事の起こりは小さなクエストに挑戦している最中に起こった。  
毎度の事ながら罠に掛かってしまいパステル一人だけ飛ばされてしまったのだ。  
しかしそこで待ち受けていたのはモンスターではなかった。  
いや、モンスターの方が良かったのかも知れない・・・  
 
どすんっ!  
「いたたたた・・・」  
あ〜ん。またやっちゃったよ。とにかくみんなの所に戻らなくっちゃ。  
痛むお尻を擦りながら立ち上がるといきなり後ろから声をかけられた。  
「よう。お譲ちゃん。罠に掛かっちまったのかい?」  
見るとポタカンの明かりに照らされて男の人がいた。  
どうやら冒険者のようだ。  
「あ、はい」  
「そりゃ難儀だったなぁ」  
「あの、あなたも・・・ですか?」  
「そーなんだよ。って自慢にならねぇけどな」  
人の良さそうな顔で笑いかけられた。  
自分だけじゃないとわかるとちょっとホッとする。  
だって暗闇の中で一人ってほんとーに心細いんだ。  
「ここは一定の時間にならないと罠が作動しねぇんだ。それもお一人様限定って奴でな」  
「え?じゃあ・・・」  
「安心しな、こっちに抜け穴を見つけたから来るといいぜ」  
「助かりました!ありがとうございます」  
「ほらここに隠しボタンがあるだろ?」  
そう言われて覗き込むけど真っ暗で何にも見えない。  
「え?どこですか?」  
「ほら、ここだよ」  
よく見ようと壁に顔を寄せたその時だった。  
背後から口に湿った布を当てられた。  
「んっ!?」  
「わりぃなお譲ちゃん。恨むんならお仲間を恨みな」  
ぐらりと身体が沈む。そして徐々に意識が遠のいていった・・・  
 
気がつくと手首を縛られ、やっと爪先立ち出来るような格好で吊るされていた。  
「気がついたかお譲ちゃん」  
男はにやにやと笑いながら、これ見よがしにナイフをひらひらとさせている。  
薬を使われた為か意識が朦朧としてる・・・  
なんでこんな事になってるのか・・・  
「あんたのお仲間には随分と世話になったからなぁ。お返しさせて貰うよ」  
そう言いながら男は喉元にナイフを突き付けた。冷たい・・・もしかしてわたし殺されるの!?  
一気に血の気が引いた。夢じゃない、これは現実!?  
痛みを覚悟して目をきつく瞑った。  
でも訪れたのは痛みではなく布を引き裂く感触だった。  
男が切り裂いたのは身体ではなく布・・・  
でも安心なんか出来ない。恐怖のため身体がガタガタと震えて止まらない。  
叫びたいのに声がでない。  
身を捩って逃れようとしても吊るされていて逃れることは叶わない。  
男は楽しそうに服を裂いてゆく・・・  
やがて一枚も残さず全ての衣服を剥ぎ取られてしまった。  
男は舐めるように裸になった身体を見る。  
羞恥より恐怖で身体が竦む。  
「へぇー?小振りだけど良い乳してやがるんだな。・・・楽しませてもらうぜ」  
男はにやにや笑いながら露になった胸を鷲づかみにし、突起に舌を絡めてきた。  
「いやっ!やめてーーー!!」  
ぞわりと体中に悪寒が走る。いやっ!気持ち悪い!!  
叫んでも男は止めない。  
止めるどころか、わざと羞恥を煽るようにぴちゃぴちゃと音をたてて舐めまわす。  
舌先で突起を軽く舐めたかと思うと強く押したり乳輪をなぞったり。  
次第に胸の突起が熱を持ったようにジンジンとし始めてくる。  
気持ち悪いのに・・・嫌なのに・・・身体は心を裏切る。  
 
「・・・んっ・・・」  
「ほぉ・・・硬くなってきてるじゃねぇか。気持ちいいのか?」  
気を良くした男は胸を捏ねるように揉みながら硬くなった突起に歯を立てた。  
「いたっ!」  
「痛いじゃねぇだろ。気持ちいいじゃねぇのか?」  
そう言いながら片方の乳首を執拗に舐め回し、開いた片方の乳首を抓んだり引っ張ったりしていた。  
「・・・お願い・・・やめて・・・」  
涙交じりの声で哀願しても男の手は休むことをしない。  
むしろ嫌がれば嫌がるほど男の鼻息は荒くなっていった。  
もう・・・だめ・・・そう半ば諦め始めた時。  
「よぉ。そろそろこっちにも回してくんねぇか?」  
見ると暗闇から2人の男たちが現れた。  
「へへっ手荒なことはしたくねえからな。抵抗すんじゃねぇぞ」  
背中に舌を這わせられる。逃げようと背を反らせると胸にむしゃぶりつかれた。  
体中を這う3つの舌と6本の手。  
そのうちの1本が一番敏感な場所を探り当てた。  
「あれぇ?お譲ちゃんお漏らししてるね。ほら汁が垂れてるよ」  
指を潜り込ませながらくちゅくちゅと掻き回す。  
「・・・いやっ・・・んっ・・・」  
「いやだぁ?こっちのお口は喜んでるぜ」  
ほらほらと羞恥心を煽るようにわざと音をたてて指を動かす。  
とろとろと中から蜜が溢れてくる。  
嫌なのに、気持ち悪いのに、自分の身体なのに出てくる反応は男たちを喜ばせるものだった。  
 
