「乙姫ちゃん何してるの?」  
「真矢こそ何してるの?」  
 
 
自動販売機の前で会った二人。二人ともにこやかな顔で会話が進む。  
「やっぱりアヌビス内に部屋があるんだ。でも一人で寂しくない」  
「総志が近くにいるから寂しくないよ」  
「女同士じゃないと話せない事もあると思うけど。」  
「千鶴がいるから大丈夫だよ。」  
「私もいつでも相談にのるから遠慮しないでね。」  
「ありがとう、真矢。」  
そんな話しをしていると  
「クシュン!」  
と乙姫がくしゃみをする。  
「大丈夫、風邪ひいたんじゃない?」  
「少し熱っぽいだけだから。」  
 
真矢は熱を計ろうと乙姫の額に手を当て驚いた。  
「すごい熱だよ!」  
 
 
 
「そう?でも寝れば治ると思うから、千鶴には言わないで。」  
「駄目だよ、母さんに言ってくる。」  
真矢が千鶴のもとへ向かおうとすると乙姫が真矢の手を力いっぱい掴む。  
「心配させたくないの。だからお願い…。」  
乙姫は笑顔を作り真矢に訴える、真矢も健気な笑顔に説得され、  
「解ったよ、でもすぐに休まないと、部屋まで送るから」  
「ありがとう。真矢、優しいね」  
「そう?普通だよ。」  
そう言って真矢はお返しとばかりに優しい笑顔を乙姫に見せた。  
 
「真矢、ここが私の部屋だよ」  
「解った、ここね。」  
 
 
 
乙姫の指示通り歩き部屋の前につき、部屋の中に入ってゆく。  
「乙姫ちゃんベッドに横になって。」  
「…うん」  
乙姫をベッドに導き真矢は部屋にあった清潔なタオルを水で濡らし乙姫の頭に乗せる。  
「…気持ちいい、真矢本当にありがとう。」  
「どう致しまして、私がついててあげるから何でも言って」  
「でも…」  
「困った時はお互い様。」笑って答える真矢に、乙姫も安心して  
「うん」  
と了承し喜んだ、その顔に真矢も必要とされている事を感じ不謹慎ながらも笑顔を見せた。  
 
「スゥースゥー」  
「乙姫ちゃんの汗を拭いてあげなきゃ、寒いだろうし。」  
 
 
 
そう思い立つと真矢は起こさないように乙姫の服をゆっくり脱がせた。  
上半身を脱がせると白く美しい肌が現れ、ブラをしてないので可愛いらしい綺麗な胸が露出される。  
「白くて綺麗…」  
同性でありながらも真矢は乙姫の美しい肌に見とれた。  
「…あっ汗拭かないと」  
真矢はハッとして本来の目的を思いだし体を拭き出した。  
脇やら胸を拭くと  
「…アッ」  
という乙姫の声を聞く度に真矢はドキッとした。  
美しく、汚れの無き女の子は同性さえも魅了した  
 
背中を拭いていると乙姫は目を覚ました。しかし何故か震えている。  
 
 
 
「…真矢、寒いよ。」  
「汗のせいだね、上半身は拭いたけど…、乙姫ちゃん下半身を拭くから脱いでくれる?」  
さすがに少し抵抗があったようだが  
「…解った。」  
と了解しズボンを脱ぎだす。そして真矢は下半身を拭き出す。  
今の乙姫は何も肌を隠すものがなく秘部さえも露出している、真矢は念入りに拭く、きわどい所にいくたび乙姫から  
「ック!ヒャッ!」  
と力無い言葉が聞こえた。その言葉に真矢は少し興奮を覚えワザと秘部の辺りを優しく、念入りに拭いた。  
 
「乙姫ちゃん、着ていた服汗びっしょりだからクリーニングにだすよ。」  
 
 
 
そう言い真矢は違う服を探しているが、  
「真矢、服はクリーニングに出したばかりで1着もないの、でも裸で寝るから大丈夫だよ」  
と乙姫は言うが、真矢は心配だった。  
「寒くないの?」  
「少しはね、でもこれくらいなら大丈夫。」  
真矢は乙姫の為に何か出来ないかと考え、ある事を思いつき服を脱ぎ出す  
「真矢何してるの?」  
乙姫は驚いて真矢に聞く  
「人肌で暖めるの。」  
「…ありがとう、でも気持ちだけでいいよ。」  
とさすがに拒むが真矢は聞いていない  
 
そして服を脱ぎ終えた真矢は乙姫のベッドに潜り込む。  
 
 
 
「乙姫ちゃん、もっと寄り添わないと。」  
そういって乙姫に近づき抱き着いた。  
「真矢…、うつしたらごめんね」  
乙姫も優しさでやってくれる真矢を見て断れなくなり受け入れていた。  
 
少しして乙姫かが恥ずかそうに喋りだした。  
「…、あの真矢、アソコの毛が私のアソコに当たる…だけど」  
そう言うと乙姫の腰にあった真矢の手が秘部の辺りに動き乙姫のを触りだす。  
「乙姫ちゃん、生えてないんだ。」  
と真矢は意地悪そうな顔をして笑う。  
乙姫は何も言わず顔を隠した。  
 
「もっと体温めてあげようか?」  
また意地悪そうな口調で真矢が聞く  
 
 
だが乙姫は寝たふりをして聞き流す  
真矢はそれに気付き胸を押し付け、  
「そんな悪い子にはこうだ」  
乙姫の背中にある手をお尻を通り割れ目まで這わせ、そして割れ目をなぞるようにそっと触る  
「あっ、もう、やめっ」  
乙姫も寝たふりを諦め素直に拒否をした。  
「せっかく少し濡れたのにな」  
そっと割れ目を触った真矢の指を乙姫の目の前に持ってきた、確かにその指は少し濡れていた  
「温まったでしょ?」  
確かにドキドキして温まったが違う意味で乙姫は頭が痛くなった  
 

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