とある弓道場・・・。  
静寂につつまれた空間に袴姿の少女が一人立っていた。  
弓弦を引き絞る手には力が入る。  
 
余計な雑念は捨てて的を射ることだけに全神経を集中させる。  
狙いを定めて・・・  
 
     ビィーーーーーーーーーーーン  
 
(・・・少しずれた・・・。)  
 
溜息をつき、少女はその場に座り込んだ。  
どうしても一週間前のことが気になって仕方がない。  
これって・・・やっぱり・・・恋・・・だよね?  
 
改めて実感したどうしようもないこの気持ち・・・。  
少女は胸に手を当て記憶を辿り始めた・・・。  
 
 
「ぼ〜く〜さ〜つてんし♪ 血しぶきドクドクドクロちゃん♪」  
「ごきげんだねドクロちゃん・・・。そりゃそうか僕のお金でケーキが食えるんだから・・・・・・。」  
 
どうも皆さんお久しぶりです。世界の女性が待ち望んだ瞬間、ナイスなクールガイ草壁桜です。  
僕とドクロちゃんは今下校途中にアルカディア商店街でケーキを買っています。  
昨日ドクロちゃんとささいな喧嘩をしてしまい、その罪滅ぼしとしてケーキをおごってあげてるのです。  
(まあ、一方的にドクロちゃんが悪いのですが・・・・・・。)  
 
そんなこんなで現在に至っているのです。  
「桜くん、早く帰ってビンカン侍見ようよ!! 今日の内容はね、旅先の宿でビンカン侍がある女性に一目惚れしちゃったの。  
でもその女性には夫がいて嫉妬で我を失ったビンカン侍はその女性や夫もろとも斬り殺すっていう設定なんだ〜♪」  
 
「そんな過激な内容放送しちゃっていいの!?惚れられた女性はえらい迷惑だよね!?っていうか教育倫理的にダメだよ!!  
ああ〜ドクロちゃんいつもそんなものばかり見ているから僕に対して凶暴なんだね。すげー納得した!!」  
 
犯罪を犯した親が子供に犯罪の話を聞かせていると子供までもが犯罪者なったという話はこのことなんだね?  
ドクロちゃんにはしっかりとした教育が必要なようです。  
 
「桜くん、早くしないと桜くんのプリン・アラモード食べちゃうよ」  
「とかいいながら、いつも僕の横取りしているじゃないか・・・。」        グサッ!!  
「何か言った♥ 桜くん」  
 
「!!!!!いた痛い痛い痛い!!?・・・・・・痛いよぉぉぉぉぉっーーー!!わかったから!!  
もう何も言いませんから!!お願いだからっ!!  
僕の足に突き刺さっているその凶器をどけてぇぇぇーーーーーー!!」  
 
どうやら機嫌は完璧に治っていないようです。  
 
「じゃあ家まで競争だね♪負けたほうがマヨネーズ一気飲み!!」  
「足を怪我した僕にとって圧倒的不利だよね・・・。」  
ペナルティを背負っている僕の発言を無視して彼女はさっさとこの場面から離脱していきました。  
 
僕は出血した足を引きずりなんとかドクロちゃんに追いつこうとしますが、どんどん彼女の姿は視界から  
認知しづらくなって行きます。微かに動かすだけでも激痛が神経に伝わりました。  
脂汗がにじみ、アスファルトを赤い液体で染めながら何かにすがらなくてはいけないという意識すら  
朦朧となっていくのです。  
 
ああ・・・、これはもうだめかもしれない・・・。  
 
次の瞬間、道端に転がっていた無邪気な小石に足を取られ、  
体が前へと倒れていく動作をふと感じました。  
 
ドカッ!!  
 
「きゃあっ!?」  
 
何かにぶつかったんでしょうか?恐る恐る目を開いていくと・・・・・・  
青と白・・・。しま・・・しま・・・? ・・・パンティ・・・!?  
 
「いた〜い・・・ん?・・・・・・ひゃあ///!?」  
目の前の女性は急いでスカートを押さえました。  
モスグリーンの制服・・・といえばサルバドール・ダリ中学校の生徒!?  
 
「あれ・・・まさか・・・もしかして・・・ひょっとすると草壁先輩ですか・・・?」  
「え・・・どうして僕の名前を?」  
せんぱい、センパイ、先輩・・・(゚∀゚)  
 
「弓島・・・弓島千佳さん?」  
「お久しぶりです草壁先輩!!私のこと覚えてくれたんですね!!」  
いや〜そりゃ〜覚えていますよ。だって僕のこと初めて「先輩?」って読んでくれた  
かわいい後輩ですから。  
 
「先輩・・・!!足から出血していますよ!?どうしたんですかその傷」  
 
「あっ・・・これは・・・」  
発言に反応して傷口を隠そうと試みますが、バレバレです。  
「いそいで病院行きましょう!!立てますか?もし立てなかったら救急車呼びますよ」  
「救急車呼ばなくいいからさ・・・申し訳ないけど起こしてくれないかな?」  
 
「はい」  
彼女はそう返事をするとまず僕の上半身を起こそうと・・・  
 
「ストップ、ストップ!!弓島さん!!ちょっと待ってーーーーーー!!」  
「どうしたんですか先輩?」  
正直言いますと・・・立てません。だっていま自分の息子が凄く元気なのですから。  
 
さっきのパンチラが僕にとっては衝撃的で・・・魅惑の逆三角形・・・しましまのパンティ  
微妙にお尻のところが少しだけくいこんでいるのがある意味ツボデシタ。  
はあっ!?また想像してしまって!!  
イケマセン!!後輩に対して劣情を抱くなんてェェーーー!?  
 
