こんにちは草壁桜です。  
最近外はすっかり寒くなって、ドクロちゃんもコタツから出たがりません。  
「桜くんも一緒にコタツに入ろうよ〜。とっても気持ちいいよ。とっても・・・。」  
いつもの僕ならコタツに頭から突っ込んでドクロちゃんの今日のパンツの色を確認してコタツごと撲殺されるのですが、今日の僕は違います。  
ドクロちゃんの甘い誘惑をギリギリ回避して階段を昇り自分の部屋に向かいます。  
机に向かったと同時に机の引き出しから「一人交換日記」を取り出します。  
この「一人交換日記」は僕の幼じみの水上静希ちゃんとの淡いせつない恋の物語が綴られています。  
但し「一人交換日記」なので全部僕の妄想です。  
そんな「一人交換日記」もこのところ更新が滞っています。  
以前更新したのは一ヶ月前・・・。ありえない・・・。  
これは僕に対する静希ちゃんも思いが希薄になった結果でしょうか?  
いやそんなことありません、いやあってはいけないのです。  
きっとドクロちゃんが来て邪魔されたり、騒がしくなったからに違いありません。  
そんなことを考えながらも握った鉛筆は動かず、静止したままです。  
何も思い浮かばない・・・。  
頭を抱えて深い溜息をつきながら外の景色に目をやると雪の結晶がちらほら。  
「静希ちゃん・・・。」思いは募るばかりです。  
 
これは平凡な中学生草壁桜と幼じみの彼女が織りなす雪をも溶かしてしまうような愛とエッチな物語。  
 
 
次の日僕はドクロちゃんにミカンの汁で起こされ、朝から目が痛いです。  
学校に行く準備を済ませ、ドクロちゃんと玄関を出た瞬間、目の前は白銀の世界でした。  
「うわ〜〜〜桜くん雪だよ雪!!おいしいね〜。」  
「ドクロちゃん!?雪は食べるもんじゃありませんよ!お腹冷やして下痢になっちゃうかもしれないですよ!?  
 あとで『桜くん一緒にトイレ来て』なんていわれても面倒みきれないからね!!」  
「桜くんそんなこと言って女子トイレに入りたいくせに・・・。もう素直じゃないんだから☆」  
「素直とかそういう問題じゃねぇーーーーよ」  
とアホな会話をしていたら時刻はもう〜〜〜。  
「うわーもうこんな時間だよ。遅刻したらドクロちゃんのせいなんだからね!!」  
「大丈夫。遅刻しても立たされるのは桜くんだけだから。」  
「ムキー!!恨んでやる!!いつか絶対丑の刻参りしてやるーー!!」  
 
ドクロちゃんに対する愚痴を喋りながら猛スピードで学校に向かいます。  
しばらくすると聖ゲルニカ学園の校門が見えてきました。  
「桜くんもっと早く!!」  
「どうして歩いていたドクロちゃんが僕より先にいるの?絶対おかしいよね?」  
下駄箱を開けて靴を取り出したとき、憧れの彼女が目の前に写りました。  
「あ・・・、静希ちゃん・・・おはよう」  
「・・・・・・・」  
返事がないまま彼女は顔を赤くしたままうつ伏せの格好で僕の前を素通りしていきました。  
えっ!?無視された?それとも避けられている?もしかして聞こえなかったとか?そんなはずないと思うけど・・・。  
しばらく呆然と立ち尽くしたままドクロちゃんの声が聞こえてきました。  
「桜くんチャイムなったよ・・・。」  
 
