自分の性器にからみつく細くしなやかな指の感触。  
「うぁ…シスター・アルエット…ボク…もう…」  
勃起した陰茎を激しく弄られて、キュロットはそれまで必死に我慢していた  
声を思わず出してしまった。  
「うふふ…気持ちいいの?もうイキそう?」  
アルエットは手に更に力をこめて、より早く、より強くキュロットの  
はちきれそうなモノを刺激する。  
「我慢できたらお口でしてあげようと思っていたのだけど、堪えきれずに  
 声が出ちゃったのね?」  
「し、しす…ああぁぅ…アルエットさぁん!アルエットさぁん!!」  
「うふふ、イッてもいいんですよ…」  
「い、イヤですっ…も、もう声を出さないように我慢しますからっ」  
「本当に我慢できるかしら?」  
アルエットはキュロットの陰茎から手を離した。  
「…あ…シスター・アルエット?」  
「ほら、もう声を出しちゃった」  
くすくすと笑うアルエットに、一杯食わされたと気づき、赤面するキュロット。  
「約束ですから、お口ではしてあげませんけど、そのかわり…」  
着衣を緩め、その白く滑らかそうな肌を露わにするアルエット。  
「でも、頑張ったご褒美に、たくさん気持ちよくしてあげますね…」  
キュロットを仰向けに寝かせ、アルエットは彼に跨り、彼のいまだに屹立した  
陰茎の根元のあたりにそっと自分の陰核にあてる。  
「あ、アルエットさん?」  
キュロットの陰茎を手でしごき始めるアルエット。  
「す、すごいですっ…シスター・アルエット…シスっ…」  
そして、彼の若いモノから迸った粘り気のある液体は、彼の鳩尾、胸、顔に  
まで飛び散った。  
 
「…おかえり…」  
出来るだけ静かに扉を開けたつもりのキュロットは、いつもならとっくに  
鼾をかいて寝ているはずの姉の声を聞き、死ぬほど驚かされた。  
「ね、姉さん…起きてたの?」  
「ちょっと…ね…。それにしても、随分長いトイレだったのね」  
「う、うん…」  
姉を避けるようにそそくさと自分のベッドに入るキュロット。  
「…どこ行ってたの?」  
「別にどこだっていいでしょ」  
「…よくないわよ。なぁに?あたしに言えないような場所にでも行ってたの?」  
「…いちいち、ボクがどこに行ってたかなんて姉さんには関係ないだろ!」  
「……」  
プリエがベッドから起き上がった音が聞こえた。  
そして、近づいてくる。  
「……(くんくん)」  
「うわぁっっ!!」  
いきなり首のあたりのにおいをかがれ、キュロットは思わず飛び起きた。  
「ね、ね、姉さん!な、何するのっ」  
しかし、不機嫌極まりない表情のプリエは、座りきった目でこう言った。  
「アルエットの臭いがする…」  
「な、な、いきなり何を…姉さん!?」  
「アルエットの部屋で何してたの?」  
「なんでもいいだろっ!」  
「よかないわよ。言えないようなことをしてたわけ?」  
「ボクだって、もう子供じゃないんだっ!いちいち姉さんにそんなこと  
 言わなくたっていいじゃないかっ!」  
 
