「コスモス荘珍騒動記録」  
 
「いやぁぁぁぁぁぁ!エッチィィィィィィ!」  
「おいちょっこれは違うわなにするやめr」  
コスモス荘五号室。『住めば都のコスモス荘』を知ってる人なら  
そこに誰がいるかはおわかりであろう。  
変身ベルトで正義の味方ドッコイダーに変身するもあんまし強くなくて  
戦ってる犯罪者の方々に無視されることも少なくない頼りない男・桜咲鈴雄。  
そのドッコイダーをサポートする見た目は子供、頭脳は大人(っぽそうだが  
ど〜みてもそうは見えない)の宇宙人タンポポ=トコドッコ=ポポールもとい桜咲小鈴。  
そして鈴雄はタンポポの『必殺部屋にある物ガトリング』攻撃にあっていた。  
なんでかっていえばタンポポが軽装備から中装備に着替える途中  
コンビニにいってたはずの鈴雄が忘れた金を取りに戻ってきて、  
その時こそタンポポがすっぽんぽんになった瞬間だったのだ。  
「ごめん、お兄ちゃん」  
「いや、いいよ・・・・だが流石に目覚まし時計は痛かった」  
目覚まし時計といえばジリリリなるヤツは小指ぶつけるとものすごぉぉぉぉぉく痛いという法則がある。  
それが脛に命中したらたまったもんじゃない。ものすごぉぉぉぉくどころじゃない。  
めっちゃくちゃすごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉく痛いのだ。  
「あれ、お兄ちゃん・・・そこ腫れてる?」  
「ん?ここ・・・・・・・・・・・・・」  
そこは男の命もとい男の生き様もとい物干し竿もといソーセージもとい男のマグナムだった。  
タンポポはホントは25歳といっても地球じゃ9割方子供なのだ。  
そしてほとんど子供のタンポポは勃起という単語を知らなかった。  
「ああ、これは・・・・アレだよ」  
知ってると思った鈴雄は言いにくそうに形容した。  
っつーか「腫れてる?」と言ってる時点で変に思ってもよさそうなのだがそこは馬鹿な鈴雄である。  
もちろんタンポポはわからなかった。それだけならまだしもすんごい誤解をしてしまった。  
 
「やっぱり・・・・病気なのね!」  
「は?」  
「皆を呼んでくる!」  
「え、おい」  
タンポポはそのまま走り去ってしまった。  
「こりゃヤバイ。特に朝香あたりが」  
このままでは自分が勃起しているのがバレてしまう。  
鈴雄はない脳みそを使って考えた。  
 
勃起しているのがバレる  
   ↓  
何故か考える  
   ↓  
タンポポがさっきのことを話す  
   ↓  
すんごい誤解をされる  
 
「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」  
女を裸を見たことはある。だがあれはその後に悲惨な出来事がおきて  
勃起どころじゃなかったのだ。  
始めてナマの裸をみて勃起。しかも対象の体型は子供!  
ドタドタドタ・・・・  
足音がちょっと開いた扉の先から聞こえる。多人数の足音だ。多分タンポポが  
皆を連れてきたのだろう。  
「ここはドッコイダーに変身して逃げるしか」  
ドガシャ!  
遅かった。  
ドアは大破した。  
とんでもない状況なのに鈴雄は直るまで寒そうだなぁと思った。  
 
 
「コーチ!だ、だいじょーぶ!?」  
「鈴雄ちゃん、大丈夫!?」  
「大丈夫ですか、鈴雄さん」  
 
瑠璃に沙由里に栗華。  
 
「すぐに消毒を!!!」  
「・・・・一応来たぞ」  
 
ピエールに栗三郎。そして。  
 
「おう、鈴雄」  
 
朝香だった。  
 
「終わったぁぁぁぁぁぁぁぁ」  
「お兄ちゃん、動かないで!腫れがひどくなるかも」  
「コーチ!頑張って!」  
「鈴雄ちゃん、負けちゃだめよ」  
「すぐに治療法を捜します」  
「え?」  
 
瑠璃は子供だ。だから勃起のことがわからないのはわかる。  
だが、沙由里と栗華が知らないのはちょっと以外だった。  
栗華はそういうのにうといのかもしれない。  
だがボンッキュッボーンな沙由里が知らないのは栗華以上に以外だった。  
性教育を受ける前に犯罪者になっちゃったのかもしれないけど、  
沙由里=ヒヤシンスという事実をしらない鈴雄はわけわかめのみそしるだった。  
 
