いつも僕は、この場所に来ます。必ず、何か食べ物を持って。 
今日もまたそこに向かうところです。 
……事の始まりは、机からちっちゃい天使の女の子が出た所からでした。 
その子は『三塚井 ドクロ』と名乗り、今もずっと僕の部屋に住んでいます。 
…住んでるというか寄生してるというか。たまに僕を殺すし。 
その時から僕の平和な人生は崩れていったのです。 
ドクロちゃんの話だと、僕は『天使による神域戒厳会議』、通称『ルルティエ』に命を狙われているらしく、 
その組織から僕を守るためにこの世界に来たのだそうです。 
そして、その言葉は現実になりました。ルルティエの刺客が僕のところに来たのです。 
…っと。危うく通り過ぎるところでした。 
僕の目的の場所――アバランチ公園に着きました。僕はここにいる子にいつもご飯をあげているのです。 
何をするにもドジばっかりで、ぜんぜん迫力の無い僕への刺客。名前は… 
「サバトちゃん?起きてるかい?」 
ダンボールで組まれた、タバコの火だけですぐに燃えてしまいそうなテントに近寄ります。 
中を覗きますが…いません。外出中でしょうか? 
辺りを見渡しても、気配はありません。……もしや、おトイレ? 
だったら僕もこれ以上は詮索しないほうがいいですね。とりあえずテントの中にご飯を「むきゅう」っと。 
……むきゅうッ!!? 
靴の底からやわらかい感触。こ、これって… 
おそるおそる足をどけると…背中に足跡をつけたゴスロリで有角ヘッドの女の子が。 
「サッ、サッ、サバトちゃんッ!!?どうしたの一体ッ!? 
 何かいかにも『2〜3週間何も食べてません』なオーラがでてるよ!!ねぇちょっと大丈夫!?」 
僕はすぐにサバトちゃんを抱き上げます。…何でこんなに軽く感じるんだろう… 
「………ぁ……」 
どうやら意識までモーローとしてるらしく、焦点の合わない瞳で僕を見つめます。 
「サーバトちゃーん!!お願いだから起きてー!このままだと寝たら死んじゃうよー!」 
肩を掴んで揺り動かします。が、それでも目が死にかけたままです。 
「……あぁもうッ!!」 
このままじゃサバトちゃんが危険です。ビーワーニングッ!ビーデンジャーッ! 
僕はこのままサバトちゃんを抱え、ダッシュで家に帰りました。 
 
 
「……んぁ…」 
サバトちゃんがゆっくりと目を開けました。 
ここは僕の部屋です。先ほどサバトちゃんをお持ちk…ゲフンゲフン、保護して僕の布団に寝かせました。 
どうしようもなかったので、とりあえず濡れタオル(白色)で顔を拭き、額に乗せておいたのですが… 
「やっと起きたね。サバトちゃん。」 
「………さくら、くん?」 
僕を少しの間見て、いきなり<がばぁっ!>と跳ね起きました。 
「な、何でこんなところに桜くんがぁ!」 
「いや、何でも何も、ココ僕の部屋だし。と言うか、いきなり起きて大丈夫?」 
「桜くんの…部屋?」 
ぐるりと一週見渡します。 
「ということはぁ…サバトは、桜くんに…桜くんのスケコマシぃぃぃ!!!」 
素早く構えたのは黒く長い棒。 
<ずぱんっ!ずぱぱぱぱぱぱ…> 
そこからあふれ出る紫電。 
「ちょ、ちょっと落ち着いてよサバトちゃん!僕は何も…」 
「うるさいですぅ!サバトの、サバトの操を返せですぅぅぅぅ!!!」 
そのまま、僕に向かって黒い棒…超電磁スタンロッド『ドゥリンダルテ』を振り下ろ…そうとして。 
<ずぱぱ…ずぱんっ> 
急に倒れこみました。 
「さ、サバト…ちゃん?」 
ちょっと待てよこのパターンどっかであったような… 
「そういえば……おなかが……すいてたんですぅ…」 
「…やっぱり。とりあえず下に行こう。何か食べられる物があるかもしれないから。」 
サバトちゃんを立たせて、下の台所に向かいます。 
でも、どうやら空腹が限界まで来ていたらしく、あっちにふらふら、こっちにふらふら。 
気分は酔いどれ上司に付き合う新入社員です。 
「あぁぁうぅぅぅぅ…世界がぐらぐらするですぅぅ…」 
って、サバトちゃんそっちは階段! 
手を掴もうとしましたが、間に合いません!こうなったら! 
何とかサバトちゃんだけでも助けようと思い、思い切り抱きつきました。 
そして、全力をふり絞って半回転!記憶があったのは、そこまででした… 
 
