まずはこの小説から出てくる人物紹介を。
キャラクターボイス(以下、CV)は僕の勝手な想像ですのでご了承下さい。
アリサ(アリサ・グランディヴィナ) 赤魔法使い
ラハールの2番目の弟子。素質は“天才”。
魔界魔術師御三家のグランディヴィナ家のご令嬢。
活発的な性格であるにくわえ、かなりのマイペース。
遊び好きで、敵と戦うのも遊びの一つと考えている。
しかし意外なほど頭脳明晰で、時折見せる冷静な口調は普段からは想像出来ない。
人の名前に、“〜ちゃん”をつける。
(ラハールに対しては、ちゃんと『殿下』と呼ぶ。)
生まれながらに頭に小さな傷痕がある。
一人称は“あたし”。
158cm。1700歳。
CV:折笠富美子
代表作:ガンダムSEED DESTINY メイリン・ホーク
エイミー(エイミー・リストレイン) 戦士♀
ラハールの3番目の弟子。素質は“天才”。
アリサとは幼なじみで、暴走してしまいがちなアリサの抑え役でもある。
多くの宮廷騎士を輩出しているリストレイン家出身の一人娘。
若くして“パラディン”の称号を持つ。
パラディンは名誉と誓いを重んじ、弱き者のために戦う聖騎士に与えられる称号。
一人称は“私”。
162cm。1743歳。
CV:坂本真綾
代表作:ガンダムSEED DESTINY ルナマリア・ホーク
職業とは大きく分けて3種類ある。
男女共通用、男性専用、女性専用とある。
専用といっても転生すればその職業になることは可能だ。
たとえ男性でも女性専用職業に転生することができる。
ただしその職業になるとその性別に変化する。
つまり一種の性転換である。
しかし、もし3種類の内どれにも属さない新たな職業があるとしたら・・・。
―魔王城
ある日のこと、ラハールたち魔王軍は転生に来ていた。
転生のタイミングはいろいろある。
必要なマナが溜まった時、その職業で覚えられる魔法をすべて覚えた時、
髪の色に飽きた時(これは冗談)、様々な理由がある。
今日はラハールの弟子の戦士♀のエイミーと赤魔法使いのアリサが転生に来た。
ちなみに2人ともLv100だ。
アリサの場合は魔法を覚えるためにLv100まで成長した。
エイミーは魔法を覚えないため、いつ転生しても良かったのだが、
アリサとはほとんど同じ時期にラハールの弟子になったためと、
小さい頃からの幼馴染みであるため仲がいい。
しかし、仲がいいのを通り越してお互いに片思い状態になってしまったのだ。
もちろん、相手が自分のことを好きだというのを知る由もない。
そんな2人は同じ時に転生しようと誓い合ったのだ。
今日がその日である。
「ラハール殿下の弟子の、
エイミー・リストレインとアリサ・グランデヴィナです。
本日は転生をしに来ました。」
「では、この紙に名前、師匠の名前、本日の年、日付、時刻、年齢、
“転生前の職業”に現在の職業をしっかり書いて、実印を押してください。
“転生後の職業”の欄は転生が終わった後に書いてください。」
「はい。」
エイミーとアリサは紙にしっかりと書き、実印を押した。
「あっ、そうそう。今日から新しい職業が増えたんです。」
「え?」
ラハールたちを含めた全員が疑問を感じた。
なぜなら、最上級職とされる魔人、天使兵、地球防衛軍兵士も出現させており、
それらの第6段階まで出現させているからだ。
また、その他の職業もすべて出現している状態なのだ。
「どういうこと? 何か隠し職業でもあったの?」
