うららかな春の昼下がり。
日差しを避けるようにファトラは木陰に座り詩集を読んでいた。
その膝まくらにアレーレが横たわり、ファトラが詩を暗唱するのを聞いていた。
やわらかな声が歌うように風にのり、アレーレのほほをくすぐった。
アレーレはうとうととまどろみの世界へ旅立ちはじめていた。
ふと、何かを思いついたかのようにアレーレは立ち上がった。
「どうしたの?」ファトラが聞いた。
「えっと、その…すぐに戻ります」アレーレは困ったような顔をしてその場を離れようとした。
「お待ちなさい」ファトラも立ち上がり、アレーレの腕をつかんだ。
「あの…ちょっ、困ります」アレーレはファトラの手を振り払おうとした。
「何が困るの?」ファトラはアレーレのくちびるを奪った。
「んんん」くちびるとくちびるをくっつけたままアレーレは後ずさりし、背後の木に行き止まった。
背中を木に押しつけられ、アレーレは身動きがとれなくなった。
ファトラの熱い舌がくちびるを割って入ってきた。
「ふぅ…うぅ」アレーレはもがいた。
左手でアレーレの肩を押さえ、右手をアレーレの下着の中にすべり込ませた。
「っ!!」アレーレは必死に足を閉じた。
ファトラの指先が下着の奥へ奥へと侵入しようとするのを止めるべく抵抗を続けた。
「ぷはっ」やっとくちびるを自由にしてもらいアレーレはあえいだ。
「あっ、や、やめてください、おねえさま…」息も絶え絶えに懇願する。
「どうして? アレーレはこういうの好きでしょ?」ファトラはさらに奥を目指した。
「い、今は、ダメっ…
ひゃっ!!」ファトラは中指でアレーレの尿道をつついた。
「やっ、いやっ」アレーレは両手でファトラの腕を引き離そうとした。
「ダ、ダメ、出ちゃう…」アレーレは膝ががくがく震えはじめた。
「何が出そうなの?」ファトラはさらに刺激を加えた。
「いじわるしないでください…」アレーレは目に涙を浮かべ、なおも耐えていた。
「何が出そうなの?」ファトラはもう一度聞いた。
「ううう…」アレーレは顔を真っ赤に染めて言うべきか言わざるべきか迷っていたが
とうとう観念したようだ。「お、おしっこが…出そうです…」
「ここでしなさい、見ていてあげるから」
「いやぁ、そんなはずかしいことできません…!!」
「私の言うことが聞けないの?」
「…いくらおねえさまでも、私、そんな…」
「ダメよ、許さない」
「わ…わかりました…」アレーレは下着を脱いだ。
「服が濡れないよう、スカートの裾をちゃんと自分で持つのよ」アレーレは言われた通りにした。
「んんっ」ファトラは再び尿道を刺激しはじめた。
「ほら、出していいのよ…」ファトラはいたずらっぽく笑った。
「あぁぁ、出ちゃう、出ちゃう、あぁっ、み、見ちゃいやぁぁ」
ぷしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…
アレーレの股間から勢いよく尿が飛び出した。
アレーレはぎゅっと目をつぶり、小刻みに震えながらすべて出終わるのを待った。
「ふふふ…いやらしい子ね…」放心状態のアレーレの股の間をまさぐった。
「ああっ」尿とは明らかに違う、トロリとした液体が指にからみつく。
「こんなことをされてこんなになるなんて…本当にしょうのない子」
「ああ〜!! おねえさま…!!」すでにかなり興奮していたアレーレはとても敏感になっていた。
もう立ってなどいられなく、へなへなと力なく地面にしゃがみ込んだ。
「ああ…気持ちいい…」木にもたれて座り、立てた膝の間からファトラが攻めた。
「はぁはぁ…あぁ、もうダメぇ、あっあっあああああ〜」
「もうおねえさまなんて知りませんっ」アレーレはほっぺたをぷくーっとふくらませた。
「ごめんってば」ファトラは申し訳なさそうに笑った。
「きらいになった…?」アレーレのほっぺたを指でつんつんしながら聞いた。
「…きらいじゃない」アレーレはにっこり笑ってファトラのほっぺたにキスをした。
☆★☆おわり☆★☆