問題が生じた。  
とりあえず、巨人が優勝した。  
でも、別にそんなことはどうだっていい。  
俺は野球には興味ないし、俺、水原涼がサッカーフリークであることは草川だってお嬢だって国家元首だって知っている。  
ただいま22時47分。テレビのニュースが優勝を成し遂げた監督の潤んだ瞳をアップにしている。  
見てるといらいらしてくるようなつぶらさだ。  
しかし、そんなことも今はどうだっていい。  
別にこの人の目に小虫が入ったって俺には一切関係ない。  
手前には、風呂上りの妹が小首をかしげながら様子のおかしい俺を見ている。  
その愛らしさははっきりいって全宇宙規模の財産だと思う。  
国家はRTP委員会なんて組織してる暇があったら、今すぐこの少女を不貞な輩から保護するため、プラーヴィにしかるべき指導を行うべきだ。  
いや、マヂで兄さんは心配だから。  
しかし、そういった全宇宙的規模の事実も、そのような妹を持てたという身に余る幸福も今はどうだっていい。  
では、何が問題なのかを探るため、多少時間を前後させてみよう。  
 
22時42分、俺は明鐘にオフサイドのルールを教えていた。  
しかし、オフサイドというルールは単純だけど、口で説明するのは非常に難しい。  
だいいち、「最後にオフェンスの選手がボールに触った段階で、相手方ゴールに二番目に近いディフェンス側の選手より相手方ゴールに近い位置にいた別のオフェンス側の選手がボールに触れたら相手に間接FKが与えられる」などという説明で誰が納得しようか。  
そこで、口では無理なのでなんとかボールペンやディズニーのぬいぐるみをDFやFWに見たてたりして説明してみる。  
明鐘もフンフンとうなずきながら、なんとか理解してくれたようなので一安心。  
今度、国立競技場にでも連れて行ってやるからな、などと約束を交わしたりもした。  
そこで、テレビは天気予報を終えて、スポーツニュースを流し始めた。  
今夜のトップはプロ野球。巨人の優勝のニュースらしい。  
と、そこでわが妹は無邪気に第二の質問を放った。  
「兄さん、野球拳って、どんなルール?」  
 
そうして、現在に至る。  
「…は?」  
ナンデスト?  
一瞬、俺の中で時が止まった。これは誰だ?本当に明鐘か?俺の妹か?  
しかし、時が止まっていたのは、どうやら俺だけらしく明鐘は再度、質問を発する。  
「野球権ってどんなルール?」  
ヤキュウケンってどんなルール?  
聞き間違いではない。  
今のは、間違いなく、国宝級の可愛さを持つわが妹から発せられた言葉だ。  
いったい全体、妹はどうしてしまったというのか?  
やっぱり、国は施策を間違えた。優先的に明鐘を保護すべきだったのだ!  
「明鐘…おまえ、誰に汚され…ゴホン。おまえ、それ誰から聞いた?」  
「えっとね、みぃちゃんからだけど…兄さん?どしたの?」  
ただならざる俺の様子に小首をかしげる明鐘。もっとも、俺のほうは小首どころか全身全霊かしいでいる。  
「みぃちゃんがね、言ってたの」  
 
以下、明鐘×美紀のやり取り。  
「今度さ、ゲームの声担当することになったんだ」  
「よかったねー!」  
「へへーん。ま、チョイ役なんだけどね。力んで一言、『やーきゅーうーすーるーならーっ!』てやるだけだから」  
「??…野球するなら?あっ!もしかしてSSKのCMとか?!」  
「そんなすごいの任されるわけないっしょ!ゲームだって!…てゆーか、鐘ちゃん、野球拳知らないの?」  
「なぁに、それ?」  
「え、えっとねぇ…平たく言えばじゃんけんなんだけどねぇ…」  
「?ジャンケンが何で野球と関係するの?」  
「そ、それはその…なんか鐘ちゃんには言いにくいなぁ」  
「何で私相手だといいにくいの?」  
「…あーと…そ、そうだ!兄貴に聞いてごらん。涼に教えてもらったほうがきっとよくわかるよ!」  
 
