フォーチュンクエスト  

「ごめんねトラップ」  
手をひかれて歩きながらパステルは三度目の謝罪の言葉を口ににした。  
「いいってもう、さっさといくぞ」  
そういってトラップは手を引っ張る。今はパーティに合流することが最優先だ。  
何てことないクエストのはずだった、ある森にしかいない蝶を捕まえてくるだけ  
その蝶も別に危険性が高いわけでもない、簡単なクエストのはずだったのだ。  
『冒険に、たら、ればは無い。それを口にする時は屍になっているからだ』  
誰もが知ってる高名な冒険者の言葉だ。  
だがパステルは、自分が昆虫を発見して駆け出さなければ一人でつっぱしらなければ  
蝶ばっかりみないで足元をみていれば、その思いに捕らわれていた。  
「でもわたしが転げ落ちなかったらはぐれなかったし、助けに来てくれたトラップまで  
 巻き添えにして迷わせたし私が地図を間違えなかったら・・」  
「あー、俺に羽が生えていたらあっという間にかえれるのに!  
 遠話の呪文が使えたらクレイ達と話せるのに!  
 金持ちだったらこんなクエストしなくて良かったのに!」  
トラップは大声でパステルの愚痴をさえぎりこう言った。それからクルッ振り返る。  
「だろ?」  
「でも・・そんな事言ったっ・・」  
いいかけてパステルも気付いた。その様子をみてトラップが二ヤッと笑う。  
「そういう事。俺達はシロじゃないから飛べないし  
 金持ってないし呪文も使えない。今はな。」  
パステルの胸にはやけにトラップの言葉が暖かかった。  
「ありがと、トラップ」  
パステルの顔に笑顔が浮かぶ。  
「寒いからさっさと帰ろうぜ。俺パステルと違って毛糸のパンツはいてねえから寒いんだよね」  
「何よ、もう!エッチ!いつ見たのよ!」  
パステルはほっぺたをふくらませてポカポカとトラップを叩く。  
「うっひゃっひゃっひゃっ」  
少しふざけあってまた歩き出す。パステルの足取りはさっきよりかるくなっていた。  

「おっ!なんだ、あれ」  
そういうとトラップは走り出した。  
手をつかまれたままのパステルも一緒に走る事になる。  
たどりついた所は切り株などがあり明らかに人の手の入った痕跡があった。  
「ふーん、人が来たような後もあるな」  
「クレイ達かなっ?」  
「多分違うんじゃねえか?そんなに新しい痕でもないし  
 クレイ達ならなんかサインを残していくと思うぜ」  
「そっか・・・」  
パステルは期待してしまった分少し落胆してしまった。  
「でもちょうどいいからここで休んでいこうぜ」  
トラップは伸びをしながらだらしなく切り株の一つに座る。  
パステルもトラップの隣の切り株に座りため息をついた。  
「どした?疲れたか」  
「う、うん。少し・・」  
「ま、ちょっと休もうぜ。ここにクレイ達がくっかもしれねーし」  
パステルはかなり疲れていたがトラップは反対にどこか楽しげですらある。  
しばらくそこで休憩しながらお喋りをしたりしていたが急にパステルが立ちあがった。  
「ん?どこいくんだよ」  
「どこでもいいでしょ。ついてこないでよ」  
パステルは少し空威張りしたような口調でそういった。  
「よかねえだろ、すぐに迷うくせに。あっ!しょんべんか!?」  
「もう、バカ!イーっだ」  
森の中にはいっていくパステルにトラップが大声で話しかける。  
「あんま遠くいくなよ!俺が見える所でしてくれよ!」  

トラップは念の為にパステルが場所を決めて  
しゃがんだのを確認すると切り株に座った。  
「きゃあ〜〜!!!」  
トラップがやれやれと座りこんだ瞬間悲鳴が聞こえた。  
あわててパステルのところで駆けつけると,パステルのお尻にしっぽが生えていた。  
驚いてよくみてみるとそれは蛇がパステルのお尻にかみついているようだ。  
パステルは悲鳴をあげながらじたばたとまわったりお尻をふったりしている。  
「じっとしてろ!」  
そういってトラップは蛇の頭を押さえて口を開けさせると  
パステルの尻から離しパステルの短剣を抜いて蛇を殺した。  
ぽろぽろと涙を流しながらお尻をおさえるパステルを広場まで連れ戻す。  
「痛いか?ちょっとみせろ」  
パステルはあわてて首を振る。  
「やだよ、恥ずかしいもん」  
「いいからみせろって」  
「やだ!絶対やだ!」  

