<カコカコ>とスノコの上を歩く音を聞きながら、吹き抜ける緩やかな夜風が肌を撫でて行きます。  
僕の名前は草壁桜。常に生と死の狭間をウロウロしているどこにでも居る一般中学二年生です。  
今、僕が居るのは沖縄。その沖縄にあるホテルです。  
そうなのです。僕、いえ、正確を喫するならば僕達はまたこの南国の沖縄の地へとやってきてしまったのです。  
その理由は今から五日前。ドクロちゃんの手によるものでした。  
 
【回想スタート!】  
「ちょっ、ドクロちゃん! 一周だけ! ガラガラは一周だけ廻すんだよ! もういいから手を離しなさい! は? 何? 代わりに僕が廻れ? 何でさ!? ちょっ、やめにょわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」  
【回想終了!】  
 
「くっ・・・!」  
僕は胸を押さえます。思い出すんじゃなかった。  
ですが、この後ベイブレード並に超高速で廻され、自動販売機に激突して気絶していた僕の元には、  
『沖縄旅行 進呈』と書かれた封筒を持つ天使の少女が立っていました。  
しかもこの『沖縄旅行 進呈』、飛行機のチケット代から宿泊費全額負担と言うのだから驚きます。太っ腹です! 町内会の皆さん!  
ですが、まさか南さんのご招待から帰ってきて二日後に、再び沖縄旅行が決定してしまうとは夢にも思っていませんでした。  
でもね! でもね! この第二次沖縄旅行大戦には、僕の心の恋人である水上静希ちゃんも御同行する事が出来たのです!  
静希ちゃんと一緒に旅行が出来る事に、僕は歓喜の雄叫びを上げました。いィやったァァッ!!!  
今回の沖縄旅行は沖縄本島のみで3泊4日。第一次沖縄旅行大戦と同じ日程です。  
メンバーも、前回のメンバーに静希ちゃんが加わっただけで、大差はありません。  
現在時刻は3日目になって30分。  
そんな深夜に僕は何をしているのかと言うと、実はお風呂場に向かっているのです。  
明日も早くから出掛けるので、気持ちは早く寝なきゃって思ってるのに、中々寝付いてくれないのです、僕のボディは。  
同室の宮本はグースカ寝てるのに。  
 
きっとあれです。双子座星系のバッチ星に帰って、風呂にでも入ってるんです。夢の中で。  
けど僕、超星艦隊セイザーX見た事ないから詳しい事分からないですけどね。  
とにかく。この不眠の原因は、昨日行った某水族館での静希ちゃんとの思い出を保存している、  
頭の中の静希ちゃんメモリーカード(8MB)がパンク状態(この日の為に新しいのをセットしたのに)なのが原因なのかもしれません。  
しかし、だからと言って静希ちゃんとの思い出を消去なんかしたくありません!  
ジンベイザメの垂直姿勢の食事や、二つのギネス記録を持つ巨大水槽の中で優雅に泳ぐマンタの姿。水槽に降り注ぐ太陽光の中で、まるで水の抵抗を感じさせない程軽やかに泳ぐ熱帯魚の魚群に瞳を輝かせ、素直に感動していた静希ちゃんの綺麗な横顔。  
消せるわけがありません! この美しい思い出はお金では買えないのです!  
だからこうして僕は、溢れんばかりの美しい思い出に興奮して眠れない体をなだめようと、お風呂場へと向かっているのです。  
<カコカコ>とスノコの上を歩き、遠く潮騒の音と緩やかな夜風を肌で感じ、お風呂の入り口前で風に泳ぐ暖簾をくぐりました。  
 
これは、再び訪れた沖縄の地で、二人の美少女の秘めた想いに心揺れる一人の少年の物語。  
 
 
 
このホテルはかなり広大な広さを誇っており、一棟、二棟、新館、そして入浴施設という風にそれぞれ区分されています。  
特に入浴施設はそれぞれの棟から独立しており、新館から設けられたスノコを渡っていかなければなりません。  
なぜならこの入浴施設。すぐ傍の海から海水を汲み上げ、その海水を利用したジャグジー等があるのです。  
当然、それを聞いて大喜びしたのは、お風呂大好きな静希ちゃんです。  
静希ちゃんってば、ホテルに帰ってくるなりいつも3時間以上入っているのです。  
でも、人間誰でも譲れないものがあっても良いのです。  
静希ちゃんはお風呂。僕は一人交換日記。それでいいのです。  
暖簾をくぐると、目測およそ5m先に自動ドアがあります。  
実はこの5mの間の両側には水槽が設けられており、色鮮やかな熱帯魚が泳いでいるのです。  
僕は片方の水槽を観察しながら歩きます(ちなみに帰るときは反対側の水槽を観察しながら帰ります)。  
自動ドアのドアが開き、自分が人間としてちゃんと認識される事に密かな安心感を抱きながら、  
土足厳禁なフロアの為、靴を脱ぎ、傍らの下駄箱に靴を『724』と書かれたロッカーに収めます。  
 
<ペタシペタシ>とフロアを歩き、カウンターにロッカーの鍵を預け、脱衣所で衣類を収めるロッカーの鍵を受け取ります。  
男性用脱衣室に入ると、そこは無人でした。深夜ですしね。  
鍵に記されたロッカー番号を求め、脱衣所を彷徨います。  
「あった・・・」  
ロッカーに描かれている番号と鍵の番号を照らし合わせ、ロッカーを開けます。  
中にあるハンガーに上着を掛け、どんどん脱いでいきます。どんどん脱いでいきます!  
誰も居ないので人の目を気にする必要はありません! ですから、どんどん脱ぎます!  
「よし!」  
素っ裸になり、一応前掛けをして前を隠します。隠します! タオルが空中に浮くショーとかやりたいですけど、隠します!  
妙にテンションが上がり、僕はタオルを抱えてお風呂場に向かいます。  
お風呂場直前の半自動ドアを開くと、ヒヤッとした夜風が僕の体を撫でます。実はここ、露天風呂なのです。  
そしてこの露天風呂にはサウナ、ジャグジー、温水プールまであり、中でも人目を引くのは、大浴槽の岩層です。  
何でもこの岩層は、わざわざ近傍の海底から引き揚げてきたんだそうです。大層なオブジェです。  
体が完全に冷え込まないうちに桶にお湯を汲み、体に2,3度掛け、  
「ふぅー・・・」  
体をお湯の中に沈めます。  
両手でお湯を掬い、顔に<パシャッ>と掛けます。  
口の中に僅かにしょっぱさが広がり、僕は天井を仰ぎます。  
「あぁーあ・・・明日で終わりか」  
心に僅かな寂しさが翳し、ボツリと呟きます。  
二度目とは言え、沖縄と言う所は本土にはない不思議な魅力があります。だから、離れたく無いと言う気持ちが沸き起こってきます。  
と、  
 
「そこに居るの・・・桜君?」  
 
「え?」  
誰も居ないと思っていたので、一瞬、この地で自殺した人の霊から声を掛けられたと思ったぐらい、僕は驚きました。  
僕は声の方に振り向きます。  
「・・・・・・・・」  
僕は、絶句します。  
「あ、やっぱり・・・桜君、だ・・・」  
“彼女”も恥ずかしそうに頬を赤らめます。  
その姿。タオルを体に巻き、髪を湯手で纏めてはいるものの見間違えるはずがありません。  
「し、し・・・」  
僕はたじろぐ様に僅かに後退しながら、  
「静希ちゃんッ!?」  
想い人の名を叫ぶのです。  
「桜君・・・入ってたんだ・・・」  
静希ちゃんは、僕がここに居るのが相当予想外の様です。それは僕も同じです。  
前掛けをしてて良かったぁーーーーーーーッ!!!  
「あ、う、あ・・・・」  
僕はまともに言葉を羅列する事が出来ません。  
だ、だって・・・混浴状態ですよッ!?  
静希ちゃんと、静希ちゃんと、静希ちゃんと・・・・っ!  
ど、どうすればいいの!? どうすればいいのッ!?  
「あ、ぼ、僕・・・上がるからっ!」  
僕は体を翻して上がろうとします。このままじゃ僕、死んじゃいます!  
「あ、まって・・・!」  
静希ちゃんは慌てて僕を止めます。・・・・・止めますーッ!!?  
「え、ちょっ・・・!?」  
なんで!? 何で止めるのーッ!?  
「わ、私の事は気にしなくていいから・・・」  
静希ちゃんは恥ずかしげに、身を縮める様にお湯の中にその身体を沈めます。  
「え、う・・・あ」  
僕はもうわけが分からなくなって、とりあえず静希ちゃんに倣って身を沈めます。  
「・・・(僕)」  
「・・・・(静希ちゃん)」  
「・・・・・・(僕)」  
「・・・・・・・・・(静希ちゃん)」  
うわぁーーーーーーーーーーん!!! 間が持たないよぉーーーーーーーーッ!!!  
 
