船上の夜  
空には星が輝き、花火が漆黒の闇に映えていた  
半壊した船の甲板では長い船旅最後の夜を楽しもうと沢山の乗客が宴をしていた  
「ふぅ・・」  
彼女、ラサティ=ティグレスは甲板の一部で空を見上げていた  
傍らには妹のリィリア=ティグレスがいる  
ずっと望んでいた妹との平穏な生活、それは彼女が何よりも求めていたもの  
ラサティは今その幸せをかみ締めていた  
「(こうしてリィリアと一緒に世界を見れるなんて、夢みたいだ・・)」  
リィリアに視線を向けると彼女は同じエディルレイドのレンと笑顔で話しをしていた  
 
「(屋敷にいた間に・・あんな顔をした事は無いよな)」  
そう思うと自然に頬が緩んでくる  
「(これも・・アイツらのお陰だな)」  
心の中でその『アイツ』に感謝をした次の瞬間  
ラサティはそれを後悔する事になった  
「れ〜〜んんーーーー〜〜〜〜〜〜」  
という間の抜けた声に目を向けると、そこに見えたのは今しがたラサティが考えていた少年が見えた  
「な・・」  
少年、クード=ヴァン=ジルエット(通称クー)は自身と契約したレンを背後から抱きしめ、その水晶色の美しい髪の毛に顔を埋めていた  
「(コイツ・・何して!?)」  
 
驚き、クーを引き剥がそうとするとその理由に気付いた  
「うッ・・こいつ酒臭い!!」  
クーから発せられる酒の香りはかなり強く、匂いだけで頭がクラクラしてきそうなほどだった  
「未成年のクセに酒なんか飲みやがって・・」  
はぁ、とため息をついてクーをレンから引き離す  
するとクーは次のターゲットの所へ向かっていった  
「驚いた・・クーってお酒に弱いのね」  
クーのための水を持ちリィリアが言う  
「そうだな・・・・ってオイ!」  
二度目のため息と同時にクーを見ると、今度はシスカがその毒牙にかかっていた  
 
「わーーーー先輩ーーー!!!」  
同じテーブルで談義をしていたローウェンが慌てて駆け寄るが、既にシスカは茹ダコの如く顔を赤くし、完全に別の世界へ旅立ってしまっていた  
「ああもうっ!あのバカッ!!」  
言うと同時に駆け寄り騒ぎを仲裁させる  
が、完全に酒が回ったクーはサルのようにラサティの捕縛の手をすり抜けていた  
しかし  
「この・・舐めるなッ!!」  
本気になれば流石は『無敗の若虎』その異名に反せず見事な手腕でクーの首根っこを捕まえた  
「ふぅ・・世話が焼ける・・」  
 
首元を軽く持ち上げクー(ていうかサル)の動きを封じて三度目のため息を吐く  
「はいクー、お水よ」  
先程からこの騒ぎを傍観していたリィリアも、手にした水をクーに与える  
「ゴク、ゴク・・・・・・」  
リィリアの持ってきた水を飲んだクーはあっさりと大人しくなった、いや、むしろ全く動かなくなった  
「ク、クード?」  
ピクリともしないクーを心配して顔を覗き込もうとすると・・  
「あははははははははははははははははははははははは」  
「わぁぁぁっ!?」  
 
ズザッと音が出るほど飛びのき、クーを見ると  
クーは壊れた玩具の様にケタケタと笑いこけている  
「な・・これは?」  
あまりの不可解さと奇妙さに流石のラサティも後ずさる  
そこにシスカを抱えたローウェンが告げた  
「ちょ、リィリアちゃん!これお酒だよ!?」  
「え!?だって透明で・・」  
クーの飲んだコップに指を付け、軽く一舐めしてみると口の中に濃いアルコールの味が広がった  
「う・・これは・・」  
「うん、かなり純度の高いヤツだね・・」  
同じように苦い顔をしたローウェンが頷く  
「あはははははは・・・・・・・・・ボンッ!!」  
急に笑いを止めたかと思うと、今度は爆発したように頭から湯気を噴出し、音を立てて後頭部から甲板に倒れこんだ  
「・・・どうするんだ、コレ」  
美しい夜空の下、宴の後に残ったのは二人の酔っ払いだけだった  
 
 
「まっ・・たく!!」  
音を立てて背負ってきた少年をベットに叩きつける  
本日のローウェンとビジュアルシンガー(古)との戦いで部屋が崩壊してしまったため、クーには個室が割り当てられていた  
「疲れた・・」  
冷静に考えれば今日は色々あった  
いきなりビジュアル(以下略)に襲われたり  
船を沈没させようとしたシスカを止めたり  
終いには先程の宴の騒ぎだ  
「ふぅ・・」  
疲労感からベットに腰掛ける  
既にリィリアは自室に戻らせており  
ローウェンはシスカとキーア、レンをそれぞれ自室へ送り、自分も割り当てられた部屋に戻っていった  
 
