窓枠が微かにカタンと揺れた。  
 風が出てきたのかな。  
 わたしは読んでいた本から目をあげると、開けたままにしていたビロードのカーテンに顔を向けた。  
 上品な縁飾りの向こう側。さっきまで出ていた月が雲に陰り、かろうじて見えているのは広い庭に植わった木々のシルエットだけ。  
 
 わたしたちがドーマを離れる日が近づいていた。  
 もともとはクエストの途中でドーマを通るので、クレイの実家に立ち寄ったんだけどね。  
 自分の実家に行ってきたトラップが、どうやらそのクエストは既に攻略されちゃってるらしいって聞いてきたもんで。  
 そこですぐにシルバーリーブに帰っても良かったんだけど、ついつい勧められるままに滞在が長引いちゃって。  
 来週くらいには帰るかなぁって話してたとこなんだ。  
 だってね、クレイもトラップも久々の地元だし、ルーミィとシロちゃんはクレイのお母さんにすっかり懐いちゃって毎日一緒に寝る状態だし。  
 もちろんわたしたちも歓迎してもらえて、普段とは比べ物にならない美味しい食事に豪華なお部屋に宿賃はかからず……いやあのそれは置いといて。  
 
 わたしも、いつもなら絶対取れない、ひとりでゆっくり本を読める時間があるなんてすごく贅沢で嬉しい。  
 ここには大きな図書館もあるから、毎日借りに行くのが楽しみでしょうがないしね。  
 今読んでるこの本もあと少しで完結するけど、来週帰るなら次は短編にした方が良さそうだなぁ。  
 そんな思いをめぐらしていると、不意に控えめなノックの音がした。  
 誰だろう、こんな時間に。  
 ベッドサイドの時計は11時を指している。  
 
「はい?」  
 細く開いたドアの前にいたのはクレイ。  
 さすがにいつもの竹アーマーはつけてない長身のファイターが、なんとなく硬い表情でわたしを見下ろしていた。  
「クレイ? どうしたの?」  
「ちょっと……いいかな」  
「あ、うん。どうぞ」  
 体を半身ずらして部屋に招き入れる。  
 ひとつしかない椅子はわたしの荷物が陣取ってしまっているので、座れるのはベッドしかない。  
 ドアを閉めても所在なさげに立っていたクレイを促して座らせると、わたしも並んで腰を下ろす。  
 どうしたのかな、こんな時間に。  
 隣に座ってもなぜかこっちを見ないクレイの横顔を見上げていると、小さな声がぼそぼそと呟いた。  
「ちょっと……話したくてさ。この前のこと」  
「この前……って」  
 クレイの言葉で、頬にぽっと血が上るのがわかった。  
 この前って、あれだよね。間違いなく。  
 わたし、クレイに告白されたんだった。  
 そしてなんでそういう流れになったのかどうしてもわからないんだけど、アルテアとクレイと3人で、その……そういうことになっちゃって……  
 
 でもねでもね、どう考えても理解できないと思わない?  
 実はロンザ騎士団トップクラスの実力と人気を誇るアルテアに気に入られてて。  
 実はパーティの仲間だったクレイに好きだって思われてて。  
 その時点でも考えられない話だっていうのに、その2人とそんなことしちゃうなんてさぁ……そもそもわたし初めてだったんですけど。  
 正直なところ、何もかもわたしの理解の範疇を超えた出来事だったから、それ以上深く考えないようにしてたんだ。  
 幸いその翌日からアルテアは近衛隊のお仕事で数日ドーマを離れてるし、忙しそうなクレイと2人になることもなかったしね。  
 だって考えたって明確な答えなんか出ないよ! 出るもんか!  
 
