時は夕暮れ、ここ、聖ゲルニカ学園の教室にも西日が差し込んできています。  
「ダメだよ、ドクロちゃん・・・、もう僕ガマン出来ない・・・。」  
「まだ動いちゃダメ・・・」  
荒い息が聞こえます。  
「ねぇ・・・僕、もう限界・・・耐えられない・・・」  
机がカタカタ鳴り始めました。  
「ダメーーー!!!」  
そして僕の頭があったところに血の花が咲きました。  
エスカリボルグという名の死が通過したのです。  
「あぁっっっ、桜くんが・・・」  
僕を撲殺した少女は、そのちっちゃなカラダにぴったりのくりっくりのロリータボイスを発して  
僕の頭を消し飛ばしたトゲつき鋼鉄バットを魔法のステッキのように振り回します。  
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜  
僕の頭はビデオの巻き戻しのように元あった場所に戻ります。  
 
「ヒドイよドクロちゃん!!なんで撲殺されなきゃいけないのさ!!」  
理由はわかりきっていますが問い詰めます。  
「だって、桜くんが動いちゃうから・・・。」  
そう、それです。あろうことかこのアホ天使は嫌がる僕の手を取り、机に押さえつけ  
その手の甲に木工ボンドを塗り付けました。  
そして「乾くまで動いちゃだめだからねっ☆」と、もう一時間もじっとしていたのです。  
我ながらよく耐えたものです。僕ってエライなぁ・・・  
それはともかく、  
「だから僕の身体を使って作品を作らないでって約束したでしょ!?」  
「ボク、そんなこと知らないよ?」  
「きのう約束したばっかじゃん。もう忘れたの!?」  
「じゃあ桜くんは全国大会に行けなくていいの?全国に行くには辛い事も耐えなきゃ」  
全国大会、いいヒビキです。  
そりゃあ部活に所属してるからには行きたいものなのでしょう。  
しかし、“もっこうボンド部”に全国大会なんてあるのでしょうか?  
あったとしてもあまり行きたくねぇ。  
「あ、いっけなーい!今日はこれからもっこうボンド連盟に行かなきゃいけないんだった。  
桜くん、もう少しで乾くからそれまで動いちゃダメだよ。」  
そう言うが早いか、ドクロちゃんは制服のスカートをひるがえしてさっさと帰ってしまいました。  
連盟なんかあったのか、あなどりがたし、もっこうボンド・・・  
 
これは、いたって普通の中学二年生の僕と、  
木工ボンドで世界を獲ろうとしている天使の少女がくりひろげる  
愛の血みどろ物語  
 
 
結局ドクロちゃんは戻ってきませんでした。  
ボンドが乾くまで待っていたら、すっかり遅くなってしまい、外はもう薄暗くなっています。  
外で練習していた陸上部ももういません。静希ちゃんも帰ってしまったでしょう・・・。  
僕が一人淋しく廊下を歩いていると、まだ明かりの点いてる教室がありました。  
誰かいるのかと覗いてみると、二人の女子。  
「大丈夫なの?こんなところで」  
「もう誰もいないよ。見られたりしないから」  
田辺さんと南さん?何でこんな時間に入るんだろう・・・。  
たしか、二人の所属している吹奏楽部はとっくに終わっているはずです。  
会話の内容から察するに、何か見られてはまずい事を始めるようです。  
1、見る 2、危険な香りがするので帰る  
二択です。どうしましょう・・・。  
何をするにしても見たのがばれたら二人に何されるかわかったもんじゃない、考えただけでオソロシイ・・・。  
僕の脳は2を選択しました。臆病な僕を許してください。  
僕が帰ろうと歩を進めようとした刹那・・・  
 