「凄く痛いですね先輩!!汗がすごいですよ」  
「いや・・・これは違うんだ・・・」  
そんな真剣な眼差しで僕を見ないで弓島さん!!今の君は僕には眩しすぎるヨ!!  
君の献身的な行為に相反して先輩の僕は君の官能的な姿を妄想して発情している獣なんだから!!  
 
「凄く辛そう・・・大丈夫ですよ。安心してください。弓島が必ず病院に連れて行きますから」  
「病院はいいからさ・・・、自宅に連れてってほしいなあ・・・」  
「じゃあいきましょう」  
「あ〜あ!!だからちょっとまってぇぇーーー!!」  
 
 
数分後、息子はようやく落ち着きを取り戻し、本来の姿に戻りました。  
いいかい?反抗期だからってお父さんに逆らっちゃだめだよ。  
起こしてもらうとき多少ハプニングはありましたが、無事に帰宅の途についています。  
後輩に体を預けながらお互い肩を組んでいる状態です。  
「なんか二人三脚みたいですね」  
 
にこりとこちらに笑顔を向けるしぐさは何気にかわいいです。  
不意に視線を向けると彼女のりりしい横顔・・・、柔らかそうなほっぺ・・・、軽くキスしてみた・・・ハッ!!  
「ところで先輩・・・、どうして病院ではなく自宅なんですか?」  
「そ・・・それは僕の家に居候している者がこういうの治すのが得意だから・・・」  
「お医者さんが居候ですか?」  
「あははは・・・そうだね」  
 
別にドクロちゃんの存在を世間に隠すつもりはないけれど、あまりドクロちゃんの存在を知られると  
僕としてはこれ以上に現代が住みづらいものとなってしまいます。  
 
「ここだよ弓島さん、ありがとうわざわざ送ってくれて」  
「いいえ〜困ったときはお互い様です」  
うう〜ホンマええ子や〜。自分はいい後輩を持ちました。この場で抱きしめてあげたいですが、  
今は控えておきましょう。  
 
「お礼にケーキ召し上がっていかない?丁度買っておいたから」  
「いいえ・・・本当にいいんです。気持ちだけでも貰っておきますから・・・」  
「じゃあ」  
「?」  
「明日遊びにこない?どうしてもお礼がしたいんだ・・・、いいかな?」  
 
どうしてここまで執着するのか自分自身でも理解できません。  
でもなにか彼女と自分をつなぎとめておく楔みたいなものが欲しかったかもしれません。  
だって・・・つぎ・・・いつ会えるかわからないから・・・。  
 
「・・・・・・わかりました。じゃあまた明日」  
「うん、待ってる」  
彼女の後姿を見送りながら、自分のさっきの決断には間違いはなかったと認識します。  
 
プリン・アラモードはドクロちゃんの胃袋におさめられていました。  
マヨネーズを無理やり一気飲みされ、ビンカン侍の真似をしたドクロちゃんはエスカリボルグを  
振り回し・・・、あとはいつもどうりの結末です。  
そうして一日は終わっていきました。  
 
 
その日の日曜日は全国的に雨は降らないものも暗い曇り日につつまれています。  
まるで僕の不安な心を写しだしたように・・・、何こいつキザに情景描写を語ってんだこいつと  
思いますが、嫌な予感はしました。  
 
夢の中で静希ちゃんにフラれるわ、南さんにはいきなり往復びんたされるは寝起きは最悪です。  
空気を入れ替えるために窓を空けると気温は肌寒く外に出かけるには最悪の天気でした。  
しかしいつまでも不安な心に引きずられるままに行かないので  
顔を冷水で洗い、鉛色の気分を切り替えて朝食を摂ります。  
 
ザクロちゃんと他愛のない会話を繰り広げながら、横で卵の割れた殻をボンドでくっつけようと  
遊んでいるアホ天使は無視します。  
「そうだ、ザクロちゃん。今日僕の後輩が遊びにくるんだ。でも特別気を遣ってくれなくてもいいから。  
僕がおもてなしするよ」  
「わかりました。わたしも粗相のないように努めますね」  
 
そういえば・・・何時に訪ねてくるか約束してないなあ・・・。  
 
ピンポーンーーー!!  
 