「パステル?」  
 いけない。隣のクレイを完全にほっぽって考え事にふけっちゃってた。  
「ごめん、それでなんだっけ?」  
 すっとぼけたわたしの質問に苦笑したクレイ。  
「いや、どうしても……言っておきたくて。この前も言ったと思うけど」  
 こちらに向き直って咳払いひとつ。  
 黒曜石みたいな瞳。澄んだ眼差しがまっすぐわたしを見つめている。  
 
「俺、パステルのことが好きだから。ずっと好きだったから」  
 告白なんて、一度聞いたとはいえ、慣れるもんでもない。  
 どう答えていいのかわからず戸惑うわたしを見たクレイは、やさしく笑って首を横に振った。  
「今すぐどうしてくれって言ってるんじゃないよ。俺の気持ちをさ、改めて伝えておきたかったんだ。第一、この前唐突にそんなこと言われて困ってたんだろ?」  
 そりゃもう。  
 だって話がいきなりすぎて展開が飛びすぎてて、頭がついていかなかったんだもん。  
 小さく頷くと、クレイも呼応するように深く頷いた。笑顔を消して、はあぁっと重いため息ひとつ。  
「そりゃそうだよなあ。なんせアルテア兄さんまでパステルを……俺、そんなこと想定してなかった。正直どうあがいたって勝てる気がしない」  
 そんなところだけ自信持って言わなくても。  
 大きな手が黒髪をわしゃわしゃっとかきまわしている。  
「そりゃあのアルテア兄さんだよ。全力で迫られたらパステルだって無理だ。現に落ちてる」  
 なんか色々ひっかかる部分があったような気もするんだけど……  
 どうフォローすればいいものやら、いやそもそもわたしがフォローすべきなのだろうか。  
 
 不意にクレイが、何かを振り払うようにがばっと顔を上げた。  
「パステル、アルテア兄さんとつきあうのか?」  
「は!? いやそんな恐れ多い。恋愛対象としてなんて、考えたこともないよ」  
「先日のことがあっても? 俺の目から見ても兄さんは魅力的だと思うけど」  
「そりゃそうだけどね……確かにすごく素敵だけど」  
「それなら……いやいやなんで俺は斡旋してるんだ……そうじゃなくて、えーと」  
 あぁもう、綺麗な黒髪がぐっしゃぐしゃになっちゃってる。  
 
「少しは俺……希望持ってていいのかな」  
 真剣な眼差しが真正面からわたしを射抜いた。気圧されて目がそらせない。  
「俺のこと、嫌いじゃないよな?」  
 ずるい、それ聞くかなぁ。  
 この前もアルテアに同じこと聞かれたけど。嫌いなわけないでしょ、当たり前じゃない。  
 反射的にコクコクと頷くと、どことなく強張っていた表情が破顔一笑した。  
「ありがとう、パステル」  
 誘導尋問というかうまく乗せられたっていうか……なんかやはりあのお兄さんの弟と言うべきか……  
 でも、そのあんまり嬉しそうな表情に、こっちまで口元がほころんでしまう。  
 
 思えばわたし、こんなに真剣に人に好きになってもらったことあったかな。  
 それも、クレイに。  
 今までずっとリーダーとしてわたしたちを守ってくれていた、やさしいクレイに。  
 超絶美形のお兄さんを持って本人はコンプレックス化してるとはいえ、十二分にかっこいいクレイに。  
 真面目で礼儀正しくて剣の腕もあってマダムキラーで不幸で……あれ? 最後の方どこかおかしかった気がするけど……まあいいか。  
 ……なんか、言いたくなっちゃったな。言っちゃおうかな。  
 