 
目が覚めて、身体を起こそうとしますが、言うことを聞いてくれません。 
(そりゃそうさ、サバトちゃん受け止めて…?) 
僕の頭に疑問符が浮かびます。今の僕の状態は、三半規管は「うつぶせ」だと言っています。 
本来なら「あおむけ」なのですが… 
――天使はもともと観念的な存在で…―― 
ふと浮かぶ言葉、コレって確か…………あ。 
「あぁぁぁぁぁぁっ!そうだったぁぁぁ!」 
あの時は違う二人でしたが… 
「ん、う……ん…」 
コレは全く… 
「あれ、ココって…」 
……まったく同じ状況ですッ!! 
「…何でサバトが二人いるですか…へうっ!?」 
何とか顔を起こして声のするほうを見ると、一番見慣れた顔が驚きの表情をしていました。 
…そう、僕の顔です。というか僕自身です。 
「ということはぁ…ボク達、入れ替わっちゃったんだねぇ…」 
僕の口から甘ったるい声で言葉が綴られます。 
これで確信しました。サバトちゃんと僕は、タマシイが入れ替わってしまったと。 
「ど、どういう事なんですか!?説明してください桜くんっ!」 
サバトちゃん(体は僕)が必死な顔で見つめてきます。 
だけど僕(体がサバトちゃん)はそれどころではありません。 
「とりあえず、何か食べてからにしようよぉ…ボク、おなかがすいて…」 
魂が変わっても肉体は変わらない。そういう訳で今の僕、つまりサバトちゃんの体は激!・空腹です。 
……どこからか僕と同じ名前の主人公のアニメのOPが聞こえますが気にしないでください。 
とりあえずサバトちゃんに肩を貸してもらい、何とか台所に着きました。 
とりあえず昨日の残り物を食べて、――物凄く絶品の味に思えたのはここだけの話――何とか人心地付きました。 
「それで、どうするんですか?桜くん。このままじゃサバト達一生このままですよ?」 
食後に軽く前にあった事を説明すると、サバトちゃんが聞きました。 
「それはそうだけどぉ、あの時はザンスさんがいたからねぇ。 
 …ボクとしては今は現れてほしくないけどぉ。」 
苦笑しながら僕は答えます。 
 
『その時ザンス!!ミィが桜くんの家にご飯をたかりにギルガメェェッ!!??』 
 
「いきなり登場しないでくださぁい!というか帰ってくださいぃ!」 
「さ、サバトちゃん何をするザンスか!」 
やっぱり来やがりましたよこのダメ天使は。 
僕はすっかり自分がサバトちゃんだという事を忘れて『ドゥリンダルテ』でぶん殴ってました。 
「だ、大丈夫ですかザンスさん!?」 
サバトちゃんがザンスさんに駆け寄ります。 
「ああ、桜くん。ユゥはやっとミィのことを…」 
「へ?桜くんはあっちですよ?」 
サバトちゃん余計なこと言わないで… 
「ということは、まーた入れ替わったザンスか…これはこれで」 
「何か言いましたかぁ、ザンスさん?」 
にこやかに僕は言いました。それでも背中に背負った黒いモノは見えてしまったらしく、 
「ナななななナナななナナ何でもないザンスよ!?ミィはただ…」 
必死の形相でした。 
「それより何の用なんですかぁ?ボク達忙しいんですけどぉ…」 
「ふっ、知れたことザンス。 
 ミィは、ユゥ達のピンチを事前に察知し、元に戻すためにこっちに来たザンスよ!」 
とのたまう変態天使に何故か希望の眼差しを向けるサバトちゃん。 
「ほ、本当ですか!?サバト達、元に戻れるんですね!?」 
「ゥオフコースザンスッ!そのためにまずはコベハァッ!!」 
僕の『ドゥリンダルテ』の一撃で、また吹っ飛ぶピンクのモヒカン。 
サバトちゃんの身体って、意外に動きやすいんだね。と納得している僕に、サバトちゃんの非難の声が。 
「な、何するんですか桜くん!サバト達戻れなくなっちゃいますよ!?」 
「サバトちゃん。いいかい、このモヒカン野郎はねぇ、前にそう言って静希ちゃんたちに園児服を着せたド変態なんだよぉ? 
 今の話の流れだと、また同じことするんじゃないかと思ってねぇ。」 
そうです。この変態の悪行は今でもハッキリ思い出せます。 
僕的にもサバトちゃん的にもあの格好はしたくないでしょうし。 
 