「ええーー!!早ーーー!!」  
突然の出来事に口から素っ頓狂な声が出てしまいました。  
となりのドクロちゃんはびっくりしてボンドを顔にかけてしまったようです。  
まるで顔射だな・・・( ´,_ゝ`)プッ   
 
弓島さんを迎えに玄関へ行くとドアを通して女性のすすり泣く声が聞こえてきました。  
 
「・・・弓島さん・・・?」  
ドアを開けようとしても向こう側からノブを強く抑えられ、彼女の姿をこの目で見ることはできません。  
「弓島さん・・・ちょっとどうしたの・・・?」  
隔たりを通して彼女に声をかけます。  
 
「先輩・・・ヒック!!・・・私・・・こんなになっちゃって・・・」  
やっぱり弓島さんの声だ。  
「こんなこと相談できるの先輩しかいなくて・・・私どうしたらいいか・・・ヒック!!」  
「弓島さんとりあえずここを開けてくれないかな?外は寒いでしょ?家の中に入って・・・。  
じっくり相談に乗るから」  
 
言葉に反応したのかゆっくりドアは開いていきます。  
それと同時に弓島さんの姿を探知!!  
 
どこもかしくも・・・これといった異常さは・・・あ・・・っ・・・。  
頭に大きな耳が・・・これって俗にいうネコミミ・・・!?  
 
僕は絶句してその場に立ち尽くしました。  
 
「だいたい事情はわかりました。ちょっと考える時間を・・・」  
「ごめんなさい。べノムちゃん・・・。忙しい中」  
今天使アイテムでべノムちゃんと連絡を取り合っている僕はネコミミ姿の弓島さんを  
元に戻すため解決策を聞き出し中です。  
 
「ネコミミ病であります・・・」  
「はい?なんか言いました?」  
 
「とにかく天使特有の病気で人間に感染した珍しい症例です。でもどうして人間に感染したのか?  
不思議であります」  
「なんとかならないのかなあ?」  
「この病気は天使に対しては注射すれば治りますが・・・、人間に対しては・・・」  
「人間に対しては・・・?」  
 
突如みるみるうちにベノムちゃんの顔がゆでダコのように赤くなっていくのが見えました。  
「か・・・風の噂で聞いた話でありますので、なんの根拠もないのですが・・・、  
 病気の進行を抑制もしくはウィルスを根絶するには・・・Hすることが・・・いちばんの・・・  
 解決策だ・・・そうで・・・ありま・・・すよ?」  
 
僕は鼻血を噴出しそうになりました。  
 
部屋に戻ると弓島さんとドクロちゃんが二人・・・。ザクロちゃんは昼食の買出し・・・。  
僕はついつい頭をかきながら、嘆息を漏らしました。  
 
「じゃあ桜くん・・・、ビンカン侍の時間だから・・・僕はこれで・・・」  
「ドクロちゃん・・・、気まずくなったからって逃げようとしていない?  
 あとそのバイオレンスな番組は今日やっていないよ」  
 
明らかに逃げようとしているよこいつ〜〜!!なんて薄情者めェーーー!!  
「桜くん!!これ!!」  
薄情者のアホ天使は僕に枕を渡しました。何故枕?  
「僕が帰ってくる間にしっかり済ませるんだよ!!ザクロちゃんにも言っておくから///」  
 
そういってアホ天使は顔を両手で抑えて奇声を上げながら部屋を飛び出していきました。  
ドクロちゃんが何のことを言いたいのかわからず部屋を見回すと・・・敷かれた布団。  
そういえば朝早かったからまだ片付けてなかったけ・・・。  
そして布団の枕元に置かれたティッシュ箱・・・。  
 
・・・・・・ああああ!!あのおおお〜〜エロ天使め!!  
さっきの話をしっかり聞いていやがったな。  
変に気を遣われた僕の心には妙な怒りの炎がメラメラと・・・。  
 
「あの・・・先輩・・・」  
「はっ!はい」  
「先輩と・・・Hすれば治るって・・・本当ですか?」  
「えーと、その、なんというか・・・弓島さん、気をしっかり」  
凄い展開になりつつありますよ。皆さん。  
 
「私こんな姿じゃ・・・これから先・・・生きていけません。・・・だから・・・だから・・・先輩・・・」  
そんな悲しい顔でこっちをみないで・・・よ。  
 
「私、今・・・特別彼氏、っていう人もいないし・・・、先輩のことだって結構イイなあ・・・って  
 思っているし・・・だから抱かれても・・・嫌じゃないし・・・それに早くもとの姿に戻りたいから・・・  
 だから・・・私の・・・初めての・・・人になってください///!!」  
 
彼女は僕に飛びついてきました。もう僕の知っている弓島さんじゃねえええええ!!  
そんな彼女と目線が会うたびに、顔を真っ赤に爆発させる僕たちはまるで新婚初夜のカップルそのもの。  
弓島さんが覚悟を決めているなら僕も覚悟を決めないわけにはいきませんよ・・・ね?  
でも・・・どうせやるなら・・・いろいろしてみたい。  
 
「弓島さん・・・僕の要求に答えてくれるかな・・・?」  
「難しい要求には・・・答えられないです・・・///」  
「心配しないでよ。簡単な格好するだけだから」  
思春期真っ只中の僕の妄想は機関車となって熱いレールの上を駆け抜けていくのでありました。  
 