「・・リィリアも心配するし、戻るかな」  
自室に戻ろうと腰を上げようとすると、その手を強く掴まれた  
「!?」  
暗闇の中、照灯も付けておらず  
部屋の明かりは窓から差し込む薄い月明かりだけ  
その暗闇に目が慣れる前にラサティはその体を組み敷かれた  
「な、何だッ!?」  
「・・・ラサティ」  
明かりに照らされ、見えた人物は先程までこのベットで泥酔していたはずのクーだった  
「ク、クード!?何してるんだ!この手を離せ!!」  
クーの体の下で暴れるが、クーの手はまるで万力のようにピクリともしない  
 
「オマエって・・美人だよな」  
「!!!??!??」  
目の前にあるのはクーの顔  
唇に感じる温もり  
息が出来ない  
「・・・・ふぁ」  
ようやくその苦しさから開放された  
しかしラサティは先程の行為に戸惑いが隠せずにいた  
「ク、クード!何をする!!」  
キッ、と虎のように鋭い目をクーに向ける  
しかしクーはそれに全く意に介した様子は無い  
それどころか  
「言っただろ、オマエが美人だから・・我慢出来なくなったんだよ」  
「なっ・・・!」  
ラサティが狼狽しているスキに、クーは再び行動に出た  
 
「っ・・・クード!?」  
接近する気配に顔を上げる  
しかしそれは逆効果となった  
「ん・・ぅ」  
再び唇を触れさせる  
これまでその身を戦いに投じてきたラサティにとって、口付けなどというものは無論経験したはずも無く  
余りにも衝撃的なものだった  
しかし、ラサティを襲う衝撃はそんなものではなかった  
「!?」  
触れ合った唇と唇の間から、差し込まれる異物  
その熱いものは口内を犯し、そしてラサティの心までも犯していく  
「やめ・・お前には、レンが・・」  
いかに恋愛感情に疎いラサティでも、端から見ていればクーがレンに対して好意を持っているのは明白だった  
しかしクー本人はその言葉にも何の反応も示さない  
 
むしろ更に深く口付ける  
「ん、ちゅあ・・あふ・・」  
唇を離すと薄く輝く糸が二人を繋いだ  
クーはそれを舐め取ると薄い笑みを見せた  
「関係ねぇだろ・・?今はただ気持ちよくなればいいんだよ」  
耳元で呟くとクーはラサティのドレスに手をかけた  
長い口付けによって意識までも蕩かされたラサティにはそれを止める力すら残っていなかった  
「へぇ・・」  
ドレスを彩る飾り布を外し、クーは感嘆した  
「オマエ、スタイルいいな・・キーアといい勝負じゃないか?」  
クスクスと笑いながら告げられる言葉にラサティは歯を食いしばって羞恥に耐えた  
「そんな顔すんなよ、褒めてんだから・・さ」  
 
告げると同時にドレスを脱がせる  
同時に下着も外させたため、クーの前にはラサティの一糸纏わぬ姿が晒された  
「・・・・・・」  
思わず息を飲み込む  
クーはその一瞬の間呼吸する事すら忘れ、目の前に晒された肉体に見とれていた  
「・・・気味が悪いだろう?」  
「・・・は?」  
ラサティの体に見とれ、沈黙していたクーの態度を勘違いしたのかラサティが口を開いた  
「女のクセに、こんなに傷だらけの体で・・気味が悪いだろう?」  
ラサティの言葉の意味を理解するまで長い時間を要した  
 
つまりラサティは『傷だらけの自分の体を見てクーが怖がっている』  
と思ったわけだ  
だが、それはなんて・・・  
「バカかよ・・・」  
「え・・・?」  
「バカだって言ってんだよ!何が気味が悪いだよ、俺はオマエの体が綺麗過ぎて見とれてただけだ!!」  
思わず叫んだ  
ラサティの言葉はクーにとって許せなかった  
「大体何でオマエの体見て俺が気味悪いなんて思うんだ!傷があるからか?その傷だってオマエが今まで必死に生きてきた証じゃないかよ!」  
 
自分の想いを飾りもせず真っ直ぐに伝えてくるクー  
酒に酔っていてもクーの本質的な部分は変わっていない  
「クード・・」  
「・・オマエの体は綺麗だと思う、その傷も・・全部含めて、本当に綺麗だ」  
クーの言葉にラサティは無意識のうちに口付けで返した  
再び熱く、深く絡み合う唇を離すと言った  
「ぼくみたいな女に手を出すと・・痛い目見るぞ」  
その言葉にクーは優しく笑うと  
「上等だよ、痛い目には慣れてる」  
言って行為を開始した  
 