「ありがとう」  
「何がだい?」  
 不思議そうなクレイの視線が照れくさくて、あさっての方向に一瞬目をそらす。  
「……好きになってくれて」  
 驚いたように目を見開いたクレイはしばらくその目を空中に泳がせていたけど、思い切ったように手を伸ばした。  
 力強い腕が、わたしをぐいと抱き寄せる。  
「きゃっ」  
 抗う間もなく厚い胸にぎゅうぎゅう押し付けられ、強く抱きしめられる。  
「うまく、言えないけど……本当に、本当に、本当に好きだ」  
 胸から直接響いてくる、呟くような低い声。  
 早いリズムを刻む心臓の鼓動が、布越しにわたしの耳に伝わってくる。  
 クレイはゆっくりと腕をほどくと、わたしの両肩を掴んだ。  
 まるで壊れ物に触れるみたいにそっと肩を包む大きな手に、自分が自分で思ってるより華奢なのかもしれない、って気づかされる。  
「キス、して……いいかな」  
 わたしの反応を窺うように顔を覗き込む。  
 気弱な問いかけ。  
 どう答えたらいいんだろう。クレイのことは好きだけど。  
 そういうことにもなっっちゃったけど恋人でもなくて、アルテアという人もいて。  
 
 暫しの逡巡。自分でもよくわからないけど、わたしは小さく頷いた。  
 
 大きな体を屈めて斜めに押し当てられる形のいい唇は、微かに震えていた気がする。  
 そっと触れてはまた離し、また触れる。  
 何度も触れるだけのキスを繰り返すうち、ためらいがちに舌が忍び込んできた。  
 おずおずと口の中を這っていたそれが、わたしの舌を探し出す。  
 そして何度も深く絡め合わされる舌と舌。  
 永遠に終わらない気がするキス。  
 もうどのくらいこうしていたのか、ふたりの唇と唾液の温度が交じり合い通じ合った頃、ようやくクレイは唇を離した。  
 思わず息をついてクレイの胸に頬を寄せる。ほっぺたが熱い。  
 喘ぐような声が囁いた。  
「パステル……君を……抱きたい」  
 一瞬耳を疑い端正な顔を思わず見直すけれど、クレイはそのままわたしを押し倒して胸元に顔を埋めた。  
 ごつい指がパジャマのボタンにかかる。  
「クレイ、クレイちょっとっ」  
 わたしの反論なんて完全に聞こえてないみたい。  
 でも、焦ってるのか緊張してるのかこういうことに慣れてないからなのか、スムーズにボタンを外すことができないらしいクレイの手。  
 引きちぎるような勢いで幾つかのボタンが飛ぶ、ぶちっていう音が聞こえた。  
「ごめん。俺……止められない」  
 最後の方はくぐもっててよく聞こえなかったけど。  
 のしかかる大きな体を押し返すこともできずされるがまま。というより、あえて抵抗しなかったというか。  
 どうしてだろう。情に絆される? ……ううん、それとは違う気がする。  
 わからないけど……クレイの真剣な眼差しと言葉は嘘じゃない、と思ったから。  
 
 クレイはこの前と比べ物にならないほど強引に、わたしの胸をまさぐった。  
「あ……ぁっ」  
 はだけた胸を揉みしだきながら強く乳首を吸い上げる。微かに痛みを覚えるほど。  
 クレイの手が性急にウエストのあたりに下りてきた。そのままパジャマの中へ入り込むと、おへその辺りで何かを探すように這い回る。  
 下着との境目を見つけたらしいごつい指は、少しゴムの部分に関節をひっかからせながら這いこむと茂みに触れた。  
 途端、さっきとは打って変わっておずおずとした動きになる。  
 そっか、クレイにここをさわられるのって、初めてなんだ。  
 
 閉じた秘部の上を、合わせ目をなぞるようにゆっくりと擦る。  
 乾いた感触がくすぐったいけれど、何度も繰り返し滑る指に、段々とその部分が熱っぽくなってくる。  
 クレイが指にわずかに力を込めたのか、指がほんの少し、合わさる襞の間にぬぷっと押し込まれた。  
「ぁん」  
 唇を噛んでこらえていた声をついこぼしてしまうと、指を止めて胸元に伏せていた顔をあげたクレイ。あぁ、汗びっしょり。額に玉のような汗が浮かんでる。  
「パステル……感じてる?」  
 恥ずかしながら、さわってたらわかると思うんだけどな。  
 比べちゃ失礼だけど、アルテアの手馴れた愛撫にはさすがに及ばない。  
 決して感じるところを知ってる動きじゃないんだけども、少しの突起やわずかな潤いも見逃すまいとしているような、確かめるような、探るような愛撫。  
「俺でも?」  
 自信なさそうな聞き方とちょっと情けない表情が可愛く見えてしまって、つい頷いてしまう。  
 うーん、クレイのこの顔に弱いなぁ……わたし。  
 