「すごく・・・スースーする・・・」  
「うん、とても似合っているよ弓島さん」  
 
ここで僕のかわいい後輩弓島千佳さんの容姿を説明せねばなるまい!!  
黒いニーソックスに水で濡らした淡いサクラ色のエプロン・・・頭部にはもちろんネコミミ。  
(ちなみに裸エプロンですよ)  
この水で濡らしたエプロンがある意味つぼなんですよ!!  
肌に密着するからです!!形がはっきりみえるんです!!はい。  
 
「先輩・・・頭から白い湯気が出ていますよ・・・?大丈夫ですか?」  
「ううん・・・!?ハッ!!危うく別の世界に引きずり込まれるところだった」  
「うう・・・うう・・・先輩だけ服着てずるいです〜」  
 
「僕も近々脱ぐから、安心して」  
「なんの気休めにもなっていませんよ〜。」  
そんなことお構い無しに彼女の後ろに回りこみます。いただきます。ちなみにここは台所^^  
 
「あっ・・・先輩に食べられちゃう・・・よ」  
おびえた声を出す彼女を背後から優しく抱きしめほっぺたにキス。  
「ん・・・あはぁ・・・ん」  
 
ビクッと一瞬肩が震え、前方にうずくまる仕草。  
そんな彼女を逃がさないように抱きしめる手には力が入り、体と体をすきまなく密着させます。  
「やっ・・・お尻になにか・・・当たっています・・・」  
「ごめん・・・わざと当てているんだ」  
 
僕の欲望の塊を忠実に表現するかのようにどんどん大きくなっていく股間の性器。  
グイグイ押しつけながらも彼女の首筋に愛撫を加え、皮膚を吸ってはなめて吸っては舐めるの反復動作。  
「んっ、ぁぁん・・・だ・・・だめです・・・くす・・・ぐったいです・・・」  
 
「弓島さんの体のライン・・・むっちりしてるね・・・イヤラシイよ・・・」  
「そんな・・・こと・・・ないです、イヤラシイのは・・・先輩のほうです・・・」  
「それは認める。だからもっとさわるね」  
 
左手を胸のほうへ。右手を秘部の方へ。  
ダブルアタックです!!  
左手はもみほぐすように円を描いてマッサージ。  
右手はクリトリスを刺激するかのように指で軽くタッチ。  
 
「!?・・・あっ!!・・・あん・・・やっ!・・・はあはぁ、はぁんっ・・・!」  
性感帯へのダブルアタックにより今まで感じたことのない快感を味わう  
僕の幼い後輩は淡い切ないあえぎ声で必死に鳴いています。  
 
その鳴き声を聞いておもわず生唾ゴックン。  
(もっとききたい)  
そんな気持ちで彼女の肢体に刺激を与え続けます。  
 
「ん、う、あっ・・・はぁっ・・・気持ち・・・いい・・・よ・・・あっ!ああ・・・」  
「弓島さん・・・気持ちいい?」  
「んっ!あ、あ・・・変な気分ですけど・・・気持ち・・・いいです」  
 
「この際だから訊くけど弓島さんオナニーしたことあるかな?」  
「///・・・・・・そんな・・・あっ!!恥ずかしくて・・・答えられません・・・」  
「恥ずかしくて答えられない?じゃあ知ってるってことかな?実際もうしているんでしょう?」  
 
「いや・・・そんないやらしいことしてません」  
彼女は自分が淫らな行為をしていないことを首を横に振って否定しています。  
でも僕にはわかるんです。  
 
「誰を想像してオナニーしているの?同級生の男子?それとも先輩の僕?」  
「はぁ・・・はぁ・・・だから・・・そんなこと・・・・・・あっ、あっ、あううっ・・・・・・」  
むっ、とむせ返るような汗のにおいがすっかり上気した弓島さんの体から立ち上がる・・・。  
女の子の・・・ニオイ・・・。  
 
自分のそれとは違って彼女のニオイはますます僕を興奮させます。  
「言わないと・・・指入れちゃうよ・・・」  
クリトリスを苛めていた指を動かし、中指を女の子の部分に挿入します。  
 
くぷぷ・・・。  
彼女は快感を感ずるがままに体をくねらせます。  
「あうっ!?はぁぁぁぁぁぁ・・・、あっ!」  
 
第一関節で寸止めして自白を迫ります。  
「喋る気なった?言わないと・・・もっと奥まで入れちゃうよ」  
「わ・・・わかりました・・・、言うから・・・それ以上は・・・」  
 
素直になった彼女の頭を撫でて、大きな耳に息を吹きかけてあげました。  
「はひゃっ!・・・私・・・してます。昨日だって・・・しました・・・。先輩に犯される・・・妄想をして  
 ・・・すごく・・・気持ち・・・よかった・・・です」  
 
う〜ん僕と弓島さんは妄想の中では既に深い関係にあるんだね。  
「ありがとう・・・ごほうびに・・・あげるね」  
指をズボズボと膣に入れていきました。  
 
「ひゃああ!!んんんっもう・・・やめて・・ください・・・あああ・・・せ・・・先輩っ!!」  
「弓島さんそんなに抵抗しないでよ」  
「だって・・・恥ずかしくて・・・恥ずかしくて・・・死にそうなんです・・・///」  
 