「んっっ・・・んん・・・」  
え・・・?なんだか喘ぎ声みたいなのが聞こえます。  
「もう、南さんたら感じやすいんだから・・・。」  
田辺さんがくすくす笑っています。  
なッ、なななななにをしてるんでしょうか二人は!?  
もはや選択肢なんて関係ありません。こっそり覗いてやるッ!!  
ドアの隙間からそっと覗いてみるとそこには・・・  
「んっ・・・だってぇ・・・恥ずかしいッ・・・」  
南さんは上着を脱いでいて、ブラウスもはだけ、白い下着が丸見えの状態です。  
そして田辺さんは、そんな南さんの首筋や胸元に口づけしたり舌を這わせたりしています。  
南さんは田辺さんの動きに合わせてピクンッ、と身震いします。  
しまった!!やっぱり見てはイケナイ行為だったようですっっっ!!!  
しかし時はすでに遅し、僕は見てしまいました。  
心臓がバクハツしてしまいそうなくらいに高鳴り、僕の男の部分ももはや制御不能です。  
「あっ・・・はぅあぁぁぁぁぁ・・・・・」  
南さんはなるべく声を出さないようにガマンしているようです。  
田辺さんもそれに気付いたらしく、  
「気持ちよかったらもっと声出していいんだよ?もう誰もいないんだし。」  
「え?でも恥ずかしいの・・・。」  
田辺さんは南さんの背中に手をまわすと、上半身に纏った最後の布をはずしました。  
そしてそこに現れた二つの突起の先端の片方を咥え、もう片方を指で転がしています。  
 
「んふふ、きれいよ、南さん。」  
確かに南さんのカラダはとてもきれいでした。  
白くてすべすべしてそうな肌、まだ成長しきっていないけれども形のいい乳房、そしてその頂点にある桜色の乳首・・・  
「あぁぁっっ、やんっ・・・んんんっ・・・っっ!!」  
「あら?こんなに濡らしちゃって・・・。パンツの上からでもよくわかるわ。」  
「そっ・・んな、あっ・・・はっ、はずか、ひぃっ、しいよう・・・。」  
田辺さんが南さんのパンツの上で手を動かすたびにクチュリと濡れた音。  
「こんなになってるなら脱がしちゃって、いいよね・・・?」  
「えっ!?あっ、いやっ」  
「いやなの?こんなになってるのにやめちゃっていいの?」  
田辺さんの質問に南さんはうつむいて、  
「やめないで・・・お願い・・・」  
消え入りそうな小さな声で。  
なんだかいつもの南さんじゃないみたいです・・・。  
 
そして、田辺さんが南さんの真っ白なパンツをゆっくり脱がしていきます。  
南さんは恥ずかしそうにうつむき、そして、ついに南さんの秘部がッ、秘部がぁっっ!!  
・・・み、見えない。  
南さんはスカートをはいたままだったので、僕の位置からは見えないアングルが存在します。  
それに田辺さん、頭邪魔っ  
「もっとよく見せて。」  
「・・・ッ」  
「もう、見られてるだけなのにこんなに溢れてきてる・・・ふふ。」  
南さんはもう足腰に力が入らないらしく、田辺さんにされるがまま、  
顔を赤らめ目をそらします。  
そんな南さんの様子を知ってか知らずか田辺さんは南さんのアソコをじっくり観察。  
だから頭がジャマだってば!!  
ちょうど僕にみせないようにするかのような位置に田辺さんがいます。  
もしかして僕の存在がバレてる?  
あ・・・でも田辺さんは四つんばいになっているにもかかわらず、  
スカートを押さえていないのでここからパンツが丸見えです。  
バレてるならこんな無防備なワケないか・・・。  
 
気を取り直して再び覗きます。多分そのうち見えるでしょうし、田辺さんのあの体勢も結構刺激的です。  
「南さん、行くわよ・・・?」  
田辺さんは南さんの股間に顔を近づけます。  
「やっ・・・そんなところ・・・きたないっ・・・あぁっ、ひゃぁああああん!!っふぅん!!?」  
「そんなことない、とてもきれいよ、それに・・・おいしい・・・。」  
ぴちゃり、ぴちゃりと卑猥な音が教室に響きます。  
南さんはガマンできないのか、それとも気にしなくなったのか大きな声を出して反応しています。  
「あっ、ひあっ、あっ、ふっ、あっあっあっあぅあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」  
「いいわ、南さん。もっと声を出して。イクならイクって言って」  
「あぁっ、イクっ、イクっ、あっあっイッちゃう〜!!あぁっっっっ!!!」  
南さんは大きく背中をのけぞらせてびくっと飛び上がるとがくがくと崩れ落ちます。  
もう終わり?はやいなぁ・・・  
「きもちよかった?」  
南さんは弱々しく、  
「うん・・・。」  
「私もね、興奮してきちゃったの・・・でも、もう南さんはしばらく動けないでしょ?わかるわね?桜くん。」  
え?えぇぇぇぇぇぇ!!!!???  
僕ですか?ばれてたんですか?僕がいるのがわかっててああいう行為に及んだのですか?  
僕は一瞬でパニックに陥りました・・・  
 