疑問に思ったエトナがプレネールに尋ねる。
「いいえ、本日より期間限定の職業を出したんです。」
「え?」
「皆様が魔物型をのぞいたすべての職業の出現をコンプリートされたので、
そのお祝いとして、期間限定で試験的に新しい職業を作ったんです。
もちろん、気に入らなければ、即、転生しても構いません。
ただし、その職業がどんな物なのかを試してから転生しても遅くはありません。
期間は本日より3ヶ月間です。3ヶ月で終了とさせていただきます。
ちなみに、新しい職業を存続させたい場合は、
わたくしの持っております“新職業存続”の紙に署名してください。
職業に関わらず5人の署名で新しい職業が正式に登録されます。」
「いくつあるの?」
「これがそのリストです。ご確認ください。」
エトナはプレネールからリストを受け取った。
「なになに・・・・。“戦士系”、“格闘家系”、“僧侶系”、“魔法使い系”、
“アーチャー系”、“魔法剣士系”、“侍系”、“天使兵系”・・・。
・・・・ってこれ全部出てるやつじゃないの?」
「いいえ、もう1度リストをよくご確認してください。
微妙な違いがあるはずです。」
「微妙な違い?」
エトナはもう1度リストを見てみた。
「・・・・ん? これって・・・・。」
よく見ると、その横には“♀”のマークがある。
しかし、このマークの下に、さらに別れ道があり、
船で使う“いかり”みたいなマークになっている。
「何のマークかしら?」
「エトナさん・・・・。」
フロンが小声でエトナに話し掛けてきた。
「何?」
「ちょっと耳を貸してください。」
フロンはエトナに耳打ちをした。
「もしかしてあのマークって、“・・・”って意味じゃないですか?」
「!」
エトナはフロンが言ったことに少し驚いたが、しばらくすると口元がゆるんだ。
「かもね・・・・。」
「おもしろそうじゃないですか?」
「そうね。それにあの2人、お互いに片思いなんだもん。」
実はエトナとフロンは2人の気持ちに感づいていた。
「これを機に、2人が両思いになればいいですね。」
「なれるかどうかは本人しだいだけど。」
エトナとフロンの内緒話が終わった。
「せっかくだからさ、なってみなよ。その新しい職業に。」
「そうですよ。何ごとも経験です。」
「それに、今までの職業と変わらないみたいだよ。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「それじゃあさ、もし気に入らなかったら、
イケニエ横丁で2人に新作バッグ買ってあげるから。」
「えっ?」
「ほんとですか?」
「約束するからさ、2人とも行ってきなよ。」
「はいっ!!」
エイミーとアリサは議会に入った。
「どうでもいいけどさ、こんな発案誰がしたの?」
「物好きな議員の方々です。」
「いや、それはわかるんだけど、そうじゃなくて・・・。」
「あっ、終わったみたいです。」
議会から転生を終えたエイミーとアリサが出てきた。
エイミーはスペース戦士、アリサは緑魔法使いに転生した。
「どう、どんな感じ?」
「ん〜・・・・。特に問題はないですね。」
「どこかひとつでも変わったと感じるところはありますか?」
「・・・・そういえば、何かこう、押し上げているような、
何かがピッタリくっついているような、そんな感じがします。」
「あっ、それ私も感じているよ。なんとなく違和感が・・・・。」
「失敗かしら?