気にしないでって静希ちゃんは言いますけど、そんなの無理ですーッ!  
ずっと、ずっと想いを寄せている大好きな女の子とお風呂なんて・・・・ッ!  
静希ちゃんの横顔を伺おうとちらっと顔を向けようとして、  
「!」  
僕は慌てて顔を逸らします!  
静希ちゃんの身体を隠しているのは今やバスタオル一枚。  
ですが、バスタオル一枚で隠せる面積なんてそんなに広くありません。  
剥き出しになっている静希ちゃんの白い二の腕。  
バスタオルの長さが行き届かないで剥き出しになっている、スラっと伸びた静希ちゃんの綺麗な美脚。  
一瞬見た光景が脳裏から離れず、僕は  
 
<ドクンッ!!>  
 
「ッ!!」  
突然、何の前触れも無く心臓が強く脈打ちました。あまりに強い鼓動に息が詰まりそうになりました。  
鼓動が<ドクンッ、ドクンッ>と今まで体験した事がないくらい亢進していく。  
「あ、私・・・体洗う、ね・・・」  
静希ちゃんは僕から逃げるようにお風呂から上がります。  
「あ、静希ちゃん・・・」  
静希ちゃんはただ身体を洗うために僕から離れただけなのに、なのに、僕の心に寂しさと切なさが占めていきます。  
僕はただ静希ちゃんの後姿を見つめ続ける事しかできません。  
ふと、意識を下半身に向けると前掛けは大きく隆起していました。  
前掛け越しでも<ビクンッ、ビクンッ>と力強く脈打っているのが分かります。  
未だかつて、僕の息子がこんなに力強い自己主張をした事はありません。  
それは雄弁に語っていました。  
 
静希ちゃんが欲しい。静希ちゃんの身体に触りたい。自慰行為の空想の中で静希ちゃんにしている事を現実にしたい。  
 
「静希ちゃん・・・」  
僕は洗面台の前に座る静希ちゃんの背後に迫ります。  
「桜君・・・?」  
静希ちゃんはボディソープを泡立たせたスポンジを握った状態で、驚いたように見上げ、  
「あっ・・・ちょ、ちょっと・・・桜君・・・!」  
静希ちゃんは僕の下半身の隆起に気付くと、顔を真っ赤にして自分の身体を覆い隠すように身を縮めます。  
僕はと言うと、不思議と羞恥心を感じず<ドクッ、ドクッ>と先程よりも強く、早く脈打つ心臓、そして息子に急かされる様に、静希ちゃんの背中を目の前にして腰を落とし、  
「あっ、さ、桜くん・・・!」  
そっと、静希ちゃんの右肩を掴むと、静希ちゃんは驚いたように身体を<ビクッ>と震わせました。  
初めて触れる静希ちゃんの身体に、僕は歓喜の余り体が打ち震えます。  
手のひらに広がる、静希ちゃんのスベスベとした肌の質感。  
指先に<クッ>と僅かに力を入れると、指先を柔らかく押し返す柔らかな弾力が伝わってきました。  
「桜君・・・?」  
静希ちゃんは困惑したように首を動かし、背後の僕を窺おうとします。  
「静希ちゃん。僕が、背中洗ってあげる」  
「え、えぇえ・・・?」  
静希ちゃんが困ったように言葉を濁します。  
でも、僕の中では静希ちゃんの背中を洗ってあげる事は決定事項なのです。  
「ほら、静希ちゃん。スポンジ、貸して」  
僕はまるで、『ちょうだい』と言わんばかりに手のひらを広げます。  
「う、うん・・・でも・・・」  
静希ちゃんは不安げな表情で、僕にスポンジを手渡します。  
僕は手渡されたスポンジを持ち代えて、  
「きゃっ! さ、桜君・・・・!?」  
静希ちゃんの身体が、僕の体と接触するぐらい引き寄せます。  
驚く静希ちゃんに構わず、僕は静希ちゃんの耳元に顔を近づけます。  
「大丈夫だよ、静希ちゃん。静希ちゃんを傷付けるようなマネ、僕、絶対にしないから」  
静希ちゃんの不安を少しでも割く為に、安心させる為に、僕は耳元で囁きます。  
「桜君・・・」  
「ね? 僕を信じて」  
静希ちゃんは数秒、逡巡するように俯き、そして  
 
「・・・・・分かった。桜君を、信じる」  
顔を上げ、僕に信頼を預けてくれました。  
「ありがとう、静希ちゃん」  
目の前には、静希ちゃんの綺麗な顔が僕を見つめています。  
静希ちゃんの湖畔のように揺らめく瞳に、僕の顔が映っていました。  
「静希ちゃん・・・・」  
「桜君・・・」  
名前を呼び合い、次第に顔が近づいていく。お互いの髪が触れ、額が触れ、鼻が触れ、  
「んっ・・・ちゅっ・・・んっん・・・はぁ・・・ちゅっ・・・」  
「あっ・・・あふっ・・・」  
初めて触れる静希ちゃんの唇はとても甘くて、僕の唇が吸い付いてしまいそうな柔らかさを持っていました。  
この瞬間、僕は遂に、ずっと、ずっと想い続けて来た少女と、唇を重ねる事が出来たのです。  
 
 
 
妙な身体の昂ぶりを感じ、私は目を覚ました。  
私の名は南。南なんとかさんだ。7巻で私の名前が発表されると思えば、姉の名前が発表されました。私、妹だったんだ。  
とにかく。私は自分がいつの間にか眠っていた事に、今更ながら気付いた。  
私は今、大浴槽中心の岩層の裏側に居る。  
この岩層、ただのオブジェかと思いきや、岩層の一部を削岩して、普通の浴槽程度の深さまで掘り下げて、丁度布団で眠るように身体を浸ける事が出来るのだ。  
でもまさか、そのまま寝てしまうなんて・・・  
「今、何時・・・?」  
私は時計を探そうとお湯の中を歩き、岩層を横切ろうとした時、  
「ッ!!?」  
私は慌てて身を隠した。  
何故なら洗面台に、桜君と静希ちゃんが居たから。  
私の鼓動は急激に早まり、呼吸が上がっていく。一瞬見た光景が脳裏から離れず、私は気付かれないようにそっと二人の様子を窺った。  
桜君は静希ちゃんの両肩を両手で掴みながら、静希ちゃんの身体を背後から抱き寄せ、唇を重ねていた。  
静希ちゃんも桜君のキスを受け入れて、二人の間から甘く切ない吐息が漏れていく。  
身体が興奮に昂っていくと同時に、心が掻き乱されていく。  
ずるい。  
私は食い入るように二人を見つめながら、自分の指先を唇に触れさせる。  
いつも、いつも静希ちゃんだけが桜君に一心に愛される。  
「んっ・・・ちゅっ・・・ちゅく・・・んふぅ・・・ちゅぅ・・・ちゅる」  
自分の指先を愛撫しながら、更に興奮を高める。  
でも分かってる。桜君が静希ちゃんに一途な事は。ずっと見てたから、桜君の事。  
でも、  
「桜君・・・んっ・・ちゅっ・・・・ちゅぅ・・・ぁ・・・んっ」  
私はさっきまで居た場所に再び身体を沈め、自分の、少し自身のある胸に指を走らせ、ゆっくりと揉み始める。  
私も桜君が欲しい。私も桜君に愛されたい。私も桜君とキスをしたい。私も、桜君と・・・  
そんな羨望を抱きながら、私は指を動かしていく。  
「んっ・・・はぁあ・・・あん・・・んっ、んぁあ・・・さくら・・・くぅん・・・!」  
右手の平で乳房を押しつぶすように揉みながら、その人差し指と中指の間に乳首を挟ませる。  
左手は私の左内股を這い、ゆっくりと広げられる脚を撫で、秘所を撫で上げる。  
先程見た光景で、桜君の前掛けが大きく隆起していた事を思い出すと、更に私の興奮が高まる。  
「ふぁあっ・・・あ、あんっ・・・んふぅあぁ・・・さくら、君のが、大きくなって・・・はぁ、はぁああ・・・さくらくぅん・・・!」  
この指が桜君のだったら良いのに・・・この手が桜君の手だったら良いのに・・・  
遠くとも近くもない距離で響く二人の口から漏れる甘い吐息を聞きながら、私は身をよじり、己自身を慰める指を懸命に動かしていった。  
 