「だから、兄さんに教えてもらおうと思うの」  
「あのバカヤロウ…」  
俺は思わず、目頭を押さえつつ天を仰いだ。夕方、美紀から送られてきた意味不明のメールはこういう意味だったのか…  
『涼、アンタ、鐘ちゃんの保護者として今夜忙しくなると思うから。ごめんね!てゆーか、むしろ役得?(笑)』  
(笑)じゃねーだろ!  
気まずい役回すんじゃねぇよ!いったい、どこの世界に妹に対する性教育を義務付けられる兄貴がいるってんだよ。  
「兄さん…そんなに教えづらいことなの?野球のルールじゃないの?」  
「いや…教えづらいといえば、教えづらいことは間違いないんだが…あー、でもルール自体単純なのは間違いないんだが…うー…」  
「そうなの?プーさん使う?」  
明鐘よ。無邪気にぬいぐるみを差し出すのはやめてくれ。  
何だか兄さんに罪悪感が芽生えるだろ?  
「あー…とだな。今回の説明はプーさん使っても無理なんだ」  
「そうなの?」  
ぬいぐるみはすごすごと退場していった。  
しかし、明鐘はどうあっても退場してくれないらしい。  
うーむ、この知的好奇心はアインシュタインをほうふつとさせる。話したことないけど。  
「ジャンケンなんだよね?」  
「単純にジャンケンとは言いがたい…」  
「?」  
「だからだなぁ…うー…」  
困る。  
非常に困る。  
別にほかのやつだったらこれほど意識することもなく、教えられたと思う。  
けど、明鐘が相手だとどうしてこう襟を正さずにいられないんだろう?  
そう思ったとき、ふと明鐘のパジャマの襟に目がいった。  
そこからのぞく、しなやかで白いうなじ。  
風呂上りのせいでホコホコとしているそこはなんともなまめかしい。  
俺は思わず目をそらした。きっと、顔も赤くなってしまったに違いない。  
てゆーか、相手、妹だぞ!何意識してんだ、俺!  
その俺の様子をどのように解釈したのか、明鐘は助け舟(のつもりらしい)をくれた。  
「説明しづらいならやってみる?」  
「やややや!やってみるって!!??」  
「口で説明しづらいんでしょ?百聞は一見にしかずって言うし」  
「ま、まぁ…」  
「じゃ、やろうよ」  
 
目の前のアインシュタイン博士はすでにやる気満々でジャンケン必勝ポーズを決めている。  
指を組んで相手を覗き見るというあのポーズだ。  
やばい…わが妹ながら…可愛い。可愛すぎる。  
しかし、明鐘は妹なんだ。毅然とだめだ、といってはねつけなければ…そう、こんなのだめに決まってるじゃないか!  
「あ、明鐘!」  
「はい?」  
「うっ…その…そのだなぁ…」  
「なぁに?」  
「その…」  
「うん?」  
「さ、寒いだろ?ショールつけろよ!」  
「?…うん、わかった」  
…  
これでいいんだ。  
そう、これでいい。  
別に俺はヘタレじゃない。  
よくよく考えてみれば、教えないといって明鐘が簡単に引き下がるわけないのは今までのやり取りから明白だ。  
しかも明鐘は見かけによらず結構強情。  
とすれば、いまさらやめさせることなどできるはずないだろ?  
したがって俺としては今のうちにできる限り、彼女の衣服を増やしておくのが最良の選択なわけだ。  
冷静だ…俺は至極冷静だ。  
「じゃ、はじめよっか。兄さん」  
そういって、明鐘はにこりと微笑んだ。  
 
ちなみに…本家のアインシュタイン博士は言ったらしい。  
『人間は頭で考えるが、人生は下半身が決める』  
まさに、今の俺のためにある言葉だ。  
 
かくして、俺たちの長い夜は幕を明けた。  
 
 
 
 
「いいか、俺の真似しろよ」  
「うん」  
ふうっとひとつ息をつくと、俺はテレビを消した。  
リビングには時計の響く音だけが残される。まさに嵐の前の静けさ。  
てゆーか、もうこうなりゃやけだ。  
こうなりゃ、ぜひとも明鐘の知的好奇心にご満足いただき、かつ自分も楽しもうじゃないか!  
そもそも明鐘の衣服を全部引っぺがそうっていうんじゃない。  
明鐘に野球拳の何たるかが伝われば、お互い、枕を高くして眠れるってだけの話なんだ。  
別にたいしたことはない。ということで俺は決心して振りかぶった。  
「いくぞっ!ハイっ!やーきゅーうーすーるならーっ!」  
右手グリグリ!左手グリグリ!  
「え?ええっ!?」  
「そこっ!ヒクなっ!」  
おおっぴらに驚く明鐘。  
よくよく考えてみれば、まぁよくよく考えなくても、この動作もかなり羞恥心にこたえるもんがあるな。  
この遊びを考えた人は偉人だけど、この手順を考えた人は呪わしい。  
「ほら、明鐘もやれよ」  
「えーと…あ、あはは。み、みっともなくないかなぁ…なんて?」  
…何だか悲しくなってきたな。そりゃ、間抜けだもんな。  
「いいから、ほら。どうせ俺しか見てないんだし」  
「そ、それが一番の問題なんだけど…」  
「は?」  
「だから…兄さんにあまり恥ずかしいところ見られたくなってゆーか…」  
そういって明鐘は真っ赤になって口ごもってしまった。  
てゆーか、恥ずかしいところを見られたくないなら野球拳をやる資格などない。  
よって、明鐘も強制参加だ。  
「いいから、やれよ。ほら、こんな大げさじゃなくても、ちょっと体揺するくらいでいいから」  
「う〜。こ、こう?…やぁーきゅーうーすーるならぁー…」  
慎ましやかな声を精一杯振り絞り、これまた慎ましやかに右手と左手をゆする明鐘。  
ひじが脇から離れていないぞ。  
どう見てもボクサーが首を振りながら敵に近寄る動作にしか見えない。  
 
