【蒼】『メルの悪戯』
「た〜だいま〜って、何よ誰も居ないじゃないのよ?」
メルがヤボ用から戻ってくると、アシェア一行が旅の移動に使ってる戦車内には誰も居なかったのです
「スー…スー…」
いえ、一人だけ残っていました、微かに寝息がメルの耳に聞こえてきて、そ〜っとそこを覗くとアシェアが眠っていたのです
「ふむ、後の二人は買出しといったとこかしらね…それにしても」
メルは溜息をつきます、そのお姫様の気持ち良さそうに寝ているその無用心さに
「鍵もかけず寝るかしらね普通?侵入してきた誰かさんに、襲われちゃっても知らないわよ〜」
とその無防備に昼寝をしている、アシェアの寝顔を見つめるのだった…
「ふぅ〜ん、こうしてるとこの子も、可愛げあるように見えて不思議ねぇ…」
いつも口喧嘩をしている小娘の別の一面を見たような気がしたメルは、素直にその感想を述べるそして…
「こんな風に見てると私なんだか…悪戯したくなっちゃうわよね〜」
と怪しい光を放つような目つきになり、その未熟なアシェアの身体へ手を伸ばすのでした
「あ…あぁぅぅ…あっ…」
アシェアの寝息に少々甘い喘ぎの声が混ざりだす…その小柄の身体をピクンと反応させて、頬は上気し桃色に染まりだす
何故ならその彼女の微かに膨らんだ胸を、メルが軽く揉む様に触れているからだ…寝ているとはいっても
その女性の敏感な場所を触られ刺激を受けると、無意識に反応していたようだった
「こうして無い未熟な胸を触っていると思い出すわね…以前に妹に度々した悪戯を…」
その頃、アシェア達が居る場所より遥か遠くを旅している、ある一行では…
「ハ…ハクッショ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!」
「うひゃぁ!なんだよ汚いなシスカ、風邪でもひいたか?」
「いえいえ、何処かで誰か私の噂でもしたのでしょう…しかし何故でしょう、もの凄く嫌なトラウマが脳裏をかすめましたわ」
そして舞台は再びアシェア一行に戻す、あいからわずにメルは眠るアシェアの身体へ悪戯を続けていたのだった
「ふわぁ…あっ…あぁぁ…」
褐色の肌は徐々火照って紅葉させていき、アシェアはその身を悶えさせていた…揉まれてる胸の着衣に突起が目立ってくる
刺激が肉体に快感を与え興奮状態になっていき、アシェアの乳首を起たせてきていた、メルはそれに気付くと笑みを浮かべ
そこを摘み転がすように刺激をくわえていく、すると更に息使いが荒くなっていくのだ
「あっ…あぁ…あうぅぅ…」
段々とメルの愛撫に感じだしているアシェア…その変化にメルは快くして、メインとでもいうべき箇所に…そう恥部へと
手を伸ばすのだった、着衣の下に残る片手を潜り込ませて、その目的の所へ指先を這わせていく…ジワジワと敏感な彼女の
肌を弄ぶように刺激を加えつつも…胸の乳首への責めは躊躇しなかった
「はぁ…あぁぅ…」
アシェアの甘い響きの吐息が戦車内に響き渡る…そこに今度は卑猥な水音も鳴り響き出してきていた
チャプ…チャップ…と、アシェアは下の着衣を脱がされ、そのぐっしょりと濡れてた下着も下ろされていた
恥部は外気に曝け出され、その股間の秘丘に女の手が触れていき、割れ目へと指先が入り込んでいく…
そして内部を掻き回すように弄りだしたのである、すでに中で分泌された粘液でぐっしょりと濡れていたので、
そこを掻き回すと大きく水音が鳴るのでした
「ん〜〜っ!…はぁはぁ…えっ?」
すると相次ぐ刺激の為にか、静かにアシェアの目蓋が開かれていく…虚ろな意識に聞こえてくるのは卑猥な水音、
そして身体に駆け巡るのは不可思議な妙な感覚だった、そんな中でメルと目が合うのでした
「ありゃま…!?えっと…おはようアシェア〜」
「ん〜?お前…何を……なっ!?」