「んっ・・・ちゅっ・・・んふっ・・・んっ・・・」  
静希ちゃんの吸い付くような甘い唇に心蕩かせながら、僕は懸命に静希ちゃんの唇を求めます。  
「んっ・・・んぐっ・・・」  
「んっ・・・んっ・・・・んふぅ・・・はぁ、はぁ、桜君・・・」  
「んっ・・・はぁ、はぁ、静希ちゃん」  
僕は唇が離れるのが名残惜しく思いながら体を離し、静希ちゃんの背中に向き合い、改めて静希ちゃんの背中をまじまじと観察します。  
静希ちゃんの背中は傷一つ無く、色白でとても綺麗で・・・思わず抱きしめたくなりますが、まだ我慢です。  
「静希ちゃん、背中、洗うね?」  
「う、うん」  
静希ちゃんは、僅かに羞恥心から頬を染めながら頷きます。  
僕は手に持つスポンジを2、3度ニギニギして泡立たせ、スポンジを静希ちゃんの背中に触れさせます。  
「はぁ・・・んっ・・・」  
触れた瞬間、静希ちゃんの身体が<ピクリッ>と小さく震え、口から可愛らしい声が漏れます。  
背中全体にスポンジを滑らせて行く内に、静希ちゃんは背中を丸めるようにして、腕で身体をかき抱いていきました。  
そんな仕種を可愛く思いながら、左肩を掴んでいた左手を静希ちゃんの肌に沿わせました。  
「んっ!・・・んんっ・・・!」  
くすぐったいのか、静希ちゃんは身体をよじらせます。  
スポンジを腰の辺りに運んで、擦り始めると、恥ずかしさとくすぐったさで身体をモジモジさせます。  
僕は滑らせていた手を、静希ちゃんのほっそりとしたウエストを掴みます。  
「んっ・・・! 桜君・・・!」  
僕は再び静希ちゃんの耳元に顔を近づけ、  
「静希ちゃんのウエスト、すごく細いね」  
囁きます。  
「はぁあっ・・・桜君、そんな事・・・」  
「静希ちゃん、腕、出して」  
「え?」  
「洗ってあげるから」  
静希ちゃんは困ったような顔になりますが、しばらくするとゆっくりと横に腕を伸ばし始めました。  
 
僕は伸ばされた腕を取ると丁寧に洗い上げていきます。  
「静希ちゃん、今度は逆の方洗うね」  
「う、うん」  
逆の腕を洗うときは、今度は素直に腕が伸ばしてくれました。  
「次は・・・静希ちゃん、両腕を上に上げて・・・・・」  
「えっ・・・あ、あの・・・桜君・・・・?」  
「さぁ、静希ちゃん・・・」  
僕が手を取って上に持ち上げようとすると、多少、静希ちゃんは抗う素振りを見せましたが、そのまま僕に促される様に両腕を持ち上げ始めました。  
正面の鏡を見ると、静希ちゃんは瞳を閉じて、赤く染まった顔を背けていました。  
そしてそのまま視線を下げると、静希ちゃんの量感のある豊満なバストが僕の目に飛び込んで来ました。  
静希ちゃんは着痩せするタイプの様で、胸の大きさは中学二年生としては大きめで、形は丸みを帯びた整った型。そして乳首も綺麗な桃色をしていました。  
まさに美乳と言うのに相応しいバストです。  
静希ちゃんの美乳が作る胸の谷間は、その柔らかさに表している様で、思わず僕は喉を<ゴクッ>と鳴らしてしまいました。  
その音を耳元で聞いた静希ちゃんの身体は、<ピクッ>と打ち震えました。  
僕は下半身を見ると、前掛けは大きくテントを張っており、なんだか煩わしくなってきたので、僕は前掛けを外しました。  
覆う物が無くなった僕の息子は力強く勃起しており、サオは血管が浮き出るほど<ドクッ、ドクッ>と脈打ち、カリ首も完全に姿を現していました。  
今まで一人でする時だってこんなに大きくなった事なんかないのに・・・。  
僕は後ろから静希ちゃんの胸に向かって、手を伸ばしていきます。  
 
「はぁ・・・あっ・・・んっ・・・さくら、くん・・・!」  
静希ちゃんが戸惑うような声を上げます。  
「静希ちゃん、もっと力抜いて・・・」  
僕はスポンジを握っていない方の手も、乳房に向かって回り込んでいきます。  
そして後ろから抱え込むように、優しく丁寧に揉み洗い始めます。  
丁寧に乳房全体を洗いながら、時たま乳首を刺激する様に乳房の頂上をスポンジで軽く擦り上げていきます。  
何度か繰り返すと、たちまち乳首が隆起し始めて来ました。  
「はぁ・・・はぁ・・・ぁ、ぅん・・・んっ、んぅう・・・」  
僕から与えられる刺激に、静希ちゃんの口からはいつの間にか甘い声が漏れ始めていました。  
その甘い声だけで、僕の理性はどうにかなってしまいそうです。  
「静希ちゃんの胸、すごく綺麗・・・」  
「やぁっ・・・ぁん・・・そ、そんな事、言わないでぇ・・・んっ、んっんぁあ・・・」  
僕はスポンジをうち捨てると、泡にまみれた両手で静希ちゃんの乳房を直接揉み始めます。  
「あっ・・・あっ・・・んっ・・・ん・・・はぁっ・・・ああっ・・・んっ」  
静希ちゃんの胸はとても柔らかくて、まるでマシュマロの如く柔らかさを持っていました。  
「あぁ・・・静希ちゃぁん・・・すごい、すごく柔らかくて気持ちいぃ・・・!」  
「は、はずかしいか・・ら・・・はぁっ・・い、いわないでぇ・・・っ! ぁん・・・あっ、んっ・・・さ、さくら・・・くん・・・っ!」  
静希ちゃんの甘い声をもっと聞きたくて、僕は孤を描くように静希ちゃんの乳房を揉みます。  
「ぁん・・・んっ、んぁああっ・・・あっ・・・あっあ・・・」  
握りしめようとすると、僕の手の中から逃げるように動く乳房は、まるで意志を持っているかのように形を変え、その柔らかさに僕は感動してしまいます。  
「すごい・・・ホントにすごいよ、静希ちゃん・・・」  
「あっ・・・桜君・・・んっ・・・ちゅっ」  
胸を揉みながら、僕は再び静希ちゃんと唇を重ねます。  
「んっ・・・んんっ・・・ちゅっ・・・ちゅぅ・・・んっ、ぅん!・・・んっ・・・はぁ・・・さ、桜君・・・!」  
僕が唇を僅かに離し、静希ちゃんの下唇を舌で這わすと、驚いた様に顔を離します。  
「静希ちゃん。顔を離しちゃだめだよ? だって」  
言いながら、僕は静希ちゃんの乳首を<キュッ>と軽く摘みます。  
「ひゃっうぅぅうんんッ!?」  
静希ちゃんは今までに無い大きな甘い声で身体を仰け反らしました。  
「ほら、静希ちゃん。そんなに大きな声出しちゃ誰かに聞かれちゃうでしょ? だから・・・ちゅっ・・・んっ」  
「んっ・・・ふぅん・・・んふぅ・・・も、もぉ・・・桜君のばかぁ・・・」  
静希ちゃんは顔を真っ赤にして、まるで今の声を掻き消す様に、さっきよりも積極的に唇を重ねてきました。  
後、静希ちゃんは乳首が敏感に感じるようです。これを使わない手は無いです。  
 
「んんっ・・・ちゅぅ・・・ちゅっ・・んはぁ・・・ぁむ・・・んっ・・・んふぅ・・・んんっ!・・・んぅ・・んっ・・・」  
さっきは途中で拒まれてしまったけれど、今度は素直に僕の舌を受け入れてくれます。  
静希ちゃんの上唇を口に含むと、静希ちゃんはお返しとばかりに僕の下唇を優しく挟み込んできます。  
その柔らかさを嬉しく思いながら、手の動きも再開させます。  
「ちゅっ・・・んんっ・・・はぁ・・・れろ・・・ぴちゅ・・れろ・・ちゅぅ・・じゅる・・・じゅる・・じゅっ・・・ちゅぅう・・」  
僕は静希ちゃんの僅かに空いた口の隙間から舌を侵入させ、奥で引っ込んでいた舌と絡めます。  
静希ちゃんもほとんど抵抗する事無く、素直に受け入れてくれました。  
静希ちゃんの舌は、唇の甘さはここから来てるんだぁと思わせるぐらいの甘さを持ち、舌を絡める度にその甘さは増して行きました。  
しばし静希ちゃんとの甘いキスを堪能していた僕は、右手を下げ始めます。  
胸を愛撫していた僕の手は静希ちゃんのお腹を優しくなぜながら、閉じられた両脚の付け根に向かって滑り降りていきました。  
「・・・静希ちゃん・・・こっちも・・・洗わないとね・・・・・」  
「あぁ・・・んっ・・・だ、だめぇ・・・さ、さくらくん・・・・っ!」  
静希ちゃんは僕の手が下半身に伸び始めると、両脚をきつく閉じ合わせました。  
でも泡にまみれた僕の右手は、殆ど抵抗無く静希ちゃんの太股の間に潜り込んでいきました。  
初めて触れる静希ちゃんの太股の感触はとてもむっちりとしていました。  
そして初めて見る静希ちゃんの秘裂に、僕は興奮を超越したものを感じます。  
静希ちゃんの秘裂はまだ毛が生えておらず、綺麗な一本の筋が走っているだけでした。  
僕の手が静希ちゃんの秘裂に辿り着くと、ゆっくりと指を動かし始めます。  
僕の思考はもう、静希ちゃんの身体を洗う為ではなく、静希ちゃんをもっと悦ばせたいと言う思いのみが支配し、その支配力から太股に挟み込まれたままの指を蠢かせました。  
 