 
とりあえずザンスさんを近くの交番に捨てて、また僕の部屋に戻りました。 
「とはいえ、どうしよっかぁ…このままじゃぁいろいろと不便だしぃ…」 
僕にとってはありがたくもありますが。 
夢にまで見たオンナノコのカラダですよッ!これからいろいろといじれるんですよ! 
これはもう…ッ!もう………ッ! 
「桜くんどうしたんですか!?しっかりして下さい!」 
サバトちゃんの声が聞こえて、僕は我に返りました。 
「あ、そのぉ。つい思うところがあってぇ……う。」 
サバトちゃんのほうを見ると、何故かその股間にブレードを展開したビーム○ーベル(サ○ブレードでも可)が… 
わが子よ。お前は僕と離れていても僕のことを…じゃない。 
「さ、サバトちゃぁん、それってぇ…」 
「はい?」 
僕の言葉につられて視線の先を見る。 
「な、何ですかコレは!何でサバトにこんな物が…あ。」 
ビーム○ーベルを見て慌てふためいていましたが、今の状況を思い出したらしく… 
「……桜くんのえっち。」 
「何でボクのせいなのぉ…ていうか、それって始まったら収まるまで時間かかるからなぁ…」 
その前に何故サバトちゃんは僕のビーム○ーベルを操れるんでしょうか… 
……待ってください。僕はまたサバトちゃんの股間を見ます。 
明らかに僕のズボンを押し上げているマイサン。僕が元の身体だったら慌ててる所でしょう。 
そういえば。サバトちゃんはずっと橋の下や公園で暮らしていました。 
生きているのならば当然…人間(じゃ無いけど)の三大欲求が働くはずです。 
即ち、食欲、睡眠欲、…そして性欲です。 
一つでも欠けると辛いと言うこの中で、サバトちゃんの生活だと実現が難しい欲求がありました。 
それが今、僕の息子を最大出力まで高めているのです。 
「サバトちゃん?もしかしてぇ、……ご無沙汰?」 
「なっ、なに言ってるですか桜くん!サバトは、サバトはそんな…」 
「でもぉ。ボクのこれがそう言ってるけどねぇ…」 
いたずら心でサバトちゃんの股間を触ります。 
<びくんっ> 
僕の手の感触に反応する息子。…男は単純なんだな…ここまで正直だと泣きたくなって来ますね。 
「ほらぁ。ピクピクしてるぅ。…サバトちゃん。」 
一気にパンツごとズボンを下ろします。反動でブルンと跳ねるサバトちゃんの息子。 
「ひゃうっ!?」 
「ボクの手で直に触るとどぉかなぁ…」 
じらしつつ、ゆっくりとサバトちゃんの息子に手を触れます。 
そのままその手を少しづつ上下させます。 
最初は音がしませんが、だんだん<にちゃにちゃ>と音がしてきました。 
サバトちゃんも気持ち良いらしく、少し顔が赤くなっています。 
「あぁぁ…桜くん…さくらくんっ…」 
まさかこんな時に『手だけで気持ちよくなる5つの方法』が役に立つとは… 
まずはくびれているところを包むように持ち、刺激するように擦る…と。 
「そのあとはぁ…」 
親指の爪を裏の膨らんでいるところの先端にあて、クリクリと弄ります。 
「きゃふぅ!」 
サバトちゃんが目をつぶりました。やっぱりここは威力があるんですね。 
本来は人差し指ですることですが、手の位置が逆なので親指になっちゃいました。 
「女の子みたいな声を上げるんですねぇ。サバトちゃんは。」 
「さ、サバトは女の子ですよっ!」 
「ふぅん?こぉんなのが女の子にあるんだぁ…」 
そう言いながら、僕は…サバトちゃんの息子さんの先端を舐めました。 
「ひっ!?」 
「サバトちゃん?キミは忘れたのかい?ボクと魂が入れ替わっててぇ、今は男の子なんだよぉ。」 
言いながらも先端を舐め続けます。 
…自分のものを舐めるのは抵抗がありますが、サバトちゃんのためです。 
彼女は、かなりつらい思いをしているはずですから。 
「さ、サバトは、サバトは…ふあぁ?」 
嗚呼、ついにやってしまいました。僕は、僕の息子を口で咥え込んでしまいました。 
「桜くん、何やって…あひぃ!?」 
口の中で皮をむき、舌に当たっている部分を擦ってみると、サバトちゃんの叫びが聞こえました。 
その後も、舌先で尿道口をつついたり、舌全体を使って息子に絡めたりしていたら、頭が突然動かなく… 
「んごっ!?」 
僕の喉に、息子さんの感触が。上を見ると、サバトちゃんが、僕の頭の角を握り締めていました。 
「桜くん、桜くん、桜くん!」 