「じゃあ・・・もっと恥ずかしくしてあげる」  
言葉攻めが効いたのか、溢れ出る愛液は彼女の太ももを伝い、床に零れ落ちています。  
このままにしていれば水溜りができそうなくらい・・・。  
 
「弓島さん・・・僕にはっきり見せてよ・・・君のかわいいところ」  
無言で恥ずかしそうにうなずいた彼女は両手でお尻をつかみ、秘部を大きく広げてくれました。  
ズボンを下ろし、自分の性器をとりだすといきなり彼女に挿入します。  
 
「ふあぁぁぁぁーー!!痛い・・・イタイ・・・よ!ああああっ !!・・・んんっ・・・はあああ・・・  
も・・・もっと優しくして、わたし・・・!!初めてでぇ・・・こ・・・こわい・・・です、あうううっ!!」  
「うう・・・きついな・・・すごい締めつけだよ・・・潰れそう・・・」  
 
予想以上に彼女の締めつけは強く少々手こずりますが、末端を圧迫される感触は僕にとって  
未知との遭遇です。キモチヨスギルヨ!コレ!!  
 
「はぁ・・・はぁ・・・弓島さん・・・いいよこれ・・・」  
「ふあはぁ・・・そんなに・・・動かさないでぇ・・・」  
「そろそろ・・・気持ちよくなってきたでしょう?」  
 
「はぁぁっ!!お願いだから・・・先輩・・・なかに・・・出さないで・・・ください」  
「ごめん。弓島さんのなかにすごく出したい気分だからそれは無理だよ」  
そして動きを加速させます。  
 
「ああああんんっ!!ダメっ!!もうイキそうなんです。・・・やああ、先輩のいじわる〜///!!」  
「弓島さん!!」  
僕は瞳を閉じて欲望を彼女の膣に注ぎ込みました。  
 
「あああああーーー!!!・・・あううう・・・先輩の・・・ばか・・・」  
弓島さんの体は弓なりに跳ね上がりました。弓島なだけにね・・・。  
 
中出しがこんなに気持ちいいなんて・・・最高だよおうムル!!  
「弓島さん・・・僕の精液だよ・・・もっと味わって」  
「はぁ・・・あうう・・・」  
 
射精感に浸っている僕は調子に乗ってペニスをまたぐいぐい押し付けます。  
しかし僕はこのあと天国から地獄に堕ちるのでした。  
なぜなら猛烈な締めつけが僕の息子を締め上げたのです。  
 
「!!!?痛い痛いいたいよぉぉぉーーーーーー!!なにこれ!?ちょっとひきちぎれる!?  
 そんなにしぼりとらないでぇぇぇーーーーーーーーーーーー!!」  
 
そして弓島さんは人が変わったように僕に話しかけてきました。  
「はぁぁ///・・・先輩の熱いです。なんかすごく・・・生温かいっていうか・・・もっと欲しいです・・・ポッ」  
「ギブギブ!!異常だよ、この締めつけ!病気のせい?これじゃあーさっきと立場が逆だよ  
 あああーーああーー!!いやーあーー!!」  
 
僕は自分の息子の安全を確保するために、いそいで引き抜きます。  
バランスを崩して床にしりもちをついた僕に彼女は何かを哀願するように抱きついてきました。  
「先輩・・・、先輩と一緒に体で感じてわかったんですけど・・・せ・・・せい・・・精液を体に  
 取り込むと私・・・耳が小さくなるみたいなんです・・・」  
 
(そういわれると耳が小さくなったような・・・いや・・・目の錯覚じゃない・・・本当に小さくなっている  
 すげーー!!生命の神秘だわ!!)  
「・・・だから先輩///・・・もっとHなこといっぱいしましょうよ。私先輩無しじゃイキラレナイ体に  
 なってしまいしました」  
 
頬をすりすり僕の体にすりつける彼女は天使のような悪魔の笑顔をこちらに向けてきます。  
こりゃ・・・とことんしぼりとられるな。  
 
「でもそんなにしちゃったら・・・子供できちゃうよ・・・。弓島さんの将来のためにも・・・」  
「いいじゃないですか///作りましょうよ子供。男の子だったら名前は先輩の名をとって・・・」  
「あんたおかしいよ!?もしかして僕が激しく動いたから台所に頭ぶつけた?  
 弓島さんいまなら間に合うよ!!こっちの世界に帰ってきてェェーーー!!」  
 
「弓島はどこもおかしくありません。ただ大好きな先輩にたくさん愛されたいんです。  
 愛されて愛されて・・・おかしくなっちゃいたいんです」  
「もう十分おかしいから!!」  
くそぉ!!これは僕が調子に乗ったことへの罰なのか?恐るべしネコミミ病。  
 
「先輩・・・こないなら・・・こっちからいきますよ・・・」  
気がついたら上半身の服を脱がされ、僕の乳首を口に含み始めました。  
しかもわざと音を立てて・・・。ジュルルルルル・・・。  
 
「うっ!!はぁ・・・ちょっと・・・タンマ!!・・・そこは弱い・・・んです!!奥さん!!」  
「しぇんぱぁい〜たくしゃん感じてくださいねぇ〜」  
弓島さんは母乳を求める赤子のように僕の乳首をもてあそびます。  
 
「先輩乳首弱いんですね。私も弱いんです。チュッ!! チュッ、ジュル、ンチュ!!  
 だからいっぱいさわってくださいね」  
今度はキスの連続攻撃ですか?  
 
