「ごめんなさい、キリさん。」  
「いや、大丈夫だよ。」  
「でも私のせいで…」  
ここは病院の個室のベッド。2人は手を堅く結んでいる。  
無論、端から見ればおかしい光景なのだが、こうでもしないと彼女、エルレインは死んでしまうのだ。  
彼女は〔トロイ〕という病気にかかっている。トロイという病気は触るとうつるのだが彼、キリには特別な力、〔フレア〕によって、うつらないどころか、その発作をとめることができたのだ。  
しかし、発作をとめるには体のどこかをさわらなければならないのだ。  
よって発作を1度起こしたエルを離れると再び発作を起こし死んでしまう。  
だから2人は手をはなすわけにはいかないのだ。  
だがその〔フレア〕の力を狙って襲ってくるやつらがいた。  
2人は今日もそいつ等と戦った。  
しかし、いつもなら楽勝に敵を倒せるのだが、今日はちがった。  
敵が思いのほか強く、エルを守ろうとしたキリが大怪我をおってしまったのだ。  
そして、今に至る。  
「いいんだよ。おれが油断してたから…」  
「でも…」  
「大丈夫だって」  
少しの間沈黙が訪れた。  
「……………」  
「……………」  
すると、彼女が突然泣き出した。  
 
「おおおい、突然どうしたんだよ」  
すると彼女はなきながら  
「だって、キリざんが死んじゃったらと思うと、胸が苦しなっで」  
「バカだなぁ、おれがあんなんで死ぬわけないって。」  
キリは笑いながらいったが事実、死にかけたのだ。  
肩からわき腹にかけてバッサリきられ、  
、血が大量に吹き出した。  
フレアの力と味方の応援が無ければ確実に死んでいた。  
「……でも、そうなったのはわたしのせいですよね…」  
だからそんなことないって、とキリが言おうとしたら、彼女は突然服を脱ぎだした。  
「ちょっっ!?」  
「だから、助けてくれたお礼をさせせてください。」  
と顔を真っ赤にしながら言った。  
「ちょっとエル、なにしてんの!?」  
彼女はだまって服を脱いでいく。  
しゅるっと音とともに彼女の裸体が姿を現した。彼女は黙ったまま、キリに近づいていく。すると、彼女はキリの着ているズボンに手を取った。  
「エエエ、エル!?」  
エルはいっきにキリかはズボンを取り出した。  
キリは自分のあらわになった性器をみてはずかしさのあまり、顔を手で覆い隠した。  
エルはそんなかれをみて  
「キリさんかわいい」  
キリはそんな彼女をみてドキリとした。  
 
すると、下の方に血が集中していくのがわかった。  
つまり、キリは勃起したのである。  
エルはその立った男性器を突然なめた。  
ぴちゃ   「…うっ…………」  
彼はその初めての快感に体を痙攣させた。  
彼女は夢中に亀頭をなめている。  
ぴちゃっ、ぴちゃっ、ペロ、クチュュ、  
「ちょ……エル…あっ……そんなとこ………きたないっあ!?」  
それでも彼女はなめ続けた。  
クチャ、クチュ、ぴちゃっ、ぴちゃ、  
「あっ……だめ…エル……なんかでちゃう!?………あっ!」  
ドクドクドクドクドクドク  
彼は初めての感覚に我慢できずに射精してしまった。  
「気持ちよかったですか?キリさん」  
彼女は顔を精液まみれのまま微笑んだ。  
 

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