 どこか子供っぽくて嬉しそうな笑顔を浮かべたクレイは、仰向けのわたしの傍らに寄り添うように横になった。  
 耳元や首筋に柔らかく唇をつけながら、秘部にふれたまま止まっていた指を動かし始める。  
 それは少しずつ少しずつ、潤って滑りのよくなった襞を押し分けて奥へと進む。  
「んっ、ん……っ」  
 漏れる喘ぎを喉の奥で飲み込みながらシーツを握り締める。  
 彼の指が動くたび、奥の方から熱いものがじわっと押し出されてくるみたい。  
 
 クレイはゆっくりと指を引き抜くと、わたしのパジャマのズボンと下着を一緒にずり下げた。  
 上半身はボタン全開、下半身は纏うものなくむき出しにされて、なぜかあまり感じていなかった恥ずかしさが突然こみ上げてくる。  
 
「やっぱり、きれいだ」  
 ため息のようなクレイの言葉に、さらに火照ってしまう頬。  
 どうにも恥ずかしいんだけど、でもここまできて体を隠すのも今更って気もするんだよね。  
 せめてもの抵抗にと、まぶしさをさけるみたいに両手の甲で目を軽く覆う。  
 全裸になったクレイはわたしの閉じた太腿をそっと押し開くと、脚の間に自分の体を進めた。  
 熱いものが入口を確かめるようにあそこに触れる。  
 反射的に脚を閉じそうになるけれど、クレイの体に遮られて無理。  
「入れる……よ」  
 聞こえるか聞こえないかの呟き。と、同時に。  
「ぁああんっ!」  
 ずずずっと押し込まれたクレイ自身。  
 熱くて硬くて張り詰めたそれは、入口の重なり合う襞の障害を押し広げて通りすぎると、一気に奥まで貫いた。  
 この前は本当におそるおそるゆっくりだったのに……それは一度経験して慣れたからというより、噴き出すような思いをぶつけたらこうなった……みたいな感じ。  
 
「パステル……」  
 クレイは目を閉じ、低い声とともに長く息を吐き出した。  
「パステル、目を、開けて」  
 荒い息で途切れ途切れの言葉に、ついぎゅっと閉じていた目を開ける。  
 艶やかな黒髪がくしゃくしゃに乱れて。汗ばんだ端整な頬に張り付いている。  
 
 上半身を起こした姿勢だったクレイは、わたしの顔の両脇に手を突いて身を屈めた。  
 微かに潤んだような黒い瞳が、至近距離から覗き込む。  
「今だけで、いいから」  
 そこはかとなく艶っぽい、少しかすれた声。  
 おでこにそっとふれた少し湿った指が、いとおしげに髪をかきあげる。  
「俺だけ……見ててよ。俺だけ、感じて」  
 数センチ先で甘い吐息がひそやかに囁いた。  
 何も言葉を返せず、見つめ返すことしかできなかったけど。  
 