「先輩〜!!しっかりしてくださ〜い。本番はこれからですよー」  
「そんな・・・今終わったばかりなのに・・・」  
素でおちんちんが痛い。  
 
そんな様子を見かねた彼女は立ち上がり、冷蔵庫をあさり始めました・・・。  
「あった☆」  
取り出されたものは得体のしれないドリンク剤らしきもの・・・。  
 
「あの方がですね。先輩がフニャチンになったら飲ませるといいってアドバイスをくれました」  
「ドクロちゃんの差し入れ?ふ〜ん危険だね。拒否権を発動させていただきます」  
「飲まないんですか?じゃああたしが飲みますね」  
 
栓をあけて一気飲みのポーズ。  
「ああ〜だめ!だめ!飲んだら・・・とんでもないことになるから」  
僕が詰め寄ろうとした刹那、彼女は無理やり僕の口にドリンクごとつめこみました。  
 
「んーーー!?」  
「おいし〜いですか〜?これであと24時間もつそうですよ」  
飲んじゃった・・・・・・・・・。  
 
「あたしも飲みますね」  
残った適量を飲み干します。  
「どうです〜か?体に変化はありましたか〜?」  
「うん・・・、今のところないや・・・」  
 
「え〜とですね。効能は精力増強、ムラムラ感倍増だそうです」  
瓶についたラベルを棒読みする彼女。  
ろくでもないを飲まされた敗北感をぬぐいきれません。  
 
そんな僕にすぐに変化が訪れました。  
萎えていた息子がみるみるうちにMAX状態に・・・しかも・・・なんか・・・すごくムラムラしてきた。  
「やだぁ〜先輩・・・こんなに固くしちゃって・・・本当に速効性なんですね」  
 
「ゆ・・・ゆ・・・弓島さん・・・なんかすごく変な気持ちになってきたよ」  
「先輩・・・実は私もムラムラしてきました。・・・さっきよりも胸がすごく熱いんです。  
 頭もボーとして・・・先輩とエッチすることしか考えられないんです・・・。」  
 
冷静な判断処理ができない。う〜したい、シタイ、したいよぉぉ〜〜〜〜〜〜〜!!  
ドリンク剤の魔力にかかり、操り人形のように弓島さんに体を近づけます。  
肩と太ももに手をかけて、お姫様抱っこのポーズをとります。  
 
「きゃあ・・・!?あ・・・ん・・・ふ・・・む・・・んあ・・・んん・・・っん!!」  
首に腕をまわされ、濃厚なキスの洗礼を受けます。  
唇を貪る表情・・・な、なんてエロイ表情なんだ。  
 
さっきまで子供の作り方なんて知りません風な顔してたくせに・・・。  
あ〜あしかもこの床にぶちまけられた愛液と精液・・・だれが掃除するんだろう。  
う〜んザクロちゃんお願いね。  
 
僕は弓島さんを抱えたまま歩き出し、となりのソファーへと彼女をおろします。  
「とりあえず・・・仕切りなおしってことで・・・今度は僕からキスするから・・・」  
「はい・・・///」  
 
彼女の同意を得てそっと唇に触れます。  
自分からしてみて初めてわかるこのプルンとした柔らかさ・・・。  
血色もよくてなおかつ思ってたよりもずっといい・・・です。  
 
弓島さんの手を握ると、彼女からも軽く握り返してきました。  
「ん〜んん・・・んむ・・・、はあ・・・んちゅ・・・、はぁむ・・・」  
僕と彼女を繋いでいるものは唇と手・・・。  
それだけで熱い思いがヒシヒシと伝わってくる。  
 
さらに欲求の段階を上げ、彼女の体を後方に倒して激しいキスを懇願。  
舌と舌が触れあう度に興奮が煽られて舌と唾液の絡む淫靡な音が部屋に響きます。  
お互いの口からはだらしなく涎がたれていました。  
 
「あっ、ふ・・・・・・うう・・・」  
握った手を離してピンク色の乳首を摘んでみます。  
「ここの・・・コリコリしたところを・・・」  
 
「はぁぁぁっ・・・んっ・・・くううっ・・・先輩の・・・好きにしていいから、きゃうっ・・・んっ・・・  
 あっ・・・ぅんっ・・・ふあぁっぅん・・・」  
零れた乳房がぷるんぷるん揺れます。  
マシュマロのようなおっぱい。  
粘土細工のように何度も何度も練りこんで、弾力を味わい乳首をかたくしてみます。  
 
「いい・・よ・・・気持ちイイ・・・あああ、もっと・・・もっと・・・ください・・・!!」  
口に含んでみます。  
「弓島さんの乳首おいしいよ。流石に母乳は出ないけどね」  
 