「どれ、お味はどんなもんかね?」  
腿に手を這わせながら一番敏感な所を舐めあげられた。  
「あっ・・・ん・・・っ・・・」  
ビクッと身体が仰け反る。  
「お?感じてるじゃねえか。けっこう淫乱なんだな」  
「・・・んっ・・・や・・ぁ・・・」  
男は割れ目を指で広げながらクリトリスを剥き出しにした。  
その一番敏感な場所を舌で突いたり、吸い付いたり。  
・・・違う、感じてなんか・・・ない。  
頭を振って痺れる様な感覚を逃そうとしたけど  
痺れるような感覚は身体から出て行ってはくれなかった。  
 
男たちは散々身体を弄んていたが、自分のモノを入れようとはしなかった。  
布越しでもはっきりと形が解るほど勃起しているのに・・・  
もしかしたら最後まではしないのかもしれないと一縷の望みを持ったその時、  
「そろそろお客さんが来る頃だな。仕上げといくか」  
そう言って一人の男が赤黒く怒張したモノをズボンから引きずり出した。  
「お譲ちゃん、暴れるんじゃねぇよ。でないとナイフが刺さっちゃうからなぁ」  
吊るされたまま背後から腰を抱えられ、割れ目に怒張したものを当てられる。  
恐怖で喉が凍りついたとき・・・  
どすんっ!何かが落ちた音。  
「いててててっ」  
 
暗闇で姿は見えなかったけれどその声はまぎれも無くトラップの声。  
「・・・と、トラップ?」  
「ん?パステルか?ったく毎度毎度同じことしやがって」  
声が段々と近づいてきた。『助けて!』と声を出したいのに肝心な所で出てこない。  
「ポタカン持ってねぇのか?こう真っ暗じゃなんも見えねぇ・・・」  
トラップの言葉を待っていた様に傍の男が灯りを付けた。  
「よぉ、小僧」  
「ん?誰だてめぇ」  
男のただならない態度にトラップが足を止める。  
「この間は世話になったな。お礼がしてぇんだけどよ、こんなもん用意させてもらったぜ」  
そう言ってわたしの姿を灯りで晒した。  
「さぁ、受けとんな!!」  
それを合図に割れ目にあてがわれていたモノを一気に突きたてられた。  
「いやぁぁぁぁぁぁ!!」  
「パステル!!」  
「動くんじゃねぇぞ小僧!動けばお譲ちゃんの命が無くなっちまうからな」  
男は鼻息を荒くしながら何度も突き立てる。  
「・・・いやぁ・・・やっ・・・」  
「・・・んっ・・・な、なかなか・・・いい締り・・してやがる」  
「お譲ちゃんはお前より俺達の方が良い様だぜ?あそこがぐちょぐちょ言ってやがる」  
「あぁっ・・・い、いやっ・・・お願い・・・み・・ないで・・」  
見ていられないというように目を逸らしたトラップ。  
「小僧!!目を逸らすんじゃねぇ。よーっく見ておくんだな。はーっはっはっは!」  
勝ち誇ったように男の笑い声がこだました。  
 
「さて、次はお前の番だ。たっぷりお礼をさせて貰うぜ」  
「わかってると思うが抵抗なんかするんじゃねーぞ。」  
わたしの目に黙って殴られているトラップの姿が映った。  
いつもは黙ってやられたりしないのに・・・ドジ踏んでごめんね。トラップ・・・  
 
それからわたしは代わる代わる男たちのモノを受け入れさせられ、  
トラップは立ち上がることも出来ないほど痛めつけられた。  
「これに懲りたら生意気な態度を改めるんだな」  
そう高笑いしながらダンジョンから消えていった。  
 
残されたのは男たちの放ったもので汚れたわたしと傷ついたトラップ。  
・・・何が起こったのか理解出来なかった。  
理解したくなんかなかった。  
放心状態のわたしをトラップは何も言わずきつく抱きしめた。  
咄嗟に悪寒が走る。相手はトラップだというのにさっきの男たちとオーバーラップする。  
「いやっ!やぁぁぁぁぁぁ!!」  
腕から逃れようと必死で暴れるのにも構わず抱きしめる腕を緩めない。  
そしてガタガタと震える身体を落ち着くまで抱きしめてくれていた。  
 
