「ねぇ、パパ気持ちいい?」
「あ、ああ・・・」
背中から聞こえた声に、俺はどぎまぎしながら答える。
(うう・・・まずいな)
うつむいた俺の視線の先には、タオルの下で確実に膨張を続けている屹立があった。
俺は今、風呂場で沙羅に背中を流してもらっていた。「娘が父親の背中を流す」
言葉だけを聞くと、ほほえましい光景のように思えるが、俺にとっては生き地獄
そのものだった。なにせ、沙羅と俺は外見上ならほとんど年の差はないのだ。
当年とって37歳の俺だが、17年間ひたすら眠り続けていたため、気持ちの上で
は未だ20歳のままだ。そんな俺にとって、16歳の美少女が背中を洗ってくれている
というシチュエーションは正直いってたまらないものがある。
「ふふ、やっぱりパパの背中って大きいよね」
背後から再び沙羅が声をかける。この年頃の女子高生ともなれば父親などゴミ以下の
存在としてしか見ていないパターンが多いと聞くが、何分俺と沙羅の関係が
複雑なものだけに、沙羅は俺に過剰なほど甘えてくる。そう、父親と娘の関係を
超えているほどに・・・
「さ、沙羅、そろそろいいよ」
理性をフル動員して俺は沙羅にそう言ったが、途端に不満そうな声が返ってくる。
「ええーなんでー?まだまだこれからなのにー」
「い、いや、もう十分だよ」
これ以上、されるがままになっていると実の娘に何をするかわかったものではない。
俺は湯船につかるために慌てて立ち上がろうとした。しかしその前に背中にとてつ
もなく柔らかい2つのふくらみが押し当てられるのを感じる。
「さ、沙羅!?」
「ねぇ、パパぁ・・・」
沙羅がぞくっとするほど甘い声をあげた。そして同時に俺はうっと情けない悲鳴を
あげていた。沙羅の手がタオルの上から俺の肉根を掴んだからだ。
「パパの・・・すごく大きくなってるね」
「こ、こら!ふざけるのはやめなさい!」
「ふざけてないよ・・・私、パパともっと仲良くしたいから」
そう言うと沙羅は俺の背中に押し当てた胸を上下し始める。スクール水着を着ていた
ものの、ナイロン生地のざらざらとした感触とやわらかな乳房の感触が少しずつ、だが
着実に俺の理性を奪っていった。