「服をぬげ」
「はぁ!?」
雪豹を昏倒させ、その四肢を拘束したオルバは目の前の少女に
命令した。
「そ、そんなオルバ…冒険者だろ?そんな酷いこと…」
「いけない、いけないんだギィーッス」
チェックが騒ぎ立てる。デュアンは「静かに」とグリーニアの子供を掴むと鞄に押し込んだ。
気絶している雪豹の首筋にダガーを突きつけるオルバにデュアンは言った。
「俺はな冒険者の資格を持ってる傭兵だ。これを持ってりゃ得な事が多いんでな。
傭兵の間じゃあ持ってねぇ奴はいねぇよ。それにデュアン、お前バカか?」
「え?」
呆れた顔をしてオルバは続けた。
「こんな上玉な娘だ。さぞかしいいところのお嬢様なんだろうよ。おまけに雪豹まで
連れてやがる。魔女の館なんざ行くより、雪豹共々売っぱらった方金に換えた方がよっぽど儲かる。」
「誰が貴方みたいな男の言う事なんてきくもんですか。それよりクノックを離しなさい。
今なら許して上げるわ、二人とも5千Gで雇ってあげる。私は魔女の館に行かなければならないの」
少女がオルバに向かって言った。さすがにタイミングがタイミングなだけにデュアンは
眉を潜め、まずい…と胸中で毒づいた。
「…で?」
「だからお金が欲しいんでしょう!?私が雇って―――」
苛立ちを抑えきれなくなったのか少女が声を荒げた。
大声を上げてしきりに笑ったオルバはダガーをデュアンに渡し、目の前の少女に近づいた。
「おい、魔法使いのお嬢ちゃん…どこの生まれかしらねぇーが、ちと世間様舐めすぎてんじゃねぇのか?」
乾いた音が森に響き渡った。
「オ、オルバ―――」
少女は真っ赤に腫れた頬を抑え、キッとオルバを睨んだ。
「痛ぅ…な、何を――――ぐっあ…あ…かはっ」
気丈にも叫ぼうとした少女の喉がオルバの武骨な手によって締め上げられた。
「魔法使いは杖と口を封じ…こりゃ鉄則だ。へぇ、フィアナ王国…アニエス=R=リンク…
レベル3の初心者か。大方、国元じゃあ王族の分家か貴族の娘ってトコだな…
妾の娘って事もある。大漁だなこりゃ」
オルバの平手を頬に食らい、首を締め上げられたアニエスは杖と冒険者カードを奪われた。
それもそのはず戦場で鍛え上げられたオルバだ。その力は半端ではない。
「オ、オルバ…もうこの辺で――――」
「ん?ああ、そうだな…」
オルバはアニエスの首から手を離した。途端に地に崩れ、激しく咳き込むアニエス。
「けほっげほっ…かは…はぁ…はぁ…」
「さて、デュアン…ここでお前には2つの選択肢がある。」
オルバは震えるアニエスに背を向け、ニヒルな笑いを浮かべデュアンに問いかけた。
「1つ目、自分の良心に従って、そのダガーで俺と殺り合い、この娘を救って魔女の館に行く。
2つ目、俺に協力して、さらに金を手に入れ、冒険を続ける…さぁ、どっちを選ぶ?」
「オ、オルバ―――そ、そんな…ぼ、僕は…」
「選べ。」
オルバのドスの聞いた声と鋭い眼光。
「そんな…ぼ、僕は…」
震えるアニエスの縋るような眼とはだけたスカートから覗く脚に首から胸にかけての
ほんのり紅がのった白い肌。淡く膨らんだ胸、花弁のように形の整った瑞々しい唇。
緋色に輝く凛とした瞳はデュアンの情欲をかき立てた。
「ぼ、僕は……」
それからデュアンは目の前で起こる暴行を意識のない雪豹の首筋にダガーを沿わせながら
見ていた。
オルバがアニエスを押し倒し、胸元を開いて、股を割らせる。
そして下着をはぎ取り、胸と尻を露わにさせ、蹂躙する。手慣れたものであった。
戦場で何度もそうした経験があるのだろう。
半裸のアニエスは必死に抗ったが自分とさほど変わらない年齢の少女が敵うハズはない。
紅い髪に木の葉がまとわりつく頃にはオルバは怒張を取りだし、アニエスに埋め込んだ。
「痛い痛い痛いあああああ!」
アニエスは必死に抗った。が、膣を強引にこじ開けられ、削り取られる痛みは尋常ではない。
「ほらほら、もっと抵抗してくれよ。じゃねーとヤリ甲斐がねぇ」
オルバがアニエスの腰を掴み、下から抉るように突き上げた。処女の証であった鮮血がアニエスの
太股とつたい、地に赤い雫をしたたらせた。
「かはっ!」
アニエスの身体が仰け反り、淡い胸から汗が飛び散った。
「貴族の女は良い身体してやがる…そんじょそこらの娼婦とは大違いだ。」
オルバが嬉々としながらアニエスの淡い膨らみを持った胸にむしゃぶりついた。
肌に舌を這わせ、乳首から母乳を吸うように食らいつく。
「はっ…い……あ、ああっ!う、うう…お、覚えて…なさ…あ、あとで…か、必ず…」
『殺してやる』とアニエスは緋色の瞳でオルバを射るように睨んだ。
「あとで?後なんかねぇよ、俺が満足したら次はアイツだ。」
オルバはデュアンを顎で指した。
「なっ――!?」
アニエスはオルバの言葉に愕然とした。
「アイツの童貞貰ってやれよ。なぁ?」
「な…や、やだ…そ、ん…ぐう!」
アニエスは激しく突かれながら唇を噛みしめた。
母の呪いを解きに城を抜け出して、冒険者の資格を取り、魔女の森にたどり着けたまではよかった。
クノックが警戒してオルバに跳びかかるまでは―――。
こんな森の中で、こんな蛮族のような男に、純血を奪われた。
その上滅茶苦茶に犯されている。傍から見れば間抜けだろう。
世間を知らないフィアナ王国の妾の娘が己の情熱だけで道は切り開けると思っていたのだ。
それがこの結果を招いた。悔しい、悔しい、悔しくてたまらない。涙が自然と溢れてくる。
「お、へへっ、泣いてんのかい?悔しいだろ?ええ、こんなヤツに犯されてってな!」
「だ…誰が…くふ…は…う」
「三ヶ月ぶりだからな…たっぷりと濃い子種汁を注いでやる。孕むかもしれねぇなハハハッ」
「はら…い、いやっ!わ、私はまだ子供なんて―――ぐううっ!!」
オルバは絶頂が近いのか、腰の動きがよりいっそう激しくなった。アニエスを組み敷き、問答無用で
膣内に射精するつもりなのだろう。逃れようとするアニエスに身体ごとのし掛かり地に押しつけた。
「俺の顔をよぉく見ておけ、は…お前の膣内に最初に射精した人間だってな!お、おおう!だ、出すぞ!」
「や、やだ…やめて!お、お願いだから!だ、誰か!誰か助けてええ!いやあああっ!」
びゅるどぴゅびゅるるるるびゅびゅううう――――
オルバが最後に力強く突き上げてきたのと同時に身体の奥になま暖かいモノが排出された。
う…うっとオルバが腰を振るわせる度に、アニエスは身体の再奥が熱くなっていくのが
やけにはっきりと感じた。
「ん、んうう…い、いや…中に…中に…どうしよう…お母様…私…う、うう…」
「…さぁて…今度はデュアンの相手をシテもらうか…」
オルバはそういってすすり泣くアニエスを俯せにするとぐにゅりと尻肉を鷲掴んだ。
続