僕の名前を呼び続けながら喉を突いてきます。僕はもう苦しくて、サバトちゃんを止めようとしましたが、もう止められません。 
「桜くん、なんか出てきちゃいます!桜くんの中に出しちゃいますっ!」 
同時に、口の中に熱いものが。なんと言うか、言い表しがたい味です。 
「うえぇ…ひどいよぉ……」 
とか言いながら、口の中のものをティッシュペーパーの中に出しました。 
「ごめんなさい…気持ちよくって、つい…」 
少しサバトちゃんが小さく見えます。 
そんなサバトちゃんを見ていると、少しいぢめたくなってきちゃいました。 
「ならさぁ、これからボクのする事を見ててよ。」 
そう言って、スカートの裾から手を入れると、あるものを引き下ろしました。 
床に座ってゆっくりと足を開きます。 
「って、ななな、何てことしてんですか!」 
あわててサバトちゃんがスカートで股間を隠そうとします。 
何しろ、そこは何も遮るものが無いから。…僕の足に引っかかっているショーツが、それを語っています。 
もしサバトちゃんが自分の意志で動いてなくて、それを見せられたら… 
それが僕の考えたいぢめ方でした。 
「サバトちゃぁん、見るだけだよぉ。誰も触っていいなんて言ってないよぉ?」 
「そんな問題じゃありません!何でこんな…」 
「だってぇ。さっきボクを苦しませたじゃんかぁ?これはその仕返し。だから、さわっちゃぁだ・め。」 
それを聞いておとなしく下がったサバトちゃんを見ながら、また再開します。 
「はぁ…スースーするよぉ…」 
空気にさらされて、そこが何かむずがゆくなってきます。 
スカートをたくし上げて、そこに触れてみます。<ぴりっ>と背中に電気が走ったような感覚がしました。 
「んふぅ…くっ…ふぅぅ…」 
少し触るたびに伝わってくる快楽の電流に、僕はついつい声を出してしまいました。 
「ふっ…うぅ……あっ…あぅ…」 
ひたすらに、触り、擦り、摘み、撫でて。これがオンナノコの「気持ちいい」なのですね… 
ある一箇所に指が当たったとき、さっきよりも大きめの電流が来ました。 
「ひあっ…はぁ…んっ……」 
多分、今の場所が一番気持ちいいところだったんでしょう…そこをもう一回触ってみました。 
「はぁっ…んあ……ひっ!?ふああ!」 
何故でしょう…さっきよりも…気持ちいい…です… 
「ああっ!いっ、いひぃ!いいよぉ!」 
だめです。叫んじゃいました。何でこんなに気持ちいいんでしょう…… 
「うあぁ!…はぁ…はぁ…」 
すぐに止めて、サバトちゃんのほうを向くと… 
「あ、あうぅ…そんなにしないでください…」 
顔を赤らめるサバトちゃんのその股間は…もう立ち直ってます。 
まあ、これだけの場面を見せられるのですから当然でしょうね。 
「サバトちゃぁん?もう回復しちゃったのぉ?凄い絶倫だねぇ。」 
僕の言葉でさらに顔を赤くするサバトちゃん。 
「はう…桜くんがサバトの身体でそんなことするからですよ…」 
「ならさぁ…」 
僕は、サバトちゃんを押し倒しました。 
「な、何を…?」 
「どうせならぁ、一緒に気持ちよくなろうよぉ。ねぇ。」 
またサバトちゃんの息子を口に含みます。 
「はうっ!さ、桜くん…何をするつもり…なんですか…?」 
口に咥えたまま、もう一度股間を触ります。何と言うか、ぬるぬるの液体が出てきています。 
これくらいでいいかと、息子を口から抜いて、その上に跨りました。 
息子に手を添えて、僕の股間に持っていって、そのまま上に乗っかります。 
「あっ…サバトのが…」 
「ボクのがサバトちゃんのにくっついてるよぉ。はんん…」 
そのまま腰を前後に揺らします。 
動かすたびに、僕のそこが、サバトちゃんの息子さんに擦れます。<ずりゅずりゅ>とスカートの中から音が漏れてきます。 
「はぁ…あっ…あん…んっ…」 
初めての体験に、サバトちゃんの息子さんも<ぴくんぴくん>と痙攣しています。 
なんと言うか、一番キモチイイ所が息子さんと擦れて…だめです。考えることが出来ません。 
体を倒して、サバトちゃんに抱きつきます。 
「はぁっ…はぁっ…凄い…です…」 
「いいよぉ…サバトちゃんとくっついてるのが凄くいいよぅ…」 
しばらくそのまま擦り続けようかな…とか思った矢先に、それは起こりました。 
「いたっ!?」 
