁ精液便所くらいにゃ使ってやるよ。ありがたく思えや。」  
少年の声はもはや少女には届かなかった。  
ただ1秒でも早くこの地獄のような時間が過ぎ去るのを願うしかなかった。  
 
『バタン』・・・・春が部屋から出て行く・・・  
そして何分かたった・・・・杞紗は歩けるぐらいに回復した  
涙もかすれかすれ出てくる・・立ち上がると、  
ズボン、パンツ、下着。脱がされたものをとる・・  
パンツに白いものを見るたびに、杞紗は泣きじゃくる。  
そして、はきおえた。  
赤くはれた目をこすりながら、杞紗は、こっそり春の家からでる。  
春は外出中らしく、家にはいなかった。  
杞紗「まだ・・・出てくる・・ナミダ・・ぐすっ」  
赤くはれた目・・・何度もこする・・・何度も・・・  
杞紗(・・どうしよう・・このまま帰るのもな・・・・たすけておねえちゃん・・)  
杞紗はそう思った。  
スキな人に犯されて、信じた人に襲われて、身近な人にやられた・・・  
何度も思い出すたびに、枯れたナミダが出てくる・・・  
杞紗「おねえちゃん・・・うう・・たすけてよお・・苦しいよ・・痛いよ・・」  
死ぬほどつらかった・・・  
杞紗「・・・!?」  
聞きなれた声が聞こえる。  
杞紗「この声は・・・おねえちゃん!」  
声の聞こえるほうに行った。  
杞紗「お姉ちゃん!!!」  
透「あれ!?杞紗ちゃん!どうしたのですか!こんなところで!」  
杞紗安心したのか、座り込んだ。  
杞紗「うう・・・会いたかった・・」  
透「ええ!!どうしたのですか!?わたしですか!?ご・・ごめんなさい!!  
それともいじめですか!?ああ!!」  
透が混乱する。  
杞紗がそれをみて、なきながら笑った。  
杞紗「・・ぷ・・あははは・」  
透がおちついた。  
透「あれ?杞紗ちゃんその首にあるあざなんですか?」  
これは・・・  
 
杞紗「え…?ぁ……これは……。」  
杞紗は先ほどの出来事を思い出し涙ぐんだ。  
(言えない…お姉ちゃんでも…こんな…こと…)  
杞紗が黙ったまま泣いてると透はそれ以上何も言わず杞紗を優しく抱きしめた。  
それだけで十分だった。ただそれだけで杞紗は母親に抱かれてるような安心感を得た。  
透はなおすすり泣きを続ける杞紗をあやしながら紫呉邸に連れてきた。  
杞紗は透の膝の上で泣き続けた。自分でも驚く位涙はなかなか止まらなかった。  
杞紗「………お姉ちゃん…ありがとう…もう…だいじょうぶ…。」  
透「…そうですか…。」  
杞紗「お姉ちゃん…今日はバイトでしょ…?私、本当に…だいじょうぶ…だから…。」  
杞紗が透を気遣ってることに気付いた透はゆっくりと頷いた。  
透「解りました…杞紗さんはもう暫くここで休んでいって下さいね。」  
杞紗は透を送っていきたいと思ったが透も自分を気遣ってくれていると解り頷いた。  
 
透が出かけた後杞紗は急な孤独感に襲われた。  
じっとしていると余計なことを考えてしまいそうで急いでテレビをつけた。  
知らない恋愛ドラマを興味もなしにみていると紫呉が部屋に入ってきた。  
杞紗「あ…しぐれのおじちゃん…おじゃましてま…!!」  
突然紫呉は杞紗を押し倒した。  
突然の出来事と春に押し倒されたショックが甦り杞紗は悲鳴すら上げることができなかった。  
紫呉「さっちゃん…今日せっくすしたでしょ?」  
杞紗「……ぁ…ぁ…。」  
紫呉「隠しても分かるんだよ…おじちゃん、すごく鼻がいいんだから。  
   さっちゃんの身体から精液の臭いがするよ。…ねぇ、おじちゃんとも同じことしようよ。」  
そう言うと紫呉は杞紗の身体に指を這わせた。  
杞紗は恐怖のあまり抵抗もできなかった。  
テレビからは幸せそうな笑い声が流れていた。  
 
