んもうっ!なんでこう上手く行かないんだろう…  
私は何度目がわからないため息をついた。  
 
お互いに好きあってるとわかり、付き合い始めた  
私とクレイ。  
最初は二人で話したり、出かけたりするだけで  
とっても幸せだった。  
クレイは本当に優しい。私を大事にしてくれる。  
でも…  
でもね!私たち恋人らしい事っていうか…  
大人の恋人みたいな事に無縁なんだ。  
まったくそんな事がないのは、もしかして私に  
魅力が足りないのかもしれないって不安になる。  
リタに恥ずかしながら相談してみると  
「うーん…パステルから誘惑してみるのは?」  
……………  
誘惑ってどーすりゃいいのよっ?  
ない頭で真剣に考えた私なりの「誘惑」とやらを  
今日早速実行してみた。  
 
クレイと二人で公園を散歩したんだけど…  
上目使いでクレイを見つめて「クレイ…寒い…」  
精一杯甘えた声で。  
 
ここでクレイが私を抱きしめて「俺が温めてあげるよ」  
てな想像をして、恥ずかしい!なんて  
ニマニマしていたのだが…  
実際は  
「パステル、寒いの?なら早く帰ろう。  
そうだ!走って帰れば体温まるよ!  
パステルも体力つくし、ねっ」  
と、満面の笑みで言われた。その笑顔にドキドキした  
のもつかの間…20分ほどのマラソンをするはめに…  
クレイったら張り切って遠回りして。  
 
誘惑なんて上手くいかないものだね。  
トラップとキットンはバイトなので、ノルが気をきかせて  
ルーミィとシロちゃんを預かってくれたのに…  
 
おっといけない!グダグダ悩んで時間を忘れてた。  
今日はみすず館のご主人とおかみさんがでかけて  
いるので、台所をお借りしてみんなに夕食を作る  
予定なんだ。こんな時は料理に集中して、気分を晴らそう。  
なにも大人の恋人みたいな事がすべてじゃない!  
そう言い聞かせて台所へ降りる。誰もいないみすず館  
はシーンとしている。うん!料理に集中できる。  
 
私はとりあえずエプロンを手に取る。赤のギンガムチェックのエプロン。  
肩のところにひらひらのレースがついててすっごく  
かわいーんだ!リタと一緒にショッピングした時に  
奮発して買ってしまった。エプロン着ける機会は少ない  
んだけど、欲しかったんだもん!  
材料はみすず館のおかみさんが野菜や肉くずを少しずつ  
分けてくれたからあったかいシチューにしよう。  
私はクレイのマラソンのおかげでぽかぽかしてるけどね…  
 
 
ザクザク、トントン…  
無心に料理をしていたせいか、誰かが台所に入って  
来た事に気がつかなかった。  
「パステル…」  
呼ばれて、びっくりして振り返る。そこにはクレイがいた。  
クレイは庭で剣の練習をしていたはず。  
「わっっ!クレイ!びっくりした!」  
危うく包丁を取り落としそうになる。クレイの頬は少し  
赤くなっていて、なぜか気まずそうに床を見つめていた。  
「クレイ?」  
どうしたんだろう?何か言いたそうなのに…  
 
私が一歩近づいたその時  
「寒くない?」  
クレイがこっちを見つめてきた。  
そうだった!マラソンのおかげでぽかぽかしてた私は  
ホットパンツにキャミソールというなんとも寒々しい  
格好だった。そう言われてみれば少し寒いかも!  
「クレイのマラソンのおかげで熱くて!」  
アハハハと大げさに笑ったけど、クレイは相変わらず  
気まずそう…うぅ、こんな格好な自分が恥ずかしくなってきた!  
「ふ、服!着てこよっかなっっっっ!!!?」  
一瞬なにが起こったか理解できなかった。  
気がつくと私はクレイの胸の中に収まってた。  
クレイの筋肉質な胸板に顔がギュッと押し付けられる。  
「く、クレイ?」  
心臓がものすっごくドキドキなる。クレイは苦しそうにため息を  
吐いて、私の頭のてっぺんに頬を乗せた。  
「クレイ?大丈夫?」  
クレイを見上げてみるが顔は見えない。  
今、私はクレイに抱きしめられてる。さっきからクレイは苦し  
そうだし…もしかして具合いが悪いのかな!?  
そんなこんな考えていた時、クレイのつぶやきが降ってきた  
「パステル…ずるい」  
へっ?ず、ずるい?なんの事かわからず困っていると  
私を抱きかかえていた腕が緩まった。  
 