まあ、試験的なものだったから、それは仕方ないのかも知れないけど・・・・。」
「とにかく、2人は部屋に戻ってください。
まずはその新しい体で普通に生活できるようにならないと。」
「新しい体って、別にどっかの錬金術師みたいに
義手や義足がついているわけじゃないんだから。」
「とりあえず、体が思い通りに動くかどうかのテストです。
転生したために、全然違う体になったのですから。」
「別の系統に転生したのならともかく、同じ系統なら大丈夫なんじゃないの?」
「それに、2人ともLv1になってしまいましたから、
改めてレベル上げしないといけませんよ。」
「たしかに、いくら強いクラスでも、Lv1じゃあ足手まといね。」
「というわけで、今日は部屋に戻ってください。
明日からリハビリを兼ねたレベル上げを行いますから。」
「はい。」
エイミーとアリサは自分たちの部屋に戻った。
―エイミーとアリサの部屋
ここはエイミーとアリサの部屋だ。
エイミーとアリサは一応1軍のため2人1部屋となる。
ここから少し解説。
この城で住む者には部屋が与えられる。
部屋割りは決まっていて、ラハールは言うまでもなく玉座の近くに部屋がある。
エトナもどこかにか部屋を持っている。
フロンはどこで寝ているのかは全くわからない。
その他の者の場合、1軍は2人1部屋。
部屋は1人用の部屋が2つ、リビング、ダイニング、
システムキッチン、ウォークインクローゼット、風呂場がある。
間取りは2LDKだが、2人が暮らすには充分過ぎる程の広さだ。
2軍は3〜4人1部屋。部屋は共同寝室、
クローゼット簡易キッチン、シャワールームがある。
いわゆるバンガローの様な構造なので、プライバシーのかけらもない。
着替えるための場所は自分で作るしかない。
また、3軍も存在し、彼らはキャラメイク&転生のリストを
埋めるためだけに存在している、哀れな存在なのだ。
レベルアップは、アイテム界などをクリアした時のボーナスの経験値で上げている。
3軍は部屋を与えられない。
格闘家(男)系のキャラたちは、1軍、2軍、3軍に関わらず、
問答無用で1つの部屋に入れられる。
他の部屋よりかなり広いのだが、見ていて暑苦しくなる。
ちなみに1軍はホテルにありそうなベッドか高級旅館にありそうな布団。
部屋を決める際に注文し(枕と一緒に注文する者もいる)、
完成して部屋に届くまでは床で寝る。
2軍は2段ベッドが2つ。
3軍はベッドも布団も与えられない。
「おなかすいたね〜。」
「食券買っておいたわよ。」
「ありがとう。早く行かないと席を取られちゃうよ。」
「うん。」
―数時間後
食堂で夕食を済ませた2人は風呂に入る準備をしていた。
「先に入るよ〜。」
「ん〜。」
ソファで文庫本を片手に持ってそれを読んでいた
エイミーは聞き流しているような返事をした。
アリサは脱衣所に入って替えの服や下着を竹かごの中に置いた。
「まずはパンティーを・・・・。あれ?」
アリサはパンティーを脱ぎかけている時に違和感を感じた。
「何だろ?」
アリサは股間の正面に手を回してみた。
ふにっ
「えっ?」
アリサの手の触れた物は生まれて一度もさわったことのないものだった。
「ま・さ・か・・・・。」
アリサはパンティーの真正面を引っ張って中を見た。
「キャァァァアアアアッ!!」
「えっ?」
アリサの悲鳴にエイミーが駆けつけた。
「どうしたの、アリサ?」
「ぐすっ・・・・、あのね、そのね。」
「ほら、落ち着いて。」
アリサは気が動転している。
それはエイミーもわかっていた。
「あの、その・・・・、あたしね・・・・。」
「とにかく、ソファに座って。」
「うん・・・・。」
アリサはとりあえず部屋のソファに座った。
エイミーはアリサの目の前にしゃがんだ。
「で、どうしたの?」
「あの・・・・、えと・・・・、とにかく、これを見て!!」
バッ!!