「ゃ……だ、め」  
紫呉に押し倒されつつも、恐怖のためか体を動かすことすら出来ない杞紗。  
「さっちゃんはいい香りがするね。男が好きだって、体から匂いがするよ」  
指先が杞紗の秘所を狙う。  
「い……ゃ……」  
だがしかし、紫呉の後頭部が勢いよくハタかれた。  
「先生ぇ。原稿も書かずにこんなところで幼女相手に何をやってるんですかぁ」  
担当のみっちゃんであった。  
「んー。原稿ねえ、原稿」  
「どうなんですかっ!」  
「できてるけど」  
「それならっ……」  
紫呉は唇の端を浮かせて、品のない笑みを浮かべる。  
「原稿がほしかったら、いつものを。わかるね」  
「ま、またですかぁ」  
みっちゃんの顔は泣き崩れながらも、どこか嬉しそうですらある。  
スーツ姿の編集が、作家の着ている和服の裾を割った。  
そっと手を伸ばし肉棒を口に咥える。その様子を杞紗は硬直したままみつめる。  
「さっちゃん。いい子だから、みっちゃんのお手伝いをしてみるかい」  
そう言った紫呉の視線は、杞紗の背筋を震わせるものであった。  
「みっちゃんはね、虐められるのが大好きなんだ」  
「ほんふぁことふぁひふぁへぇん」(訳:そんなことありません)  
「お口にものを入れながらしゃべらない。あー、でも気持ちいいからご褒美」  
「ひぅ!」  
紫呉がみっちゃんの尻を軽く叩いた。  
「さぁ、さっちゃんもいっしょに……」  
紫呉の手が、ゆっくりと差し伸べられる。  
杞紗は……、  
 
杞紗が怯えていると、何者かが居間の障子を開いた。  
(お姉ちゃんが、戻って……)  
そこに、杞紗が望んでいた人物はいなかった。  
「居間で何をやってんだよ」  
「おや。お帰り、夾くん」  
オレンジ頭の草摩夾は、いつものごとく怖い眼で杞紗を射る。  
「なんでこんなところにいるんだよ、チビ」  
「あ……」  
「夾くん。さっちゃんは、えっちなことがしたいんだって」  
紫呉がにこやかに言った。  
すると、夾は残忍そうに瞳を細める。  
「そうかい。前からこのチビは気に入らなかったんだ……」  
「ひ……きゃ、やっ!」  
押し倒されて服を裂かれても、杞紗は抵抗できなかった。  
夾の手が乱暴に動く。指先で乳首を摘まれ、杞紗が身悶えする。  
「ぃ……ゃ……」  
「何を言ってやがるんだよ。こんなになってるじゃねえか」  
「くふっ……」  
秘裂に突き込まれる指は無骨で、杞紗の呻きを呼ぶ。  
細く絶えそうな息をもらして少女は嘆く。  
(お姉ちゃん、助けて……)  
そこで乱入、本田透。  
「そこまでですっ!」  
「お姉ちゃん!」  
透の乱入でゴングが鳴ったぁーっ!  
「なんでおまえが……」  
「たぁーっ!」  
「ぐわーっ!」  
白光散らす魔術の膝! 本田透のシャイニングウィザァァァァードォッ!  
「草摩夾は額を割られた模様です。これはどうですか、解説のマサさん」  
「あらゆる敬語から狙ってますね」  
居間のテレビが妙な解説をしたところで、杞紗はやっと目を覚ました。  
「え……? 夢、だったの……」  
そりゃまあ、そうだ。  
 
   ガラ  
夾「なんだ、来てたのか?チビ。」  
杞紗「…!!」(ビクッ)  
夾「なんだよ…。何もしやしねーよ。」  
杞紗「あ、あれ…?」(キョロキョロ)  
夾「…透か?買い物に行くって言ってたからじきに帰ってくるだろ。」  
杞紗「あ、あの…。今日は…何日…?」  
夾「ん?寝ぼけてんのか?2月13日だろ。」  
杞紗「2月…13日?」  
  ガラガラ  
透「ただ今帰りましたです、杞紗さんっ。  
  さぁバレンタインデーのチョコを作りましょう!」  
杞紗「ぁ…う、うん…。」  
透「…撥春さん受け取ってくれるといいですね…っ。」(コソ)  
杞紗「え…?あ…うん…!」(ニコッ)  
 

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