「ふぁ〜・・・」  
そう言って、僕こと、草壁桜は目を覚まし、起き上がりました。  
時刻は8時30分。今日は土曜で学校も休みなのでいつもより  
長く寝ていました。しかし本当ならもっと眠っていたかったのですが  
 
「ぐっ! ぐぎぎぎ・・・」  
そう言いながら・・というより呻きながら、僕は前方へ  
突っ伏してしまいました。これがもっと寝たかった理由です・・  
「やっぱり・・寝る直前にあんなことしたから体中が痛い・・  
ドクロちゃんめぇぇぇ・・・」  
 
昨夜、僕は眠りに就こうと自分の部屋の襖を開けました。  
するといきなり  
「桜くぅ〜〜〜ん!!」  
と、ドクロちゃんが飛び掛ってきました。そして・・  
「えっ!? ぐほぉ!!(メコッ)」  
飢○伝説シリーズの某レスラーより強力なんじゃないかと  
思うドロップキックを仕掛けてきたのです!!  
「ガッ! ガフッ!? ゲホッゲホッ・・」  
そして、よほどクリティカルヒットしたのか  
僕は息もままならない状態になりました・・  
そして彼女は  
「プロレスやろ〜っ♪」  
と、飢○伝説2の攻略本やプロレス雑誌を持ちながら  
誘ってきました。断ろうと思えば断れたのですが、それは  
僕がまた真紅の花となることを意味するのでやめました。  
そして一晩中プロレスごっこ(正確に記するなら、僕が  
一方的に技を掛けられるだけでした)をするはめになったのです・・  
 
「昨日は結局ドクロちゃんが疲れて寝るまで付き合わされた  
からなぁ・・僕はドクロちゃんが『ふぁ〜・・おやすみ〜♪』って  
言いながら押入れに行ったらそのまま寝ちゃっ・・ハックション!」  
・・・プロレスごっこで疲れ果て、汗だくのまま眠りに就いた  
僕の体は、どうやら病に冒されたようです(病名:風邪)  
「・・寒いなぁ。シャワーでも浴びよう」  
そう言って僕は、ギシギシ言ってもおかしくない体で階段を  
降りていき、お風呂場にやってきて扉を開けました。  
 
そこには、一人の女性が居ました。  
 
ドクロちゃんはまだ寝てます。  
お母さんは多分バーゲンに行ってます。  
(昨日チラシを見ているところを目撃しました)  
 
目の前にはザクロちゃんが居ました。上半身はハダカで  
カワイイパンツに手を掛けていました。  
 
「・・・・・・・・・・・・・・」  
「・・・・・・・・・・・・・・」  
 
「キャーーーーーーーー!!(シュルルル)」  
「うわーー! ゴメン!ザクロちゃ(バシィッ!!)もひぃっ!?」  
お互いに数瞬絶句した後、僕はエッケルザクスで天井から吊るされました。  
いえ、天井から両腕が吊るされ、床に両足が大また開きで  
固定され、今や僕は「X」の人文字と化しました。  
さらに、今度は僕の顔にタオルが巻きついてきます。  
そして僕は、何とか息が出来て、音が聞こえるだけの  
「X人間」となってしまいました!!  
 
視界を封じられた僕の脳内には、先ほどの衝撃映像が  
リピートされています。それはもちろんザクロちゃんの・・ハダカ  
 
長身で細身な体、それには不釣合いな、とても大きな胸  
締まったふとももやふくらはぎ、そして・・カワイイウサさんパンツ  
 
「桜さん・・」  
「も、もに?(な、なに?)」  
僕はザクロちゃんの暖かみのある声で現実に引き戻されました。  
「ノックぐらいは・・してください・・」  
「も、もねん!!(ご、ごめん!!)」  
・・そう言っているとき、僕は気付きました。自分の分身が  
激しく怒張していることに・・!!!  
しかも、エッケルザクスの「気持ちよくなるパワー」のせい  
なんでしょうか!まだまだ膨らんでます!!  
 