絶対やだ、というパステルと見せろというトラップの間で押し問答が繰り返された。  
「バカ!死にたいのか!毒蛇だったらどうするんだ!」  
「う・・」  
結局、凄い剣幕で怒るトラップの迫力におされパステルは渋々承知した。  
顔を真っ赤に染めながらパステルは後ろを向いて切り株に手をつく。  
自然とお尻をつきだすような姿勢になる。  
トラップは目の前にパステルの生尻があるのをみて激しく興奮したが  
なんとか理性を保たせてお尻の肉をつかんだ。そしておもむろにお尻の肉を左右に開いた。  
「〜〜〜〜」  
パステルは恥ずかしさのあまり声にならない声をあげ腰をくねらせた。  
トラップは初めて見るパステルの秘所にくらくらしながらも  
蛇にかまれたと思われる傷をみつけた。  
その場所はお尻の内側で、つまりパステルの秘唇のすぐそばであった。  
トラップはその傷口に唇をあて吸いつく。  
「ひゃ・・〜〜んッ」  
パステルの傷口を吸っては吐き吸って吐きと繰り返す。  
吸いついているときに独特の匂いがトラップの嗅覚を刺激する。  
パステルの放つ妖しい匂いにトラップの理性は既に崩壊していた。  
「・・・まだ?も、もういいでしょ、あっ・・」  
パステルの声が聞こえているのかいないのかトラップは吸う場所を少しずらした。  
パステルのそこは少し湿っていた。  

トラップは音がしないようにそろっとズボンを脱いだ。  
トラップの男根がパステルの女芯にあてがわれる  
「パステル!ごめん!」  
その言葉の意味と性器に感じた感触の正体を問うまえにパステルの体に激痛が走った。  
「ぐ!・・〜〜いっ!・・いぁっ・・!」  
パステルから押し殺された悲鳴が上がる。トラップはお構いなしに腰をうちつける。  
「ぃぐっ・・!駄目ぇ!ぬ・・抜いて!ぬいてええ!」  
ようやく自分に行われた仕打ちに気付いたパステルが懇願する。  
聞き入れてもらえるはずもなくパステルの声がむなしく響く。  
トラップは返事の代りにパステルの尻を自分の腰でリズミカルにうちならす。  
パンッパンッという音と同時にパステルから息が漏れる。  
逃げようと動いてもトラップに腰をつかまれているので逃げれない。  
パステルの嗚咽とトラップの悦びの声と肉体のぶつかる音。  
三つの音が森を支配する。  
「ぐっ・・ぐっ・・ぐっ・・ぐっ・・」  
「うおぉ・・うぉ・・うああっ!」  
ついに音の均衡が破られパステルのなかにトラップが放出した。  

初めて味わう苦しみから開放され  
トラップが動かなくなった隙にパステルは逃げ出した。  
しかし体が思うように動かない、すぐにトラップに捕らえられてしまう。  
「ごめん!本当にごめん!謝ってすまないのはわかってる!  
 もう何もしないから逃げないでくれ!」  
パステルを両腕に捕まえたままトラップが謝り続ける。  
最初は逃げ出そうと暴れていたパステルだったが無駄だと悟り抵抗をやめた。  
「どうして・・?どうして・・こんな・・」  
パステルは泣く事すらもできず虚ろな表情をしていた。  
「パステル。俺でよければ責任とるよ。  
 それが嫌でも出来る事あればなんでもする。許してくれ」  
必死に許しをこうトラップにパステルは驚いていた。  
なぜあんな事をしたのか、謝るぐらいなら・・・パステルには理解できなかった。  
「なんで?なんでこんな事したの?」  
ゆっくりとトラップの腕をはずし対峙する。  
少しの沈黙の後、意を決したようにトラップが話し出した。  
「・・俺、パステルの事好きなんだ。  
 それでパステルのが目の前に来たとき我を忘れて・・・。  
 もちろんこんな事言い訳にならないとわかってる。  
 好きな女を無理に犯して責任とるなんて卑怯だとも思う。  
 どうすればいい?どうしたらいい?いってくれ、なんでもする」  
パステルは情けなく謝るトラップを見て少しだけ許してあげる事にした。  
「・・わかった。とりあえず保留しとく。みんなの前じゃ普通にしてて」  
「パステル・・・」  
「勘違いしないで。許したわけじゃないからね。  
 迷惑をかけたのはお互いでもあるし、こんな事で冒険できなくなるのも嫌なの。  
 もう二度としないで。絶対にしないで」  
それだけ誓わせると二人は再び仲間を探し始めた。  

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