案の定僕だけ廊下に立たされました。  
南さんには「桜くんその惨めな姿が一番似合っている」と毒舌を吐かれ、  
ドクロちゃんも南さんと同じ上目づかいで同じ台詞を僕に吐いていきました。  
他のクラスメートも痛い視線を送ってきました。今日はもう学校に来るだけで疲れました。  
そんなことにもめげずに放課後がやってきて、今に至っています。  
こんな傷ついた心を癒してくれるのは僕だけの天使、静希ちゃんしかいません。  
そんなわけで図書室へと向かいます。図書室に入ると受付で静希ちゃんは一人で佇んでいました。  
「やあ・・・静希ちゃん」「あ・・・桜くん。」  
ちゃんと返事をしてくれました。ああ〜よかった避けられていたわけじゃないんだ。内心ほっとしましました。  
「どうしたの?桜くん本借りに来たの?」  
「いや、ちょっと静希ちゃんの顔が見たくなってさ・・・。」「そう・・・。」  
つかみはOKです。本題に入ります。  
「ねぇ、静希ちゃん。今日一緒に帰らない?」「え!?・・・あっうん。いいよ」  
あっけねぇーーーー!?物事が順調に運びすぎて疑問に感じながらも幸せを噛み締めている14歳草壁桜です。  
「あっでも図書委員の仕事終わってからね。」「あっそういえば今日一人なの?」  
「うん。もう一人の図書委員の子が急用できちゃってこれなくなっちゃたの。それで私一人なわけ」「そうなんだ。じゃあ僕手伝うよ」  
「え、いいよ。桜くんはそこで本でも読んで待ってて」「いや僕は、静希ちゃんと早く帰りたいからさ、手伝うよ。」  
「あ、ありがとう。じゃあ段取り教えるね」  
ちなみに図書室には僕と静希ちゃんしかいません。  
 
「わかった?この新書と古本を取り替えればいいから。古本はこっちで整理するから。」  
「うん、わかった。やってみるよ。」  
静希ちゃんの言われた手順でテキパキと本の整理を進めました。  
たまに横目で静希ちゃんを見ては胸の鼓動を抑えられません。と、いきなり静希ちゃんが両手に本を抱え、僕の隣に来ました。  
二人の距離はいきなり急接近の展開に僕の頭の妖精が混乱しています。  
「桜くん最近面白いよね。」「えっ・・・そう?」  
「うん。なんか前より明るくなったし、口数が多くなったよ。」「たぶんドクロちゃんが原因だと思う。悪い意味で・・・。」  
「桜くんが面白いから桜くんの周りにたくさん人が集まっているよね。クラスメートのみんなも。」  
「ええ〜〜!!それは違うよ!クラスメートのみんなにはロリコン扱いされてむしろ避けられているよ!!」  
「そうかなあ〜?」と彼女はこくびを傾げいかにも疑問そうな素振りをみせます。  
クラスのみんなには変体扱いされているのは確定事項です。はい。  
「でも桜くんの周りにはいつも女の子がいるじゃない」  
「それって・・・ドクロちゃんやザクロちゃんやサバトちゃんのこと?」  
「あと南さんも・・・。」  
静希ちゃんが何をいいたいのかわかりません。ただ静希ちゃんは僕の周りにいる女の子が気になるようです。  
「ねぇ・・・桜くんは誰といるときが一番楽しい?」「えっ・・・それは・・・えーと」  
ここで「もちろん静希ちゃんだよ」と言うはずが緊張してうまく口が開けません。しばらく沈黙が続きます。  
 
「私は・・・桜くんといるときが一番楽しい・・・。  
 ねぇ桜くんは誰といるときが一番楽しいの?本当は誰が一番好きなの?」  
 
「!!?」  
この台詞は以前田辺さんに聞かれた記憶があります。その時は唐突過ぎて田辺さんの問いには答えられませんでした。  
まさか同じ台詞を静希ちゃんから聞かれるなんて・・・。ガクガクブルブル  
「お願い・・・。答えて・・・。」  
いつのまにか目の前のにいる静希ちゃんは涙ぐみそうな顔をしながら僕の目を見てきます。  
真剣だ・・・。静希ちゃんの真剣な態度がひしひしと伝わってきます。言い逃れができません。  
うつろながら僕はその質問に対して答えていきました。  
「ドッ・・ドクロちゃんやザクロちゃんは・・・恋愛対象というより・・・その・・家族って感じで・・・  
 サバトちゃんはなんか放っておけない感じで・・・。」  
「南さんはどうなの?」  
「南さんは・・・なんだろう。なんかいつもいじめられているイメージしかないや・・・。」  
彼女たちが僕自身のことをどう思っているか露知らず、僕自身の解釈で消去法にのっとり話を進めました。  
「そうなんだ・・・。」「ねぇ静希ちゃん・・・これって・・・。」  
「桜くん・・・私言うからね・・・。今まで言えなかったこと・・・。」  
 