「静希ちゃん・・・」  
「はぁ、はぁ、はぁあ・・・あぁ・・・! んぁああ・・・さくら・・くぅん・・・!」  
静希ちゃんは全身から力を抜くと、甘い囁きを僕の耳に残して、その柔らかい体を、僕に体重を預けるように寄り掛かってきました。  
「静希ちゃん・・・洗いにくいから、もう少し両脚を広げてくれる・・・・?」  
「え・・・? う、うん・・・」  
静希ちゃんは、僕の言葉に一瞬だけ逡巡しました。  
僕は洗面台の鏡の中に映る静希ちゃんを、じっと見つめていました。  
鏡の中の静希ちゃんは、僕と視線を合わせないながらも、恥じらいに頬を赤く染めながら、ゆっくりとその美脚を開いていきました。  
すっと小さい頃から一緒だった静希ちゃんが始めて見せてくれる、その艶やかな姿に、僕の中の静希ちゃんに対する独占欲が益々その密度を増していきます。  
静希ちゃんの秘所を見ると、泡のせいで見えにくいですが、そこには誰にも穢されていないピンク色の秘裂がハッキリと鏡越しに見る事が出来ました。  
「静希ちゃん、見て・・・・・静希ちゃんの綺麗なピンク色のアソコが見えるよ・・・・」  
僕の言葉に、静希ちゃんは恐る恐る鏡の方を見ました。  
鏡には、静希ちゃんの全てが曝け出された姿が映り込んでいました。  
僕にその美乳を揉まれながら、秘所が見えるまで両脚を開いている姿が、目の前にある鏡に映っていました。  
「あぁ・・・やぁ・・・さくら・・君・・・あんまり・・・・見ないで・・・」  
静希ちゃんは呟くように、か細い声を上げました。  
「静希ちゃんの此処はとっても綺麗だから・・・ちゃんと良く洗わないとね・・・・・」  
僕は呟くと同時に、手の平で包み込むように静希ちゃんの秘所に手を当てました。  
そして揉み抱く様に、傷付けない様に秘所全体を洗い始めます。  
手の平で秘所全体を刺激するように、僕はゆっくりと手を動かしていきます。  
「あっ、あんっ・・・んっ・・ふぁあ・・・あぁん・・・さ、さくら・・・くぅん・・・! あぁっ・・・はぁあ・・ぁん・・・」  
僕の手技に、静希ちゃんは可愛らしい声で鳴きます。  
僕は指の動きを、静希ちゃんの秘所を中心に、ゆっくりと全身に隅々まで行き渡る様に刺激を送ります。  
「はぁっ、あっ・・・いぃ・・・いいよぉ、さくらくぅん・・・あぁっ・・・ふぁあっ・・・あぁっ・・・くぅう・・・!」  
静希ちゃんが感じ始めてきたのを察すると、僕は中指を強く押しつけ、秘裂の溝に沿って動かし始めました。  
 
動きを止めていた左手を再び動かし、静希ちゃんの美乳を強弱を付けて揉み解していきます。  
「ふあぁぁ、あぅぅんっ・・・あはぁぁ・・・っ! さ、さくら・・くぅん・・・! 私・・・わたしぃ・・・!」  
「静希ちゃん、感じてるんだね? 凄いヌルヌルしてきたよ?」  
僕の指は石鹸以外の滑りのある蜜にまみれながら、擦り上げるスピードを速めていきました。  
擦り上げるたびに静希ちゃんの秘所からは蜜が溢れ、それが潤滑油となって更に滑りを良くしてくれます。  
僕の腕の中で、静希ちゃんの身体の痙攣は徐々に大きくなってきました。  
「静希ちゃん、イきそう?」  
僕は指の動きを緩めます。  
「はぁっ、あぁあっ・・・はぁんっ!・・・あ、あ、ぁん・・んぁあ・・・ぅん・・・イっちゃいそう」  
「静希ちゃん・・・」  
ずっと、ずっと想い続けてきた女の子を僕の手で絶頂させる・・・。  
生じる義務感。  
僕は、この少女をずっと愛し続けていこう。僕の腕の中で、全てを曝け出してくれる静希ちゃんを、ずっと・・・  
「静希ちゃん、我慢しなくて良いからね・・・?」  
僕は指の動きをさっきよりも早めます。  
溢れる蜜を中指に塗りつけ、静希ちゃんのクリトリスを擦り上げ、乳房を揉んでいる指先で乳首をクリクリと転がします。  
「ふぅはぁああ・・・! んっ、はぁあっ・・・はぁあああぁああ・・・っ! だ、だめぇ・・そ、そんなにぃ・・・激しくされたらぁっ・・・! いっ・・・イっちゃうよぉ・・・っ! 」  
静希ちゃんはさっきよりも強い刺激に身体を大きく翻弄されながら、その大きなうねりに身を任していきます。  
「んんあぁぁっ! だ、だめぇ・・・私・・・はぁんっ! さ、桜君・・・わ、私・・・も、もう・・んぁ・・・あぁぁあっ・・・」  
僕は、静希ちゃんの乳首を<キュッ>と摘みます。  
「ひゃっうううぅぅんっ・・・! んぁあ・・・んっ、はぁあああ・・・ふぁぁあぁああああああーーー!!!」  
今までに無い、大きく、そして甘い鳴き声を上げて、静希ちゃんは僕の腕の中で大きく仰け反りました。  
開いていた両脚も、僕の右手を締め付けるように、きつく閉じ合わされました。  
 
僕は両手を離し、甘える様に僕に寄りかかって呼吸を整える静希ちゃんを後ろから抱きしめます。  
「はぁ、はぁ、はぁ・・・桜君・・・はぁ、私・・・」  
「うん・・・鏡に映った静希ちゃん・・・凄く可愛かったよ・・・・・」  
「・・・・・ぁ」  
僕の言葉に倣って鏡に映る自分を見遣ると、静希ちゃんは脚を大きく開いた今の自分の痴態に気付きました。  
静希ちゃんは慌てて脚を閉じ、静希ちゃんの身体は羞恥の所為か、今までに無いほど真っ赤に染まりました。  
「さ、桜君・・・っ!」  
「イッた瞬間の静希ちゃんも・・・凄く可愛かったよ・・・」  
「・・・・・・」  
静希ちゃんは言葉を続ける事が出来ずに、恥ずかしげに僕の腕の中に居ました。  
そして、腕の中いる静希ちゃんの呼吸が落ち着いたのを確認すると、僕は静希ちゃんの耳元に顔を寄せました。  
「静希ちゃん、今度は髪の毛を洗ってあげるね」  
「えっ・・・あっ・・・う、うん・・・・・桜君・・・お願い」  
初めは、僕が身体に触れるとあんなに恥ずかしがって緊張していたのに、今では素直に受け入れてくれます。  
「静希ちゃん、湯手、取るよ?」  
「うん・・・・・」  
僕が湯手を解くと、纏められていた髪の毛がパサッと広がり、腰の辺りまで届いていました。  
いつも見ている静希ちゃんの黒髪をすぐ間近に見ると、一本一本がとても繊細で、目の前に広がる静希ちゃんの髪は綺麗な艶のある黒髪でした。  
「静希ちゃん・・・綺麗な髪の毛だね」  
「・・・・・・・ありが、とう」  
その声には、誉められた事に対する嬉しさと恥ずかしさが含まれているようでした。  
僕は、丁寧に何度か手櫛を入れると、シャンプーを手に取り洗い始めました。  
まずは首筋から腰にまで掛けて伸びる髪を、記憶の中から手探りで、美容師がやっていた様に手櫛を入れながら洗っていきます。  
「・・・・(僕)」  
「・・・・・・・(静希ちゃん)」  
しばし無言の間が続きますが、実を言うと僕、もう限界が近いです。  
何の限界かと言うと、下半身の僕の息子です。  
 
先程の静希ちゃんへの愛撫で、僕は静希ちゃんの身体の柔らかさを知り、そして愛しい静希ちゃんのイった瞬間も、脳裏に焼きついているのです。  
だから、その・・・・・・したいんです。  
でも! 一人でするなんてなんか勿体ない気もするし・・・!  
そうです。僕は、望んでいるんです。  
願わくば、静希ちゃんのお口で気持ち良くして貰いたい、と。  
自分の願望を素直に認めると、僕の息子は<ビクッ! ビクッ!>と急かせ立ちます。  
うぅう・・・分かったよぉ。  
「し、静希ちゃん・・・チョット洗いにくいから、前にまわるね」  
「・・・え?」  
僕は立ち上がり、静希ちゃんの正面に回ります。  
静希ちゃんは正面に立つ僕の気配を感じたのでしょう。目を瞑っていた瞼をゆっくり上げます。  
「ッ!?・・・さ、桜君・・・・っ!」  
静希ちゃんは目の前にそびえる僕の息子を見て、驚きの声を上げました。  
静希ちゃんの目の前で、僕の息子ははち切れんばかりに膨み<ビクンッ! ビクンッ!>と脈打ちます。  
僕はそのまま、座らず立ったまま静希ちゃんの髪の毛を洗い始めます。  
その為、静希ちゃんの目の前には僕の腰が来ています。  
僕は一言も喋らず、静希ちゃんに息子を晒し続けます。静希ちゃんの方から来て欲しい、と願いながら。  
静希ちゃんは初めて見る男性器に驚いた様に見つめますが、我に返ると恥ずかしげに顔を伏せてしまいます。  
「静希ちゃん・・・洗いにくいから、顔を上げて・・・・・」  
「あ・・・う、うん・・・・」  
静希ちゃんが下を向くと、僕は顔を上げる様に促します。  
静希ちゃんも僕の言葉に従って顔を上げてくれますが、僕の息子を目にすると、すぐに下を向いてしまいます。  
何度か、そんなことを繰り返していると、静希ちゃんが下を向かなくなりました。  
自分の息子に、静希ちゃんの熱い吐息が断続的に拭きかかります。  
ちらっと、静希ちゃんの顔を覗き込むと、熱く潤んだ瞳で、目の前にある僕の息子を見つめていました。  
そして、僕を見上げます。  
 