当の彼女は動作一つ一つに反応して体をビクン!!と震わせ、愛液を垂れ流しています。  
僕たちの激しい動きに耐えかねてエプロンにはしわができ、  
ちぢこまったエプロンからちらりと汗ばんだ弓島さんの肌・・・。  
 
もっと快感が欲しい僕たちは彼女を上に乗せて69の技に挑戦です。  
「弓島さん・・・ぼくこんなに愛液飲めないよ」  
「うう・・・はうっ!ごめ・・・んなさい・・・でも、でちゃうんです。私の一番敏感なところ・・・先輩に  
 ああっん!!きゃうっ・・・は・・・はぁぁ〜・・・ん、いろいろ・・・されたら・・・出ちゃうんで・・・す。  
 ・・・私Hな子なんです。・・・せんぱいにさわって欲しい・・・もっと・・・イジメてください・・・」  
 
お尻に顔を埋めて彼女の花弁を啄ばむ一方、弓島さんは僕の息子を胸に挟んで  
舌でペロペロと舐めまわしています。  
肉棒のしごき方から、タマタマの扱い、舌使いまで抜群すぎるよぉ!!  
 
「んんっ、んっ・・・んんっ、んむっんっ・・・ん、んあっ・・・」  
もう・・・射精感が・・・あ・・・でそう・・・。  
「ゆみしまさん・・・」  
「はい・・・わかってます」  
 
弓島さんの顔面に向けて精液をぶっかけます。口、鼻、頬、髪。  
「ああっ!!・・・んはぁっ・・・先輩の・・・とても美味しいです。もっと出してください」  
そういうと彼女は肉棒を大きく咥えて・・・。  
 
かまわず第二射を口の中に発射!!  
「んんんんんんーー!! んんーーーー!!」  
顔を見上げると欲望に汚された後輩の顔がありました。  
丹念に僕の精液を舐め取っている姿がなんともいえません。  
 
本日2度目の挿入・・・。  
しばし二人で見つめ合ったまま正常位の形に入ります。  
「あああああああっ、入ってくる・・・よぉ・・・、だめ・・・これ以上先輩に優しくされたら・・・あたし・・・あたし」  
 
肉襞を押し広げていき、徐々に・・・徐々に・・・奥の奥まで・・・入った・・・。  
「弓島さん・・・僕たち先輩と後輩の関係から・・・すっかり恋人みたいな関係になっちゃったね」  
「そ・・・そうですね。対等なんですよね・・・。でもこれからも先輩って呼ばせてください・・・。  
 先輩は私のこと‘‘さん”付けにしなくてもいいですから・・・」  
 
「それは・・・僕は弓島さんのことを尊重しているし・・・だから呼び捨てにはできないよ。  
 今まで通り呼ばせて・・・今まで通りいこうよ」  
「・・・うん、先輩大好き・・・///」  
「ああ、僕も弓島さんのこと・・・だ・・・大好きだよ」  
 
「先輩・・・顔赤くなっています・・・フフフ」  
「言うの結構恥ずかしいんだから!!・・・人生で最初の告白なんだから///」  
顔から火がでそうです・・・。  
 
「・・・動くよ・・・弓島さん」  
僕の体をひしりと掴り、その震える唇で何か言葉をつむぎだそうとしている彼女。  
彼女が何を言いたかったのかわかりませんが、純粋に彼女を救いたい。  
病気を治してあげたい。  
僕の精液でそれが治るんだったら・・・いくらでも・・・いくらでも差し出すよ・・・。  
 
「あ・・・あ・・・ふぁ・・・あはっ・・・先・・・輩・・・」  
僕の抑え切れない気持ちを股間を通して彼女に伝える・・・。  
「はぁ・・・・・・やぁっ!!あん・・・お腹に・・・く、来る・・・」  
 
もっと伝えたい・・・もっともっともっと!!  
「だめェ・・・・・・あはぁ!!」  
懸命に腰を彼女に打ちつけます。  
 
「あぁぁぁんん!もうっ!だめぇっ・・・きちゃう・・・きちゃい・・・ます!!  
ふぁぁっっ・・・あっ・・・んくうっ・・・」  
くっ・・・限界が近い・・・でもまだイケる!!  
 
「あはっ・・・うくっ・・・、イっ・・・ちゃう・・・せ・・・ん・・・ぱ・・・いにイかせれちゃう・・・よ  
 何も・・・かんがえられない・・・せんぱい・・・くさかべせんぱいーー!!」  
「ゆみしまさん!!ゆみしまさん!!」  
出・・・出そう・・・もうこらえきれない・・・。  
 
「!! ・・・あっあっあー!!はぁぁっ・・・ああっああーーーー!!」  
彼女の大きな喘ぎ声とともに僕は絶頂を迎えました。  
さきほど噛み締めた自分の精液が彼女の膣を通してながれる感触に浸りながら・・・。  
 
強い締めつけにたじろぐことなく僕たちは抱き合ったままキスをしました。  
息が続くまで・・・。  
「先輩///・・・したくなったら・・・いつでも・・・いってくださいね・・・♥」  
 