アリサは一気にスカートをまくりあげた。
「!!」
エイミーは絶句した。
アリサの股間には男性の象徴があった。
「これって・・・・。」
「ねえ、どうなってるのかな? こんなの昨日までついてなかったよ?」
「う〜ん・・・・。」
エイミーは少し考えた。
「あっ・・・・。」
「どうしたの?」
「あの時だ・・・・。」
「どの時だ?」
ポカッ(* `д´)=○)Д`)
「冗談を言ってる場合じゃないでしょ!」
「ごめん・・・・。」
「今日、転生をしたでしょ? たぶんあの時よ。」
「えっ? それってもしかして、事故?」
「違うわ。おそらくこれが新職業の正体よ。」
「え? え? え?」
「つまり、新職業はこういう体になっちゃうのよ。」
「えっ・・・・、ってことは、あたし男の子になっちゃったの?」
「ちょっと待って。アリサ、ちょっと足を開いて。」
「どういうこと?」
「いいから足を開いてみて。」
「う、うん・・・・。」
アリサは足を開いた。
「・・・・あった。」
「何、何?」
「女の子のほうもちゃんとあるのよ。」
「えっ、どういうこと? 男の子なのに、何で女の子のがあるの?」
「“ふたなり”って知ってる?」
「何それ?」
「エトナさんから聞いたんだけど、
“両性具有”、通称“ふたなり”って言って、
生まれながらに男の子のと女の子のが両方ある状態で生まれるの。
といっても、“ふたなり”が生まれる可能性はきわめて低く、
生まれたとしても人間界では手術をしてどちらかがなくなるの。
もちろん、男にするか女にするかは両親の判断にゆだねられるんだけど。
それと、“ふたなり”はたいてい戸籍上では女性なのよ。
もっとも、手術した段階で男か女かになるんだけど。
だから“ふたなり”の存在はきわめてまれなの。」
「じゃあ、あたしは女の子ってこと?」
「まあ、戸籍上はそうなるわね。」
「・・・・どうしよう。」
「え?」
「もう一度、転生しようかな・・・・?」
「とはいっても、転生してマナがすっからかんだから、
最低でも1回は戦闘に参加しないと。」
「そんな・・・・。」
エイミーはアリサの股間を見ていた。
「・・・・・・。」
「? エイミーちゃん?」
「ねえ、アリサ。あんたの“杖”、さわっていい?」
「杖? 杖ならあたしのベッドの横に・・・・。」
「そっちじゃなくてね・・・・。」
「?」
「私の目の前にある“杖”よ。」
「(ぽく、ぽく、ぽく、ぽく、チ―――――ン。)それって・・・。」
「そ、あなたの“杖”よ。」
「えっ? ええっ? えええっ?」
「いいでしょ? 別に減るもんじゃないし。」
「で、でも・・・・。」
「じゃあ、その体のこと、誰かに言える?」
「・・・・っ・・!!」
「ね、さわらせて。」
「・・・・・・。」
アリサは少し考えて答を出した。
「さわる、だけなら・・・・。」
「ありがと♪」
エイミーはアリサの“杖”をにぎってみた。
「あっ・・・・。」
(うわっ・・、本物だぁ・・・・。)
アリサの“杖”は本人の見た目とは正反対の立派な物だった。
「えっと、確かこれを上下させて・・・・。」
エイミーはアリサの“杖”を上下してみた。
「やっ・・・・。」
「女の子のほうも・・・・。」
「ふあっ・・・・。」
アリサは無意識のうちに親指をくわえた。
「だ、ダメだよエイミーちゃん・・・・。」
「何がダメなの?」
「だ、だって・・・・。あっ、なにか、くるっ・・・・。」
「え?」
「ああっ・・・・!!」
びゅくっ!!
「きゃっ!」
アリサの“杖”から白い液がふき出した。
エイミーの顔に白い液がくっついた。
「はあ・・・・、はあ・・・・。」
「アリサの、熱い・・・・。」
「ご、ごめんねエイミーちゃん・・・・。」
「私なら大丈夫だよ。」
「でも・・・・。ってあれ?」
アリサはエイミーの股間を見た。
「?」
エイミーは自分の股間に視線を落とした。
「!」
エイミーは驚いた。
彼女もまたアリサと同じ物があったからだ。
「エイミーちゃん・・・・。」
「あはっ、私にも生えてたみたい。」
そう言うとエイミーは短ズボンを下ろしてパンティーを脱いだ。
「ね、アリサ。私の“剣”をなめてみて。」
「“剣”って・・・・、それ?」
「そ。」
「う、うん・・・・。」
「やり方わかる?」
「漫画見てなんとなく・・・・。」
アリサはエイミーの“剣”をにぎってみた。
「行くよ・・・・。」
アリサは舌でエイミーの“剣”をなめて、そこから先端に移動させた。
「あ・・・・。」
アリサは続けてエイミーの“剣”を口に含んだ。
「ん、んむっ・・・・。」
アリサは舌を動かしていく。
「いっ、あっ・・・・。」
(あたしの口でエイミーちゃんがこんなに気持ちよさそうに・・・・。
なんか、うれしい!!)