「ほら、続きいくぞ」  
「う〜〜…兄さんが冷たい…」  
明鐘は不服そうに口を尖らせているが、俺はかまわず続けた。俺だって恥ずかしいんだよ。  
「こういう具合にしやさんせっ!!」  
右手グリグリ!左手グリグリ!  
「…こういう具合にしやさんせ…」  
右手シュッシュッ。左手シュッシュッ。  
「アウトッ!セーフッ!」  
拳骨ガバチョッ!両手ガバチョっ!  
「アウト…セーフ…」  
拳骨へにょっ。両手へにょっ。  
「ヨヨイの…ヨイッッ!!」  
「えっ!あっ!!…ヨイッ!!」  
何もそこまで…と自分でも思わないでもないけど、精一杯力を込めて張り手を突き出した。  
てゆーか、こうやって勢いでごまかさないと自分の行動の意味に気づいてしまいそうで…  
後で冷静になる瞬間が怖い。  
ともあれ、俺はパー。慌てた明鐘は拳に作為を施す余裕もあらば、パッとゲンコツを突き出した。  
パー>グー。  
俺の勝ちだ。  
ありがとう、ジャンケンの神様、そしてジャンケンのコツを教えてくれた少年ジャンプの某先生。  
「あ、負けちゃった…」  
そういう明鐘は苦笑いを浮かべて軽く唇をなめた。緊張して唇が乾いていたのかもしれない。  
どうも、今の明鐘は負けちゃったことより恥ずかしいダンスと緊張感から開放された喜びのほうが勝っているようだ。  
しかし、これで開放されたと思うなら明鐘はとんだネンネだ。  
いや、ネンネだからこうして馬鹿な真似してるわけだけど…  
そう、真の野球拳はまさにここから始まるのだ。  
「明鐘」  
「何?」  
「一枚脱げ」  
 
「「…」」  
 
たっぷり10秒ほど沈黙する明鐘。苦笑いの表情を顔に貼り付けたまままさに硬直している。  
俺は噛んでふくめるような口調で、再度告げる。  
「脱・げ」  
「えっ!ええぇっ!!ええええぇぇぇぇーーーーっっ!!」  
本日最大の、いや、もしかしたら水原明鐘史上、最大規模の絶叫だったのではないか。  
それが証拠にハルの部屋側の壁がドンッ!と叩かれた。  
子供のころ、死ぬほどうるさくしていて空港付近レベルの騒音あげてたときもこんなことはなかった。  
…いや、さすがに空港付近レベルになったら怒鳴り込んできたな。  
しかし、今の俺にはそんなことどうでもよい。  
 
