『じゃ…続けるぞ?』  
「…うむ」  
以下 続き  
『よし、じゃあまずは…うーん…』  
何から手を付けてよいか迷うアクジを、あやめが制止する。  
「あ、少し待ってくれ」  
『ん?』  
「その…万一制服が汚れたら明日学校に出れない。手錠を外して服を脱いでおきたいのだが」  
(あぁなるほど、たしかにな…)内心で頷いたアクジは手錠を外してやった。  
ガチャッ!ゴトンッ!  
「ふぅ…腕が自由に動くのは気持ちいいな。さて…服を脱ぐ前に…」  
軽い腕の運動を終えると、あやめはすごい形相でアクジを睨んだ。  
『な、なんだ…その…悪かったよ』  
思い当たる節が多すぎて何を怒っているかわからない。アクジはとりあえず無難に謝ることにした。  
「…策にかかったのはあたしの力不足…キミのした事を今さらどうこう言うつもりはない。今日のところはキミの欲求の相手をしてやる」  
『ホッ……ん?じゃあ何怒ってんだ…?』  
「…キミが先ほど懐に入れた物を出せ。早くしないと…殴るだけでは済まない」  
『懐に入れた物…?あぁ!さっき脱がしたあやめのパンt…わ、わかった!返すからその腕の力を抜け!』  
ポケットから下着を取り出し、あやめに返す。  
「ふぅ…まったくキミというやつは………。…しばらく向こうを向いていろ」  
『向こうって…壁しかないぞ?』  
「だから壁の方を向いていろ。…服を脱ぐのを見られたくない」  
『どうせ裸になるんなら今見ても……』ゴツッ!  
『い…ってぇぇぇ!』  
「変態。とにかく向こうを向いていろ」『うっ…わかったよ…』  
これ以上タンコブを増やしたくないアクジは、素直に従うしかなかった。  
 
「……お、終わったぞ」  
『おぅ……イテテ…』  
頭をさすりながらアクジが振り返る。すると胸部を腕で、秘部を手で隠したあやめがかつてないほどに顔を赤らめて立っていた。  
「ネコとミルクックマのシールの礼と、あたしを罠にかけたその度胸に免じて今日限りはキミの相手をしてやる。」  
『よし、こっちも殴られた礼だ。今日限りと言わず毎日オレが欲しくなるまでお前を追い詰めてやる』  
「フッ…あたしが屈服する前にキミが真っ先に果てるな。あたしもこんな経験初めてだが、キミに負ける気がしない。」  
『言ったな…ならさっさと始めようぜ?先にイった方の負けだ!』  
制服の上着を脱ぎ捨てたアクジが言葉通りの勢いであやめをソファーに押し倒す。  
胸を隠していたあやめの腕をどかし、その乳房に食らいつき、その頂点の突起を舌先で弄ぶ。  
「ん…っ…!く…っ」  
気を緩めると負けだとばかりに、あやめが喘ぐ声を押し殺す。  
愛撫を続けつつアクジは左手であやめの乳房を、あやめの体下に滑り込ませた右手で後ろの穴周辺を攻めていく。  
「あっ…あぁ…くっ…ん…」  
押し留めていた声が次第に漏れていく。あやめが感じているのを聞いて取り、乳房から顔を離したアクジは次の行動へ移る。  
『よし…そこだ!』  
少しばかり身を乗り出してあやめの唇を奪い、さっきのように唇の間に無理やり舌を突っ込む。  
「んんっ!あ…んっ…ん…はぁっ…」  
アクジの舌があやめの口をかき乱す。ただ舌を絡めるだけだった先ほどとはまるで違う。  
初めて味わう小気味よい感触にあやめは、気付かない内に虜と化していく…  
 
胸と口への度重なる愛撫に、あやめの体が熱を帯びていく。  
『どうだあやめ、魔女神判の時よりは気持ちいいんじゃねえか?』  
「ん……はぁ…こ、この程度であたしが満足すると思ったか…?まだ…た、足りないな…」  
正直に求めるのも癪なので、それとなく先へと誘導させる。それを聞いてとったアクジはズボンと下着を脱ぎ捨てた。  
『おっし、ならそろそろ入れるぜ?痛かったらすぐ言えよ?』  
「う、うむ」  
流石に不安がるあやめの目にアクジの棒が映る。  
(か、かわい…くはないな。あれが聖夜先生の言う『男の子の固くてたくましい武器』とやらか…)  
棒の先が穴に触れ、少しずつ飲み込んでいく。入れる際に開いた秘部から愛液が伝り垂れる。  
「あっ……あぁん……く……はぁっ…」  
『うっく……ふぅ……なんとか入ったぞ』  
「お…思ったより長くて太いな…これ以上大きいとあたしが壊れそうだ」  
ゆっくりと前後に抜き差しを繰り返す。次第にスピードが増し、あやめの体、とりわけ乳房が激しく揺れる。  
「ん…キ…キミ…あぁっはぁぁっ…」  
倒れかかって来たアクジの体にしがみつくあやめ。流れ出て来た愛液がソファーに染みを作り、広がっていく。  
『うっ…あ、あやめ…オレもう…』  
「ま、待て!あ、あたし…は…っ…!」  
『はぁっはぁっ…う…うあっー!』  
アクジが棒を引き抜き、それと同時に亀頭から白液がドッと飛び出る。  
押さえる物が手元に無かったので液は勢いよく床へ飛んだ。  
『はぁ、はぁ…はぁっ…はは、オレの負けだな…』  
その場の床にへたり込んだアクジは、ソファーのあやめへと目をやる。  
「キミというヤツはっ!自分一人だけイくなど…あたしの立場はどうなる!?」  
『い、いや、先にイッた奴が負けの勝負だろ?お前の勝ちじゃねぇか』  
「なら勝者として命じる。もう一度だ。その…あ、あたしだってイ…イきたいんだ」  
『おいおい、オレはもう疲れ…』  
「ならあの天使に告げ口でもしよう。キミを善人にしてもらう。さ、イヤなら早く続きだ」  
『マジかよ…』  
その夜、アクジは疲労で眠り潰れるまであやめの相手をしたとか。  
あやめはあやめである種の快感に目覚め、『善人にする』との弱みを突きつけて何度もアクジと行為に及び、  
影でアクジに色魔巫女やら淫乱メイドと呼ばれることになる…  
 
終わり  

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