「嫌ッ! やめてっ!」  
「うるさいっ! たかが標体の分際で!」  
バチイッ!  
目の前にいる白衣を着た男の手がスセリの肌を捉える。  
「痛っ…」  
スセリの白い頬がやや赤く腫れる。  
ここは理動研究所の一角にある研究室の一つ。今日スセリは  
実験のために、まるで病院の手術室を思わせるような造りの部屋の中で  
簡易な造りのベッドの上で、衣服を全て剥ぎ取られ、両手両足を拘束された状態で  
はりつけにされていた。  
そんなスセリの周りを白衣を着た数人の男達が囲んでいる。  
「さて…ではそろそろ始めるか…」  
男の一人が中に少量の液体の入った、注射器を持ち出すと  
その注射器をスセリの腕へと射し込み、中の液体をスセリの血液の中に混入する。  
「な、何なの、コレ…?」  
「何、じきに分かるさ…」  
男の一人がそれだけ呟くと、そのまま男達は何をするでもなく、ただただ  
何かを待つように、じっと動かずにスセリの体を観察し続ける。  
そんな異様な雰囲気に、スセリは呑み込まれるように、自分もただ  
何も喋らずにジッとしていることしか出来なかった。  
ただただそんな無意味とも思える時間が流れ続けていると、次第に  
スセリの体の中にある変化が起こり始める。  
「あ…はぁ…はぁ…」  
スセリの躰の内から徐々に、今まで感じたことも無いような躰の疼きがスセリを襲う。  
その見知らぬ感覚に戸惑いを感じながら、未知なる恐怖に耐えるかのように  
スセリは必死でその疼きに耐えようと唇を噛み締める。  
 
 
「大分効いてきたようだな」  
今まで沈黙を保っていた男達の一人が口を開く。  
「ああ、ではそろそろ再開しようか」  
最初の一言をきっかけに男達が行動を開始する。  
まず一人がスセリの乳首をつまみあげ、そして一人がスセリの幼くまだ開花していない  
蕾に無理矢理指を挿入する。  
そして一人は何やら計測器のような物の前で、じっと数字を測り始める。  
「あっ!? ああっ! 嫌ぁっ!」  
乳首に触れられ、膣に指が触れるだけで、スセリの躰にまるで電撃でも流れたかのような  
強烈な刺激が発生する。  
その刺激に耐え切れず、スセリは思わず、大きな声を出し啼き上げる。  
「んっ…やあっ…」  
自分の意志とは無関係に、スセリの乳首はビンビンに勃起し  
その膣内からは早くも愛液が流れ出す。  
「あっ! やあっ…もうやめて…私、おかしくなっちゃうよ…」  
スセリは目に涙を浮かべながら、自分を襲う未知なる刺激に対して  
拒絶の意志を表す。  
「やはり大分薬が効いているようだな」  
「そのようですね」  
そんなスセリの言葉も全く相手にする事も無く、男達は会話をしながら  
淡々とスセリの幼き肢体を責め続ける。  
男達の手がスセリの小さな胸をもみ上げ、膣内を指で擦るたびに  
スセリが与えられる快楽と刺激がうなぎのぼりに高まっていく。  
それに伴い、次第にスセリの目から正気の光が失われ  
躰が恐怖と快楽に呑み込まれるかのようにガクガクと震えだす。  
「ああっ! ダメぇっ! 我慢できないよっ!」  
スセリは知識としてさえも知らぬ、生まれて初めての絶頂を迎えようとしていた。  
しかし、その瞬間男達の手が一斉に止まる。  
 