 何より体が雄弁に物語ってるはず。  
 今見てるのはあなただけです。  
 今全身であなたを感じてます。  
 
 クレイはわたしの目を見つめ返すと唇を寄せて深くくちづけ、そろそろと腰を動かし始めた。  
 二度三度、馴染ませるように腰を左右に揺らし、ごつごつした異物感で膣の中をゆっくりとかき回す。  
「ん……ん、は……ぁっ」  
 波が打ち寄せるみたいに、緩やかに増す快感。  
 わたしの呼吸は溜め息の延長のように緩慢な喘ぎになる。  
「ぁん、あ……クレイ……ぃっ」  
 あそこがずくずく熱っぽくて、頭がぼおっとしてきて心もとない。  
 何かにつかまりたくなって握り締めていたシーツを離す。  
 目の前にあるクレイの首に、ぶらさがるようにすがりつく。  
 ファイターだけあって鍛えられてがっしりした首。どこに触れても熱い肌。  
 首元に頬を寄せると、結んでいない乱れた髪の毛が当たってくすぐったい。  
 でも、そんな風にゆったり構えていられたのはわずかな間だけだった。  
 
 耳元で生唾を飲むようなごく、という音が大きく聞こえたかと思ったら。間髪入れずに思い切り突き上げられる。  
「やぁ! あぁぁっ!」  
 膣の奥まで抉られるような地響きにも似た激しい圧力。  
 ねっとりした愛液を纏ったソレが、内壁を擦るように何度も突き込まれる。  
 唇を噛み、早いテンポでがむしゃらに腰を振るクレイ。厚い胸からお腹へのなめらかな筋肉がしなる。  
 それに合わせてうずくような快感がお腹の一番奥からにじみ出てきて、喘ぎを止めることができない。  
 
「ぁん、あ、あんっ、くぅっ、んっ」  
 ぎゅっとしがみついて、蕩けてしまいそうな快感に耐える。  
 激しい動きは止むことなく続き、痺れにも似た感覚があそこを中心に広がっていく。  
 なんかもうこのまま気を失いそう、どうしようと思った時、クレイがわたしを力いっぱい抱き締めた。  
「パステル! パステルっ……」  
 びく、びくっとひきつっているみたいに震えるクレイ自身。  
 呼応するように、勝手に小さく痙攣しているわたしの膣の中に、とろりとしたあたたかみが広がった。  
 
 
「アルテア兄さんになんて言えばいいんだろう……抜け駆けとか絶対言われるよな……」  
 怒られる生徒みたいな表情をしたクレイ。  
 いや別に悪いことをしたって訳じゃないんだけど、この前のことが下敷きになってる以上、確かに微妙だよねえ。  
「パステルの気持ちも考えずに! とかさ。自分のこと棚に上げて」  
 まだ何も言われてないのに、アルテアのコメントまで想像して落ち込まなくてもいいと思うんですけど。  
 
「アルテア、いつドーマに戻ってくるの?」  
「今週中には帰ってくるらしいよ。顔を見せずに入れ違いって訳には……いかないだろうな」  
「でしょうね」  
 皆にもう来週に帰るって言っちゃったし。  
 今から出発を早めるなんて理由がないし。  
 第一そ知らぬ顔して逃げるように帰るには、クレイは正直すぎるところがあるしねえ。  
 
 そもそもわたし、一応当事者のはずなんだけどね。ほとんど他人事のように聞いてる状態。  
 本気で悩んでるクレイがあんまり面白いから、ついつい……というよりも。  
 あんまり鈍感だから、ちょっとこのまま放っておいちゃおうと思って。  
 だってね、クレイってばわたしの気持ちなんて全然わかってないんだもん。  
 俺の片思いだの暴走しただのアルテア兄さんに勝てるもんかだのと言うばっかりで、なぁんにも聞いてくれないんだよ?  
 今聞いてくれたらわたし、クレイがさぞかし喜ぶだろう事を言ってあげられるのになあ。  
 
 さて、クレイはアルテアに会って、なんて言うつもりなんだろう。  
 なんだかちょっと意地悪な気分。それがまた楽しいし。  
 なるほど、アルテアやイムサイがクレイをいじめて遊んでるのはこういうことだったのね。くふふ。  
 
 隣にいるのは困り果てたハンサム。  
 わたしは不幸なクレイをさらに不幸にしそうなことを考えながら、こっそり含み笑いした。  
 
 

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