アシェアは、その乱れた着衣と己の恥ずかしい箇所に触れているメルに気づき、驚きの声をあげるのでした
「な、何をしてるんだ、お前は!?」
「あはははは…あんまりにも無防備に寝てるから、ちょっと悪戯をね…ちっ」
かなり良い具合にノッてきてたので、中断されて舌打ちして残念がるメルです
「こんな不埒な真似を…あ、あれ?」
怒って起きようとするのだけども…何故か上手く立ち上がれない為にアシェアは困惑していた…
「なんで?身体が…おかしい…あぅ」
そしてその身の変容に徐々に自覚していく…弄られていた恥部が疼いてるし、胸もなんだか切ない気分だったのだ
絶頂寸前にまで快感を与えられてた肉体が、中断されて、性の刺激を女性としての本能が求めていたのだった
だけどアシェア自身の頭は、それが理解できないでいて、余計にその身の異変に困惑していたのです
「ん、どうしたのよアシェア?ははぁ〜ん…なるほど、ひょっとして疼いてる?」
「馬鹿な、そんな事…あうぅ」
言葉では否定するアシェアだったが…彼女の肉体が欲しているのを察したメルは、再びアシェアのその
まだ脱がされたままの下部へ手を入れ、その恥部に触れていく…その感じる箇所を指でいじりだしたのだ
「やめ…あっ!」
ピクンと反応を示すアシェアの身体…ジワジワとまた感じ始めていく、その求めた刺激を…
「あらら、本当にやめて欲しいのかしらね?」
「当たり前だ、こんな…恥ずかしい…あぅあぁぁ…」
アシェアは恥ずかしくてたまらなかった、同じ女性が相手とはいっても、こんな姿を見られるのは屈辱的な事だったから
だけども、その思いとは別に開放心もあったようだ、まるで求めてるものを与えられているような…証拠に疼きは収まっている
「ふふ、でもアシェアのここ…こんなに濡らしてるわよ〜」
メルは、その弄り触れてた指先をアシェアの目の前に見せる…その指先には、ねっとりした粘液がついていて濡れ輝いていた、
アシェアはそれが自分の股間から出てくる蜜だと気づくと、その強気な態度を一変させ顔を赤らめるていく
「うそっ…あ…あぁぁ…」
メルはそんな普段は見せない、小生意気な世間知らずのお姫様の態度に、愛しさを感じていた…邪な愛しさを
「やっぱり感じているんじゃないの〜、ほら正直にお姉さんに言ってごらんなさいって…ほらほら」
恥部を思いっきり水音が響くように掻き回す、さらに膣内に指を入れて感じる箇所を徹底的に刺激を与えていく
メルは同姓なだけに、その弱い敏感なポイントは大方つかんでいたのだ
「ひあぁぁぁ〜〜〜!!!わ、わかった…感じる…凄いんだ…なんだか…あぁぁ…」
ようやくその快楽を認め始めるアシェア…素直にその感じるままを口にする
「ようやく素直になって可愛いわね…思い出すわ〜あの子も素直になったら可愛かったもんね」
その頃…再び某所にて
「ぶわっくしょん!ぶわっくしょ〜〜ん!!」
「先輩、大丈夫ですか?」
「唾がかかった…」
「はぁはぁ、風邪ではないと思うのですが…確かに悪しき寒気を感じますね」
そしてまた戦車内…アシェアの頬に唇を触れさせ、メルはそのまま舌を首元にまで這わせてゆく…
身を大きく反らして、その刺激に身悶えするアシェア…褐色の肌に唾液の跡が卑猥に輝いていた
「あぁ…あ…そこ…あぁぁ…乳首をそんなに摘んだら…あぁっ!」
「アシェアって、乳首が弱いみたいね…ふふふ、もっと摘んで弄ってあげるわね」
そう言って、さらにコロコロと指先を動かし、その胸の先端のピンク色の突起を転がしてゆくのだった
「あっ…あぁぁ〜!!!!」
荒々しく息を吐き、悶えるアシェア…恥部の穴からもトロトロと奥で分泌された蜜が溢れてきて、洩らしたようになっていく
「アシェアのは貧相で小さいくて、私みたいな立派な乳房じゃないけども、感度は抜群みたいね…ほれほれ」