 
「え…?」  
完全に躰から与えられる、刺激と快楽に流されていたスセリは  
突然刺激が無くなった事に、躰の疼きの拠り所を無くし、目をキョトンとさせる。  
「数値はどうなっている?」  
その時、ふいにスセリを囲んでいた男の一人が、計測器で  
何やら数値らしき物を調べていた男に話しかける。  
「はい、やはり普段の17号標体からは、考えられないほどの理動エネルギーです」  
「そうか、やはり絶頂の寸前を迎えさせれば  
 神経が過敏になり、その結果理動の力も強まるか…」  
そして男達はまた、絶頂寸前を迎えたスセリの躰を放置する。  
放置される事により、スセリの躰の疼きは行き場を無くし、スセリの精神を犯していく。  
「やだ…あ、ふあっ…」  
スセリの口から、切ない喘ぎ声が漏れる。スセリの肌はほのかに紅く染まり  
その膣内からはだらしなく愛液を垂れ流し、乳首はこれ以上無いほどに  
勃起してとがり、体全体をビクビクと震わせ  
自らの躰の耐え切れぬ疼きを表現する。  
「あっ…ダメ、こんなのぉ…お願い…私のおっぱいとか、オシッコの穴とか  
 いじってよ…」  
幼い頃から理動研究所で実験体とされて、一般常識に欠けているスセリは、普通の人ならとても  
言えない様な淫らな言葉を平気で口にし、男達に行為をねだる。  
しかし、そんなスセリの訴えも男達には全く届かない。  
ただただ、欲求不満にあえぐスセリの肢体を淡々と眺めるだけである。  
そしてスセリにとって、更に不幸なことに薬はまだまだその効力を失わない  
…というよりもますますスセリの躰に耐え難い躰の疼きを押し付ける。  
「ひいやっ! はぁっ! ああんっ!」  
スセリは自分を抑えることも無く、躰の疼きに呼応するように  
ただただ切ない声を上げ続け、躰をくねらせる。  
そしてスセリの躰と心は、限界を迎えようとしていた…。  
 
 
「主任」  
「何だ?」  
その時、突如計測器を見ていた、男の一人が呼びかける。  
「このままの状態が続けば17号標体の精神に取り返しのつかないダメージが残る恐れが…」  
「ふむ…分かった。今日はこれくらいでいいだろう。よしイカせてやれ」  
「はい」  
主任と呼ばれた男の指示により、男達がスセリの躰を再び蹂躙し始める。  
一人がその小さい胸を揉みしだき、一人がその小さな膣内に指を挿入し前後に動かすだけで  
散々焦らされていた、スセリの躰はあっけなく絶頂へと導かれる。  
「あひゃあああっ!」  
そしてスセリは生まれて初めて体験する、この世の物とも思えぬ快楽を経験し、  
潮を吹き、小便を漏らしながら果てる。  
「ああ…スゴイ…でも、まだ治まらないよ…もっと…」  
薬によって、無理矢理目覚めさせられたスセリの女性としての快楽は、たった一度の  
絶頂では治まる事も無く、未だスセリの躰を疼きが蝕んでいた。  
「仕方ないな…とりあえず拘束具を外してそのまま放置しておけ。そうすれば自分で  
 処理できるだろう」  
「はい、わかりました」  
そうして男達の一人がスセリの手足を固定していた拘束具を取り外すと  
スセリは今までたまっていた欲求を晴らすかのごとく、ベッドの上で仰向けのまま  
自分の秘所へと指を伸ばす。  
そんなスセリを横目に見ながら男たちは部屋を出て行く。  
「ああ、スゴイ…スゴク気持ちいいよ…」  
解き放たれたスセリは己が欲望に忠実に、ただただ膣内を自らの指で  
グチャグチャ音を鳴らしながら、激しく掻き回す。  
「あん…ああ…アアッ! もっと奥に…」  
喘ぎ声と独り言のような呟きを繰り返しながら、スセリは自らの膣内への責めを続ける。  
まるで中が壊れてしまうのではないかというくらいの、激しい指の動きで  
スセリはただただ快楽を貪り続ける。  
 
 
更に、まだを物足りなさを感じたスセリは余った手で硬く尖った乳首を弄り始める。  
完全に快楽に染まったスセリの躰が、自らの指によりもたらされる膣内と  
乳首の刺激に、再び絶頂を迎えるのに時間はかからなかった。  
「ダメぇっ! また出ちゃうっ!」  
そして絶叫と共に、再びスセリの膣から潮が吹き出される。  
スセリの愛液によって、既にベッドのシーツはグチョグチョに濡れていた。  
「はぁ…はぁ…ああ…ダメだよ…」  
大きく息を切らせ、疲れを見せながらもスセリは自慰をやめられない。  
「あぁ…気持ちいい、幸せ…」  
二度の絶頂で、完全に心まで快楽に染まったスセリは恍惚の表情で  
指で快楽を貪る。  
「もっと…もっとぉ…」  
自分に言い聞かせるように呟き、ただただ指を動かす。  
焦点の定まらぬ瞳で、無人の部屋の中で喘ぎ声を響き渡らせ  
快楽を求めるためだけに腰を振り、躰を震わせ  
ベッドの上で自らの肢体を嬲り自慰に耽る。  
この行為はスセリがあまりの刺激の強さに気を失い、薬の効果が切れるまで延々続けられた…。  
 

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