眠りの浅い夜
エルーはしこしこという音で目をさました。
シコシコ?
キリの呟きが聞こえるし
「禁オナニーマラソンもう限界だ・・・
片手じゃティッシュ使いづれえよ」
いけないとおもいつつもカーテンを少し
あけてしまうエルー
私、お手伝いします!
私の体をいじってください!
というのはキリの脳内妄想だった
エルーは無表情でいう
「こんにゃくとローション置いておきます
ご自由に」
叫ぶキリ「それは打ち切りまのがれた
違うまんがあああ!それにどこから用意してんだよおおお!」
というある一夜
キリ 「男の子がズボン半分さげてオナニーしてるの見てそれだけ?」
エルー「マジキモいです。しばらく私に話しかけないで」
キリ 「銀○から離れよう!銀○からは離れよう!
俺たち手を繋いだままシスター協会本部まで行かなきゃならないんだよ」
エルー「命令ならそうするわ」
キリ 「エ○ァからも離れよう!お前はレイタイプ?髪青いしな!」
アスカタイプじゃないよね!」
エルー「騎乗位?騎乗位でも期待してるの?頭の中の女子その2種類しかないの?中2病?
気持ち悪い。終劇」
キリ 「なあおいこんなにキャラくずしていいと思ってんの?
古見直志先生今夜もペン入れとかして頑張ってるかもしれないんだよ?」
エルー「ネット社会の弊害ですね。ネット社会潰してもコ○ケが
あるからダメですね。メディアには暗黒の部分が有るんですよ。
それにまだ3話しか連載してなくてキャラも世界観もよく分からないです。
いまがチャンスなんです」
キリ 「なんのチャンスううう?
ああ。お前と会話してるとだんだん萎えてきた
とりあえずカーテン開けた責任取って口か手で手伝えよ」
エルー「ローション使って。足コキならしてあげるわ」
キリ 「ええええええ?」
キリ 「お前、薄幸の清純系キャラのはずじゃねえのか」
エルー「こう見えて耳年増なんです。さあローション塗りつけてください」
キリ 「さあって言われてもなあ」
キリは初めてみるローションをぽこちんに塗りつける。萎えかけて
いたぽこちんが硬度を増してみなぎってくる。
エルーはカーテンを完全に開けてキリのベッドの上に立つ。
そして右足の親指と人差し指でキリのぽこちんをつかむ。
しこしこしこ・・・
キリ 「あ。きもちいい・・・」
しこしこしこ・・・
キリ 「え?ちょっと?加減知ってる?ねえ」
ぴゅっぴゅうう
キリ 「あ、いつの間にか出ちゃった」
エルー「3分ももってないじゃないですか!
とんだ早漏包茎ドスケベチェリーボーイですね!」
キリ 「こ、言葉責め?」
エルー「こんなイカ臭い液体を人の足にこびりつけて!自分でなめ取りなさい!」
エルーはキリの顔面を右足で踏みつけた
匂いは自分の出したモノだと思うとどうでもよかったが、
口に入ってきたそれは初めて味わう苦しょっぱい味だった。
キリ 「ふがふが!違う!こんなのエルーじゃない!」
エルー「女性は昼と夜とでは違う顔を持っているんです!」
キリ 「そんなレベルの問題じゃねえよ!こんなヒロインじゃ『バリハケン』の次
くらいに打ち切りだよ!」
エルー「微妙なネタを出さないでください!」
キリ 「ほら、俺が用意しといたティッシュで拭くから」
キリはがーがー鼾をたてている。
快感の長く続く女性と違って男はオルガスムスの後
気だるさと眠気を覚えるものなのだ。
エルーはパジャマのズボンと下着の中に手を入れて
自分の恥裂に触ってみたりする。
エルー「ん・・・」
声を出さないようにシーツを噛む。
エルー「私もオナニー手伝ってもらいたいくらいだけど、
まだ早いよね・・・原作でキスの一つもしてないし」
このどうしようもない人は一体何者なんだろう・・・
エルーは布の紐で縛られた左手でキリの右手を握り締めた。