「坊主、大変じゃな・・・まぁここは栗華に任せるとして」  
「お祖父様!」  
「いや栗華、ちょっとわしは用があっての」  
「用ですか?」  
「ヒソヒソ(ドッコイダーとネルロイドガールを倒すメカの作成じゃよ)」  
「そうですか・・・」  
「じゃ、わしは帰るぞ。」  
 
栗三郎は逃げて行った。  
 
「ピエール、貴方も帰りなさい」  
「え!?しかしお嬢様」  
「ここは私が治療した方がいいってことなのよ!」  
「お嬢様・・・・わかりました。では失礼します。鈴雄さん、お大事に〜」  
 
ピエールも去って行った。  
女だけになってしまった。  
 
「何でこ〜なるの」  
鈴雄は思い浮かべた。子供相手に勃起した情けない事実を背に人生を歩む自分。  
ロリコンのレッテルを貼られる自分。コスモス荘追放。オタンコナス社敗北。  
「それだけは阻止せねば」  
でも、この状況。鈴雄は何もできなかった。  
 
「ま、高みの見物といくか」  
女性人の中でただ一人「腫れ」の正体を知っている朝香はニヤニヤしながら  
鈴雄がタンポポと瑠璃に取り押さえられ沙由里にズボンとトランクスを脱がされる様子を見ていた。  
 
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「うわぁ・・・ひどい腫れ」  
「どうしよう・・・」  
「うーん」  
三人が鈴雄の「腫れ」を直すべく考えている。  
もう鈴雄は諦め状態に達していた。  
(もうだめぽ)  
勃起したチンポは見られ続けて収まる気配を見せない。  
「・・・私、治療法を捜してくるわ!」  
「私も行きます!」  
「・・・じゃ、俺も行ってくっか・・・」  
突然そんなことを言い出して沙由里、栗華、朝香はアッという間に  
部屋を飛び出していった。  
 
「いっちゃった」  
「瑠璃ちゃん、どうしよう」  
「こういう時は・・・・」  
瑠璃は数分考えた。そして  
「舐めれば直るかも!」  
「ナイスアディ〜ア!」  
「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」  
最悪のアイディアである。(鈴雄にとっては。)  
「お兄ちゃん、しみると思うけどがまんしてね」  
そんなことをいって二人は即座に鈴雄のスーパマグナムT(仮称)を舐めだした。  
(うわぁぁぁぁぁぁぁ、二人ともぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。  
 行ってはいけない世界にゆくなぁぁぁぁぁぁぁぁ!)  
それでももう二人は行ってはいけない世界の住人になってしまっていた。  
「うっ」  
鈴雄は思わず声を出してしまった。  
「お兄ちゃん、我慢して」  
無理である。  
 
一方朝香は。  
「ふぃー。少ししたらまた見物に行くか。」  
もちろん真相をしっている朝香は治療法を捜しになんて行ってない。  
ビールを飲むために出てったのである。  
「そーいやアイツらがあのことを知らないとはな・・・ん?」  
朝香は机の上の小包に気づいた。  
「なんだこりゃ?」  
開けると、薬と説明書らしき紙が入っていた。  
「何々・・・『ミニビタドリンク』・・・・人にかけたり飲ませたりすると  
 小さくなれるか・・・・なんでこんなもんが俺の所に・・・そうだ!」  
朝香は何かを閃いた。そしてその薬を飲んだ。目的は・・・・タシーロであった。  
一方栗華は。  
「・・・というわけで、何か治療法・・・知りませんでしょうか?」  
「そんなこといわれてものぉ・・・・」  
第二の真相を知る人物・栗三郎は栗華に問い詰められてちょっと焦っていた。  
「栗華、それは・・・・・(ピコーン!)そうだ!」  
栗三郎はいたづらを閃いた。  
「何でしょうか・・・?」  
「ちょっとアレだが、一つ直せる方法があるぞ」  
「本当ですか!」  
「じゃ、まずお前の体を調整するぞ」  
アッとい間に調整は終わった。  
「で、治療法じゃが・・・(ホニャホニャホニャホニャホニャホニャ(中略)ホニャホニャホニャ  
ホニャホニャホニャ)・・・というわけじゃ。」  
「・・・・・・」  
栗華は真っ赤になっていた。  
「・・・・行ってきます!」  
「おう。頑張るんじゃぞ」  
「はい!」  
栗華は鈴雄の部屋へと向かった。騙されてるとも知らずに。  
「まぁ、一種の親切でもあるしの」  
栗三郎は数十分もニヤニヤしていた。  
 