震える身体をトラップは何も言わずただ黙って抱きしめてくれていた。  
どのくらいそうしていたんだろう・・・  
「・・・・・・すまねえ・・・」  
ポツリと呟いたトラップの声。  
顔は見えない。でもその声は震えていて・・・とても苦しそうで・・・身を引き裂かれそうだった。  
止まっていた涙が嗚咽と共に溢れ出す。  
「・・・こ、怖かったの・・・」  
「ああ・・・」  
「い、嫌って・・・やめてって・・・」  
「・・・ああ」  
「・・・なんっ何度もっっ!!」  
「もういいっ!何も言うな!・・・何も無かった。いいか、おめえは何もされてねえ!!」  
突然の台詞にトラップが何を言ってるのか、何を言いたいのか解らなかった。  
と同時にトラップへの怒りが込み上げてくる。  
何も無かった事にしたいの?責任逃れ?・・・今更?  
「・・・何を言ってるの?見たでしょう?見たんでしょう!わたしがっ・・・」  
『男たちに犯されていたのを!』  
そう言葉を続けるのを手で遮られた。  
「違う!・・・いいや違わねぇ。おめえを抱いたのは俺だ!」  
「・・・・・・・・・・・はぁ?」  
この時素っ頓狂な声を出したわたしを誰が責められるだろう。  
責められないでしょう?そーでしょ!?  
いったいどれをそーしたらそーなるって言うの?  
「な、何言ってるのトラップ?」  
「だぁら、おめえの事を抱いたのは俺だって言ってんだよ」  
「・・・何ふざけた事言ってるのよ!」  
あまりの馬鹿馬鹿しい言動に思わず手を振り上げた。  
 
−パシッ!−  
避けようと思えば幾らでもできたのにトラップは避けなかった。  
敢えて罰を受けるように・・・  
なぜかそんな態度に無性に腹が立つ。  
もう一度ひっぱたこうとした時、その手をトラップが掴んで引き寄せ・・・抱きしめられた。  
逃れようと夢中で足掻くけど、わたしを抱きしめる手を緩めようとはしない。  
そしてそっと耳元に唇を寄せて囁いた。  
「おめえの身体に痕を付けたのは・・・俺。」  
そう言いながら首筋に唇をつける。  
えっ?  
「・・・この痕を付けたのも・・・俺。」  
舌を這わせながら首筋から鎖骨に唇が降りてくる。  
な、なに?なにしてるの?  
「・・・この痕も・・・俺だ。」  
更に胸元へ唇が降りてきてチュッと音をたてる。  
「それから・・・」  
トラップは優しく胸の頂にある突起を口に含んだ。  
瞬間体中に悪寒が走る。さっきの恐ろしい記憶が蘇ってきて身体がガタガタと震えだしてきた。  
恐怖で涙が出てくる・・・いや・・・いやっ・・・いやっ!  
「・・・パステル。おめえを抱いてるのは俺だ」  
目を開くと目の前にはトラップの真剣な顔。  
いつもの人を小馬鹿にしたような目じゃなくって大人の目。  
その目がふっと優しく笑い、唇が再び胸の突起へと戻ってきた。  
まるで赤ちゃんがお母さんのおっぱいに吸い付くようにクチュクチュッと。  
もちろん赤ちゃんを産んだ経験なんて無いけど・・・何故だかそんな感じがした。  
それから空いた片方の胸へと手をそっと添えてマッサージでもするように優しく揉む。  
突起を擦るように転がす・・・  
 
トラップの細く長い指が恐怖ではなく快感を紡ぎだすように動いていく。  
優しく壊れ物でも扱っているように・・・  
背中を擦るようにトラップの指が這っていくと身体が自然と仰け反る。  
もっと胸を愛撫して欲しいと言ってるように胸を突き出す格好になる。  
トラップはくすりと笑って突起に軽く歯を立てた。  
「・・・あ・・んっ・・・」  
口から漏れたのは悲鳴ではなく喘ぎ・・・  
もうトラップはわかってるんだろう、わたしが恐怖ではなく快感を感じ始めているのを・・・  
胸の先端が熱く痺れるような感覚を持ち始めているのを・・・  
「・・・トラップ・・・」  
「ん?」  
「お願い・・・」  
「・・・・・・」  
「忘れさせて・・・」  
「ばぁか、おめぇを抱いてるのは俺だぜ。忘れるんじゃねぇよ。」  
「・・・うん・・・だね」  
あくまでもそう言うトラップの優しさが嬉しかった。  
自然に唇が重なり合う。最初は啄むように・・・上唇にキス。下唇にキス。  
舌を絡めて深く・・・きつく・・・  
 
 

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