「子供じゃない…ねぇ…。へぇ…」  
「そ、そうだよ…ボクだってもう大人なんだっ」  
「大人…ねぇ…ふーん…」  
いきなりプリエに胸倉をつかまれ、ベッドに押し倒されたキュロット。  
「痛っ…姉さんっ!痛いよっ!!」  
「あたしは、そんなのの何倍も痛いのよっ!そんな痛みを我慢している姉を  
 ほっといて、あんたはあの女の部屋に行って鼻の下伸ばしてたってワケ?」  
「アルエットさんのことをあの女なんて言い方するのやめてよ…」  
「そのうえ、口答えときたわ」  
片手で軽々ともがくキュロットを押さえつけながら、もう片方の手で彼の  
パジャマのボタンを外しだすプリエ。  
「ね、姉さん?」  
そして、パジャマを脱がした場所に鼻をあてる。  
「…あんた、アルエットと何してたの?」  
「…姉さんには関係ないよ…」  
ぷいっと、そっぽを向くキュロット。  
「…あ、そう…」  
キュロットのパジャマのズボンの中にいきなり手をつっこんだプリエ。  
「な、ね、姉さんっ?な、何するのっ!?」  
「五月蝿い!」  
ついにはパジャマのズボンを太もものところまで下ろされて、すっかりと  
おチンチンがこんにちは状態にさせられてしまったキュロット。  
「や、やめてよっ!姉さんっ!」  
「うるっさいって言ってるでしょっ!?」  
キュロットの腰のあたりにまたがり、プリエはズボンを脱がしてしまった。  
「こんなところまでアルエットの臭いがする…」  
 
キュロットの顔の方に向き直ったプリエ。  
彼の両肩をがっしりとベッドに押さえつけて、顔をゆっくり近づける。  
「…ねぇ…キュロット…あんた、さっきボクはもう大人だ、って言ったよね?」  
「う、うん…」  
「もう…したの…?」  
「……」  
しばし続く沈黙。  
「…ポワトゥリーヌ様は婚姻前に男女が子作りの行為をするのは、禁じている  
 からってアルエットさんは…」  
「…そう…」  
ほっ、と息をつくプリエ。  
そんなプリエはちょうどキュロットの股間の上あたりに座っていたのだが、  
何やら下から盛り上がってくるものを感じた。  
薄着のプリエの豊満な胸を目の前に、むっちりとした太ももや股の感触で  
不覚にもキュロットはプリエを下から押していた。  
「…ねぇ、キュロ…」  
「な、なに?」  
「したい…ってやっぱり思う?」  
「そりゃあまあ…ボクも男の子だし…」  
アルエットさんといつかは…と思ってしまう思春期のキュロットである。  
「…そっか…」  
そう言うと突然、プリエはキュロットにキスをした。  
いきなりの出来事に「姉さん!?」と言おうと口を開いたキュロットの  
口腔内に問答無用でプリエの下がペネトレイトしてきた。  
「んむっ…ん…」  
「むぐーっ…むーっ」  
抗議しようにも舌を舌で押さえられ、まともに声が出せない。  
「ぷはぁっ…はぁっ…」  
ようやく解放されても、呼吸をするのに精一杯。  
「…私が…してあげるよ…キュロを大人にしてあげる…」  
 
「姉さん、ダメだよっ!ボクたち姉弟だし、それに…」  
「うるさいっ。口ごたえしないの」  
手で口をふさがれる。  
人差し指に中指、薬指が口の中で舌を押さえつけ、両手で抵抗しても  
プリエの片手の力に勝てやしない。  
いたいけな少年の抗議の声は、理不尽な暴力に屈服している状況だ。  
「ひぇへひゃんひゃへひゃひょひょんひゃひょひょ」  
「何言ってるかわかんないわよっ」  
わかんなくしているのは自分であろう、というツッコミをよそにプリエは  
慣れない手つきでキュロットの性器を愛撫しだした。  
「キュロがちっちゃい頃に見たのと全然違う…」  
見つめると、なぜか胸の鼓動が早くなる。  
「……」  
ようやく、涎だらけになった指をキュロットの口から離し、両手でその陰核の  
包皮をそっと剥く。  
「…ね、姉さんっ?」  
すると、まだピンク色の亀頭が姿を現した。  
「…静かにしてて…」  
その先端の部分をぺろっと舐めてみる。  
「苦っっっ」  
しかし、プリエが舐めた後から針で指を刺した時に滲み出る血のようにぷくっと  
透明な液体が。  
高鳴る巨大な胸を押さえつつ、もう一度舐めてみる。  
「ぅぁっっ…」  
今までプリエが聞いたことのないような声をキュロットがあげた。  
「気持ち…いいの?」  
「…う、うん…」  
 
