フォーチュンクエスト

 ドンッ!  
縛られたままクレイとパステルは床に突き飛ばされた。  
理解できない言語を喋り謎の種族は部屋から出ていった。  
「大丈夫かパステル」  
「うん・・・」  
二人が入れられた部屋は何も物が置いてない粗末な部屋だった。  
扉と窓がひとつづつありあまり監禁に向いた部屋とはいえなかった。  
手足の自由さえきけば簡単に逃げれそうな部屋だ。  
手足の自由がきけばの話だが・・・  

何故こんな事になったかというと、ほんの一時間ほど前の事。  
パステルが用を足しにいくというので用心のためクレイがついてきた。  
すると突然謎の亜人種があらわれ二人を取り囲んだ。  
言葉が通じずおろおろしてると十人以上に取り囲まれた。  
それぞれが武器を手にしており身のこなしや  
気配を消していた事を考えると手練のように思えた。  
人数差も考え抵抗をやめると森の中のボロい屋敷まで連れて来られたというわけだ。  

身包みを剥がされた後身動きできないようお互いに縛られた。  
そう、クレイとパステルは一緒に縛られたのだ。  
パステルは後ろ手にまわされて手首を縛られ、  
そこにクレイの手首も同時に縛られている。  
お互いに正面を向いて縛られてるため傍からみれば  
クレイがパステルを抱きしめているようにも見える。  
さらに腰にも縄が巻かれており下半身をくっつけあってるような状態だ。  

しばらく投げ出されたまま黙っていたが特に厳重に見張りが居る訳では無い事を  
確認するとぼそぼそと話し始めた。  
「どうしよっか・・」  
「・・言葉がわからないからな、何を考えているのかわからないな・・。  
 隙をみて脱出したほうがいいかもしれない」  
「どうやって・・?」  
パステルの疑問は当然の事だ。変則的な縛り方であったが抜けれそうには思えなかった。  
二人で考えているとクレイの体に異変が起きた。それにはパステルもすぐに気づき赤面した。  
クレイの下腹部が膨張し始めたのだ。下着しかつけていないパステルの体と密着しているのだから  
健康な男子としては当然の現象である。  
「・・・・」  
パステルは何も言わず赤らめた顔でじっとクレイを見上げた。  
「いっ・・」  
パステルに見詰められますます膨張してしまうが  
今は腰を縛られているのだ、密着したパステルの下腹部を押して痛い。  
パステルも痛いのだろう、顔をしかめている。  
だがクレイのはお構いなしにぎゅうぎゅうとパステルの下腹部を押している。  
「た、立ち上がって」  
状況を打開しようとパステルとタイミングをあわせて立ち上がった。  
「グッ・・」  
パステルを持ち上げるようにクレイが体を下げる。  
みっちり密着しているが勃起した分か、少しづつ動く。  
クレイの頬がパステルの頭、額、ほっぺたと移動してくる。  
すでにクレイのモノの根元はパステルの股下までいったが先っぽがまだ下腹部に引っかかっている。  
さらに下がりクレイの口がパステルの首元まできてやっとクレイのふくらみが開放された。  

二人の頬が重なりクレイの肉棒がパステルの秘所の真下にきた。  
まるでソレでパステルを持ち上げているようになった。  
「・・・ごめん・・」  
「・・・・うん・・しょうがないよ」  
パステルの頬は柔らかく汗で少しぬるっとしていた。  
頬と頬をくっつけた状態で話すと相手の声が直接響くような不思議な感覚があった。  
相手の姿が見えない事や息が耳にかかる事もあり二人に間に温い空気が漂う。  
「パステル・・今日の下着どんなんだ?」  
「・・どっ、どうしたの?」  
「ブラって金具はいってたりするだろ?今日のはどうかなって・・」  
「多分はいってると思う・・」  
少しの沈黙の後クレイの考えを察したパステルが口をひらく。  
「・・まさかその金具を使う気?」  
「そう。形によってはヤスリになるかもしれないし縄を切れるかもしれないだろ」  
「でも・・どうやって・・まさか口で・?」  
「うん、それしかないと思う」  
予想はついてたがパステルには衝撃的な答えだった。  
「・・エッチな事かんがえてるんじゃない?」  
「ち、ちがうよ」  
クレイの人柄は信用していたがさっきのふくらみの事もあり思わず疑ってしまう。  
「う〜〜〜」  
パステルが小さく唸る。はっきりいって嫌だ。  
しかしそういってられない状況なのもわかる。  
しばらくうなったり考え込んだりしていたら決心がついた。  
「わかった・・やってみて・・」  
クレイは返事を聞くと無言で体を動かした。  
クレイの顔がパステルの首筋、鎖骨と通る。  
同時にパステルの胸のふくらみがクレイの胸板を楽しませる。  
パステルの胸がクレイのあごに触れた。  

