まほは内腿に感じた生暖かい風……彼女の前でしゃがみこみ、彼女が魔女である証を探す青年、西村アクジの吐息に身を震わせた。  
 彼女の頬が羞恥から紅く染まるのを見つけた目敏い親父天使は、  
 
「いひひひ、やっぱり魔女ってのは淫乱なんですかねェ…」  
 
 違う! まほは声を大に否定したかったが、太腿を撫で回されるむず痒く、同時にくすぐったい感覚に堪えるのに必死だった。  
 
 目を閉じ、口元を抑えて堪えていたまほだったが、アクジの吐息をショーツに感じた時、慌てて彼の頭を押しのけようとしたが…。  
 
「ダメですよー、下僕の邪魔しちゃ」  
 
 いつの間にか背後に回っていたルルこと親父天使によって、両手を巧みに縛り上げられてしまう。  
 
 まほは懇願するような目でルルとアクジを交互に見るが、天使とは思えないほどに邪な笑みを見たとたん、彼女の表情は、  
 
人生\(^o^)/オワタ  

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