一方沙由里は。  
「うーん、この本にもないわ」  
「お嬢様、これで全部です」  
図書館で医療関係の本で必死に調べていた。  
もちろん病気の欄には載ってるはずもない。  
別の方には載ってるのに、沙由里はフツーに見逃していた。  
「何かひっかかるものがあるんだけど」  
沙由里は知らなかったのではなかった。ただ単に忘れていたのだった。  
「・・・まぁいいわ。さっさと調べないと、鈴雄ちゃんが」  
分厚い本はまだ20冊ぐらい残っていた。  
先は長そうである。  
そして鈴雄部屋。  
「ぐ!・・・(ヤ、ヤバイ・・・イっちまう・・・)二人とも、・・・う、膿が出るから離れろ!」  
イきそうになった鈴雄は思わず二人を付き飛ばした。  
んでイっちゃった。天井まで届いた。  
「コーチ、大丈夫ですか!?」  
「まだ直らないよ・・・・もっと舐めなきゃ」  
「いやもうほっといt」  
ガチャ。  
「栗華さん!」  
「鈴雄さん・・・ちょっと・・・・あの、お二人とも別の場所に行ってくれないでしょうか」  
「えー!何よ!コーチの腫れは私が直すのよ!」  
「そうよ〜!このまま舐めていれば」  
栗華は黙ってチラシを見せた。  
大食いコンテストのチラシだ。一等賞はタマタマランドペアチケットとあった。  
「・・・・栗華、後は任せたわ!私はその大会に出るべきなのよ!」  
「私も行く!」  
「・・・小鈴ちゃんはひっこんでていいのよ・・・・」  
「瑠璃ちゃんもお兄ちゃんを診ていたら?」  
「私は行くわ!」  
「私だって!」  
鈴雄そっちのけで二人は走っていった。  
 
鈴雄は二人が見えなくなるまで呆然と見つめていた。  
そして鈴雄は振り向いた。  
「あー・・・助かりましたよ栗華s」  
そこには全裸の栗華がいた。  
鈴雄驚愕!  
「くくくくくくくくくくくくくくくくくく」  
鈴雄は壊れたラジオになった。  
萎えかけていたチンポも元気を取り戻した。  
「一つ、その腫れを直す方法を見つけたんです」  
「がいdhぎどgひおsdgほしあ」  
鈴雄混乱!  
「お祖父様に聞いたのですが、その方法とは・・・  
「ああああああああああああああ」  
「その・・・・を・・・で」  
流石に「胸を揉んで」なんて純情乙女な栗華ちゃんは言えるはずもなかった。  
でもそのかわりにジェスチャーで示した。  
「ええええええええええええええええ」  
混乱しながらも理解できてしまう鈴雄だった。  
「それで・・・・腫れモノを・・・ここに入れて・・・膿を・・・・出す・・・そうです」  
ココとは紛れもなくアソコである。毛も見事に生えていた。  
その行為は治療じゃないよセックスだよなんて鈴雄がツッコめるはずもなかった。  
そして栗華はそのまま鈴雄の手を自分のバストに導く。  
沙由里や朝香ほどなくても結構あるバストだった。  
 
桜咲鈴雄20歳。とうとう禁断の世界に足を踏み入れてしまった。  
 
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「んっ・・・ふぅ・・・・」  
栗三郎による改造により感じやすくなった栗華のかなりイヤ〜ンな喘ぎ声を  
聞いて鈴雄はものすっごぉぉぉぉぉぉぉおく赤くなった。  
もちろんビッグマグナムもギンギンのベラボーに元気だぜベイビーである。  
んでもって鈴雄が震えてると見事に栗華の乳首をピンポイントで摘んでしまうわけで。  
「あぁっ・・!・・すずおさんっ・・・・」  
「アアああしアdhサだS後めんごえmごおえmごえmごえ」  
その頃鈴雄の脳内では!  
「隊長、ADフィールド装着しました」  
「うむ・・・だがこのままではヤツが暴走するのも時間の問題」  
「隊長、GTフィールドγ完成です」  
「おお、大至急装着するのだ!暴走をなんとしてもくいとめねば」  
・・・・といった感じの修羅場があったらしいがそんなことはどうでもいいので本題にもどる。  
(どうするか・・・・@逃げる・・・無理だ。絶対無理だ。ズボンないし  
 Aホントのことをいう・・・無理ぽ。この状況でそんなことはできやせん  
 となると・・・・Bこのままセクース続行・・・・しかないのかああああああああ!!!!!  
 なんでじゃああああああああ!!!!!だれだこんなことにしたのは!)  
あびょーんって顔で鈴雄は心の中で叫んだ。  
彼は自分が既にオッパイをこねていて(半強制的)栗華の喘ぎ声を聞いてるという事実を忘れていた。  
(ん?なんか寒い)  
いつの間にか鈴雄は全裸になっていた。  
「ぁっ・・・・すみません・・・っ・・・ごさ・・・どうで・・・・あぁ・・っ」  
(あびょ〜ん)  
やっぱり誤作動?アンタはロボットなんですかっ!?とツッコめる状況じゃなかった。   
 
