ベキバキッ!
「はぁぁぁ!!!」
ゴブゥゥ!!
「決まった〜〜〜!!!今夜も無敗の座を守り抜きましたラサティ!」
ワァァァ────────────!!
相手を倒し、通路を戻っていく…
今夜の相手はまぁまぁの相手だった、だけど苦戦しぼくは傷だらけになってる、
でも勝利したのはぼくの方だ…なんといっても負けれないのだから。
「ラサティ…大丈夫か?」
声をかけてきたのはコフィ、ぼくと同じ賭闘士の男だ。
「あの程度…ぼくが負ける筈が無いだろ」
「それは、わかってるが…ただあの後だったからな」
「いつもの事だ…もう慣れてる、賭闘に支障は無いさ」
「…すまん」
申し訳なさそうに一言謝罪して立ち去るコフィ、あいつが謝る必要性は無い筈なのにな。
ぼくはラサティ、この賭闘場の女賭闘士だ、そしてここのオーナーに養ってもらってる身でもある。
いや…捕らわれてると言ったほうが正しいかもしれないが…
「姉さん!大丈夫!」
「リィリア!」
まるで入れ替わるように、可憐な給仕の制服を纏った少女が駆けて来る、
この少女はリィリア…ぼくの大切な妹だ。
「きゃっ…傷がいっぱい…」
「こんなのかすり傷だ、問題ないよリィリア…そんな息を切らして真っ赤にしてまで心配する事はないんだぞ」
「だって…」
そう…こんな傷はたいした事はない、この賭闘戦が始まる前のアレに比べれば…
「じゃぁシャワーを浴びてくるよ」
「姉さん、私も…また一緒に浴びていいかな…」
「いいよ、一緒に行こうか。でも、最近なんか綺麗好きにでもなってないか?」
「そんな事は無いんだけど…」
シャワーを浴びるぼく達…お湯が傷に染みる、でも我慢して体を清める…
特にココを…ぼくは自分の恥部を丁寧に洗っていた…その中の深くまで隅々まで…
するとその恥部からドロリと白い粘々した粘液が溢れ流れ出てくる、やっぱりまだ入っていたのか、
お腹に力を入れて奥から絞り出していく、この醜悪の粘液を体に残さないように念を入れて何度も洗う、
一滴たりとも胎内に残したくなかったから…くそっ…!
ぼくはシャワーを浴び終えると懐から一錠の薬を飲む…これでとりあえず安心だ。
「あっ…姉さんもシャワー終わったんだ」
「あぁ、じゃぁ…帰ろうか…」
「うん…」
心も体も傷つき疲れた今のぼくにとって、この妹の純粋な笑顔が一番の癒しだった…
血はつながってない、そしてエディルレイドである…ぼくの妹、
彼女のその笑顔だけでぼくは戦える…そして汚されても耐えていけた。
それはその日の賭闘戦が始まる前の事だ、ぼくはオーナーに呼ばれてた。
「くくっ、今日もがんばってくれたまえよ、私の可愛いラサティ」
「はい…」
目の前の醜い豚のような…つぶれたヒキガエルのような奴がオーナーだ、
売女を周辺に置き、卑しい笑みを浮かべたままでぼくを見ている。
「さぁ、こっちにおいで…そしていつのようにな」
「はい…」
ぼくは奴に歩み寄る…趣味の悪い香水の臭いと奴自身の体臭が混ざり、息が曲がりそうだった。
よくあの周辺の女も我慢できるものだ、もしかしたら鼻が麻痺してるかもしれないな。
ぼくはオーナーの傍にくると、その着ている服を脱ぎはじめた。
「ぐふふ…また発達したのではないか、その胸は…尻もいい感じに育ったものだ」
「…ご褒めいただいて、ありがとうございます…」
屈辱だった…だが辱めの言葉はまだ続いていく、
付けてる下着から体臭にまで奴は私を評価していくのだから…
「ワシの贈った下着をさっそく使っているようだな、どうだ履き心地は?高かったのだぞ」
「…はい、気に入りました…最高です」
なにが最高だ、こんな趣味の悪いデザインで下着としての機能も果たさないような薄布なんて…