「いるんでしょ?気付いてないとでも思った?」  
「え・・・さくら・・・くん?」  
南さんにも少し動揺が見られましたが、もう目がうつろです。よほどさっきのがよかったのでしょう。  
しかし、どうしたものでしょう、ここで僕は出て行くべきなのでしょうか?  
いないフリをして逃げるのも手ですが・・・そうこう考えてるうちに誰かが不意に僕の手を取ります。  
「な・・・田辺さん?」  
「いつまで隠れているつもり?私もこんなに濡れちゃったの・・・」  
そして僕の手を田辺さんは自分の股間(多分アソコ)へもっていきます。  
くちゅ、と歯切れの悪い音がして僕の手に伝わるのはパンツの上からでもわかる生暖かく濡れた感触。  
「い、いけないよ、こんな事・・・」  
理性がどこかへ行ってしまいそうです。  
「なんで?桜くんのもこんなになってるじゃない」  
田辺さんは僕の股間で隆起しているモノをズボンの上からさすったり、指でつついたり・・・  
やっ・・・やめてェっ、そ・・・んな刺激耐えられないっッッ!!!  
とは言えませんでした。声が出なかったのです。  
う、上手すぎる。僕はパンツどころかズボンすら脱いでいないのに、田辺さんは確実に僕のツボをついてきます。  
・・・と、田辺さんは不意に手をはなします。あ、危なかった・・・。  
 
「こっち来て、桜くん。」  
田辺さんは手招きします。そこにはうつろな目をしてすっかり脱力している南さん。  
僕を見て少し恥ずかしそうにしているような・・・?  
「お願い・・・桜くん、来て。」  
僕の注意が南さんから田辺さんに戻ります。  
「その・・・服を脱がせて欲しいの。」  
恥ずかしそうに、田辺さんもいつもの田辺さんじゃないみたいだ・・・  
なんで?とか、自分でやればいいじゃん?とかいうことは何故か思いませんでした。  
「早く・・・。」  
「え、あ、うん。」  
思わず僕はうなずいて・・・って何やってんだ僕!!  
僕の手は田辺さんのワインレッドのブレザーのボタンをはずしにかかってます。  
いけないって!いけないんだってば!!  
もう理性がどっか行っちゃったみたいです。  
「ありがとう桜くん、続けてて。」  
そう言うと田辺さんは南さんの方へ、あ・・・さっき見えなかった南さんの秘部が丸見えです。  
初めて見ました。女性の大事なトコロを。  
きれいなピンク色をしていて、なんだかヒクヒクしています。  
さっき田辺さんにさんざんいじられたためか、愛液でヌラヌラ光っています。  
結構グロテスクな外見なのに、なんだか見ているだけで不思議な気分になってきました。  
 
「?どうしたの?桜くん。」  
どうやら僕の手が止まっていたようです。  
そんな僕の視線の先を見て気付いたように  
「へぇ、桜くんは12歳の女の子じゃなくてもいいのね。」  
いぢわるな事を言いますわかってて僕のモノをいじってたんじゃないの!?  
「ふぅん、じゃあ桜くんはこういうことをしたいの?」  
そういうと田辺さんは南さんのアソコを再びかきまわします。  
「あっ、ひゃうんっッ!!」  
ぴちゃり、ぴちゃり・・・田辺さんは器用に舌を使います。  
「あっ、はぅぅ・・・ひゃっ、あんッ」  
南さんはびくびくがくがくしていますがまったく無抵抗です。  
あぁぁ、なんだか興奮してきた・・・。  
「してもいいのよ?私が南さんにしていること、私に。」  
またしても思考停止。  
「・・・て、いうより、して。」  
マジですか。  
 