「あ、そこ・・・・。」
(あたしもエイミーちゃんのを
口に含んでこんなえっちなことをしてるって思うと・・・・、
また勃ってきちゃった。)
「あっ、出るっ・・・・。」
どくっ、どくっ!!
エイミーの白い液がアリサの口に満たされた。
「ぷはっ・・・・。」
ごくっ
アリサは口の中の白い液を飲んだ。
「ちょっと苦いけど、おいしい・・・・。」
アリサは少し恍惚の表情になっていた。
「あっ・・・・。」
エイミーの“剣”は硬いままだった。
「エイミーちゃん、まだ元気だね。」
「・・・・うん。」
「ねえエイミーちゃん、あたしのベッドに来て。」
「?」
エイミーはわけがわからないままアリサのベッドに行った。
アリサはベッドに腰掛けた。
「エイミーちゃん、“剣”を収めるのは“鞘”だよね?」
「ん? ・・・・まあね。」
「じゃあさ・・・・。」
アリサは右手で右足を持ち上げた。
「エイミーちゃんの“剣”を、あたしの“鞘”に収めて。」
「! アリサ、今自分が何を言ってるかわかってるの?」
「わかってるよ。だから言ってるんだよ。」
「でも、それは大事な人のための取っておく物で・・・・。」
「エイミーちゃんならいいよ。だからさ・・・・。」
「アリサ・・・・。わかったわ。」
エイミーは自分の“剣”をアリサの“鞘”の入り口に当てた。
「それじゃ、入れるよ。」
「うん。」
エイミーは“剣”をアリサの“鞘”に入れた。
「いたっ!!」
アリサの“鞘”から血が出てきた。
「あっ、痛かった?」
「だ、大丈夫。続けて。」
「う、うん・・・・。」
エイミーは“剣”を前後に動かしつづける。
「くっ、うあっ・・・・。」
「まだ痛い?」
「ちょっと・・・・。でも、痛みより・・・・もっと・・・・。」
「気持ちよくなってきた? じゃ、そろそろ。」
「え?」
「自分で動いてみて。自分がもっと気持ちよくなれるように・・・・。」
「や、やってみる・・・・。」
エイミーはベッドであお向けになり、アリサも姿勢を変えた。
「あっ、あんっ!!」
「ねぇ、アリサ。今まで言うことが出来なかったんだけど・・・・。」
「何?」
「私、アリサのこと好きなんだよ。」
「・・・・先に言われちゃった。あたしもエイミーちゃんが好きだよっ。」
「ありがと。」
「あっ・・・・。ダメっ・・・・。もう・・・・。」
「アリサ・・・・、出すわよ。」
「うんっ、いっぱい出してね。」
「アリサ、好き・・・・。大好きっ・・・・!!」
びくっ、びくっ!!
「んああっ、ああっ・・・・。あっ・・・・。」
アリサとエイミーは絶頂に達した。
アリサの“杖”から出た白い液がベッドのシーツを汚した。
「はあ・・はあ・・・・。」
「エイミーちゃん・・・・。」
「ん?」
「あたしたち、お互いに片思いだったんだね。」
「・・・・うん。」
「エイミーちゃん、これからもよろしくね。」
「・・こちらこそ。」
エイミーとアリサはそのまま眠りについた。
―翌朝
トントン
包丁で野菜を切る音が部屋に響く。
「よし、出来た。アリサ、朝ご飯よ。」
「うん・・・・。ふあ・・・・あ〜。
おはよう、エイミーちゃん。」
「ほら、早く起きて。」
「ん・・・・。あ〜!!」
「ど、どうしたの、アリサ?」
「おちんちん、勃っちゃってる。」
アリサの“杖”がシーツ越しに朝勃ちしてしまっていた。
「・・・・くすっ。大丈夫よ、私が鎮めてあげるから。」
「うん・・・・。」
エイミーとアリサはくちびる同士でキスをした。
2人の絆はダイアモンドより固くなっていた。