そしてクレイは  
私のおでこに自分のおでこをコツンとぶつけて  
「パステルのエプロン姿…かわいすぎる…」  
顔がボッと熱くなる。かわいい!?嬉しいし、恥ずかしいし  
頭がクラクラする。クレイの整った顔が目の前にあって…  
たまらない!  
私はクレイの頬を引き寄せ、思いっきり口づけした。クレイは一瞬びっくりした  
みたいだが、私の背中に手を回して抱きしめてくれた。  
クレイの唇から舌が私の口内に入ってくる。  
「んふっ……んっ」  
頭がボーっとする。クレイの舌が生き物みたいにうごめいて  
私の舌を絡めとり、吸う。さっきまで少し肌寒かった  
はずなのに、体が熱い。長いキスが終わり唇が離れる。細い銀の糸が引く…  
「クレイ…」  
「パステル…もう我慢できない…」  
クレイの手が優しく胸に触れたかと思うと、クニクニと揉む。  
「やっ…私、胸小さっ」  
散々トラップにバカにされた胸。けれどクレイは  
「パステルの胸柔らかい」  
エプロンの脇から手を入れ、直接胸を揉まれる。  
 
初めての快感に声が出る。胸の先端をクレイの指が摘む。  
「んあっ…はぁ」  
 
「パステル、ここ固くなってるよ。気持ちいい?」  
クレイの甘く低い声が耳を撫でる。  
なんか下半身がジンジン熱い。勝手に腰がくねる。  
「!く、クレイっ…」  
クレイは私のソコに手を伸ばし軽く触れる  
「パステル…濡れてる…」  
「いやっ…恥ずかしい…」  
クレイの指が上の豆の部分にを摘む  
「ああっ…きゃっ!」  
今までに感じた事のない快感に悲鳴を上げる  
「ここ…?ここが気持ちいいの?」  
「んあっ…はぁ…き…もちいっ」  
クレイはいきなり指を止めた。そして私を抱き上げ  
るとキッチンのシンクの上に座らせた。ホットパンツと  
ショーツを一気に脱がされた。  
「ひゃぁっ…」  
冷たい空気に触れたソコは自分でもわかるくらいに溢れている。  
クレイは私の前に膝立ちになった。クレイの目の前に  
私のソコが露わになる。恥ずかしくて足を閉じようとする  
でもクレイがそれをさせてくれない。  
「クレイ…見ないで…」  
恥ずかしいはずなのに言い表せない快感がする  
「パステル、舐めたい…」  
 
「えっ!だ、だめだめ!汚いしっ…ひゃぁんっ」  
私の抗議はクレイの舌がソコを舐め上げたため消えた。  
 
ぴちゃぴちゃ…  
クレイの舌がソコの奥まで入ってくる  
意識が飛んでしまいそうになる。  
クレイは下を脱いで準備をしている。  
その大きさにびっくりした。そんな…アレが入るの…  
「パステル、すごく魅力的な格好だね」  
クレイに言われて自分を見てみてビックリ!裸にエプロン同然の姿で  
股を大きく広げていた。うわぁぁ恥ずかしいー!クレイのに見とれて  
自分の格好を忘れていた。慌てエプロンの裾を引っ張る。  
クレイは優しく微笑んだかと思うとたくさんのキス  
をしてくれた。そして私の足を腕にかけると、かたくなった  
ものを私にあてがう。両足をかかえられシンクに手をついた  
格好はすごく恥ずかしいけど、なぜかすごく興奮する。  
「あっきゃぁぁあ!」  
痛いっ!痛みのあまり悲鳴をあげてしまう  
「ハァ…パステル…ごめん」  
クレイは呟くとズンと腰を深く沈めた。  
痛い…んだけど何か奥で疼く。  
パンパンと肌がぶつかり合い音を立てる  
みすず館の古いシンクも動きに合わせギシギシと音を出す。  
痛さが薄れ、快感が襲ってくる。  
 
「あっあっあん…」  
 
「ン…パステル…ハァ、す…き…だよ…」  
 
クレイの嬉しい言葉を聞くか聞かないかの瞬間  
頭が真っ白になった  
 
「ぁ…パステル!出る!」クレイが私の中ではじけた  
とても大きな声を出してしまったらしい  
クレイの口が私の口をふさいでいた  
「パステル?大丈夫?」  
クレイはシンクに私を座らせると後始末をしてくれた  
「本当にごめん…パステル…もっと優しく、あの…いい雰囲気  
でと思ってたんだけど」  
クレイが申し訳なさそうに言う。  
「パステルの格好がさ、裸にエプロンに見えちゃって…我慢が…」  
 
一生懸命考えた「誘惑」はうまくいかなかったけど結果オーライかなっ!  
もう一度クレイと口づける。優しい温かいキス…  
 
 
ガタガタッ!  
「パステル!クレイ!貴重な薬草を手に入れましたよっ!!」  
突然のキットン帰宅に二人で飛び上がった。  
 
 
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。  
「おい、パステル!このシチューの具、切れてねーぞ」  
 
「ご、ごめん!」  
 
「ったく、あにやってんだよ。変な事でもやってたんじゃねーの。」  
 
ブハッ!!  
 
「くりぇー!ぱぁるぅ!きちゃない!」  
 
 
 
 
 

Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!