 
「私桜くんのこと・・・好き。」  
 
 
彼女は確かに僕にこう言いました。倒れてしまうかと思いました。  
でもいろいろゴチャゴチャ考えている間を与えず静希ちゃんは僕に抱きついてきました。  
僕もついつられて静希ちゃんの頭と肩に手をまわします。  
「桜くん・・・。」  
「静希ちゃん・・・。」  
口の吐息が触れ合う距離で二人は密着し、お互いの名前を呼び合いました。  
静希ちゃん耳まで赤くして僕にこうつぶやきました。  
「私小さい頃から桜くんとよく遊んで、桜くんのことなら誰よりも知っていると思った。でも成長していく桜くんを見ていると私の知らない桜くんを  
 垣間見るようになって、桜くんのことをもっと知りたくなったの。桜くんの魅力をもっと知りたいの。そう思うようになったことにきずいたとき、  
 私が桜くんのこと好きだとわかったの。だから・・・桜くん・・・。」  
そういって彼女はゆっくり目を閉じました。  
それがなにを意味するか僕にはすぐ理解できました。  
僕はそっと顔を傾け、唇を奪いました。  
静希ちゃんの柔らかい唇はいっこうに僕から離れようとはしません。  
 
「ん・・・んんっ・・んむ・・ふは・・ん・・ん・・・」  
キスはいつの間にかディープキスに変わり、舌を絡めながら双方の唇を貪ります。  
 
クチュ、・・・クチュと唾液を吸い付き合ういやらしい音が響きます。  
息が苦しくなって唇を離すと唾液の糸が両者の口から絡めでて一層いやらしを引き立てます。  
「桜くん・・・もっと・・・欲しい・・。」  
「うん。わかった」  
「でもここじゃまずいから・・・そうだ、こっちきて・・・」  
僕は静希に手招きされながら図書準備室に入りました。  
静希ちゃんはドアを閉め、鍵をかけてまた僕に抱きついてきました。  
「これで二人っきり・・・。誰にも邪魔されないね・・・。」  
「静希ちゃん・・・。」     
 
仕切りなおしといわんばかりに再びディープキスをします。  
「んんっ・・・んんんっ、んっ、んむっ・・・」  
キスの激しさを象徴するかのように僕と静希ちゃんの口のまわりは唾液で濡れています。  
そしてもう一度軽くキスをします。  
「んっ・・・」  
唇を離して顔が触れ合うか触れ合わないの距離でじっと見つめあいます。  
「桜くん・・・。」「ん?」  
「いっぱい・・・触って・・・。」  
目元をほんのり赤く染めて潤んだ瞳を僕に向けました。  
「どこを触って欲しいの?静希ちゃん?」  
「全部・・・。」  
「足の指の股とかも?」  
「桜くんマニアック過ぎ・・・。」「ごっごめん!普通にするから」  
「ううん、いい、桜くんの好きなようにして・・・。」  
と彼女に促され制服に手をかけます。  
ブラウスのボタンをはずし、やがて白い花柄のブラにご対面しました。  
静希ちゃんは赤くなった顔をうつ伏せにしながら僕の対応をまっています。  
僕はそっと手に力をいれ、乳房を揉みだしました。  
 