「くぅ・・あ、あぅ・・うあ!」  
ぴちゃぴちゃと水音を響かせ、クーはラサティの胸を愛撫する  
もう片方は手で先を摘むようにして快感を与える  
 
「や・・め、クード・・胸、ばかり・・!」  
息絶え絶えになりながらも反論する  
今までの人生のほとんどを戦いに費やしてきたラサティにとって快感とは始めて感じたものであり、異質なものだった  
「う・・はぁ、あう・・うあぁ」  
しかしその異質はけして嫌なものではない  
むしろ心地よい  
ラサティは今その身に始めての快楽を浴びていた  
「く・・あぁ、クード・・もう、やめ・・」  
その身の発育に反比例した快感への対抗性の無さは、早くもラサティを追い詰めようとしていた  
「もうイクのか?」  
「イク・・?」  
言葉の意味が分からずクーに視線を向ける  
 
「気持ちが良すぎておかしくなっちまうって事だよ」  
ラサティの絶頂が近い事を知ったクーはさらなる未開拓地に手を伸ばした  
ラサティ以外  
いや、ラサティですらそのような意識で触れた事はないであろうその場所  
「ッ!?クード!やめろッ!!」  
クーのしようとしている事を悟ったラサティがクーを制そうとする  
しかし、それは少し遅すぎた  
「いいから、イッちまえよ・・」  
女性の最も大切といわれる秘部に中指を差し込む  
 
「ッアアアアアアーーーーッ!!!!」  
それだけでラサティの体には強い電撃が走った  
体に満ちた電撃は強烈過ぎる快感となってラサティを飲み込んだ  
「は・・・・ぁ」  
生まれて初めての絶頂をかみ締めるようにラサティは甘い吐息を吐いた  
 
「は・・は、はぁ、はぁ・・ラサ・・ティ」  
快感に浸るラサティに反して、クーは辛そうな顔をしていた  
それもそのはず、クーのズボンの中のものはすでに超戦闘形態となっている  
これ以上の我慢は不可能だった  
「・・・」  
 
ベットに横たわり荒い息を繰り返すラサティに伸し掛かると、その秘部に再び指を這わせる  
「っあ!・・クード、やめ・・」  
クーの指がラサティの秘部を犯すたび、甘い喘ぎを吐く  
すでにラサティの秘部も蜜が溢れそうになるほど熟れきっていた  
「俺、もう我慢できねぇんだ、オマエを・・犯す」  
ギラリとした狼のような目  
獲物を前にし、興奮した獣のようなクーはラサティが返答するより早く行動に移った  
「ク、クード!」  
突然の事に判断が遅れた  
酒が入り、その獣性にまで火がついたクーの前に、今のラサティは虎どころか猫同然だった  
 
「ッが・・あ!あぁーー!!」  
何かが千切れるような音と、身を裂かれるような激しい痛み  
獣と化したクーの手によって、余りにもあっさりとその純潔は散らされた  
「う、あぁ!痛・・い、やめ・・もっと、優しく」  
激しい痛みに身を裂かれながら、懇願する  
「心配、すんな・・痛いのは最初だけだ」  
腰を強く打ちつけながら言う  
クーとて抑えられるものなら抑えたい、しかしラサティの体はそれを許してはくれなかった  
「(スゲ・・なんだよ、コイツの中・・気持ち良すぎる!)」  
既にラサティの肉体の甘美さに飲み込まれたクーにラサティを案じる余裕など持ちえなかった  
 
「く・・は、あぅ・・うぁ!」  
しかし、ラサティの体に与えられるものも痛みだけでは無かった  
ゴツン、と差し込まれたクーの分身がラサティの最奥を打つ  
「うぁっ!!」  
苦痛を伴いながらも、その体に与えられる新しい感覚  
痛い、痛い、痛い、痛い・・・痛い・・のに  
「気持ち・・イイ」  
もっと強く  
もっと深く  
と突きつけられるクーの分身はラサティに溢れんばかりの快楽を与える  
 
「ク、クード!」  
腰が密着した状態から突き出されるクーの分身が、再びラサティの最奥に押し付けられる  
「ぼ、ぼく・・もう、ダメだッ!!」  
だらしなく涎を垂らし、絶頂を間近にする  
しかしクーも同じ状況にあった  
「俺も・・もうッ!」  
必死に快感に耐えていたクーにも限界は訪れた  
「んぁ、あああああああああああッ!!!」  
絶叫とも言えるほどの声を上げ、再び絶頂を迎える  
倒れそうになるラサティをクーは強く抱きしめるとその欲望の塊をラサティの中に吐き出した  
 