ちょうど後ろに下がろうとした時です。何かが僕のそこに当たると同時に、痛みが走りました。 
何かが僕の中に入ってきたような痛み…って。 
「ど、どうしたんですか桜くん?」 
サバトちゃんが体を起こしました。 
「あ、いっ…………!!!」 
サバトちゃん、今は体を起こさないで欲しかったな…とはいえ時すでに遅し。 
サバトちゃんの上半身に抱きついていた僕は、一緒に体が持ち上がり…結果、思いっきり僕の中に入ってしまったのでした。 
とは言えなんですかこの痛みはッ!?ドクロちゃんの一撃よりは下ですが、かなりの痛みが僕を蝕みます。 
僕はつい抱きついてる腕に力を入れてしまいました。 
「………ッ!?いっ、たぁ……」 
「さ、桜…くん…」 
むこうにも入った瞬間に解ったのか、サバトちゃんが声をかけます。 
「さ、ばと…ちゃん……責任…とってね……」 
「それは…サバトの言う台詞ですよ。それよりも、大丈夫ですか?」 
この顔を見ればわかるよね…サバトちゃん? 
自分でも血の気が引いてて頬が引きつってるのがわかります。 
「大丈夫…じゃない…のは……わかる…よね?」 
「…ごめんなさい。」 
またサバトちゃんの表情が曇ります。 
とりあえず、動かないようにして痛みが消えるのを待ちました。コチコチと時計の音が耳に入ります。 
「…桜くん?」 
「何?サバトちゃん?」 
「サバトの初めて、受け取りましたね。」 
「……実際にやったのは君自身だよぉ、サバトちゃん。 
 ボクも初めてだしぃ、おあいこという事でぇ…」 
「だめです。いつか、サバトの物にしてみせますよ、桜くん。」 
…これは、何と言うか…三角関係ですか? 
そんな事を話している内に、痛みはもう薄くなっていました。 
少し動いても痛みはそんなに感じなくなってきました。 
「サバトちゃん。ボクを持ち上げて膝立ちになってくれないかなぁ?」 
「えっと、こう…ですか?」 
言われたとおりに、僕の腰を掴んで足を動かします。 
「そのまま、ボクを下に降ろしてぇ…あっ」 
降ろそうとしたときに抜けてしまいそうになり、つい声を出してしまいました。 
「抜かないでぇ…そのままボクを引き寄せて、ぅあ!?」 
いきなり侵入してきた息子さんに驚いてしまいました。 
「大丈夫ですか?…まだ痛みますか?」 
今の声に驚いたのか、サバトちゃんが僕の顔を覗き込みます。 
「大丈夫だよぉ…ちょっとビックリしただけぇ…」 
そんなサバトちゃんに笑顔で答え、一言。 
「やさしく…してね…」 
……簡単に言えるものですね。『男がドキッとなる台詞ベスト10』の上位の台詞って。 
サバトちゃんは言葉どおり、ゆったりと僕の中を行き来させ始めました。 
「あ…は…あっ…」 
最初は遅くても、時間が経つごとにそのスピードは早まっていきます。 
最初の頃はまだ痛みが残ってましたが、だんだん消えてきたので気持ちよさも大きくなってきました。 
「はん…うぅ…あぁん……あは…あっ……」 
「桜くん…気持ちいいですか…?」 
「うん…もう…痛くないよ…?」 
ずんずんと中を突かれて、頭の中までかき混ぜられるような感覚が響いてます。 
僕の体は熱く、だけど中に入っているサバトちゃんの物はさらに熱くて。 
「あぁっ、はあぁ!熱い、あついよぉ!サバトちゃんのが焼けた鉄の棒みたいだよぅ…!」 
「そんな事言ってる桜くんだって、ナカが熱いですよ…っ!」 
だめです。また思考が途切れちゃいます。 
頭の中が全部『キモチイイ』に支配されそうです。 
「あついのいい!きもちいいっ!ひもちいいのぉ!」 
「桜くんっ!なんかぎゅっぎゅって!桜くんの中が狭くなってきてますぅ!」 
ああ、これは一体何なんでしょう……考えられません。 
もう、頭が真っ白に…… 
「らめぇ!なんかくるぅ!なんかきひゃうぅぅ!」 
「だめですよ桜くん!そんなにしたら、サバトは、サバトは…ッ!」 
さっきの刺激なんかよりも比べ物にならない電流が、僕を襲いました。 
同時に、おなかの中に圧迫感が。 
「ひゃぁぁぁぁぁ!ふああああああん!」 
「もうだめですっ…!また…出ちゃうっ!」 
もう暴走といってもいいほどの電撃に悲鳴を上げてしまいました。 
そして、おなかの中に熱い物が打ち込まれました。 
……これが…『絶頂』という物ですね…僕の意識が、そこで消えました。 
 