「あ・・・桜くん・・。」  
静希ちゃんの汗が胸に伝わって落ちていくのが見えます。  
「桜くんは大きい胸の方が好きなの?それとも小さい胸の方?」  
「僕は・・・静希ちゃんの胸が好きだ。」  
そう耳元で囁きながら、両手で乳房を掴みます。  
「はうんっ・・・!?あんっ気持ちいい・・・」  
「んっ・・・ふあ、ああっ」  
乳首の周辺を丁寧に触っていると、静希ちゃんはさらに高い声を上げました。  
「乳首が硬くなってきてる・・・。静希ちゃん気持ちいい?」  
「はあっ・・・・気持ち・・・いいよ・・・んんっ・・・桜くん・・・。」  
だんだん僕たちの息も荒くなってきました。  
静希ちゃんの胸元はもう汗だらけです。興奮を抑えきれずにブラを少しずつまくり上げました。  
「やあっ、もうっ・・・」  
そこにはふたつの双丘がありました。  
「静希ちゃんのおっぱい・・・綺麗だ・・・」  
「そんなに見ないで・・・、見られると感じちゃう・・・」  
僕は直に乳房に触れて、撫で回すと同時に乳首を唇で少し強めに吸い付きました  
ちゅぱっ・・・ちゅぱ・・・ちゅ  
「ああっあんっ、ダメっ・・・、エッチな声、いっぱい出ちゃう・・・。」「ひゃあっ、ふああ・・はあ、んっ・・・くはあ」  
「桜くんもっと・・・もっとお願い」  
おねだりする静希ちゃんの要望に答えさらに一気に吸い込みます。  
静希ちゃんの体は段々桃色に染まり始め、僕はこの処女の肢体に心奪われていきます。  
「桜くん、ずっと私だけを見ていてね。」  
「静希ちゃん・・・。」  
「もっと、もっと見て・・・。」「もっとわたしに、めろめろになって・・・」  
「・・・・・」  
返事もせず僕は胸をがむしゃらに吸い付きます。  
「桜くうんあああ、あ〜〜あっ」  
 
静希ちゃんは僕の愛撫を受け入れて感じまくっています。  
もっと気持ちよくなってほしいと思いスカートを下ろしました。  
「あんっ・・・」  
スカートの下には小さな白いパンツ。陰部は濡れて濃い染みを作っています。  
優しくお尻を撫でると静希ちゃんの膝がガクガク震えだします。  
そんなのおかまいなしに今度は下着の上から陰唇を人差し指の先でくにゅくにゅとなぞります。  
「ひああああああ・・・ゆ、指押しつけちゃだめ、・・・んふあ、あんっ」  
「静希ちゃん・・・たくさん濡れている・・・、ホラ・・・・。」  
静希ちゃんの甘い蜜が僕の指にまとわりつきます。僕は執拗に割れ目を攻め続けます。  
「んんっふあ、・・・あう、指、入っちゃう・・・んんあっ」  
溢れた愛液がパンツの脇からこぼれ、太腿へと伝わっていきます。  
「静希ちゃんのクリトリス・・・すごい」  
「だって・・・感じちゃって・・ああっ・・・」  
「もっと気持ちよくしてあげる」  
僕はパンツを一気に引きおろしました  
「えっ・・・!?」  
陰部があらわになったので静希ちゃんはとまどいを隠せません。陰部は蜜が溢れ、透明な糸が引いています。  
「静希ちゃん壁に手をついて」「うんわかった桜くん」  
彼女はいわれるままに僕の指定したポーズをとってくれました。  
「桜くん・・・なんかこの格好恥ずかしい・・・。」  
僕に白桃のようなお尻を突き出す静希ちゃん。その姿は僕を誘うように腰を高く掲げています。  
僕は静希ちゃんの割れ目に顔を近づけました。そして舌でなめ始めました。  
「やん、桜くん、ひあっ!ああ、んふあっ!」「静希ちゃんの味がする」  
「桜くん、待ってぇぇっあああっ・・・!!」「待たない」  
ピチャ・・・ぺチョ・・・ジュルルル  
口の中が愛液で満たされ、それを一気に飲み干しました。  
「美味しい」「・・・桜くんのバカ」  
さらに舌でクリトリスをぺろぺろと舐めあげます  
「ああああっ・・桜くん・・・あたし・・あんっ・・も、もうだめぇっ・・・!」「静希ちゃんまだイッちゃだめだよ」  
「ううう〜、桜くんのいじわる〜。」  
 