 
「・・・・・あつ、い」  
激しい絶頂に目の焦点も合わず、荒い息だけを繰り返す  
肉体的にも限界を超えたラサティは意識を手放そうとしたが、その前にクーは再び体を伸し掛からせてきた  
「クード!?お前まさかまだ・・!」  
再び行為を開始しようとしているのかと身構えるが、クーは何もしない  
寧ろ全く動かない  
「クード・・?」  
目線を上げて様子を伺うと返答はやはり無かった  
しかし返事の代わりに聞こえてきたものは・・・  
「・・・くか〜」  
「・・・・・・・・・」  
すこし体をずらすとクーの体はベットに倒れこんだ  
「・・・寝てる」  
 
ベットに沈んだ少年はすやすやと幸せそうな顔で眠っている  
しかしそれに納得できない者がいた  
「・・・・・・・・・・・・・・」  
その寝顔を見つめるラサティはプルプルと震え、額には幾つもの青スジが浮んでいる  
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」  
ラサティの怒りは最高潮  
酒が入っていたとはいえ、女性の純潔を奪っておきながら自分は勝手に夢の世界へ  
そんな勝手が許されるのか、いや許されない、許されたとしても認めねーよバカヤローッ!!(某ドクターより)  
 
ではどうするか、この男をどうしてくれようか  
制裁を  
乙女ゴコロというヤツを弄んだこの男に制裁を!!  
・・・・・・以下思考終了までジャスト1秒  
そしてラサティが導き出した答えは・・  
「吼号穿『甲』ッ!!!」  
振り切るように打ち抜かれた伝説の右ストレートはクーの顔面にヒットし、部屋の端から端まで吹き飛ばされた  
「フンッ!!」  
着衣を正し、向こうで伸びているクーに背を向ける  
扉の手前まで行くと、少しだけ振り返り  
「・・・バカ」  
頬を赤く染め、小さく呟いた  
 
 
エピローグ  
 
「あーーー〜たま、いでーーー〜・・・」  
翌日、クーは開口一番呟いた  
同じように二日酔いのシスカと口論を繰り広げ、互いに頭痛に苦しんだりしている  
新大陸へと辿り着いた初日からこんなのでは先が思いやられる  
「にしてもクー、なんか顔がボコボコになってるけど・・どうかしたの?」  
ふと気付いたローウェンが問いかける  
しかしクーにその質問に答える事は出来ない  
何故なら覚えていないのだから  
「いや・・起きたらこんなんなってたんだよな・・」  
拳の後のようなものがくっきりと残る頬をさすりながら言う  
ローウェンは怪訝そうな顔をしながらもシスカと共に入国審査の手続きに向かて行った  
 
 
おまけ  
 
「なぁ、ラサティ」  
「・・・何だ」  
極限までの不機嫌オーラを放出しながら反応を示す  
クーはそれに気圧されながらも質問を続ける  
「昨日の夜さ、俺ラサティと会った気がするるんだけど」  
「!?」  
まさか覚えているのか、という疑問を飲み込み、なんとか平静を保つ  
「気のせいだろ、ぼくは昨日すぐに寝たんだ」  
顔を背けながら言う、しかしクーはまだ喰らいついてきた  
「本当か〜?なんか知らないけどずっとラサティと一緒にいた気がするんだよなぁ・・」  
腕を組んで首を傾げる  
う〜ん、と唸って思考するクーに対してラサティは昨晩の事を思い出してしまい顔が真っ赤になるのを感じていた  
 
「し、知らないったら知らない!!」  
「ムキになるなんて怪しいな〜、もしかして夜這いに来たのか?」  
少し笑って冗談を言うクー  
しかしラサティは反射的に返答してしまった  
「な、してきたのはお前のほうだろッ!ぼくは何も・・・あ」  
「へ・・・?」  
「え・・・?」  
慌てて素直に答えたのが失敗だった  
質問したクーや隣にいたリィリアさえも丸い目をしてしまっていた  
「あ、いや・・違」  
「姉さん・・・?」  
リィリアさえも怪訝な顔でラサティを見る  
「や、やっぱ昨日何かあったのか?」  
 
再び質問され、ラサティの混乱は限界に達する  
「く、く、く、く・・・・・」  
「「く?」」  
「くどいッ!!!!」  
「ぶべらばっ!?」  
再び繰り出される伝説の右ストレート  
その一撃を受けたクーは見事なアーチを描きながら飛んでいった  
「何も無かったと言ったら何も無かったんだ!、こんなヤツほっといて行くぞリィリア!!」  
そう言って話を切り、リィリアの手を取って歩き出していった  
「な、何で・・・」  
何故自分が殴られたのかも理解できないクーはその疑問を誰にとも無く問いかけた  
しかしその答えを知っているのは先程の一撃とジャストフィットしている拳の跡のみだった  
 
 
おまけのおまけ  
 
レン「・・・」  
シスカ「出番がありません・・」  
キーア「あたしなんて存在すら書かれていないわよ!!」  
フィロ「私も、忘れられてたりして・・」  
 
・・・・・・すいません  
                   終わり。  

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