○月×日
今日も戦闘に出撃です。
戦士さんが怪我をしたらしく、ゼタ様から呼び出しです。
右肩から左下に袈裟切りされていて、凄く痛そうです。
この傷が僕の力で治っていく…ああ、なんて素晴しい事でしょう。
治癒…治療…治っていくさまを想像しただけで体が火照ってきちゃいました。
虚ろな表情してたら、別の意味で虚ろな表情浮かべている戦士さんに怒られました。
今日は戦士さん226P、S・マスターさん302P、ゼタ本様30P回復しました。
○月□日
今日は魔王城でのんびりです。
戦士さんに昨日の傷跡を見せてもらいました。
回復途中のピンク色した肌は、見ているだけでゼッチョーものです。
でも戦士さんにあんまり観るなって怒られました。この人怒りっぽいです。
ぱたん、と日記帳を閉じた衛生兵はあたりをきょろきょろと見回したあと、
段々と熱くなってきていた自分の体を両腕で押さえ、ベッドに倒れ込んだ。
そして…