ロザリーと部屋で談笑してて、少し、話がそういう方向にいったんだ。  
そしたら、突然ロザリーが、「どうせ全部えっちぃ本からの知識なのじゃろう、アデルは童貞ではないか」  
とか言い出して、俺は腹が立って「うるせ〜な、寝込み襲うぞ」  
って怒ったら、ロザリーは「アデルにそんな度胸あるわけなかろう。余は魔王の娘じゃぞ」って笑ってたのだ。  
ムカついたから怖がらせてやろうと思って、押し倒して両腕押さえつけたら、  
驚いたような顔で俺のことを見てるじゃないか。そして、俺が冗談で顔を近づけたら、  
「なっ! なにをする…!」って叫んで顔背けて、少々やりすぎたか、と思ったら、  
「余は…初めてなのじゃぞ……」って小声で囁かれて、  
俺は冗談のつもりだったんだが、ロザリーの可愛さに耐えられなくなり  
 
(省略されました。続きを読むには「ロザリンかわゆす^^」と書き込んで下さい)  
 
「賛成!」  
「賛成!」  
「さんせ〜」  
「ロザリンかわゆす^^」  
 
「続きを読む」が可決されました!  
 
 
俺は冗談のつもりだったんだが、ロザリーの可愛さに耐えられなくなり、少し強引に唇を奪った。  
「ん……っ」  
ロザリーは最初こそ驚いたようだったが、すぐに目を瞑ってたどたどしく舌を絡めてきた。  
舌と舌とが唾液を通じて一体化したような感覚。  
俺の一部とロザリーの一部が触れ合っているという事実だけで、俺は例えようもない高揚感に包まれていた。  
俺は興奮に身を任せ、乱暴にロザリーのドレスの胸元を引き下ろす。  
「ば、馬鹿者! も…もっと優しゅうせい……」  
「あ…ああ。すまん」  
ロザリーの言葉に、もう少し優しくしようと思ったんだが…  
俺は、露になったロザリーの陶器のように白い肌、豊満な乳房を前にして自制心が限界を迎えていた。  
「悪い……実は、俺も経験がないんだ。だから、上手く出来るかどうか自信ねぇけど…」  
「お主……レディの扱いがなっておらぬと思うたら…」  
「……何だよ。お前だって初めてじゃねぇか」  
「こ、この無礼者め! 余を誰じゃと心得ておる。余は魔王ゼノンが一人娘…」  
「ふん。そんな格好で言われても説得力ねぇっての」  
俺がそう言った後、ふと二人とも我に返っちまって……ロザリーは顔を真っ赤にして胸を手で隠したまま黙っちまった。  
 
 
「…………」  
「…………」  
沈黙が気恥ずかしい。一度やりだしたことを引っ込めるのは男じゃねぇ。  
だが……二人の関係のためにもここは冗談で済ませちまったほうが…  
「何をしておる……余は、構わぬと申しておるのじゃ。男ならばそれくらい察せい」  
意外な一言がロザリーの口から出た。顔は相変わらず真っ赤なままで、目を逸らしたままだけどよ…  
「いいのかよ…俺、止まんねぇぞ」  
「よい……アデルとなら、余は…」  
俺は言葉を遮るように強くロザリーを掻き抱いた。  
胸を隠す腕を払いのけると、首筋から乳房にかけて貪るようにキスを繰り返す。  
「はぁ……あぅっ…ア、アデル…」  
俺は乳首を強めに吸いながら、反対側の乳房を手の平で弄ぶ。  
時に激しく揉みしだき、時に優しく撫で回しながらその感触を十二分に楽しむ。  
「先のほうはダメじゃ……余は、余は…」  
「じゃあこっちならいいんだな?」  
長いスカートを一気に捲り上げると、既に染みができているショーツに指を這わせる。  
じっとりと湿ったその部分を指で摩ると、粘着質な音が聞こえてくる。  
「くぅっ……あぁ…!」  
ロザリーの羞恥と快楽が入り混じった声に興奮した俺は多少てこずりながらショーツを下ろした。  
顔を赤くしたまま顔を背けるロザリーに声をかける。  
「その…何て言ったらいいかわかんねぇけど、綺麗だぜ」  
「…馬鹿者……」  
 