日が沈みかけた夕暮れ時、弓島さんを見送って自宅へと帰らせました。  
ネコミミの件は髪に隠れるほど小さくなったので、とりあえず一安心です。  
月曜日の朝、頭痛、眩暈、腹痛、吐き気、胃の痛み、高熱、くしゃみ、鼻水、腰の痛みに襲われ  
学校を休みました。  
 
弓島さんも休んだそうです。  
たぶんあのドリンクの副作用でしょう・・・。あのアホ天使め・・・。  
あれ以来僕は弓島さんと親密な仲になり、お互いのことを深く話すようになりました。  
 
「私なんて恥ずかしいことしたんだろう・・・」  
後悔と自責の念に苛まれる。病気のせいだったとはいえ・・・。  
「弓島さん!!」  
 
聞き覚えのある声に体ごと反応した。  
「あ・・・先輩・・・ど・・・どうもです。でもどうしてここが?」  
「ここの弓道場で練習していること前教えてくれたじゃないか。本当はドクロちゃんと一緒に  
来たんだけどはぐれちゃってね・・・」  
 
「はぁ・・・」  
「実はさっきから見てたんだけど一年生でこんなに上手だなんて・・・期待のエースだね」  
「そんなことないです。先輩の木工ボンド部だって・・・」  
 
「あれを部活と呼んでいいのかいささか疑問が残るんだ」  
先輩はちょっと複雑そうな顔を見せました。  
「似合うね・・・袴姿。あと構えたときの真剣な顔つき、かっこよかったよ」  
 
「あ・・・ありがとうございます///」  
「袴姿で・・・Hも・・・いいな」  
「えっ!?あっ?はい?」  
 
「なんでもないよ。ぼくそろそろ帰るね」  
「待ってください私も一緒に帰ります」  
道具一式を揃えて帰り支度の準備を進める。  
 
「練習いいの?」  
「今日はもういいんです。気持ちがごちゃごちゃして・・・」  
(原因は先輩にあるとは言えないよね・・・)  
 
恋人同士になったのに何故か遠慮してしまう自分。  
 
「でね、ドクロちゃんたら何ていった思う?」  
「・・・・・・」  
「元気ないね・・・」  
「そんなこと・・・ないですよ」  
 
誰から見ても一目瞭然の暗い顔。  
「・・・手握ろっか・・・」  
私の右手にそっと先輩の左手が添えられた。今は素直に喜べない。  
 
「桜く〜んも〜いい年して迷子なの?ボクがいないとダメなんだから」  
「ドクロちゃん・・・それはこっちの台詞だよ。君こそ・・・あ・・・あれ・・・?」  
そのとき私と先輩の目の前に3人の見知らぬ女性が立っていました。  
 
「桜くん・・・その子は?」  
「随分・・・仲良さそうじゃない・・・」  
「あ〜あもう手なんか繋いじゃって・・・」  
 
「ちょっと3人ともどうしてここに!?ドクロちゃんどういうこと!?」  
「桜くんがね、迷子になるからボクが一生懸命探していたら、静希ちゃんと南さんと田辺さんに  
 ぐーぜんあったの。そしたらね一緒に探してくれたんだ☆  
 だからねだからね・・・・・・・・・・・・早くみんなに謝りやがれ・・・」  
 
「桜くん・・・その子とどういう関係なの・・・?(田辺さん)」  
「えっ・・・とそれは・・・」  
「桜くん・・・(静希ちゃん)」  
「言えないような・・・関係なのかしら(南さん)」  
 
「恋人同士ですっ!!」  
「弓島さん!?」  
大声で叫んだらもう止まらなかった。  
「私と先輩は恋人同士ですから・・・お願いですこれ以上詮索しないでください」  
 
勇気がこみ上げてきていつのまにか胸のもやもやは消えていた。  
そうだ。何も遠慮することはない。堂々と先輩と付き合えばいいじゃない。  
他の女性にはとられたくない・・・。  
 
「先輩・・・行きましょう」  
先輩の腕をグイっと引っ張りその場を離れた。  
 
「先輩・・・ごめんなさい。知り合いの方に失礼なことをいってしまって・・・」  
「気にしないで?南さんや田辺さんは僕にいっつも失礼なこと言ってるし・・・  
 静希ちゃんもあまり気にしてないと思うよ・・・多分・・・」  
 
「その静希ちゃんっていう方が好きなんですか?先輩」  
「えっ!?どうしてわかったの?」  
「フフフ・・・女の子のカンですよ(扱いがぜんぜんちがうじゃないですか)」  
 
「ごめん・・・弓島さん黙っているつもりはなかったんだ・・・」  
「いいんです。先輩が私のこと好きでいてくれれば・・・それに・・・」  
 
           チュッ!!  
 
「弓島さん///」  
「こうやって私が先輩のハートを射止めますから・・・♥」  
「私、静希さんに負けませんよ」  
 
晩夏の夕暮れに舞い降りた幼いキューピッドは満面の笑顔で僕に微笑みかけました。  
 
そのころ・・・  
「くしゅん!!」  
「水上さん、風邪引いたの?」  
「うう〜ん、なんでもないよ南さん・・・ただちょっと寒気がしたの・・・」  
 
                                          おしまい

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