するするっ・・という音が聞こえます。恐らくザクロちゃんが  
衣服を見に纏っているんでしょう。そして僕は、その音が  
消えた後、濡れタオルの呪縛から開放されました。  
「桜さん、今回はこれで許しますが・・あら?」  
「ど、どうしt・・っとぅあーー!?」  
そうでした!!!僕は今現在、生理学的にいう「勃起」の  
真っ最中!!!こんなところを可憐な乙女が見たら卒倒  
してしまってもおかしくありません!!ど、どうにか  
言い訳しなくては!!・・と考えていると  
「す、すみません桜さん!!」  
「・・へ?」  
「さっきのエッケルザクスによる攻撃でぶつけられたんですね  
こんなに腫れてしまって・・申し訳ありません!!」  
・・そうでした、ザクロちゃんは見た目はスゴクても中身は  
まだ小学校3年生。「勃起」という現象に対する知識など  
欠片もないのでしょう・・助かりました・・  
 
「すみません、少々、待っていてください!」  
そう言うが早いか、彼女はお風呂場を飛び出しました  
「え・・ザクロちゃん、どうしたの〜?」  
 
十数秒後・・僕の勃起が収まりきらぬ内に、ザクロちゃんは  
帰ってきました。その手には氷水の入ったビニール袋・・  
「あ、あの・・ザクロちゃん?その手のもので一体なにを・・?」  
「腫れたときには冷やすのが一番です」  
そう言いながら、僕の分身にビニール袋を押し当てようとしてきました!!  
「ま、待って!ザクロちゃん!!」  
「どうしてですか?早く治療しないと・・」  
「これには、他のちゃんとした治し方があるんだ」  
「ど、どうするんですか?私にやれることならば何でもやります!」  
「それはね、手で触ったり、しごいたり、舐め回したりして  
白い液体を吐き出させるっていう方法なんだよ」  
 
「触ったり・・舐めたり、ですか?」  
「そう、そうやると中に溜まってる液体が吐き出されて  
腫れも引くんだよ、ザクロちゃん」  
「なるほど・・分かりました。私がやってみます」  
そう言うと、彼女は僕の分身をズボン越しに触ってきました。  
「でも・・どの辺りを触ればいいんですか?私、よく分かりません・・」  
「そうだね・・下にある玉や先っぽなんかを触ると早く出るよ」  
「分かりました」  
そう言ってザクロちゃんは、僕の分身、特に玉や先っぽを  
押したりつまんだりしています。  
「次は・・しごくんでしたよね?」  
「うん、そうだよ。ちょっと待ってね。ズボン脱ぐから・・」  
 
「え・・?脱ぐ・・んです、か?」  
「直接触った方が、早く腫れが引くんだよ」  
「・・分かりました。そういうことなら・・」  
 
そして、僕がズボンとパンツを脱ぎ終わると、ザクロちゃんは  
僕の分身を握り締めました。そして、しごこうとします・・が  
「桜さん・・上手くいきません・・どうしましょう」  
「ザクロちゃん、君の唾液でヌルヌルさせれば上手くいくよ」  
「はい。分かりました」  
そういうと、唾液を溜めているんでしょうか?口をモゴモゴ  
させています。そしてザクロちゃんは。僕の分身に唾液を  
塗りたくり、しごき始めました。  
(くちゅ、にゅる、ぬる、ぷちゅ、ぷりゅ、ぷしゅ)  
 
「そして最後は・・舐める、んですよね」  
「うん、そうだよ、ザクロちゃん。もうすぐ病気も  
外に出ちゃいそうだから、がんばって」  
「はい・・では、失礼します・・」  
そう言って、ザクロちゃんは僕の分身を舐め始めました  
(ぺろっ、ぺろぺろぺろっ、てろーっ、ぺろっぺろ・・)  
 
「ザクロちゃん、今度は口の中に咥えこんでくれるかな?」  
「・・はい」  
(ぱくっ、ずるるっ、くぷぷぷっ、ちゅ〜っ)  
「う・・もう、出そうだ・・ザクロちゃん、口から離して!」  
「は、はい!」  
びゅー!びゅるる!!ぶびゅびゅ!!  
「はっ、はっ、はぁ〜・・・ありがとう、ザクロちゃん」  
 
「あの・・桜さん。どうして私の顔に掛けたんですか・・?」  
「え、掛かっちゃった? ゴメンね、ザクロちゃん」  
「いえ・・ただ、ちょっと生臭くて・・・」  
 
数日後・・・  
 
「う・・出るよ、ザクロちゃん!」  
「は、はい。 ん・・んくっ・・んぅ・・ふぅ・・」  
 
あれ以来、僕は毎朝早起きして、ザクロちゃんに  
してもらっています・・・  
 

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