目の前には白い肌をあらわにした女性が二人、手を出したくないわけありません。  
「南さんはダメよ?私のだから」  
あぁ、そうですか。  
「あ、そうだ!私のカバンにいいものがあるの。持ってきて?そこにあるやつ」  
「これでいいの?二つあるけど」  
僕は二つあるカバンのうちの一つを拾い上げます。  
「あ、それ、早く早く!南さんがダメになっちゃう」  
もう充分ダメになってるような・・・  
「何が入ってるの?」  
僕は尋ねます。  
「いいもの・・・ふふ。」  
田辺さんがカバンを開けると禍々しい道具の数々。  
ま、マジですか・・・?  
その道具の数々を南さんに慣れた手つきで装着させています。  
手錠で両手を窓枠から吊るし、口には玉猿轡。  
乳首用のローターを貼り付け、ピンクローターをアソコに入れてパンツを穿かせ直します。  
こんな道具の名称を知っている僕も僕ですが、こんなものカバンに入れて一日過ごしてた田辺さんって・・・  
 
疑問を田辺さんにぶつけるのは少し、いえ、かなり怖いのでやめておきます。  
田辺さんはリモコンのスイッチを入れていきます。  
「はぁっ、はっ、ふっふっふっ、ひはっ。」  
「ホント南さんは可愛いわ・・・」  
田辺さんはうっとりしています。なんだか危ないデスヨ!?  
「今度は桜くんの番・・・。して?お願い。」  
な、何をすればいいんでしょう?童貞の僕にはよくわかりません  
「私の言う通りにすればいいから。」  
僕の考えてることがばれてるっ!!?エスパーですかアナタは!!  
「まずは、下着を脱がして・・・」  
ハイ、パンツをゆっくり脱がします。ついに田辺さんのアソコもごかいちょー  
ふ、ふぅおぉぉぉォォォヲヲヲぉぉぉぉぉ!!!  
やはりぴんくでヒクヒクしていてヌラヌラしていてなんとも形容しにくい気分にっ!!  
ダメだ・・・何度見ても・・・うぅ・・・その・・・  
「くにゅるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  
「桜くん!背中から何か変な黒いものが飛び出してきてる!!!」  
田辺さんがおもいっきり揺さぶってくれたので僕は現実に帰ってこれました。  
「しっかりしてよ、これからなのに・・・」  
「ゴメン田辺さん、僕、初めてのコトばっかりで・・・」  
 
「誰でも最初は戸惑うものよ。私の言う通りにすればいいって言ったでしょ?」  
「う、うん」  
落ち着きを取り戻した僕は、田辺さんのカラダをじっくり観察。  
やっぱきれいです。でも、南さんより少し発育が遅いかな?  
「そんなにじっと見つめられると恥ずかしい・・・」  
うッ、か、可愛い・・・恥らう姿もイイよ!!田辺さん。  
「じゃあ、次は胸を。」  
よ、よし(ゴクリ)。僕はゆっくりと田辺さんの胸のふくらみに手を伸ばします。  
その先端に指先が触れようとした時・・・  
「乳首には触らないで揉むの、できる?」  
「あ・・・ハイ。」  
なんででしょうか、田辺さんはまっさきに南さんの乳首に吸い付いていたくせに。  
とりあえず、言われたとおりにします。  
「あ・・・あぁん・・・」  
田辺さんの口からも喘ぎ声  
「こうすると・・・あっっ・・・だんだん乳首を・・・んんッ・・・触ってほしくてたまらなくなって・・・ふっ・・・  
ムズムズしてく、くるの・・・そこで・・・っひぅ・・・乳首をいじってほ・・ほしい・・・んぅ・・の」  
喘ぎ声で途切れ途切れになった指示を聞きながら、僕が自分でも抑えられないくらいに興奮してるのを感じます。  
あぁ、この目の前の女子の全てが欲しい・・・。  
「そっッ、そろそろ・・・んぁ・・・触って?お・・・願い・・・いひぃ・・・は、はやくぅ・・・!!!」  
二つのふにふにした感触を堪能していると次の指示が。  
ここで僕は意地悪を思いつきました。もう少し焦らしてやろう・・・。  
「はっ・・・やく、して・・・お願・・・い・・・はひゃっ!?・・・お、おかしく・・・なっちゃうぅぅぅ・・・」  
そろそろいいか。なんだか僕の中の黒い部分が出てきたみたいです。  
少しでも女の子に意地悪するなんて・・・  
僕は田辺さんの乳首を咥えるとチュウチュウ吸います。田辺さんのピンクの乳首はもうピンピンに立っています。  
 