(そろそろいいかな?)と心の中で思いファスナーをおろします。  
さっきからずっと我慢してたのでもう限界です。  
「静希ちゃん・・・入れるよ?」  
「うん・・・。わたしも、もう我慢できない・・・。」  
「入れて・・・桜くん」  
「静希ちゃん・・・」  
(静希ちゃんは処女だから優しくしてあげないと)という気持ちと(好きな彼女と一つになってかきまわしたい)という相反する気持ちが  
頭の中で交錯するなか亀頭を陰部にあて先端を入れていきます。  
「あんっ・・・」  
締めつけが強いせいかなかなか入っていきません。それでも奥へ奥へと入れようと腰に力がはいります。  
「あっ・・・はああああっ!」  
キツイけどなんとか入りました。  
「はあっ・・・ひあ、あう・・・うう・・・」  
「静希ちゃん・・・痛い?」「少し痛いけど・・・気持ちいい・・」  
 
そんな少し痛いだなんて嘘だ・・・。死ぬほど痛いに決まっている。  
それども静希ちゃんはうっとりとした目をこちらにむけてきます。  
そんな静希ちゃんを見て僕は彼女が愛しくて愛しくてたまらなくなり背後から強く抱きしめました。  
 
「好きだ・・・静希ちゃん・・・」  
静希ちゃんの体がその言葉に反応したかのように一瞬止まりました。  
さらに僕は続けます。  
「僕・・・ずっと静希ちゃんとしたかった。静希ちゃんを特別に意識し始めてからずっとずっとそんなことばっかり考えていた。  
 学校に行っても静希ちゃんのことばっかり見てたし、家に帰っても一人交換日記で静希ちゃんのことばっかり考えていた。」  
「だから静希ちゃん、僕と付き合ってください」  
セックスしている最中告白とはなんとも間抜けな話ですが、今言わないと言えそうにありません。  
「あたしも・・・。」  
弱々しい声が耳に届きました。  
「私も・・・桜くんのことが好きだから・・・桜くんのこと考えて自慰しちゃたり、  
 最近桜くんと話す機会少なかったから、すごく寂しかったの・・・」  
「それで今日朝桜くんが挨拶してくれてすごく嬉しくて、でも急に恥ずかしくなって何も言えなくて・・・でも  
 今桜くんとつながって嬉しくて嬉しくて・・・もう大好き・・・」  
「・・・・」  
静希ちゃんが泣いています。静希ちゃんの気持ちは十分わかりました。  
気持ちよすぎて互いの本音をぶちまけた後、僕は腰をゆっくり動かしはじめます。  
 
グチュ・・・グチュ・・・  
 
「ああ・・イイ・・・もっとぉ・・・もっと早く・・動かして・・・」  
要求に答え、さらにスピードを加速します。  
「ああ、あ、ああん、ひああ、んはあっ・・・桜くんもっと来て・・・」  
静希ちゃんの腰も縦横無尽に動いています。  
そしてさらに奥へと突き上げます。  
「桜くん・・・わ、わたしっ・・・ああ、わたし・・・」  
僕もそろそろ限界が近くなってきました。  
「桜くん・・・好き・・・大好き・・・」「浮気なんかしちゃイヤだよ、あんっ!!」  
腰にまわしていた手を胸へまわしおもいっきり揉む。静希ちゃんの耳たぶを噛む。同時に腰を動かす。  
童貞なのになんでこんなに効率よく動けるのかが不思議です。  
そして最後の渾身の力を振り絞ります。  
静希ちゃんの限界も近そうです。  
「あ、あつい・・熱いよ・・・くう・・・んあ、あああ〜」  
だめですイキそうです。  
「ああ・・・はああ・・イッちゃう!わたしイッちゃうよ・・さくら・・くん」  
「はう、ああ、ああ、んはあああっ・・ふあああっ、はああ、んは、あはあ、ああああっーーーー!!」  
 
ドピュ  
 
僕と静希ちゃんは絶頂に達してました。僕の欲望は静希ちゃんの膣奥にぶちまけられました。  
 
「はああっ・・・はあ・・はあ・・・」  
全身の力が抜けて、僕は静希ちゃんに覆いかぶさりました。  
「はあ・・はあ・・桜くんすごい・・・」  
「静希ちゃんだって・・・」  
しばらく動けず、静希ちゃんと横たわっていました。  
「桜くん・・・中にだしてくれてありがとう」  
「あっ・・うん」  
「静希ちゃん、拭かないと・・・」「そうだね。」  
僕はハンカチをとりだし、上下に優しく撫でて陰唇の間に溜まった精液をキレイに拭き取ります。  
「あ・・ん・・桜くんくすぐったいよ〜。」  
はにかんだ笑顔をこちらに向けます。  
「えへへ・・・ブラウス、汗でびしょびしょになっちゃたね・・・。」  
かわいいな静希ちゃん。  
 
