「なあ、いいだろ?」
「イヤだってば、武の馬鹿ぁ〜〜!!」
つぐみに殴られた挙句、部屋を追い出される武。
「あいたた・・・・つぐみのヤツ本気で殴りやがって。」
「あれ、お父さんどうしたの?」
台所には水を飲んでるホクトが居た
「おう。実はな。駅弁スタイルのまま部屋中練り歩こうって言ったらつぐみが嫌がったてな。」
「ブッッッ!!」
思わず口に含んだ水を噴出すホクト
「挙句おいだされちまったい。いや参った参った。」
「げほっ、ごほっ・・・それやらなくよかったね。」
蒸せ返りながら母親の良識に感謝する
「何で? 俺はとても残念だぞ。」
「あのねぇ!! もしやってたら僕と鉢合わせだったよ!」
「まあそん時は気の利いたリアクションをよろしくな、少年。シュ〆」
と爽やかにキメる武
「無理! 絶対に無理だよ!! お願いだから止めてよう。」