「んはっ・・・はっはっはっ・・・ひ、んっ・・・」  
「・・・で、次はどうするの?」  
田辺さんの胸をもてあそびながら尋ねます。  
「ひぇっ・・・?つ、つぎ・・・あっ・・・そ、そ・・・うね・・・んんっ・・・」  
どうやらすでに思考能力が落ちているようです。スゴクいい感じです。  
そして田辺さんの後ろで、涎と愛液を垂れ流しながらうつろな目をこちらに向けているもう一人の女性、  
南さんに目を向けます。  
「はっ・・・はひっ・・・ふぁふふぁふ・・・っひ・・・ひひゃひ・・・は・・・はふっ・・・(桜くん、見ちゃだめぇ・・・!!!)」  
コッチの視線に気付いて、何か必死にふにゃふにゃ言ってますが、  
田辺さんがかませた猿轡のせいで何言ってるのかさっぱりです。  
どうやら、田辺さんは南さんに取り付けたローターの出力を最小に抑えているらしく、  
そしてさっきイってしまったというのもあるのか、ギリギリのところでとどまっているようです。  
快楽を感じながらイクことが出来ないなんてかわいそうに・・・  
「南さんはダメだって・・・い、ひゃぁぅっ・・・い、言ってる・・・でしょ?」  
あぁ、そうでしたね。ってえぇぇぇぇぇっっ!!!??  
なんで僕が南さんに手を出そうと考えていたのがわかったの!?  
やっぱり田辺さん、アナタ、エス(以下略)  
「もう、いいわ・・・。」  
「え?終わり?」  
「違うの、ちょっと待って。」  
あぁよかった、なにかマズイことしたのかと思った・・・。  
 
田辺さんは南さんの方へ向かいます。  
「南さん、ごめんね?イかせてあげるから・・・辛かったでしょ?」  
南さんは目に涙をためながら首を横にふります。  
「・・・嘘つき。」  
田辺さんがリモコンをいじると、バイブの音が激しくなります。  
出力を上げたようです。  
「はっ・・・はひっ・・・ひはっ、ひはぁ・・・!!」  
南さんの喘ぎ声が激しくなります。  
「ほら、まだこんなに感じてるじゃない。ちょっと待ってね?」  
南さんは涙をボロボロこぼしながら、それでもビクビクと小刻みに喘いでいます。  
・・・なんか嫌がっているような・・・?  
「た、田辺さん・・・?」  
僕はいい加減南さんが気になって田辺さんに声をかけます。  
「桜くんは・・・服を脱いで」  
僕が質問する前に田辺さんは次の指示を出しました。  
どうも質問を聞いてくれそうにないので、指示に従うことにします。  
・・・待てよ?服って下着も?  
まぁ、二人を見れば当然そうなんでしょうけど、恥ずかしいカモ・・・  
僕がトランクスに手をかけて呆然としていると。  
「遅い。私は南さんで忙しいんだから早くしてよ。」  
「え、いや、でも・・・」  
「早く、それとも私がやってあげようか?」  
言うが早いか、田辺さんは僕のパンツを素早く下ろします。  
い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!み、見ないで。こんなぼくを見ないでぇっっ!!!  
あ、あら?もう南さんですか、そうですか。  
 