行為がおわったあと僕らは何気ない会話をかわしていました。  
「桜くんが初めての人でよかった・・・ありがとう桜くん」  
「そんな僕の方こそ少し乱暴にしちゃってごめん」  
「ううん。とても優しくて気持ちよかった。」  
「あっそうだ!!」  
静希ちゃんは立ち上がり僕の目の前にカバンを持ってきました。  
「桜くんにお礼言おうと思ってたんだけど、なかなか切り出せなくて・・・」  
静希ちゃんがカバンから取り出したのは僕が静希ちゃんにプレゼントするはずだった銀色の指輪(一巻参照してください)  
どうして静希ちゃんが持っているのか理解不能ですが、まあ静希ちゃんに届いたなら  
結果は良しとします。  
「それでね・・・桜くん。この指輪を桜くんの手ではめさせてほしいの・・・」  
それを聞いて僕は静希ちゃんから指輪を受け取り、彼女の指にはめました。  
彼女は指輪をはめた手をかざして楽しそうに笑い、その姿はまるではしゃぐ無邪気な子供のようでした。  
「これでやっと恋人同士になれたね・・・・桜くん」  
 
「じゃあ帰ろっか静希ちゃん」「うん」  
僕は静希ちゃんの手をとって図書室をでました。  
「ねぇねぇ今度その一人交換日記っていうの見せて」  
「えっ恥ずかしいよ。僕の妄想が赤裸々に綴ってあるから」  
「ダーメ!!恋人同士は隠し事無しだよ桜くん」  
夕日が沈みかけ、日の光が積もった雪に反射して  
地面はきらびやかにひかっています。  
「でも学校でエッチしちゃってけど大丈夫かな?」  
「見つかったらやっぱり退学なの?桜くん」  
「う〜んどうだろう、わかんないや」  
「わたしは別に桜くんとなら一緒に退学しても構わないよ」  
彼女と握った手に力が込められ覚悟が伝わってきます。  
こんなことまで言ってくれる彼女を大切にしないと罰があたりそうです。いやあたります。  
 
とそこへ  
「桜く〜ん。やっと見つけた。ボク探したんだよ」  
「ゲッ!!ドクロちゃん・・・」  
ドクロちゃんが駆け寄ってきました。しかしドクロちゃんは僕と静希ちゃんの異様な雰囲気を感じ取ったのか  
「桜くん・・・?もしかして頭打った?」と失礼なことを聞いてきました。  
そんなドクロちゃんに言ってやろうと思いました。  
「実はね、ドクロちゃん僕と静希ちゃん付き合うことになったんだ。だからこうやって・・・」  
「きゃあああ〜〜〜!」「どうしたのドクロちゃん!?また恥ずかしくなったの?」  
「いい・あ・ああ〜ううう・・ッ!」「ドクロちゃんしっかりして・・・!!」  
 
「桜くんは静希ちゃんを、愛しているの・・・?」「う、うん・・・」  
ドクロちゃんは首筋まで赤くしてオドオドしています。  
僕はまたとてもイヤな予感に包まれました。  
「ボク今度こそ愛し合う二人を導かなきゃ!!」  
ドクロちゃんは目の前でエスカリボルグを振り回し始めました。危険です。非常に危険です。  
僕は静希ちゃんをとっさに後ろに隠します。  
「ドクロちゃん!!早くそれをしまって!!あーあー当たる!?ぶつかる!?」  
『ドクロちゃんにおまかせよ?』  
グシャ!!白銀の世界は鮮血の色に染まりました。  
ぴぴるぴぴるぴぴぴるぴ〜♪  
                   おしまい  
 
 
 
 

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