ジッパーを下ろし、既に我慢が利かないモノを取り出す。  
ロザリーの目が俺の下半身に釘付けになる。  
そこには張り裂けんばかりに大きく膨らんだモノが、くっきりと天井を向いてそそり立っていた。  
……そんなに見るなよ。恥ずかしい。  
「な、なんじゃそれは……そ…そのような大きなものが入るわけないであろう」  
「じゃあ、ここで止めるのか?」  
膨れ上がり、硬くなったモノをロザリーの秘所に擦りつける。  
これも、ロザリーの言う「えっちぃ本からの知識」なんだが。  
「あぁ! ハァ……ハァ…!」  
だが、ロザリーの快感を煽るには十分だったみたいだ。  
泣きそうな顔―― それでも本人は精一杯強がっているんだろうけどな ――でこう言ったんだ。  
「こ、これ以上レディに恥をかかせる気かお主は……無礼者…ぶれいもの…!」  
「わかったよ。それじゃ……いくぞ?」  
腰の下に手を入れ、少し下半身を浮かせると濡れそぼった秘所にモノをあてがった。  
そして腰を一気に突き入れると……僅かな抵抗感を先端に残して、ロザリーの処女は散った。  
 
「〜〜〜っ!!」  
ロザリーが背中に爪を食い込ませてくる。  
だが、コイツが感じている痛みに比べればこんなもの……  
「…大丈夫か?」  
「く……ふ…っ あ……よ、余を誰じゃと心得ておる…」  
「魔王ゼノンの一人娘、だろ。わかってる」  
「まだ動くでないぞ……そのままじゃ…」  
「このままだな?」  
「手を…繋いでおれ……」  
「いいぞ」  
「余と……これから先もずっと共におれ」  
「ああ…って、それ…お前…」  
「何度言わせる気じゃ。レディに恥をかかせるでない」  
破瓜の痛みに耐え、涙を流しながらの告白。  
その姿がいとおしくて堪らなくなった俺は、  
ロザリーを抱きしめたままゆっくりと腰を動かし始めた。  
 
「っ! 痛……い…あっ ああぅ!」  
「すまん……だが、俺は…うっ」  
中はキツく締め上げてくる上に、熱くて…油断するとあっという間に出しちまいそうだ。  
快感と情欲に身を任せ、何度も腰を打ち付ける。  
「はぅ……あ、ああぁっ…! んはぁっ…」  
ロザリーの声に甘い響きが混じる。  
コイツも気持ちよくなってるんだ、とわかったら俺の頭は白くぼけていって……  
「あっあっああぁ! アデル! アデル!」  
「……くっ 出すぞ!」  
「熱…! あっふああぁ……ぅ…」  
ひときわ強く腰を打ち付けると、奥に何度も熱い白濁を放った。  
長い長い射精が終わると、俺はそのままロザリーの横へ倒れこんだ……  
 
 
何事もない朝。いつもどおりの家族との食事。  
「今日の朝は何じゃハナコ。余はハラペコじゃ」  
「今日はねー、元気が出るものにしておいたよっ」  
はぁ? 何で朝っぱらからこんなクドそうなものが出てくるんだ?  
「ふふふ。アデルちゃんたらもう大人ねー。ママ、早く孫の顔が見たいわ」  
「ははは…ママ、そんなにからかったら本人たちに悪いじゃないか」  
ま、まさか……昨日の晩のこと…!  
「馬鹿者……この犬小屋のような家でどうして他の者に気付かれぬか」  
ロザリーが顔を真っ赤にしてこっちをにらんでる……やべぇな。  
「アデルさん、むっつりスケベでケダモノだったんですねぇ。女の子なら誰でもいいって感じですか?」  
「そ、そんなんじゃねぇよ! 俺はアイツのことだけが…!」  
そこまで言って俺は自分の失言に気がついた。家族の連中がニヤついてやがる。  
俺は視線に耐え切れなくなり、別の意味で顔を赤くしたロザリーの手を引いて家を飛び出した。  
冗談じゃねぇ!  
 
――アデルとロザリーが走り去った後、わいわいと騒ぐ一同の中で二人だけが何も理解できずにいた。  
   雪丸とタローである。  
 
「やっぱり朝は牛乳だねー。ところで、みんな何の話してるのかなー?」  
「さぁ……拙者にもよくわからないでゴザルよ」  
 
     END  
 

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