「さ、桜君・・・あの・・・私・・・」  
「静希ちゃん・・・?」  
「私も、その・・・桜君にしてあげたい・・・の」  
「え?」  
「え、あ、だからぁ・・・さっき私にしてくれたみたいに、私も桜君に・・・・」  
静希ちゃんは頬を赤らめ、けれどポツポツと言葉を紡ぎます。  
こ、これは・・・キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!  
「う、うん・・・お、お願い」  
僕の心は歓喜で湧き上がります。  
静希ちゃんの挙動を待つと、静希ちゃんは困ったように僕を見上げます。  
「あの、どうすればいいのかな・・・?」  
「あ・・・う、うん」  
初めての経験に戸惑う静希ちゃん。  
「えっと、まず摩ってくれる?」  
「う、うん」  
静希ちゃんのほっそりとした指が僕の息子に絡みついてきます。  
「うぁああ・・・・っ!」  
静希ちゃんの柔らかい指が絡みつくと、僕は歓喜に満ちた溜息が零れます。  
「桜君・・・すごく硬い。それにとっても太くて・・・大きい」  
「しっ、静希ちゃん・・・ゆ、指を・・・はぁ・・・指を上下に動かしてみて・・・っ!」  
「う、うん・・・」  
静希ちゃんの指が上下に動き出すと、自分でするよりもはるかに甘美な快感が、僕の背筋にビリビリと走り抜けます。  
「あぁっ・・・! あっ、いぃ・・・! 静希ちゃん、気持ちいぃ・・・・っ!」  
「はぁ、はぁ・・・桜君のとっても熱い・・・」  
静希ちゃんが喋るたびにその吐息が吹きかかり、こそばゆい快感が沸き起こります。  
静希ちゃんは徐々に息子を上下に擦り上げるスピードを速め、それに比例するように、僕の快感も大きく、強く駆け抜けていきます。  
「桜君の<ビクンッ、ビクンッ>て脈打ってる・・・可愛い」  
「うぁ、あぁあっ・・・! くっ、はぁ・・・あうぅ・・・」  
静希ちゃんのすべらかで柔らかい指が僕の息子の敏感な部分に絡み付き、その強烈な快感の前に僕はただ射精感を堪え、呻く事しか出来ません。  
「しっ、静希ちゃん・・・今度は舐めてくれる・・・?」  
「うんっ」  
手を離し、僕の息子に顔を近づけ、舌を伸ばします。  
「んっ・・・ちゅっ」  
「はぁあっ・・・あぁっ・・・しずき・・・ちゃぁん・・・」  
僕は自分の息子に触れる、静希ちゃんの舌の感触に悦びの声を上げる事しか出来ません。  
「ちゅっ・・・んっ・・・はぁ、れろれろ・・・んぅ・・・んんっ・・・ちゅっ・・・ちゅぅぅ」  
 
舌を唾液で湿らせ、僕のサオに塗りたくって行きます。  
快感のあまり、視界が白くぼやけてきました。  
「しっ、静希ちゃん・・・先端も・・・」  
僕の先端には静希ちゃんの愛撫によって先走りが滲み出し、静希ちゃんはそれを舌で掬い取り始めました。  
「んっ・・・ちゅぅう、ちゅっちゅちゅっ・・・ちゅぅ・・・はぁ・・・れろ・・・んっ・・・ちゅぅ」  
「はぁあっ・・・・あぁっあ・・・っ!」  
静希ちゃんの舌が僕の亀頭を、裏筋を舌で舐めるたびに鋭い快感が抜けます。  
「くちゅ・・・ちゅ・・・れる・・・じゅ・・・ちゅぅぅうう」  
「ぁあ・・・し、静希ちゃん・・・・咥えてぇ」  
「ぅふぅぅん・・・んっ・・・ちゅぅ、ちゅる・・・んふっ・・ちゅる・・・ちゅく、んく・・・んっ・・・じゅるるぅぅ」  
静希ちゃんの唇が僕のサオを這うと、先端にキスをし、ゆっくりとその小さいお口で先端を含み始めました。  
「そう、ゆっくりで良いよ。あっ、でも、歯は立てないでね」  
静希ちゃんの頭を優しく撫でながら、僕の息子を含んでいる静希ちゃんのお口を見つめます。  
「ちゅっ・・・ちゅぷるっ・・・んっ、んん・・・はぁっ、はぁ・・・ちゅっ・・・ちゅぅぅううう」  
「うぅっ・・・! くぅっ!」  
先端を口に含むと、唇をすぼめて勢い良く吸引していきます。  
「んくっ・・・ちゅぅ、ちゅる・・・ちゅ、ちゅぅぅう・・・」  
口内では静希ちゃんの舌がチロチロと動き、亀頭やカリ首を優しく刺激してくれます。  
腰が痺れる様な快感に膝がガクガクと振るえ、僕は身をよじってしまいます。  
「んっ・・・んんんっ・・・ぁむ・・・ふむぅ・・・」  
静希ちゃんの舌は僕の息子に絡みつき、徐々に口腔の奥に飲み込まれていきます。  
「んっ、んんぐっ・・んむぅ・・・んふぅ・・・」  
ついに静希ちゃんのお口が僕の息子を根元まで飲み込みました。  
「あぁっ・・・静希ちゃん・・・しずきちゃぁん・・・っ!」  
静希ちゃんは上目遣いで僕を見ると、  
「ふふっ・・・はわいい・・・」  
根元まで飲み込んでいたお口をぎりぎりまで引き戻すと、今度は一気に根元まで飲み込み始めました。  
「んちゅっ、ちゅぅう・・・んんっ!・・・んっく・・・んんんっ!・・・んっ、んんっ・・・・ちゅっ、ちゅるるう」  
 
息子の周囲をスライドする柔らかな唇の感触に、僕の快感は際限なく高まっていきます。  
「しずきちゃぁん・・・あぁ、すごい・・・凄く気持ちいぃい・・・・っ!」  
僕の言葉に、静希ちゃんは僕の息子を咥えたまま微笑みます。  
「んっ、ん・・・もっろ、ひもひよふ・・・ひてっ・・・んっ・・・んふっ、あれるはらね・・・んんっ!」  
静希ちゃんは僕の腰に手を添えると、髪を揺らして、徐々に勢い良く頭を上下に降り始めました。  
「んふっ・・・ず、じゅるるっ・・・ちゅ、れるれる・・・んっ、ちゅぅぅううう・・・ふ・・・ふぁ・・・あ、はぁ・・・あむぅ・・・ん、ずず・・・ちゅぅぅう!」  
「はぁ、はぁ、んっ・・・ぁはぁあ、静希ちゃぁん・・・すごく上手・・・っ!」  
ざらりとした舌の感触が息子を通じて全身に広がります。  
静希ちゃんは舌使いもさる事ながら、吸引力もあって、僕の快感を巧みに引き出します。  
「あ、あ、あ・・・し、しずきちゃぁん・・・僕、僕もうイきそう・・・」  
まるで沸騰する鍋から吹き零れるお湯のように射精感が込み上げ、腿の強張りも強くなってきました。もう我慢の限界です。  
「んふぅ・・・ちゅぷぅ・・・ずずずっ・・・じゅる・・・んぐ・・・」  
しかし、このままでは静希ちゃんのお口の中に果ててしまいます。  
僕の内に危機感が募ります。  
「だ、だめ・・・静希ちゃん・・・」  
僕は静希ちゃんの肩を掴み、体を離そうとします。しかし、  
「んんっ・・・んっ・・・だめぇ、離れたらだめぇ・・・」  
静希ちゃんは腰に添えていた手を僕の腰に手を廻すと、強く引き寄せました。  
「しっ、静希ちゃんッ!?」  
「ずずずっ・・・・ぢゅるぢゅるぢゅるっ!・・・ちゅぅぅうぅううううう!」  
今までに無い吸引力で息子を吸い上げると、僕は遂に果てます。  
「あ、あぁっあッ! し、しずきちゃぁあんんっ!!」  
 
ビュクッ! ビュッ! ビュルッ! ビュピュッ! ビュッ!  
 
