夕闇照らすホルルト村……  
 
 村の家々からは死角となる場所で重なり合う二つの影。  
 
「ア、アデルさん!いけません私達は師匠と弟子の関係でそれ以上は…」  
 
 赤魔法使いのマジ子タンに迫る筋肉ネクタイ。  
 
 「だっダメです!!こんな…外ででなんて…」  
 
 「ならベッドの上でならいいのかな?嫌な訳ではないんだろ?」  
 
 とろける様な甘い声色で囁く、上着はピッチリしたの派バトルマニア。  
 
 「そんな聴き方は卑怯です…」  
 
 涙を浮かべながらも激しい胸の高まりに頬を紅く染め、自分の敬愛する師匠の逞しい腕に抱かれる。  
 
 「やっ…優しくしてください………」  
 震えながら言葉を紡ぎ出す。  
 
 「…俺もそんなに経験がある訳じゃない…保証は出来ない……」  
 
 文字通り今一つになろうとする影………  
 
「あっ…あぁん!!」  
 
 
 
 
 
 「あっいやん!あんっ!ぽっぽこん!あぁん!!ぽっぽぽぽ、ぽこーーん!!!」  
 
 
 また萎えた  
 

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