それを取り外して、ぼくは全てを晒す…生まれたままの姿をオーナーに。
「ぐふふっ、以前の賭闘での傷は癒えたようだな、綺麗な肌をしておる…そうは思わないかコフィ?」
「は…はい…」
部屋の端で警護をしているのは、コフィだった…何故奴をこの場に置いておくのか私にはわからなかった。
最初に奴をこの場に置くようになった時は、私の恥辱を知人に見せ物にするためかと思ったのだが…
こう続けてだとそうでも無いようだ、警護ならもっと上のランクの奴を使えばいいはずなのに。
ぼくは、そのままオーナーの下に更に寄る…既にそのオーナーの下部は露出され、
目の前には大きく起たせた凶悪な一物がそびえてたのだ。
「ぐふっ…今日も頼むぞラサティ」
「はい…んっ…」
ぼくはその巨大なのを胸で挟み込む…そして上下に揺らして擦らせていく、
巨大なそれは特殊なローションで滑りが良くなってた、
そこの下準備は既に終わっていたのだ、おそらく横の女どもの仕事だろう。
「うぉっ、いいぞ…ぐふふっ、随分と上手くなったなパイズリも…ぐふふっ」
「ありがとうございます…んっ…んはぁっ…」
皮が剥き出しになった先を口で触れる…そして口を開き舌で先端を舐めしゃぶる。
本当はこんな汚らしいとこに口を付けたくは無い、異臭もして吐き気がするくらいだ。
だが私は我慢してそこを舌で綺麗にしていく、カスが舌に付こうともかまわずに…
「ぐふふふ…いいぞその調子だ、舌使いも上手い…流石にワシが教え込んだだけの事はある!」
こんな技術…習いたくはなかった、上手くなんてなりたくない…
屈辱…死んでしまいたい程の屈辱だ!今にも舌を噛み切ってしまいたい…だけど、
私はこいつに逆らえない、実親の借金の返済が住むまでは…
それが終わるまでは奴の所有物なんだぼくは…ぼく一人なら逃げる事もできるが、
それでは妹を…リィリアを幸せにする事はできない、この鎖を断ち切るまでは…
「そろそろ胸はよい、今度は…そこでワシのを迎えてもらおうか」
「うっ…はい…」
ぼくはオーナーの上に被さる…そして股の恥部を自分自身の手で摘み入り口を広げていく…
「ぐふっ…さぁ腰を下ろすのだラサティ、自分自身の意思でワシのを挿入するがいい!」
「はい…あっ…あぁぁ!!」
腰を下ろし、ぼくは自分自身の中へとその巨大な一物を挿入させていく…
大事な胎内へ醜悪のそれを挿れていくこの瞬間、何度やっても慣れはしない…
瞬時に嫌悪感が湧き上がってくる…だけどぼくは我慢し、奥へ奥へと挿入させていく…
「ぐふっ…ワシの自慢の一物を受け入れる女は数える程しかおらん、どうだ光栄だろ」
「あっ…あぁ…はい…」
「ふふ…昔は先端しか入らなかったのに、ここも随分と成長したものだな」
「はい…んあぁ…!!」
「思い出すぞ、まだ幼い子供のお前に突っ込ませ、痛い痛いと泣き叫んだあの初めての時を!」
私は思い出したくなかった…こいつに引き取られてから、しばらく後にぼくは処女を奪われたんだ。
この世の地獄を見た…体が二つに引き裂かれる痛み、ほんの数分の内に
まだ未熟な子供の性器は無残な姿にされてしまった。
そして…この醜悪の物を受け入れるように変えられてしまったんだ…。
「お前の膣は最高だ…ぐふぅ!この鍛えた体による締まり…たまらんぞ!」
「うっ…くぅっ…あぁぁ!!」
腰を動かし、上下に体を揺らしていく…オーナーは自分で動かない、全てをぼくに任せていた、
これじゃぼく自身で自分を犯していくようなものだ、これがまた悔しい…
「うっ…そろそろ…イクぞ!」
!?…達っしようとしてる、ぼくは今にも腰を上げて、内の一物を抜きたかった…