「んっ・・・んんんっ!!!」  
「くぅっ・・・はぁああ・・・・!」  
僕は今までに無い快感、放出感に眩暈がします。こんなに射精したの初めてです・・・  
静希ちゃんを見ると、苦しそうな顔をしながらも、僕の精液を受け入れてくれました。  
口内に収まりきらなかった精液が静希ちゃんのお口の端からこぼれ落ち、静希ちゃんの胸を汚し始めました。  
「はぁ、はぁ、はぁ・・・静希ちゃん・・・大丈夫・・・?」  
 
僕が呼びかけると、静希ちゃんは苦しそうな顔をしながらも微かに頷きました。  
でも、僕の息子が全てを吐き出し終わっても、まだ静希ちゃんの口内に収まっていました。  
やがて、微妙な振動が息子に伝わってきました。  
静希ちゃんの喉が動き、先ほど放った僕の精液を少しずつ飲み込んでいるようです。  
「んっ・・・んぐっ・・・んっ・・・んぐ、んっ・・・んぐっ・・・」  
「・・・・し、静希ちゃん、無理しなくても」  
静希ちゃんはそれでも、微かに頷くと僕の精液を飲み込み続けました。  
やがて静希ちゃんは全てを飲み尽くしましたが、僕の息子を離すことなくしゃぶり続けます。  
「静希ちゃん・・・ありがとう・・・でも、もう良いよ・・・・・・」  
「あっ・・・」  
静希ちゃんは名残惜しそうに僕の息子を口から離しました。  
「静希ちゃん、すごく気持ち良かったよ・・・」  
静希ちゃんの頭を優しく撫でていきます。  
「桜君・・・」  
途中で止められた事に不満があるように、拗ねた様な声を出します。  
「えっと・・・・・泡、流すよ」  
僕は何となく誤魔化す様な心境で、シャワーを取ります。  
「・・・・・・うん」  
静希ちゃんも渋々頷きます。  
僕は丁寧に髪の泡を流していきます。  
お湯が流れ、静希ちゃんの胸元を汚した精液も流れ落ちていきました。  
「静希ちゃん、入ろっか・・・?」  
「うん・・・」  
僕は静希ちゃんを連れ、海水をろ過した湯に浸かります。  
しばし沈黙が続き、  
「初めて・・・だね」  
静希ちゃんがポツリと呟きます。  
「え・・・?」  
「桜君と・・・こんなに気持ち良い事したの」  
「静希ちゃん・・・」  
そして静希ちゃんは、自ら寄り添うかの様に、僕に身体を寄せてきました。  
静希ちゃんと密着する事に、僕の鼓動は再び高鳴り始めました。  
腕に感じる、静希ちゃんの柔らかい胸の感触。そして、首筋に吹きかかる静希ちゃんの優しい吐息。  
脇を見ると、すぐ側に静希ちゃんの顔がありました。  
 
その距離は余りにも近くて・・・  
「静希ちゃん・・・僕、静希ちゃんの事、大好きだよ」  
静希ちゃんは間近で、僕の事をジッと見つめていました。  
「私も桜君の事・・・大好き」  
静希ちゃんのその瞳は、何かを期待するかのように潤んでいました。  
「静希ちゃん・・・・・」  
僕が小さな声で呼びかけると、静希ちゃんは目を閉じて顎を軽く上げました。  
僕は顔を寄せると、そのまま静希ちゃんの柔らかく、甘い唇を塞ぎました。  
「んっ・・・ちゅぅ、ちゅっ・・・んぁ・・・ぁん・・・」  
僕は合わせた唇に舌を伸ばして、静希ちゃんの口内に進入しました。  
静希ちゃんも僕の舌を受け入れると、そのまま絡めていきます。  
「ちゅっ、ぢゅっ・・・ぢゅる、ぢゅるる・・・んはぁ・・・はむぅ・・・ぅんっ・・・れろれろ・・・ぅん・・・んっ・・・ちゅぅ」  
僕の舌と静希ちゃんの舌が動くたびに、湿った淫音が大浴場に響き始めます。  
僕は、静希ちゃんの触れると柔らかく形を変える美乳に手を伸ばすと、優しく揉み始めました。  
「はぁあ・・・ぁん・・・んんっ・・・んぁあっ・・・はぁ、むぅう・・・んぁあっ・・・ぁん・・・あ、あ、・・・はぁあんっ・・・っ!」  
静希ちゃんの胸の中心にあるピンク色の乳首はすでに隆起しています。  
僕は指の間に挟む様に乳首を摘み、転がしていきます。  
「ふぅんんっ!! んんっ!・・・ちゅう、ちゅちゅぅうう・・・はぁ、ぁむ・・・はぁ・・・ぁん・・んっ・・・ぁああ・・・」  
僕は静希ちゃんの切なそうな声に誘われて、更に愛撫を続けていくと、  
「ぅうぁああ・・・!?」  
僕は突如下半身から上る快感に驚いて、下半身を見ると、静希ちゃんがその指で僕の息子を握り締めて扱いていました。  
「はぁっ・・・ぁん・・・んふぅ・・・桜君の、大きくて素敵ぃ・・・」  
しばらく静希ちゃんの手コキ、そして胸の感触を楽しんでいましたが、僕の中に再び欲望が渦巻きます。  
 
静希ちゃんの膣内に挿れたい。挿れて、一緒に気持ちよくなりたい。  
 
僕はその欲望に素直に従いました。  
「静希ちゃん・・・ちょっと立ってくれる?」  
「んぅ・・・ぁ・・・うん、分かった」  
浴場の縁に手を付いて、静希ちゃんは僕にお尻を向けて立ち上がりました。  
 
「うん。それで、縁に手を付いて僕の方にお尻を向けて・・・」  
「う、うん」  
「脚をもう少し開いて、腰を上げて・・・」  
「うん・・・」  
やや緊張気味に声を上擦らせながら、僕の目の前に、静希ちゃんの秘所が曝け出されました。  
先程鏡越しで見た静希ちゃんの秘所を、今度はマジマジと観察します。  
静希ちゃんの秘裂のお口は僅かに開き、そこからピンク色の秘肉が垣間見ることが出来ました。  
じっと見ていると、時折<ヒクッ>と小さく痙攣していました。  
静希ちゃんの形の良いお尻からお湯が流れ落ち、静希ちゃんの秘所を濡れ光らせ、その光景はとても綺麗でした。  
「桜君・・・」  
声に反応すれば、静希ちゃんは顔を赤く染め、その濡れ揺らめく瞳で、僕をじっと見つめていました。  
僕はそっと、静希ちゃんの白いお尻に両手を添えると、  
「んっ・・・ふぁあ・・・はぁ・・・んっ」  
突然のタッチに驚いたように、静希ちゃんの甘い鳴き声が響きます。  
僕は両手の指を<ニギニギ>するように動かします。  
「ふぁあっ・・・ぁあ・・・あ、はぁ・・・ん、ふぅ・・・」  
静希ちゃんのお尻はとても柔らかくて、指先にその弾力性の豊かさを何度も感じさせます。  
腰を下ろし、静希ちゃんのお尻が目の前に来ると、僕は顔を近づけ、舌を伸ばします。  
「ひゃっ!?・・・はぁ、ぁあっ・・・さ、さくら・・・くぅん・・・っ!」  
静希ちゃんの美尻を舌で這わしていくと、舌を這わす圧力に対抗するように、柔らかく僕の舌を押し返します。  
舌で静希ちゃんの美尻を堪能すると、最後に<チュッ>とキスをし、立ち上がります。  
「はぁ、はぁ、はあぁ・・・さくらくぅん・・・」  
静希ちゃんは自分の方から、上半身を更に深く沈め、腰を突き上げます。  
突き上げると、静希ちゃんは両手を伸ばしてお尻を掴むと、<グッ>と左右に広げました。  
「桜君・・・私の此処・・・また、いっぱい気持ち良くしてくれる・・・?」  
静希ちゃんは自ら指を動かして秘裂を広げます。  
広げると、まるで<くぱぁ・・・>とでも言う音が聞こえそうなぐらい、静希ちゃんの蜜がこぼれ始めました。  
「んっ! ぁああっ・・・あっ・・・んんっ・・・はぁあん・・・・さくら・・・くぅん・・・っ!」  
その静希ちゃんの淫らな姿に、ある種の生物が性フェロモンを感じて行動が活発になる様に、僕の体に熱く、強い興奮が駆け巡ります。  
 