「に、にににににに・・・兄さん!!??」  
「そういうルールなんだよ。負けたほうがぬぐっていう。ショールでいいから脱げよ」  
そういって、俺はにやりと笑った。  
ショールを脱ぐというだけでこの恥らいっぷりはさすが明鐘というほかない。  
その容姿だけでなく、性格まで愛らしい。  
「ぬ、脱がなきゃだめなの?!」  
「そういうルールだからな」  
ルール万歳!ルールブラヴォ!やっぱルールは守らないとね。  
「どうせさっきのパジャマ姿に戻るだけだからいいだろ?」  
「ま、まぁ…確かにそうなんだけど…」  
明鐘はさっき、俺の指示に従ってショールを羽織ったのだからショールを脱いでも振り出しに戻るだけである。  
と、俺はその時までそう軽く考えていた。余裕もあった。  
しかし、ここから事態は大きく変遷を遂げる。そして、そのことが俺の余裕を完璧に奪い去ってしまった。  
「うぅ〜」  
明鐘は恥ずかしそうに顔をゆがめながら、ショールに手をかけ、ぎゅっと握り締めた。  
そのしぐさに、その不自然さに俺は一瞬目を奪われた。  
ショールなんだから、すとんと引けばあとは重力が脱がしてくれる。  
わざわざ、そんなぎゅっと握り締めなくても、と思うのだが明鐘の緊張感がそのしぐさに現れたらしい。  
そして、その緊張感は俺に伝播する。  
俺はどうやら息をすることを忘れていたらしい。  
それもそのはず、口の中では生唾が洪水を起こしていた。  
てゆーか、緊張ってこんな気持ちだったっけ?  
だとしたら、緊張とはなんともピンク色の気持ちである。  
そう。これは…この気持ちは、緊張が移ったというより…  
俺がグビリと生唾を飲み込むのと明鐘と目が合うのは同時だった。  
すると、明鐘は恥らって目を伏せた。  
「兄さん?そんなに見られると恥ずかしいよ…」  
「あ、い、いや…わ、悪い悪い…ハハハ」  
やばい。  
間違いない。  
そう、この気持ちは『興奮』だ。  
俺は間違いなく興奮している。  
明鐘の脱衣に。明鐘の女に。  
今、明鐘はぎゅっと握り締めたショールをようやく完全に体から離すことに成功した。  
すると、そのしなやかな首筋のごくごく一部が明らかになる。  
「うう〜。なんか恥ずかしいよぅ〜」  
明鐘はパジャマからちらりとのぞいただけの首筋を両手で覆い隠してしまった。  
普段だったら気にも留めない、それこそ何百回何千回と繰り返し見てきたその部分を明鐘は初めて俺の視線から隠した。  
そのしぐさのあまりの艶かしさに俺は思わず、息を呑む。  
ついであわてて目をそらした。  
「ば、バカ…そういうことすんなよな。余計意識するだろ」  
「だ、だって〜…う〜…」  
明鐘は何とか両手を離そうと試みているようだ。  
自分を落ちつかせるべく、スーハースーハーと深呼吸を繰り返す。  
そして、何度目かの呼吸時に、そのまま息を止め、ぎゅっと全身に力を込める。  
しかし、数秒の後、結局彼女は再び脱力した。やはり両手を離すことはできないようだ。  
「ごめんね、兄さん…やっぱり無理だよ…改めて見られるとやっぱり恥ずかしいもん」  
「ま、まぁ無理にとはいわないけどさ…」  
俺たちの間に気まずい沈黙が流れる。  
 
さて、唐突だがここでおさらいしておきたい。自省の意味もかねて。  
俺が明鐘の兄貴であることはもはや自覚するも馬鹿らしいほど、わかりきった事実である。  
そんな俺が明鐘に恋心を抱くことなど決してあってはならない。  
ましてや性的な興奮を覚えるなど言語道断の事態である。  
それすなわち畜生の道である。  
いや、畜生だって近親相姦は避けてるのかもしれないな…  
したがって…俺のとるべき道はたった一つ。  
 
今、この瞬間に「ほら、もう野球拳わかっただろ?」とやさしく微笑んで、頭をなでてやれば全てはおしまいだ。  
いや、「もう、美紀に変なこと教わるなよ」といってかるいデコピンくらいくれてやってもいいかもしれない。  
ここまで嬉し恥ずかし困らされたんだから、それくらいの仕返しは許されていいはずだ。  
そうすれば、明鐘もきっと「ひどぉい、兄さん!」と怒りながらも笑い返してくれるだろう。  
たったこれだけのことでいつもの俺たちが帰ってくる。  
しかし、そのことを確認してもなお、俺は激しい葛藤にさいなまされていた。  
悩む俺を尻目に明鐘は落ちつかなそうに視線をきょろきょろさせている。  
「ね、ねぇ。兄さん?このゲームって普通、何回戦まであるの?」  
「まぁ。時と場合によるけどな…普通は、全裸になるまで…かな」  
「え?えぇっっ!!そ、そんな…」  
驚きもじもじし始める明鐘。まぁ、そりゃそうだよな…。このままだと自分が全裸に剥かれかねないもんな。  
てゆーか、明鐘がこんな調子じゃ、野球拳正式ルールについてはとてもじゃないが、教えられない。  
や、別に野球拳に正式もクソもあったもんじゃないが…正式ルールとは、つまり…その…なんだ。  
仮に、衣服が5枚あったとしたら…6回目のジャンケンが許されるという…そういうルールだ。  
もっとも!これだけは何があっても絶対!絶対!ずえったいにNGだろう!  
いや、そもそもこれ以上進むことがNGだ!  
だいたい、さかのぼって考えれば兄妹で野球拳って段階ですでにNGだった。  
てゆーか、明鐘にとってみれば、妹に野球拳を真剣に教え込む男が兄貴だったってことが最大のNGだったかもしれないな…  
ちょっとブルーになったが、まあとりあえず今日はこれでお開きにしよう。  
ちょっと惜しい気もするが、人の道をはずすよりはいいだろう。  
「なぁ、あか…」  
「よし!決めた!」  
「…何を?」  
「勝てばいいんだよね!?先に兄さんを脱がしちゃえば、脱がなくていいんだよね?」  
「まぁ…」  
「私、絶対勝つから!」  
…はい?  
そして、明鐘はさほど効果の上がらなかったジャンケン必勝の仕草、名づけて明鐘スコープを再びこちらに向けるのであった…  
てゆーか、明鐘。お前、兄貴を脱がす気なのか?  
 

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