だけどそれは許されない、ぼくは受け入れなければいけないんだ…
「さぁ、どこで出されたい…言ってごらんラサティ」
「うっ…中に…ぼくの中に出してくださいオーナー…」
「ぐふぉふぉ…卑しいなラサティは!そんなにワシのザーメンが欲しいか!」
「はい…オーナーの濃いのを…ぼくに下さい…」
嫌だ…そんなのを出すな!いくら安全な日のみとは言っても…一滴も胎内にそれを注がれたくなかった。
危ない日の時は口か後ろの穴に出されてる…それも激しく嫌だが、胎内に入られるのはもっと嫌だ…
でも出される、しかもぼくの口から催促しないといけない…クソッ
「じゃぁ…イクぞぉ!!ワシの子種をその身に受け入れるのを光栄に思うがいい!!」
ドクゥゥゥゥ!!
「ひぃっ!あぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
出された…全身が鈍く揺れ、胎内に禍々しい液体を注ぎ込まれる感触に襲われる…
「ぐふぅ…ふぅふぅ…まだ出るぞ!どうだラサティ…気持ちいいだろ?」
「くあぁ…あぁ…はい…オーナー…んあぁ!!」
気持ちよくなんてない…気持ちいいはずないんだ…こんなの…
「ふぅ…良かったぞ、さぁ今日も頑張って戦え」
「はい…んっ…」
するとオーナーは一錠の薬を取り出し、私に持たせた。
「ぐっふふ…大事な商品を身篭らせるわけにはいかんからな、飲んでおけ」
「はい…ありがとうございます」
ヨロヨロになった足でぼくはそこから出て行く…早くこの身を洗いたい、早くこの中のを取り除きたい!
その一心でぼくはシャワー室へと向かっていく…もう賭闘まで時間は無いが、せめて少しは清めたかった。
「ぐふふ…見たか姉の姿を?」
「…。」
「必死に表情と言葉を作り、嫌悪する行為を我慢してる…そう本人は思っているだろうが、あの顔を見ろ!」
「……。」
「何と言っても感じているぞあいつは…ラサティは!大切な妹が傍で見てた事にも気付かずにいたのだからな、ははは!」
「姉さん…」
「さぁ、次はリィリアお前の番だ。姉の避妊薬の分をその体で払うのだ、あれは高いからな」
「はい…オーナー…んあぁっ…」
自分が出て行った後、そして賭闘してる間に、オーナーの部屋で何が行われているか…
ぼくは気付かなかったんだ…賭闘の後で再び身を洗う僕の横で、同じように身を洗う妹の事に…
そしてそんな日が続く中で、あの日はやってきた…
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「ふっ、そうかあと少しだったか例の返済金の件は」
「おそらく今度の賭闘で一斉返金を考えているかと」
「ならば、もう後は考えずに今日は楽しませてもらおうか、リィリアも呼んでおけ」
「は…」
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「よし入っておいで、私の可愛いラサティ」
「はい…」
そして今日もオーナーに呼ばれて、ぼくはここへ来る…
ただ今日はコフェの奴は居なかった、まぁ別にいいが…
「では、いつものように私を楽しませておくれ」
「はい…」
ガマガエルの卑猥な視線がぼくに向けられる…また始まる屈辱の時間、
そして全てを脱いだ時に扉が開く音はしたんだ。
「あっ…!?」
「リ、リィリア!?」
それはリィリアだった、ぼくと目が合うと、彼女も困惑している…そしてオーナーを見ていた。
「オーナーこれは一体?どうしてリィリアが…」
「姉さん…」
「それはだなラサティ…今日はお前の妹も一緒にしようと思ったわけだ」
「なっ!」
それは信じられない言葉だった、同時に許せない言葉だ…!