静希ちゃんが期待を込めた瞳で、僕を見つめます。なら、その期待に応えてあげなければ男ではありません!  
僕はそっと指を伸ばして秘裂に触れると、静希ちゃんの身体は喜びに打ち震えました。  
「ふぁっ・・・あ、あん・・・んくっ・・・はぁ・・さくらくぅん・・・! ひゃんっ・・・ん、んんっ・・・ふぁあっ・・・」  
ゆっくりと、傷付けない様に、僕は秘裂の筋に沿って、優しく指を滑らせていきます。  
「んぁあ・・・あ、はぁあっ・・・ふぁあっ・・・んんっ、あ、ぁん・・・はぁ、あ、はぁあん・・・桜君のゆびぃ・・きも・・ちぃい・・・よぉ・・・っ!」  
「静希ちゃんが感じてくれて、僕、凄く嬉しいよ・・・」  
何度か往復させただけで、僕の指は静希ちゃんの蜜まみれになっていました。  
そして、僕が指を動かし続けると<ヌチャ、クチュ、ニチャ>と言う淫音が静希ちゃんの秘所から聞こえ始めました。  
「静希ちゃん・・・凄いよ・・・・・こぼれ落ちてくるよ」  
「はぁ・・・あ、・・・いや・・・んぁあ・・・・・」  
指を引き抜くと、静希ちゃんの蜜が糸を引いて、僕の指に絡みつきます。  
秘所からは静希ちゃんの蜜は洪水の様に溢れかえり、太股に通る水筋がお湯によるものなのか、それとも蜜がこぼれた跡なのか、判別が付かない程です。  
僕は静希ちゃんの蜜が絡みついた指を、躊躇無く口に含みました。  
「桜君・・・っ!」  
それを見ていた静希ちゃんが驚いたように声を上げました。  
静希ちゃんの蜜の味は、僕の口の中に広がりました。甘酸っぱく、けれどクセの無い静希ちゃんの味。  
僕はこの蜜をもっと味わいたくて、静希ちゃんのお尻を掴み、顔を秘所に押し付けて、舌を伸ばします。  
「ひゃんっ!・・・ああっ・・・ん、くふぁあっ・・・あ、んん・・・」  
舌を動かすと、僕の舌に静希ちゃんの蜜が絡み、それを何度も喉に流し込んでいきます。  
舌先に力を込めると、静希ちゃんのクリトリスの周辺を重点的に責めていきます。  
「ん、ふぅっ・・・あ、はぁ、はぁ、あ、あぁっ!・・・んふっ・・・は、あぁっ・・・ん、ふっ・・・ふぁあ・・・はぁあ・・・」  
快感に身体を震わせ、静希ちゃんの秘所からは溢れんばかりの蜜が零れ、僕の口だけではなく頬までも濡らしていきます。  
それでも、僕の舌は静希ちゃんの秘裂に入り込み、ひたすらクンニを続けます。  
「あんっ・・・はぁぁぁっ・・・っ! あっ、いいっ! はぁっ、あっ、いいよぉ・・・っ! さく・・ら、くぅぅんっ・・!」  
僕の耳には静希ちゃんの蜜が奏でる淫音、そして、静希ちゃんの甘い歓声。  
 
「あぁっ・・・ふあぁっ・・・んっ・・・はぁ・・・さくら、くん・・・お願い・・・」  
「んんっ・・・ちゅっ・・・ぷはぁ・・・はぁ、はぁ・・・どうしたの? 静希ちゃん」  
「あ、あのね・・・」  
静希ちゃんは真っ赤な顔をしたまま、それっきり黙ってしまいました。  
しばらく静希ちゃんの挙動を見守っていると、静希ちゃんは身体を動かし始めました。  
僕から離れたと思うと、上半身を濡れた大浴場の床に横たえ、脚をゆっくりとM字に開いていきました。  
「静希ちゃん・・・」  
「桜君・・・私、桜君と一緒になりたい」  
僕がお願いしたわけじゃないのに、静希ちゃんは自分自身の意思でそんな淫ら姿をして―――  
「桜君・・・お願い・・・来て。私の初めて・・・貰って・・・?」  
静希ちゃんは切なげに懇願します。僕は、  
「静希ちゃん・・・僕、初めてだけど、優しくするからね・・・」  
静希ちゃんの身体に覆いかぶさり、息子を静希ちゃんの秘所にあてがいます。  
「うん・・・来て・・」  
期待と不安を含ませながら、優しく、僕の背に腕を廻します。  
静希ちゃんを気持ち良くさせたい。静希ちゃんと一緒に気持ちよくなりたい。静希ちゃんと一緒に、どこまでも―――  
僕はゆっくりと腰を進めていきます。  
「ひぅっ・・・!? んっ、はぁっ・・・っ!」  
「うっ、くぅうう・・・きつい、よ・・・静希ちゃん」  
なんとか奥へと侵入を試みますが、静希ちゃんの膣内はとてもきつく中々進んで行きません。  
「はぁっ、ぁあ・・・はぁ、くっ・・・ぅう」  
静希ちゃんの口から苦痛に呻く声が漏れます。  
静希ちゃんにこんな声を出させたくありません。こうなったら、一気に行くしか・・・  
「静希ちゃん・・・長引くと辛さが増しちゃうから、一気に行くね・・・」  
「う、うん・・・」  
返事を聞くと、内心『ごめんね』と謝りながら深呼吸をし、<グッ>と腰を押し進めました。  
「くっ・・・はぁあっ・・・あっ、んぁああぁああああ・・・・・っ!」  
<ブツンッ!>と言う何かを突き破る音を感じると、静希ちゃんは身体を仰け反らせて絶叫します。  
秘所からは静希ちゃんの破瓜の血が、僕と静希ちゃんの結合部から流れ出しました。  
「静希ちゃん・・・」  
僕に出来ることは、ただ愛しい人が落ち着けるように抱き締める事だけ。  
 
「はぁ、はぁ、さくら、君・・・」  
静希ちゃんの瞳から、ポロポロと涙が零れます。  
「静希ちゃん、大丈夫・・・?」  
「うん、桜君が抱き締めてくれてるから・・・平気」  
静希ちゃんは僕を心配掛けまいと、優しく微笑んでくれます。  
その心遣いが、僕には堪らなく嬉しかった。  
僕は一体感から生じた幸福感に、  
「静希ちゃん・・・やっと、一つになれたね」  
そっと、額にキスをします。  
「うんっ・・・私の膣内、桜君でいっぱいだよ。それに、なんだか大きさもぴったりで」  
「僕達、やっぱり相性が良いのかな、こっちの方面でも」  
「ふふっ、そうかもね」  
僕たちの中に幸福感が満ちます。しばし動かないままで居ると、  
「桜君・・・動いて良いよ」  
「え? でも、大丈夫なの・・・?」  
まだ破瓜の痛みが完全に治まったとは思えません。そんな状態で僕が動いたら静希ちゃんは・・・  
「大丈夫だよっ。まだ、ちょっと痛いけど、でも・・・痛いって事は、桜君と私が繋がってるって事でしょ? だから、痛くても辛くないから・・・動いて・・・良いよ」  
「静希ちゃん・・・」  
男には到底理解できない破瓜の痛み。  
それをも堪えて、むしろその痛みを僕たちが一つになった証として捉えてくれる静希ちゃんの優しさが、僕の懸念、不安を払拭してくれました。  
「静希ちゃん、動くよ・・・?」  
「うん」  
返事を聞くと、僕は静希ちゃんの腰を掴み、ゆっくりと腰を動かします。  
「んんっ・・・! あはぁ、あっ、くぅう・・・」  
「大丈夫、静希ちゃん?」  
「う、うん・・・はぁ、桜君の・・・したいようにして・・・いいから・・・」  
動かす度に走る痛みを堪えながら、静希ちゃんは僕を心配させないよう微笑みます。  
僕は静希ちゃんに負担を掛けないように、動かします。  
「うぅん、んっ・・・あぁ、あうっ、んくっ・・・あぁ、はぁあ・・・はぁはぁ・・・ぃっ・・・!」  
初めてだからキツイのしょうがないけれど、奥まで挿れる度に静希ちゃんの膣内は蠢き、僕の息子に凄い刺激と快感を与えてきます。  
 
「はぁ、はぁあ・・・しずき・・ちゃんの・・・膣内ぁ、凄く気持ち良い・・・っ!」  
突き入れる度に快感が増し、僕はもっと早く突き入れたい衝動に駆られます。  
「しっ、静希ちゃん・・・早く、動いて・・・良い?」  
「はぁ、はぁ・・・はぁあっ・・・! ぁん・・・んっ・・・いいよっ、早くしても・・・」  
静希ちゃんの了解を得ると、僕は深呼吸をし、改めて注送を開始します。  
「んんっ、ああぁあ・・・・っ!? んふぅ、はあぁあっ・・・! あうっ・・・んぁああ・・・っ!」  
息子を静希ちゃんの膣内へ注送する度に静希ちゃんの身体は上下に揺さぶられ、柔らかい静希ちゃんの胸もそれに倣って動きます。  
僕は片方の左手を胸へと移し、揉み解していきます。  
「んぁっ・・・あぁぁぁんっ・・・! んっ・・・あぁっ・・・」  
ふと、感じる声の違和感。  
静希ちゃんの声が、変わってきたような気がします。  
まだ少しだけ苦しそうな声も混じってますが、少しずつ慣れてきたのでしょうか。  
徐々にその声に、気持ちよさそうに喘ぐ甘い鳴き声も混じってきました。  
その表情も、少しずつ和らいできます。  
それにさっきまでは<ギュゥギュゥ>締め付けてきましたが、徐々にキツさが解れていき、心地良い締め付けとなって僕の息子を絡め取り、蕩ける様な快感が伝わってきます。  
「ぁあ、ぁふぅ・・・ふぅあ・・・さ、さくらくぅん・・・なんだか、凄く気持ち良くなってきたよ・・・っ!」  
「僕も、はぁ・・・僕も、凄く気持ち良いよ・・・静希ちゃぁん」  
「あ、はぁ・・・ふぅあ・・・お、お願いさくらくぅん・・・っ! もっと、もっと気持ちよくしてぇ・・・っ!」  
静希ちゃんの甘いおねだりに、僕は言葉を掛けるよりも先に腰が動いていました。  
それも、さっきよりも段違いな激しさで腰を動かし、静希ちゃんの膣内へと息子を注送していき、静希ちゃんにもっと気持ち良くなって貰おうと、静希ちゃんの性感帯である乳首を<クリクリ>と摘み、転がしていきます。  
「ひゃあぁぁッ・・・!? あぁ、ぁああ、んっ、ぁああぁんっ! あはぁぁ・・・さ、さくらくぅん・・・はげしぃい・・・っ! さくらくんの・・・ぁああんっ・・・っ! さくらくんのぉ、奥に当たってるぅよぉお・・・っ!」  
「はぁ、はぁ、ああぁあ・・・気持ち良いぃ・・・気持ち良すぎるよぉ・・・しずきちゃんの膣内ぁ・・・っ! 気持ち良すぎて腰が止まらないよぉ・・・っ!」  
静希ちゃんの膣内はもう、挿れ始めた時よりも段違いな気持ち良さがありました。  
息子を膣内に突き入れると、静希ちゃんの膣内のヒダが僕の息子に絡みついて扱き上げ、更に奥へと導こうとするのです。  
逆に引き抜こうとすると、まるで引き止めるように柔肉が僕の息子を<キュッキュッ>と甘く締め付けてくるのです。  
 