「んっ・・」  
クレイの顔が自分の胸に触れた感触でパステルは思わず声をあげる。  
真っ白で信じられないほど柔らかくすべすべとしたパステルのふくらみを  
両頬に味わいクレイは一瞬仕事を忘れた。  
少しだけおっぱいに浸った後クレイはブラに噛み付いた。  
胸を下から支えるように金具は入ってるはずでそこに噛み付こうとしてるのだが  
上手くいかない。何度試してみてもツルッとすべる。  
試すたびにクレイの顔がパステルの胸にうずまる。  
そのたびにパステルから小さな悲鳴があがるがクレイはそれを無視した。  
上手くいかないので方針を変えクレイは下着の上の方に噛み付いた。  
クレイの狙いどおりアッサリとくわえられた。そのまま上の方にずらす。  
一回では上手く行かずもう一度やるとブラの下から桃色の突起があらわれた。  
「みないでよお・・」  
クレイの視線を感じ恥ずかしそうに抗議するパステルだったが何もする事はできない。  
クレイはパステルの乳首に見とれていたが自分の欲望をおさえつけブラの下を噛んだ。  
狙いどおりの場所をしっかりと噛むと顔を横に振った。  
クレイが顔を勢い良く振るたびにパステルの胸も揺れた。  
振るたびにクレイの下唇にパステルの乳首の感触がありクレイを刺激した。  
何度やったかクレイが目的を間違え始めたころブチッと音がしてブラが破れた。  
破れたブラから期待通り金具がでてきたが出てきた金具は期待外れだった。  
短く細く役に立ちそうも無い。その事をパステルに伝えると  
「いいから顔をもっと下げて」  
と怒られた。おっぱいに顔をおしつけたまま喋るなということだ。  
クレイは言う通りにすると再び口を開いた。  
「このまま下がったら縄抜けられるんじゃないかな・・」  
それはパステルも考えた。  
だがそれをやるという事はクレイの顔がパステルの下半身を通るという事だ。  
先ほどより深く長く悩んだ。しばらく考え込んだがある事を思い出し決意した。  
「・・クレイ・・いいよ」  

クレイはパステルの返事を聞くとパステルのお腹から顔を下げていった。  
腰付近は縛られている場所に近いため多少の余裕がありくっつく必要がない。  
そのことをクレイは少し残念に思ってしまい自分の心に驚いた。  
クレイの顔がパステルの太もも、膝の上辺りでとまる。  
「パステル、俺の肩の上から足を抜いて」  
そう指示するが体勢としてはそれは不可能だった。  
しかたなくパステルは膝をクレイの肩の上に置き押し抜こうとする。  
必然的にパステルの股間がクレイの顔にあたる。  
「や〜もぅ〜〜」  
パステルが悲鳴をあげながら必死に膝を押すがなかなか抜けない。  
ただそうする事でクレイの口がパステルの秘所にぐいぐいと押し付けられる。  
クレイの熱い吐息がパステルの秘所を刺激する。  
「ふぁ・・クレイ息しないで・・」  
「ふちゃひゅうな(無茶いうな)」  
クレイが喋ると唇の動きがパステルを愛撫する。  
クレイの口とパステルの下の口の間には下着一枚しかない。  
「んあ・・喋らないで・・!」  
「ふぉんなことひゅわれれも」  
「しゃべらないでって!」  
口が動かなくともクレイの熱い吐息は容赦なくパステルを責め立てる。  
「くう・・うう・・ん」  
パステルの下着は濡れていた。  
「息をかけないで・・」  
クレイは仕方なく鼻で息をした。  
汗とチーズとミルクが混ざったような匂いがクレイを興奮させる。  
「臭いも嗅がないでよ!」  
パステルは恥ずかしくてたまらなかったがそれでもやめるわけにはいかない。  
(急がないと!)  

そういわれても鼻で息する以上は臭いを嗅がないわけにはいかない。  
パステルの臭いがクレイの鼻腔を占拠する。  
もぞもぞと動くパステルの動きを顔で感じクレイは幸福な気持ちになる。  
押し付けられるパステルの秘密の場所は柔らかいような固さで太ももはさらさらと滑らかだった。  
一生懸命にクレイに動いていたパステルの動きがとまる。  
プルプルと震えて足に力が入っている。  
「ふぉうした?」  
「駄目・・・しゃべらないで・・漏れちゃう・・」  
クレイは驚いたがある事を思い出していた。  
もともとつかまる前からパステルはおしっこがしたかったんだ。  
色々あって忘れていたが遂に我慢できなくなってきたのだ。  
それはわかっていてもここでやられるのはクレイとしても困る。  
しばらくすると波がおさまったのかまたパステルが動き出した。  
悪戦苦闘の末やっと片足がクレイの背中側に通った。  
そうなればもう片足は簡単でさっきの半分もかからず抜いた。  
パステルの体重がクレイの顔に預けられた時、またパステルに尿意が襲ってきた。  
「くぅ・・・」  
パステルはクレイの顔が股間にうずまっている事もお構いなしに太ももをしめた。  
内ももと股間にはさまれクレイの鼻息があらくなる。  
「だめだって・・」  
パステルは弱弱しくそういうと腰をくねらせた。  
「くぅぅぅ〜〜・・」  
二人の間に緊張が走ったがパステルはなんとか持ちなおしたようだ。  
クレイの顔が解放され変な体勢になり二人とも崩れ落ちる。  
寝転んだまま二人の手を縛る縄に噛み付く。  
何度もガシガシと噛み付いていると少しだけ縄が緩みそこを足がかりにほどく。  
「よし!少しほどけたぞ」  
ほどけたのはクレイの右腕だけだったがこれで立ち上がる事ができる。  
パステルを立たせ片手で縄をほどく。  