「実はなリィリアは、とんでもない事をしたのだ、あの秘宝の壷を割ったのだから」
「えっ…あっ…」
リィリアは青ざめる…何か思い当たるふしがあったようだ、妹は普段は屋敷で給仕の仕事をしてるし、
結構それでドジをしているから…あり得る話だ。
「だけど…それならぼくが責任をとる!いつも以上にぼくを犯していい、だから…」
「それでは足らんよ、それに…安心するがいい、リィリアは生娘でない、もう慣れてる身だ」
「えっ!?」
ぼくはリィリアに振り向く、すると申し訳なさそうにうつむいていた…
なんでそんな事になってるんだ!
「ラサティ…お前がいつも飲む薬、あれの代金を誰が肩代わりしてるか知っていたのか?」
「まさか…」
「そう、リィリアがお前の為に体を差し出してくれていたおかげなのだ!」
そんな…気にしていなかったが、あれにそういう事実があったなんて…だけど!
クィ…
悩めるぼくの腕を引っ張られる…それはリィリアだった。
「私は大丈夫だから、姉さん…」
「だけど…」
「私の体で支払えるなら安いものよ、もしお金で払えって事になったら…また」
!?…そうか、そうなったらあと少しの返済額が一気に倍増される、また自由への解放まで時間がかかる。
「ごめん、リィリア…」
「私もごめん姉さん…」
ぼくはいつものように胸で巨大な一物を胸で挟む、だけど今日はリィリアも一緒だ、
リィリアも胸でそれを挟み込む、随分と慣れてるみたいだな…
「姉さんがしてるの…見てたから…」
「えっ!?」
その時、初めてぼくのあの卑しい姿を見られてた事に気づく、恥ずかしい…
「ぐふぅ…まるで胸のおまんこのようだな、よしワシも手伝ってやろう」
「ひぅ!」
「ひゃぁ!!」
オーナーの手がぼくとリィリアの恥部へ伸びる、いつもは自分では何もしないのに…
予測外の出来事にぼくは恥ずかしい声を出してしまってた。
「ぐふぅ、良い声だ…さぁ動け!ワシを気持ちよくさせろ!」
「ひあっ…あっ…はい、オーナー…んっ」
手で胸を動かして擦らせる、リィリアも同じようにする…
ただ股間のオーナーの手の動きが気になって仕方ない、恥部を指先で這い内へと潜れていく…
「ひゃぁ…あぁ〜!」
リィリアの顔が赤く染まる…息が荒くなり、いかにも感じていたんだ…
いけない、オーナーのなんかで感じちゃ駄目だリィリア!
「ぐふふ…良い声で喘ぐなぁリィリアは、興奮してくるぞ…」
「んぁぁ…あんっ…あぁ〜〜〜!!」
ぼくの声の叫びは届かず、ますますリィリアは感じ続けオーナーを喜ばせていく、
こんな妹の姿…
「初めてか?ラサティ…」
「えっ…あぁっ…!」
恥部からその内部を弄る指の動きが激しくなる、それに必死に耐えるぼくだけど…
「リィリアはお前と比べて快楽に素直だぞ、お前も感じているのだろ…ほらっ」
「ひぅ…あぁぁ〜!!」
違う…感じてなんかいない、こいつの手でなんて…気持ちよくなっていない!
「んっ…んっ…!!」
「うぉっ!?」
漏れようとするぼくの声を抑える為に、口をその巨大なのに銜えさせた、
口内からその一物の異臭が込みあがってくるが、何とかその臭いに耐える…
今これを離すと、口から恥ずかしい声が出そうだからだ…
「姉さん…私も…んっ…あぁ…」
リィリアもその巨大なのに口を付け、舌で這わせていく…愛しそうな目をしながら!