亀頭の部分はぺろぺろとキャンディでも舐めるように、さおの部分はつつっと  
舌を這わせて、プリエはその感触とキュロットが漏らす甘ったるい声を  
楽しんでいた。  
「これ以上は大きくならないのかなぁ?」  
「…うん…たぶん…」  
「そっか…」  
そう言うと、プリエは下着を脱ぎ出した。  
ショーツの内側に厚手の布が入っており、その布は血に塗れていた。  
「ね、姉さん…またはじまってたんだ…」  
「さっき、あんたがアルエットの所に行ってた時にね…。血がついちゃった  
 やつ、後で洗っといてね」  
「う、うん…って、姉さん、何パンツ脱いでるのさ!?」  
「あんただけ気持ち良くしてもらってるのずるいでしょ?お腹痛いんだから、  
 少しはあたしのことも気持ち良くしてよ!」  
「え?で、でも…」  
「最後までしなきゃいいんだから!逆らったら後でひどい目にあわすわよ?」  
「ガ、ガンバリマス…」  
アルエットに比べ、プリエの若い肌はみずみずしく、張りもあり、弾力に  
富んでいた。  
そして、何より胸が大きかった。  
アルエットよりも!もっと!!おっぱいが!!!  
「姉さん…すごくきれい…」  
「…えっ…?」  
アルエットに習ったことを頭の中で反芻しながら、しかし、喉が乾ききった  
旅人が桃の実にむしゃぶりつくかのように、キュロットはプリエの肢体に  
舌を這わせ、吸いつき、愛撫する。  
「キュロっ…気持ちいいっ…あっ…いいよぉっ…」  
 
姉に脅されて、一度は縮みあがってしまったキュロットの性器ではあったが、  
姉の體の感触を味わううちに、再びむくむくと…。  
「ね、姉さん…そろそろいいでしょ?もうやめようよ…」  
「何を?」  
「やっぱり、よくないよ…こんなこと…」  
「でも、キュロ、こんなに大きくなってるよ?」  
「だって、ボクたち…」  
「キュロ、五月蝿いっっ!」  
脱がせて傍らに放っていたキュロのおぱんちゅを丸めて、口に詰め込むという  
暴挙に出たプリエ!  
「む、むーっ!む゛ーーっ!!」  
暴れるキュロットを力で押さえ込む。  
キュロットを押さえつけるのなんて片手だけでイナフだ。  
脱がしたズボンで両手首を縛り上げた。  
「むーーーっむーーーーーっ(姉さん何をするのさーーーっ)」  
キュロットの股間の直上に位置し、空いた右手で照準をセット。  
今、キュロットの陰核が描く直線の延長線上に、プリエの膣がある。  
「む゜ーーーっ(だ、ダメだよっ!姉さんっっ!)」  
徐々に腰をおろしていくプリエ。  
キュロットの先端がプリエに触れる。  
「…あっ…」  
エクレールの本によると、最初というのはかなり痛いらしい。  
今、ただでさえ激しい腹痛に悩まされているのだが、これ以上だろうか。  
さすがのプリエもちょっと怖い。  
入るか入らないかギリギリのところで、キュロットのさおをくにくにと弄り  
自分の膣の入り口に当たる感触を楽しむ。  
キュロットの先っぽは既に血まみれだが、気にするな。  
 