「はや・・くしてぇ・・」  
また尿意がきたのかパステルが腰をくねらせ地団太をふみはじめる。  
「ちょ・・動くなって」  
悶えまくるパステルに苦戦しながらやっとのことでクレイの左手分がほどかれる。  
「〜〜〜ぃゃあっ」  
そこで我慢し続けていたパステルに限界がおとずれてしまった。  
ちいさな悲鳴と同時にジョロジョロと音がして  
パンツにしみがひろがり黄色い液体がしたたりおちる。  
内股になったふとももを伝い膝から下へ流れ落ちた。  
「うう〜〜っ・・」  
パステルがうつむいて泣き始める。  
パンツからはまだぽたぽたとおしっこのしずくがおちていた。  
クレイがパステルの頭をなで慰めていると突然扉がひらいた。  
二人をつれ去った謎の種族だ。  
また訳のわからない言語でしゃべるとついて来いというような身振りをした。  
かまわずに泣き続けるパステルを連れてついていくと屋敷の外にだされた。  
森の中を進むと少しだけ広い場所がありそこで謎の種族は足を止めた。  
するとパステルの縄をナイフで切り没収された装備等を返してくれそのまま去っていった。  
「はあ?・・・俺達助かったのか?」  
しばし呆然としてクレイが笑い始めた。  
つられてパステルも笑い、泣き笑いのよになった。  
「パステル・・」  
クレイは返された荷物からタオルを出しパステルに近寄った。  
なにもいわずにびしょびしょのパンツをずり下げる。  
パステルは何も言わず何も抵抗しなかった。  
タオルでパステルの足をふき性器を拭いた。  
拭き終わった後も指で広げいじる。  

「ん・・ふぁ・・んむ」  
クレイが指でいじっていることに気付いているはずだがパステルはせつない息をもらすだけだ。  
指で弄んでいるとパステルのそこはクレイを誘っているかのように光りだした。  
誘われるままにしゃぶりつくと舌で転がした。  
「んんっ・・ぅんっ・・んっ・・」  
パステルは木にもたれかかったまま片足をクレイの肩にかけさせられていた。  
ひとしきり味わいクレイは下着を脱いだ。  
「パステル・・」  
クレイが見つめるとパステルの瞳にはまだ涙が少し残っていた。  
「クレイ・・ここまでしたんだから責任とってよね・・」  
力なくゆうパステルにキスをしてクレイはうなずいた。  
はちきれそうな男根をパステルの秘所にあてがう。  
パステルはクレイの動きをみれすクレイの首に腕を回し目をとじた。  
クレイが突き入れると激痛がパステルの体にはしる。  
「ぐぅ〜っ・・くうっ・・いっ!うぐ・・」  
パステルはつらそうだったがクレイはかまわず腰をつく。  
まだ先しか入らなかったが腰を上下させる。  
「んくっ・・・んくっ・」  
何度も腰を上下させていると少しづつ長くパステルの中にはいれるようになってきた。  
さらに何度もやっていると半分以上がパステルのなかにおさまっていく。  
「ん・・ん・・ん・・」  
耐えるためにだされるパステルの息がクレイを更に煽る。  
クレイの肉棒が何度も出し入れされパステルの粘膜をいたぶる。  
クレイの肉棒の全てがようやくパステルの中におさまりそうになったとき  
クレイから白い欲望がパステルの中にぶちまけられた。  

しばらく抱き合ったまま余韻にひたる。  
呼吸が収まってきてクレイがパステルの中から引き抜かれた。  
赤いものが混じった白濁液がパステルからこぼれおちる。  
「・・パステル可愛かったよ」  
二人は長いキスをした。  
何度も何度もキスを繰り返した。  
パステルの赤く腫れた性器が乾きはじめるころようやく二人は服を着た。  
装備を整えてからまたキスをする。  
「帰ろうか」  
「うん・・」  

手をつないだ二人は果たしてどうやって帰るのだろうか?  
二人はいつ自分達が迷子になった事に気付くのか?  
謎の種族の謎とは?  
様々な疑問を残しながらこの物語は終わる。  

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