「んぁ…リィリア、あぁ…あぁんっ!!」
「リアクトできないエディルレイドなぞ役に立たぬと思ったが、くく…女としての役は立つものだなラサティ」
「んっ…くっ…」
悔しい…何も言い返せない自分がとても悔しい…
「よしまず一発出すぞ、口で受け止めろリィリア」
「はい、オーナー…んっ…」
その小さな口で巨大な一物の先を咥えるリィリア、すると醜く蠢くその一物は脈をうち熱くなるそして…
ドブゥゥゥ!!
「んっ…くぅっ…!」
リィリアの頬が膨らむ、出されてるのだ…オーナーの精液を…
「おっと飲むな、そのまま口に溜めておけ…」
余程の量が口の中に溜まってるのか、息苦しそうだ…臭いも酷いのだろう。
ようやく出し終え、リィリアの口が離れる…だけどまだ解放されない、中に奴のがある限り…
「よし、では…その口のを姉に分けてやれ、口移しでな」
「!?」
「なっ…」
その為にリィリアに飲むなと命令したのか…ぼくを見るリィリアはもう辛そうなのがわかる、
この苦しみから解放されるのは…やるしかなかった。
「リィリア…するよ、楽にしてあげるから…」
ぼくは唇をリィリアの上に乗せる、そして互いに口を開けていく…
瞬間に凄い臭いが鼻についた!これは…オーナーの臭いか!?
だけど我慢するしかない、リィリアも我慢してるのだし…私も我慢しないと、
そして…粘液がぼくの口へ流れ移ってくる…ドロッと出されたリィリアの舌にも付いていた。
口の中が白く染まる…オーナーの精液とリィリアの唾液の混ざった液体で…
「よし、飲み込んでいいぞ…両方ともな」
ゴクンッ…
二つの喉音がした、でも気持ち悪い…今にも吐きそうだ。
「はぁはぁ…姉さん…大丈夫?」
「あぁ…リィリアも、平気か?」
「うん…」
「よし、まずは…リィリアからだ。ラサティは、こっちに尻を向けろ」
「はい…オーナー…ひぃ!」
お尻を向けた途端に、ビクビクと何かが込みあがってくる…変な感じだ、これは…
「おかえしだ…お前のおまんこもワシが舐めてやろう」
「あっ…あぁ…」
オーナーがぼくの恥部を舐めている、汚いとこをその舌で舐めている!
変な感じが次々と僕に襲い掛かる…頭が変になっていくようだ…
「姉さん…気持ち良さそう…」
「あんっ…えっ…!?」
リィリア!?なんて…何て言ったんだ!ぼくが…
「気持ちいいか…そうかワシの愛撫で気持ちよくなったか、ラサティ!」
違う…こんな奴に…こんな奴ので気持ちよくなってたまるか!
「んっ…あぁっ…私も…あぁぁ!!」
ズブゥゥ…
私が困惑してる間に、リィリアはその自分の中にオーナーのを挿入させていた。
あの太い巨大なのが、リィリアの中へ収まっていく…
「ひぅ!あぁ〜…擦れて…あぁ…」
「リィリア…?」
信じられない光景だった…あのサイズがリィリアの中へ入っていくのも驚きなのに、
そのリィリアの表情は…恍惚してまるで喜んでいるようだったからだ。
それは作り笑顔ではできない表情だった…
「姉さん…気持ちいいよぉ…オーナーのが奥に当たって気持ちいい…」
「リィリア…うそだっ…」
「んぁっ…嘘じゃないよ…とっとも気持ちいいの…姉さんもそうだったでしょ?」
「えっ?」
ゆっくり腰を動かし、リィリアは出したり入れたりとその大きなのを相手していく、
オーナーもそのリィリアとの行為に感じているのか、喘ぎを出して、その荒い息使いが
ぼくの恥部に当たっていた…舐めている舌の動きも激しくなっていく…
「ひあぁ!あぁ…ぼくは…ぼくは…!」
違う…感じてなんていない、嫌悪してる…嫌なはずなのに!!
