「おー、よく来たな。マリーナ。」
トラップは部屋に入ってきたマリーナを見て妖艶に微笑んだ。
「今日は一体何のようだ?」
「あ、あの・・・」
マリーナは上気した顔をして恥ずかしそうにうつむいている。
「どうした?マリーナ。黙りこんじまってよ。」
「あぁ、解ってるくせに・・・」
マリーナは潤んだ瞳でトラップを見た。トラップの思惑はわかっている。
自分の口から恥ずかしいお願いをさせるつもりなのだ。
そしていつものように恥知らずな女だと、自分のことをさげすむのだ・・・
だがマリーナは変態と蔑まれる己を想像して確かに興奮していた。
マリーナの秘所はその想像とこれから行われる行為への期待から既に濡れており、
クリトリスと乳首はいたいほど勃起していた。
「あの・・・その・・・わ、私に・・・・し、して・・・・」
ニタリ、と口元をいやらしく歪めてトラップはさらにマリーナの自尊心を貶めにかかる。
「えっ?何をして欲しいって?
よく聞こえなかったからもう一度でかい声で言ってくれよマリーナ。」
そう言いつつトラップは通りに面した部屋の窓を大きく開け放つ。
トラップの家はシーヴズギルドを営んでいるのだから、当然その通りの人通りは少なくない。
「っ!?・・・い、言うから・・・ま、窓を閉めてよトラップ!」
「あん?別にいいじゃんか、だってお前恥ずかしい目にあうのが大好きだろうがよ。
いっつも俺に弄り倒されて、発情した豚みてーなよがり声あげてるくせに・・・・
今さら普通の人間のフリしてもなぁ?
ドーマ中の人間にマリーナのこと知ってもらういい機会じゃねぇか。
ほれ、マリーナ言ってみろ、もう我慢できねぇんだろぉ?」
トラップが言うようにもはやマリーナには自分の身体を襲う欲望の疼きを
抑えることはできそうになかった。そして・・・・・
「あ、あぁ・・・おか・・して・・・私を調教してぇっ!!!」
聞かれただろうか?
通りを歩いている見知らぬ人に自分の恥知らずな言葉を聞かれてしまっただろうか・・・・・
マリーナは瞬間、大勢の人達に蔑みの目で見られる自分の姿を想像し身体を熱くし、
ショーツの股間部分には一目で解るほどの大きな染みができていた。
「相変わらずヘンタイだなぁ、マリーナ。え?おい。
調教してくれだなんてよ、まともな女だったら口がさけても言えねぇぞ?」
トラップはマリーナを辱める言葉をなげかける。
その両眼にはサディスティックな喜びの光が宿っていた。
「へへ、調教を期待してクリトリス起たせてるような変態は
世界中捜したってお前くらいいなもんだろうなあ・・・。
俺も今までのクエストで色々な変態を見てきたけど
マリーナほどの変態マゾ豚は初めてだぜ。さすがの俺も呆れっちまわぁ。」
「そんな・・・私をこんな風に調教したのはトラップじゃない・・・・」
「ハァ?たとえ調教したって素質がなきゃここまでにはならねぇよ。
おめぇが変態マゾなのは、調教されたからじゃなくて、お前がもともと
どうしようもねえ恥知らずな豚女だからだよ。言い訳してんじゃねぇ」