まぁ、田辺さんが僕を無視しても、僕のアレはそそり立っちゃっているわけで。  
「南さん・・・はぁ、はぁ・・・」  
息が荒い田辺さんを見てるとこっちまで興奮してきちゃいます。  
「桜くんもそんなトコにつっ立ってないで早く来てよ。」「え、えっと・・・?」「挿れて。」  
な・・・なんですと?  
「女の子に何度もこんな事言わせるつもり?早くしてよね」  
わかったよ。わかりましたよ。えーっと、ここでいいんだよね?草壁桜、いきまーす!  
ズブズブと田辺さんのアソコに飲み込まれていく僕のモノ  
「ん・・・もっと突いて」  
え?でも動かしたら僕ヤバイかも・・・  
田辺さんのは丁度よい力加減で僕のモノを締め付けます。  
ぬるぬるしていてつぶつぶが絡んできて・・・あぁ・・・  
腰が自然に動き出しました。快楽に身を任せて、というより僕は快楽に乗っ取られ始めているようです。  
 
「ん・・・あっ・・・イイ、わ・・・桜、くん・・・もっと・・・んぁっ!!」  
「ひゃ、ひゃふふぁふん・・・(さ、桜くん・・・)いひゃあ!!」  
田辺さんは喘ぎながらも南さんを弄り回します。南さんは何かを言おうとしていますが(もっとも、理解不能ですが・・・)  
田辺さんの行為によって遮られます。  
「んんっ・・・南さん、も・・・気持・・・ちよ、くなって・・・はっ、あんっ・・・もっとぉ、さ・・・くらく・・・ぅん」  
僕の思考はもはや止まっています。中に出しちゃってもいいか・・・。  
もうどうにでもなるがいいさ、あぁ、気持ちいい・・・  
もう僕たちしかいない教室は、女の子の喘ぎ声と、ぴちゃぴちゃという濡れた音と、パンパン僕が腰を動かす音のみが響きます。  
「ひゃ、ひゃひぃ・・・!ヒく、ひぐぅ・・・!!」  
「んぁ・・・い、イイッ!!イクぅ・・・!!!!」  
「あ・・・うっ、で、出るっ・・・!!」  
わぁお、3人同時にピークに達してます。  
「ひっ・・・!!!」  
「あっ・・・!!!」  
「うっ・・・!!!」  
南さんがビクンとはねると田辺さんも飛び上がり、アソコが急に絞まって僕もイっちゃいました。  
「はぁ、はぁ・・・」  
や、ヤバイですっっっ!!!中に出しちゃいました。どうしましょう・・・。  
 
もう、取り返しのつかないことをしちゃいました・・・どうしようもありません。  
南さんは泣いているようです。田辺さんはぐったりとして動きません。  
ですがもう、僕には何も聞こえません。何も考えられません。  
田辺さんのアソコからは僕が今しがた出した精液がだらだら流れています。  
僕は、あわてて服を着てその場を去りました。逃げた、と言ったほうがいいのかもしれません。  
僕は、最低です・・・。  
 
 
 
次の日、あれから僕はどうやって帰ったのか憶えてませんでした。  
帰りが遅いとか言われてドクロちゃんに撲殺された気もしますが、目が覚めたら僕は家の布団で寝ていました。  
あれは夢、ならいいんですけど・・・  
いつも通り僕は学校に行きます。  
教室、中にはいつも通りクラスメイトがいます。田辺さんも、南さんも。  
いつもと変わらぬ教室の様子は、僕にあれが夢だったと錯覚させます。  
隣の席の田辺さんがあんなこと言わなければ・・・  
僕が席に着くと田辺さんは言いました。  
「できちゃったら責任とってよね。」  
笑顔で。  
僕は背筋が凍りつきました。変な汗が出てきます。  
 
これは、一年後、パパになってるかもしれない中学生の僕、草壁桜と  
ちょっと変わったクラスメイト達が繰り広げる  
愛と恐怖が渦巻く物語  
 
 
            
                               ―fin―  
 

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