「感じてる姉さん…可愛い…んっ…」
「あぁ…」
また口付け…互いにまだ口のまわりには白い粘液が付着していた。
「むふぅぅ〜!いいぞリィリア…そろそろ出すぞ!」
「あんっ…あぁ…はい、オーナー…下さい…中に!」
一時の迷いもなく、中を希望するリィリア…そして
ドクゥゥゥ!!!
「あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!熱っふあぁ…」
リィリアの全身が痙攣する、身を反らして甲高い声を出していた…
その結合部から白い粘液を溢れさせながらに…
「イッたか…ぐふふ、たっぷり濃いのが出たようだな」
「あぁ…んあぁ…」
こんな乱れた妹の姿を見るのは初めてだった…こんな風になるなんて…
「次はラサティ、お前の番だ…今日は調子いいからまだまだいけるからな!」
確かにオーナーのは萎えてない…まだ醜悪の姿を晒してる。
「はい、オーナー…」
リィリアは限界みたいだ、そのまま傍に横にさせる。
そしてぼくは位置を移動し、その巨大なのを持ち、弄られていた恥部へと挿入しようとする…が、
「えっ!?」
「気付いたか…今のお前の恥部の姿に!」
ぼくのそこは、今までに見た事のない程に、ぐっしょりと濡らしていた、
それはけっしてオーナーの唾液だけじゃない…恥部から染み出たものだ。
「随分と興奮したのだなラサティ、妹の淫らな姿に欲情し興奮したか」
「そんな馬鹿な…!?」
「だが事実だ」
こんな風になって…よく自分を見ると、全身が火照っていた…
息も荒げてるし…興奮してる、馬鹿な…。
ドックンドックン…胸が高鳴る…あの嫌な…嫌悪しているはずの巨大な一物を見ると恥部が疼く!
「ぐふふ…素直な妹の乱れようが、今まで盲目だった快感を貪る自身の体に気付かせたか」
「えっ…」
「ラサティ…自分では気付いていないだろうが、お前もいつも妹のような卑しい表情になっていたのだぞ」
「!?」
「それに、今の自身の変化に驚愕してるだろうが、それもいつもの事だ、前からそんな風に淫らだったのだ」
嘘だ!!そんな…そんな事は…
「ほら、素直に受け入れるがいい快感を!ぐふふ…もう耐えれまい、そのワシの巨根が欲しいのだろ!」
違う…こんなのを心で望んでなんて…あっ、駄目だ!なんで…
ズブゥ…
「ひあぁっ!」
勝手に動くんだ、勝手に挿入するなんて…ぼくの意思じゃ…
「あぁんっ…あぁはぁ…あぁぁ〜!!!」
ぼくの意思じゃない…はずなのに、腰が動く…
奥に…奥に…オーナーの醜悪のモノを挿入させていく…
「気持ちいい…あっ…」
!?何て言った…ぼく…ぼくは何て今…
「気持ちいい…気持ちいいです…オーナー…」
そんな…こんな…これがぼくの本当の声なのか??
「ぐふふ…ついに、素直になったかラサティ!よし、ならばワシ自ら動いてお前を高みに導いてやろう!」
「ひゃぁぁぁ!!あぁ…あぁ〜〜〜〜〜!!」
お腹の中身が下から持ち上げられる、オーナーのがぼくの中を深くまで貫いてるから…
でも、なんという快感なのだろう…突かれる度に頭が白くなっていく…
「姉さん…凄い…」
「あんっ…リィリア…ぼく…あぁ〜変に…あぁぁ〜!!」
「ぬぉぉおぉ!!いいぞ、もっと乱れよラサティ!!くく…」
妹の目の前でぼくは快楽に酔っていた…そこにオーナーへの恨み憎しみは無かった、
ただ快楽を得る事しか頭に考える事ができなくなっていたんだ。
「うっ、いくぞ…出すぞ!!」
「あんっ…中…中に出して!!あぁぁ〜〜〜〜!!」
いつもの台詞を口にするぼく…だけどそこには感情がこもっていた、
今日は本当にほしかったんだ、ぼくのお腹にあの熱く粘々したのが…
ドブゥゥゥゥ!!!