そのたびに僕の射精感は高まり、我慢するのも一苦労です。  
「はぁ、ぁぁあっ!・・・いい、良いよぉ・・・っ! 止めなくて良いから、桜君が満足するまで動いてぇ・・・っ!」  
「静希ちゃん・・・あぁ、しずきちゃぁん!!」  
僕は静希ちゃんの脇から両腕を通して、後ろから肩を掴みます。  
僕の体は完全に静希ちゃんと密着して、僕の胸に静希ちゃんの柔らかな胸を感じます。  
静希ちゃんも僕の背に腕を廻して<ギュッ>と抱きつくと、そのほっそりとした美脚を僕の腰に巻きつけます。  
そして自分から腰を動かし、更に僕と深く繋がろうとしていました。  
「一緒に、一緒に気持ち良くなろう・・・っ!」  
「うん!」  
僕はもう我武者羅に腰を動かします。  
静希ちゃんと、もっと、気持ち良くなる為に・・・  
「あっ、あぁっ・・・っ! んっ、あんっ! ああっ・・はぁあっ! さ、さくら・・・くぅんっ!・・・ふぁっ・・・あんっ・・・やん・・や・・・あっ! ああっ!」  
付き込む度に僕らの結合部からは静希ちゃんの蜜が飛び散ります。  
腰を締め付ける静希ちゃんの脚も力がこもります。  
「はぁあっ・・・! ああっ! ああっあっ、んあぁっ・・・っ! んぁっ、あっ・・・ああっ! あっ! あうっ・・・」  
次第に静希ちゃんの膣内の壁が<ヒクヒク>と痙攣しだしました。  
「静希ちゃん・・・イきそう?」  
「あぁ、はぁ、ふああぁぁっ・・・っ! い、イク・・・イっちゃうぅぅう・・・っ!! ひゃあぁっ、あぁっ!!」  
「くっ! ぐぅううう・・・あぁあ・・・いっしょに・・・いっしょにぃいぃ・・・っ!!」  
そして僕は、引き抜くぎりぎりまでの所まで腰を引くと、一気に突き入れました。  
その瞬間、静希ちゃんの膣内は今までに無い程の力で僕の息子を締め付け―――  
「うぐぅうう! くっ、はぁああああああああ!!!!」  
「ひぃやぁあああああぁあっ! あ、あぁあ・・・くぅ、んっ・・・ふぁぁああああああああ!!!!」  
溢れんばかりの快感に、僕達は、ほぼ同時に、達しました。  
 
 
 
 
狭い窪みの影で、私は一人自分を慰めていた。  
近くから聞こえる、静希ちゃんの喘ぎ声に自分を重ねて。  
「あ、あぁん・・・やぁ・・・桜君、あぁ・・・うぅん・・・私」  
静希ちゃんの甘い嬌声が挙がるたび、自分の体に桜君が触れている気がした。  
桜君の指が、そして、舌が私の体を責め立てる。  
「はん、あぁん・・・熱い、あそこ・・・凄く熱いよぉ、さくらくぅん・・・」  
私は胸をもみしだき、秘裂を指で刺激を送って行く。  
「あふぁ・・・はぁ、はぅ・・・ひぁぁん・・・」  
そっと、二人を窺うと、静希ちゃんは仰向けの状態で脚を広げて、桜君は静希ちゃんの腰を掴み、秘所に向かって腰を激しく打ち付けていました。  
その度に静希ちゃんから、甘い声が響く。  
「あぁっ・・・さくらくぅん、さくらくぅん・・・っ! 私も、私も桜君に・・・っ!」  
私は濡れに濡れた秘裂を二本の指で広げ、中指を折り曲げて、膣内に挿入しました。  
「あぁっ、んんんん・・・か、感じる・・・感じるよぉ、さくらくぅん・・・」  
もう一方の手で、私は自分の乳首を指先で捏ねていく。  
「はぁ、はっ・・・おっぱいも気持ち良いぃ・・・はぁあ、ふぅん・・・さくらくぅん、私も・・・私も桜君のほしぃ・・・っ!」  
<ヒクヒク>と痙攣し始めた膣内の指をかき回し、私は自分の膣内を激しく掻き回す桜君を想像しながら、  
「あ、ふぁっ、あっ・・・・んぁああぁああああ!」  
果てました。  
「はぁ、はぁ・・・」  
でも、物足りない。全然、欲求が満たされない。  
「桜君・・・」  
欲しい。  
「桜君・・・」  
現実の、桜君が欲しい。  
「桜君・・・っ!」  
桜君に身体を触って欲しい。その指で、舌で、いっぱい私を可愛がって欲しい。  
 
『うぐぅうう! くっ、はぁああああああああ!!!!』  
『ひぃやぁあああああぁあっ! あ、あぁあ・・・くぅ、んっ・・・ふぁぁああああああああ!!!!』  
 
二人の、声。  
私は様子を窺うと、2人ともグッタリとしていた。  
2人も絶頂を迎えたのかもしれない。  
私は立ち上がり、桜君の元へ足を運び出した。  
 
私だって桜君を愛してるんだから、私にも桜君に抱かれる権利はある筈だ。  
 
そう自分に言い聞かせて、私は歩き出す。  
愛しい人に、この身体を捧げる為に。  
桜君から貰った、ニライカナイの鍵の加護を信じて、私は、歩き出した。  
 
 
「はぁ、はぁ、静希ちゃん、大丈夫・・・?」  
「はぁ、はぁ、う、うん・・・大丈夫・・・はぁ・・・ぁ」  
「し、静希ちゃんっ!?」  
突然グッタリとし、静希ちゃんは動きません。  
どうやら疲労から、気絶してしまったようです。  
その表情は恍惚としていて、満たされた表情をしていました。  
未だ繋がったままでいる僕は、腰を締め付けている静希ちゃんの脚を解き、息子を静希ちゃんの膣内から引き抜きました。  
引き抜くと、静希ちゃんの破瓜の血と僕の精液が混ざったものが<コプッ>と音を立て、零れ出しました。  
僕はそっとお湯を流して、綺麗にしてあげます。  
「・・・静希ちゃん」  
僕は静希ちゃんの頭を撫でます。  
そこには、僕の静希ちゃんへの想いが成就された達成感。果たされた静希ちゃんとの性交渉への充足感、幸福感、一体感が含まれています。  
と、  
 
「桜君・・・」  
 
「え?」  
僕は声がした方に振り向き、  
「・・・・・・」  
絶句します。  
僕と静希ちゃん以外誰も居ないと思っていた大浴場に、今、一人の裸の少女が湯船の中で立っているのです。  
「み、みなみ・・・さん・・・っ!?」  
そこには、僕のクラスメイトの少女が立っていたのです。  
南さんは真っ直ぐ僕を見つめています。  
沈黙の中、緩い潮風が僕たちの間を通り、南さんの長い黒髪を泳がせます。  
それでも、彼女は微動だにしませんでした。まるで、その瞳に僕と言う存在しか捉えていないかの様に。  
遠く潮騒の音と、自らの鼓動の音、そして背後に居る愛しい人の存在を感じながら、僕は南さんの、その、いつも何を考えているか分からない黒い瞳を、ただただ見つめる事しか、出来ませんでした。  
 
 
 
その頃のドクロちゃんとサバトちゃん。  
「・・・・・・・・一家に一台ドクロちゃんだよ・・・・・・・ジャパネット高田(ドクロちゃん)」  
「うぅん・・・目医者と歯医者のコマーシャルやってんじゃないですぅ・・・(サバトちゃん)」  
寝てますた。ってかサバトちゃん、ドロンジョ様なんだ・・・  
 

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