陣内克彦は蝶の標本を愛でるような目つきで褐色の裸体に視線を這わした。  
鎖で・がれた女はかつて炎の大神官と呼ばれその戦乙女の如き戦いぶりで  
バグロム軍を苦しめたその人であった。  
名はシェーラ・シェーラ。男勝りの武勇で知られ、ロシュタリアに属する大神官である。  
正直な話、陣内はこの女と相性が悪いのであったが、こうしてランプ(大神官の力を  
引き出す武器)を奪い鎖に・いでしまえばなんと言うこともない、ただの雌である。  
しかもショーツ一枚纏わされず裸で壁に手かせで拘禁されているのである。  
それを克彦は愛用の豪華な椅子をわざわざ運ばせ、それに腰掛けながら舐るように  
鑑賞しているのである。  
部屋にはなんとも言えない強く甘い香りの香が立ちこめていた。  
すでに1時間半、彼女の罵詈雑言も言い尽くされ、彼女自身諦観しているようだ。  
その間陣内はどんな汚い言葉で罵られようとも涼しい顔で一言も発さず向き合っていたのであった。  
彼女が言葉を失ってややしばらくの沈黙が訪れたが、それを待っていた陣内は  
短い棒状の鞭を軽く自らの左手に打ち付けながら話を切り出した。  
 
「言いたいことは言い尽くしたかね?シェーラ君、うひひひひっ」  
 
シェーラの表情には疲れが見られたが、陣内が言葉を発すると再び瞳に憎悪の炎が見て取れた。  
 
「・・・・てめぇ」  
 
「ふん、まだわからんか? 貴様がなんとわめこうが何の意味も無いのだ。貴様は捕らえられ  
あられもない姿で我が前に屈している。ただそれだけなのだよ」  
 
「どこまで腐ってやがるんだ、この腐れチ○ポ野郎」  
 
「はははははっ貴様は私のチ○ポを見たこともなかろうが、こちらはお前の腐れマ○コはよーく  
観察させてもらったがなぁ。つやの良いピンク色のまぁ見られたマ○コでこちらもほっとしているがなぁ」  
 
シェーラは赤面しながらモジモジと両の股を精一杯閉じた。  
裸に剥かれ秘部を観察され言葉で嬲られながらシェーラは、この男に犯される自分の姿を想像して震えた。  
体だけの関係とはいえ念願適ってあこがれの誠と結ばれ、性の喜びを覚え始めたシェーラ。  
この誠だけのものになった体が2人目に穢されるなど、考えたくもない。  
しかし、此程長い間男のスケベな視線で睨め回されシェーラの体は少しずつ性の火照りを感じ始めていた。  
 
「てめぇ、この変態野郎っが・・・」  
 
シェーラは初めこの男はきっと自分を無理矢理犯すのではないかと身構えていた。  
だが、そういう様子はまだ無い。これから来るその瞬間を恐怖していた。  
 
「おぼえとけよっ変な事しやがったら絶対に殺すっ殺してやるからなっ」  
 
そうだ、この体は誠のもの、誠だけのものなんだっ  
そう強い意志を瞳に込めたシェーラの怒声にも陣内は余裕の表情を崩さなかった。  
 
「また、元気が出てきたようだなっ。まぁ待てもうじきディーバもやってくる」  
 

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