俺の隣にはパステルが寝息をたてて寝ている
そう、俺たちはそういう関係になった………
わけではなくて、久しぶりにシルバーリーブに帰ってきた俺たちパーティは、
自分達の家に寝泊まりするのにまだ部屋ができていないから雑魚寝をしている
左からパステル、ルーミィ、俺、クレイ、キットン、ノル、シロという並び順で
俺がトイレに行っている間に寝相のわりぃルーミィがクレイとくっついて寝ているから必然的に俺がパステルの横になるという寸法だ
ルーミィはクレイから離れねぇし(俺も外す努力はしてねぇし)
まんまと、パステルの隣をgetした俺は意気揚々と横たわる
パステルは寝返りをうって俺と向かい合わせになる
普段だとあり得ないくらい接近する顔と顔
間近で見るパステルは暗闇に浮かぶ白い肌、伏せられた長い睫、薄紅色の唇
毛布の隙間からパステルのパジャマが見えて、寝返りして着崩れた襟からちらりと谷間がのぞかせる
「ぱーるぅ、しーかっぷってなんだぁ?」
チビエルフが言っていた言葉を思い出した
出るとこ引っ込んでとかからかったものの、こうして見るとしっかり出ているんだな
吸い寄せられるように手を伸ばす
俺もそういうお年頃だ。
寝ているパステルのパジャマのボタンを一つ外す苦しいのか一番上のボタンはしていないから二番目胸元のボタンだ
寝ている間に自然に(?)とれてもわかんねーよな?
宝箱の鍵をはずすかのようにプチンと胸元のボタンを外すとさらに胸が露わになる
ブラジャーしていない
すげっ綺麗だ…
触りたいという衝動に駆られてそっと手を伸ばすと、寝ぼけてルーミィと勘違いしたパステルは俺の頭をぐいと引き寄せ、頭を抱き寄せるから俺はパステルの胸の感触を顔で受ける
パステルのにおいっつーの?男どもや、ケバケバしたねーちゃんと違ってそれはそれは…
わりぃ…パステル、今までバカにしていたけど…
今や存在感たっぷりの胸のふくらみを前に、でるとこ引っ込んでって言うのはやめようと思う
今できる事を堪能していたが、
この状況で朝を迎えてしまった俺の結末は
言うまでもなかった
終わり