さらに引っ張るようにして刺激を加え責めを続ける…耳元で侮辱的な言葉を囁かれてるけれども、それに反論する
余裕がアシェアには無い…その溢れ湧き上がる快楽に無我夢中に浸っていたのだった
「あぁぁ〜〜〜っ!だめだ…なんか来る…きゃちゃう…あぁ!!」
もはやその表情に、気品も勇ましさといった気品は微塵も感じさせない…女の喜びに歓喜する淫らな表情だった
そして高まった快感は、いよいよ絶頂を迎えようとしていた…
「じゃあ…イっちゃいなさい!」
ビシッ!弾くように熟れたようになった乳首と恥部の小豆を指先で、刺激を加えさす…すると一気に全身が大きく痙攣する
「ひあぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!イ…イくぅぅぅっ!!!?」
ビクビクッ!と震え達したアシェア…全身の力が抜けてだらしなく手足を垂らして、その身をメルに預けるのでした
放心し、瞳は虚ろになり快楽の余韻に浸る…すると股間から暖かな液体が染み出てきてくるのです、
足元を伝わって床下に水溜りを作り出していく…黄色ぽい水溜りを…
「あ…あぁ…だめぇ…」
それはお漏らしだった、もちろん膣口で分泌された蜜でない方の液体である、アシェアは気付いて抑制しようとするが
一度解き放ったものは収まらなかった…その時だった
カシャ!カシャ!!その突然の音と光に唖然とするアシェア、その我に還っていく目はカメラの存在を捉えてた
「ふふ…、お姫様のお漏らしシーンを激写しちゃったわ〜、その上で快楽に浸るお姫様もね」
「な!?か…返せ!!」
いつの間にそんな代物を用意していたのか、メルの手にそのカメラがあったのだった
アシェアは急いでその己の痴態の姿を納めた物に手を伸ばすが、無念にもメルは大きく手を上げて制する
「嫌よ、安心しなさい脅迫材料にしたり、売買したりしないから…これは個人的趣味の鑑賞に使わせてもらうわ」
「そ、それも嫌だ…」
愕然とするアシェアだったが、いつまでもそうしている暇は無かった…なぜなら扉が開けられる気配がしたからである
そう、買出しに出ていた残りの二人が帰ってきたのだった
「おや?お掃除ですかアシェア様?」
「ま…まぁな?」
戻ってきたジィンがそこで見たのは、珍しく自分で床を掃除しているアシェアの姿でした、ジィンはアシェアに
理由を聞くも顔を赤らめて、うっかり自分で汚したのだと言って手伝いもさせもらえずに、ちょっとがっくりしてたりします
「しかしメル殿までが掃除とは…なんか裏がありそうで怖いでありますなぁ」
「それはどう意味かしらねプー太郎…でも仕方ないじゃないの、まさか…ね」
「わ〜〜〜っ!!?なんでもない、なんでもないから!」
大げさなそのアシェアの反応に事態を知らない二人は、首をかしげるのでした
アシェアは大きく溜息をついて激しく鼓動する胸を静めています、でもそこにメルが耳うちをして
「ふふふ、でも久しぶりのコレクションになりそうだわ〜またよろしくねアシェア!…あの子ように、色々としてあげるから」
「き、脅迫しないんじゃ無かったのか…?」
思わずジト目でメルを睨むアシェアだったが…その胸の鼓動は静まるかどころか激しくなっていた…
「まったく…でも…」
薄っすらと笑みを浮かべるアシェアは、その恥部を疼かせ濡らせていたのでした…
ちなみに某所
「うがぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
「な!?ばか、やめろシスカぁ!!」
「いきなりなんで暴れるてるのよ、あんたは!」
「知りません!!けど、何故か急に怒りが湧き上がってくるのですよ〜〜!」
銃器を乱発させて狂乱してる娘がいたとさ
【おわり】