「よっし。私も女だ。女は行動力っっ!」  
どっかの古代人の末裔の血をひいた人たちの言葉と共にプリエは意を決した。  
ぬぷっ。  
「いっっっっ!!!!」  
慌てて唇を噛みしめ、声を押さえるプリエ。  
可愛い弟の手前、みっともないところは見せたくない。  
涙をこらえて、徐々に腰をおろす。  
正直、ここに物を挿入れるのなんて初めての経験だから、正直どこまで  
入るかわからない。  
ずぷっ…ずぷっ…。  
「んんっっっ…」  
姉は激痛に耐えているのだが、弟くんの方はというと、アルエットやプリエに  
咥えてもらった時とはまた異なる、温かくねっとりにゅるっとした感触が  
自分の性器を包んでいく感触に、気持ちいすぎてお国がわからなくな…  
生まれて初めての快感に我を忘れそうになっていた。  
そして、ついに奥まで…。  
ふざけて弟に跨っている時とは違う。  
今、プリエの中にはキュロットが入っている。  
「ふーっ…ふーっ…」  
息を整え、やがて意を決して動き出す。  
腰を少しずつ前後に動かす。  
自分の躰の中に、自分以外のものが入っている不思議な感触。痛み。  
「…気持ち…いい?ねぇ、気持ちいい?」  
こんなに自分は痛いのに、せめて弟くらい気持ち良くなければ丸損だ。  
そんな姉を見て、恥ずかしそうにうなずくキュロット。  
「…頑張るね…頑張って、もっと気持ち良くしてあげる…」  
 
温かい感じ。お腹の奥の方にキュロットのが当たる感じ。そして、やっぱり  
まだ少し痛い。  
しかも、生理中だから膣内はかなり過敏になっている。  
それでも、プリエは弟への愛のため、痛みをこらえて、腰を動かした。  
それにつられ、キュロットも思わず腰が動いてしまう。  
下から上に突き上げるように。  
「ちょっ…キュロっ…」  
そんな姉のリアクションが心地よく、更に腰を激しく突き上げる。  
キュロットのものが、プリエの中で少し大きくなった気がした。  
嘘つき!さっきはこれ以上大きくならないって言ったのに!  
プリエの體が上下に揺れる度、豊満な巨パイも上下にぶるんぶるんと  
揺れに揺れて、暴れまくりだ。  
乳首がつんっと尖っているのが見える。  
「んっ…ふぁっ…はあぅっっ」  
キュロットの口からおぱんちゅを引っ張りだしてあげ、かわりに自分の  
乳房をしゃぶらせた。  
キュロットは頬を赤く染め、うっとりとした顔でプリエの乳首にむしゃぶり  
ついてくる。  
「あっ…すご…ああんっ…はぅあっ…あああっ…」  
プリエは自分の股間でキュロットを押さえつけ、腰の運動を前後から上下に  
切り替えようとした。  
その瞬間。  
 
にゅぽんっ  
 
プリエの中からキュロットのものが思わず飛び出てしまった。  
そして、その一気に抜ける感触に思わずキュロットは…。  
 
ぴゅっ…びゅく…びゅく…  
 
「…キュロ、気持ち…よかった?」  
「…うん…。でも、姉さん…結婚前に…いけないんだよ?」  
「…大丈夫。あんたが内緒にしてれば、バレないわよ。結婚なんかしないし」  
「…それに、中で出ちゃったらどうするつもりだったのさ」  
「生理中だから平気だよ。きっと、うん」  
 
※生理中でも妊娠する可能性はあります。念のため。  
 また、衛生的に生理中にするのはよろしくないです。  
 
 
その晩は、二人で一緒のベッドで寝ることにした。  
ボクのベッドのシーツはすっかり血まみれだったから、姉さんの布団で。  
二人で半分こした姉さんの枕は、なんだか甘い香りがした。  
姉さんの温かくてえっちな體の感触に、ボクはまた股間がむずむずする感触を  
おぼえたけど、さすがに我慢した。  
ポワトゥリーヌ様の教えに背いたのは、姉さんだけじゃない。ボクもだ。  
そして、姉さんの體には背徳の痕がついてしまった。  
それをつけたのはボクだ…。  
「ねぇ…」  
「なぁに?姉さん」  
「我慢できなくなったら、また私がしてあげるから、アルエットのところに  
 行くの…もうやめなよ…」  
この秘密は、ボクと姉さんの二人のもの。  
ボクか姉さんのどちらかが天国に召されるまで、守らなければならない秘密。  
「…うん…約束するよ…姉さん…」  
 

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