「ひあぁぁ〜…出てる…ぼくの中に…オーナーのが…」
奥に熱い衝撃が起こり、そして出されていた…もっと奥の方へ流し込まれていくのがわかる
満たされていく…体も心も…快楽に満たされていく…
ぼく…イっちゃたんだ、憎むオーナーが相手なのに…
「くふぅ〜また濃いのが出てるのぉ〜しかし本当に良かったのかラサティとリィリア…くく」
「えっ…あぁう…」
まだ射精されてる…その快感に浸りながらも、そのオーナーの意味深な笑みが気になった。
「忘れたか?お前達…姉妹そろって今日は危険日だぞ」
「!?」
「あっ…!?」
ぼくもリィリアも顔が真っ青になった、そうだ…ついいつものように思っていたけども、
今日は、いつもの安全日じゃない、むしろ危険な日…快楽に浸って気づかなかった!?
「ぐふふ、困ったな…あの薬は切らしているのだ、まぁいい…万が一の場合は認知くらいしてやるわ」
「そんな…」
「くっ…あんっ!」
絶望するぼく達、でもそれも一瞬の事…ぼくの中のオーナーのがまた動き出したのだ。
「やだ…あぁ…そんなまだ!」
「姉さん!んっ…あぁっ…」
また快感に頭が呆けていく…あんなにショックうけていたのに、また…
リィリアも唇をオーナーの奪われ、その口の中を乱暴に犯されていく。
離された時には、もう…リィリアもまた、快感の虜に戻されていたのだった。
「どうせ、もう遅いんだ…ぐふふふ、それにどうせ今日で最後の宴なのだから、徹底的に快楽に浸るがよい!」
「あぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!姉さん…あぁぁ!!」
「リィリア…もうぅ…あぁぁ〜!!」
絶望と快楽の宴はまだ始まったばかりだった…
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「姉さん…姉さん!!」
「んっ…あれ?リィリア…」
「もうすぐ着くわよ、姉さん」
ゴトンゴトン…そこはまだ揺れる汽車内だった、そっか…ぼくは夢を見ていたのか。
「うなされていたけど…大丈夫、姉さん?」
「大丈夫だよリィリア…少し悪い夢を見てただけだから」
そう悪い夢だ、オーナーも居ない今となっては、もう戻る事はない過去の出来事なのだからな。
夢で見たのは少し前の出来事だった、でもその後にクード達に会い、あの賭闘場での一件があって、
オーナーから解放されたぼく達はこうして生まれ育った家に戻る途中だった。
途中までクードらと一緒で、色々と巻き込まれたものの、こうして無事に目的の家の近くにまでやってこれた。
もうぼく達を脅かすものは無い筈なんだ…。
「今さら…あの時の事を夢で見るなんてな…」
それは何かの予兆とは思いたくなかった…あと少しでぼく達は静かに平和に暮らせる…
ドックン…
えっ…?
「どうしたの姉さん、顔が真っ青だけど…」
今、唐突に…ぼくとリィリアの体の奥から僅かにだけど鼓動を感じた…
「何でもない、何でもないから…」
それは鈍く重い不安を呼び起こす禍々しい鼓動だった…ような気がする、
リィリアは心配そうにぼくを見ている、どうやらさっきの鼓動を感じたのはぼくだけみたいだ。
「気のせい…だよ、きっとな…」
僕は自分の頭にそう言い聞かせていた…考えてはいけない、そう予感したからだ。
ドックン…ドックン…
だけどその鼓動…いや胎動は日々が経つ毎に激しくなっていく、
ぼく達の中で少しずつ…
そしてぼく達がその意味を知るのはもう少し後だった。
【 おわり 】