 
「う…ん……」 
頭を振りながら、僕はむくりと身を起こしました。 
体にはけだるい感じが残っています。それを引きずりながら、僕はサバトちゃんの中から僕の物を… 
「引き抜こうと…って、あれ?」 
こ、こんな簡単に…簡単に戻れるなんてッ! 
そう、今はちょうど僕がサバトちゃんを見下ろしています。視線を下にやれば、僕の息子がまだ身を沈めています。 
結局、元に戻ってしまいました。ああ、嬉しいやら悲しいやら。 
まだ気絶したままのサバトちゃんを見つめます。 
「…責任取れっていわれてもなぁ…」 
僕にはこれしか出来ないわけで。とりあえずもう一回足を固定して… 
 
<ひと…> 
 
首筋に冷たい感触。ちぃっ!僕の未熟者が! 
でも、その感触は、 
「桜くん…」 
いつもの棘付の痛みは無く、 
「一体何を…」 
何故か棒の様な感触。 
「しているの…?」 
勿論誰かはわかっています。だからこそ何で… 
「や、ヤア……ド…」 
後ろを振り向けば、『ドゥリンダルテ』を僕に当てたいつもの撲殺天… 
「桜くんのバカァァァァァァァァ!」 
<ずぱぱぱぱぱぱぱ!> 
「アギャァァァァァァァ!?て言うかいつから其処に!?」 
「問答無用だよ!バカ!バカ!バカァァァ!!」 
「僕の言い分は聞いてくれナがキュアァァぁぁ!!!?」 
「ザケルガァァァ!」 
「それ違うよドクロちゃぎゃギャギャギャぎゃギャ!」 
「ダーリン、ゆるさないっちゃぁぁぁぁぁ!!」 
「あ、それは合ってるかも…」 
思いっきり電撃を食らって、僕は消し炭になってしまいました。 
…そんな炭素原子だらけの僕をドクロちゃんは一週間過ぎるまで戻してくれませんでした。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おまけ 
作「あー。ほんとに申し訳ない。」 
ド「ねぇ、何でボクの出番これだけなの!?」 
作「いやなタイトルに書いてあるだスイマセンゴメンナサイダカラソレダケハ」 
桜「なんか結局僕が悪者に…」 
ド「桜くんが悪いのー!(ぼぐじゃ)」 
桜「ガボエラ!」 
 
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪ 
 
作「いつかドクロ&シャナのクロスオーバー書きたいな…時間ねぇか。」 
ド「やりもしないことを書かないの!(ゴッパァァ!)」 
作「ヘブラッチョ!」 
 
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪ 
 

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