それにしてもここまでして出ないのは快挙である。だが、その時!!!  
「きゃ・・っ・・・」  
「おわぁ」  
二人は同時にこけた。バランスを崩したのだ。・・・こけただけだったらいいのだが・・・  
「すみません・・・・」  
栗華の体制がヤバかった。なんたってM字なのだ。Mの次はNなのだ。  
Mでモンスターって単語を作れるのだ。  
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)  
その頃脳内では。  
「大変です!GTフィールドγが・・・」  
「なんだと!・・・もはやこれまでか」  
「あの方・・・どうなるのでしょう」  
「わかることは一つ」  
「性的な暴走を始めるだろう・・・」  
隊長の言葉通り鈴雄は性的な暴走を始めた。ものすごぉぉぉく勇気がでてきた。  
「栗華さんっ!」  
「は、はいっ・・・?」  
「あのっ、治療・・・・本番・・・いきます!」  
ちょっと暴走前の気の弱さがにじみ出ている。  
 
「えっ・・・そんな・・・あっ」  
突如ものすごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉい力を発揮した鈴雄は栗華を壁の端まで追い詰めた。  
壁はザラザラしてなかったので栗華の背中は痛くなかった。  
ロボットに感度とかねーんじゃねーか、というツッコミがくるのでお答えすると、  
感触とかないと人間として生活するのに不便だからである。  
そして鈴雄はビックマグナムを取りだし!(最初から出てるって)  
「鈴雄さ・・・・」  
 
突き刺す!  
「あぁぁぁっ!」  
栗華は赤くなった。そりゃぁ凄い程に。茶もわかせるに違いない。  
鈴雄はきもちよかった。そりゃぁ凄い程に。脳内気持ち良いランキング第一位を獲得する勢いだ。  
んでもって彼は動き出した。普段のヤツからは考えられないほど凄い速さだった。  
「あぁっ・・・はぁっ・・・っ・・・おさぁん・・・・んぁっ・・・・・いで・・・すぅっ・・ぁぁっ」  
「栗華さんっ・・・・俺・・・俺ぇっ・・・・!」  
「はぁんっ・・・もう・・・・ダ・・・・ぁっ・・んぁぁっ、っちゃ・・・いま・・・・はぁっ、す・・・!」  
「くぅっ・・・・行きます・・・・よっ!」  
すんげぇ量が出た。  
 
どぴゅっ!どくん、どくん・・・  
 
 
例の行為が終了して三十分。  
二人はまだ繋がっていた。  
このままでいたいと要求したのは栗華だった。鈴雄は快諾した。悪くないと思ったし少し腰を休めたいからだった。  
しかし・・・・  
「コーチただいm」  
「お兄ちゃん!優s」  
「鈴雄ちゃん、そr」  
「鈴雄君!恥ずk」  
瑠璃・小鈴・沙由里・ピエールの帰還である。  
そして皆そろって顎を外した。  
愛するコーチが。  
お兄ちゃん(仮)が。  
可愛い鈴雄ちゃんが。  
数少ない男組の鈴雄君が。  
女性。しかも栗華と裸で抱き合っている。  
しかも沙由里は気がついた。鈴雄と栗華が繋がっていることに。  
 
「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」  
沙由里狂う!  
「ギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!」  
瑠璃逃亡!  
「お兄ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!考えなおしてぇぇぇぇぇぇぇ!」  
小鈴号泣!  
「あぁ、凄く羨ましい」  
ピエール馬鹿!  
そして窓に地団駄をふむ影が。(窓にヒビもいれていた。)  
朝香だった。  
「くっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!殺ぉぉぉぉぉぉぉぉす!!!!」  
ちなみに何故こんなにもキレてんだ、と我に返るのは薬の効力が切れる十分前だった。  
「違うんだぁぁぁぁぁぁぁ。これにはわけがぁぁぁぁぁぁぁ」  
鈴雄の説得も虚しく、暫く白い目でコスモス荘メンツに見られるようになりましたとさ。  
「これなら勃起がばれてた方がよかった」 
 
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