「ねえ露理、オナニーってなに?」
今日は珍しく一人で同人誌を書いていた私の元に、ソーラがやって来て、こう言った。
さすがの私も、唐突に訪ねてきたソーラから、こんなこと言われるとは思っていなかった。
「ねえ露理、オナニーってなんなの。」
キョトンとしている私に、ソーラは再び私に尋ねた。
私はハッとして何故そんな事を知っているのかと聞いてみた。
「今なじみが書いてる同人誌の中で、オナニーってことするんだって、それで…」
なじみ…からかう材料が出来たから、後で楽しみに待っててね。
などと考えつつ、どうして私のところに来たのかと質問した。
「その時なじみに聞いたら、別の人に聞いてって言われて…」
ま、なじみならそう言うわね。
「お姉さんに聞いても、やっぱり他の人に聞いた方がいいって…」
お姉さん…ああ、あの人ね。
私の頭の中で、揺れ動く胸が姿を表す。
「それでジャスティスに聞いたら、『そうか、ソーラもそんな年になったんだな……今日は赤飯だ!』ってそのまま…」
ジャスティス、それはお赤飯を炊いて祝う必要はないわ。
「それで、私のところに来たわけね。」
私がそう言うと、年相応の純粋な笑顔を見せてくれた。
こんな子に、私はオナニーを教えていいの…
なんて正論を軽くスルーして、私はソーラの目をじっと見る。
「ソーラ、オナニーっていうのは、とっても気持ちいいことなの。」
「きもちいいこと?」
「そう、一度これをしてしまうと、忘れることが出来ないくらいの、凄いことよ。」
やっぱり子供に嘘を教えることはダメよね。
と、私は悪魔の笑みを心の中で作った。
「ねえねえ、それってどうやるの?」
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
お約束展開を言ってくれ、さらに期待に目をキラキラさせているソーラに、私は笑顔でこう言った。
「それじゃ、教えてあげるから、服を脱いでベッドに座って。」
「んん……つゆ…り……」
「どう、ソーラ……これがオナ二ーよ。」
私はソーラの後ろに回って、私の両手をソーラの手に重ね、右手で薄い胸板を撫で回す。
左手は、すでに私の指をしっとりと濡らしてくれている部分を愛撫する。
行為を始めて10分、すでにソーラの顔は、年相応の少女、いえ、幼女のものではなかった。
与えられる快楽に震わせている身体も、オンナ、オンナそのものだ。
……え?私が手を出したらオナニーじゃない?
いえいえ、私は『教えている』んですよ、正しいやり方を。
誤ったやり方で、大事なところを傷つけるわけにはいかないでしょ。
「つゆり……つ…ゆり…!奥が…あ…奥が熱い…」
ソーラの幼い身体は、十分に快楽を受け止めている。
ホント、末恐ろしいコね。
「ソーラ、今あなたの頬に触れ、胸をもみ、アソコに指を入れているのはジャスティスよ。」
「ジャス……ティス…」
ビンゴ
ソーラの表情がより一層淫らになった。
「さわって…ジャスティス…ソーラのここ…もっと…もっと!」
私の手はすでにソーラの手から離れ、ソーラは一人で行為に耽っている。
「ジャスティス…だめ……なにか……く…る!」
あ、イッたみたいね。
…もう…満足そうな顔しちゃって…
私はソーラに毛布を掛け、部屋を後にする。
良い夢を、ソーラ。