「くそっ!!…また大統領の座を取られたぜ…」
金髪頭の青年___アクターレは彼の仲間、元アクレンジャー、ピンクに愚痴を言っていた。
「アクターレ様」
突然、ピンクが言った。
「ヴァルバトーゼさんを倒しませんかニャー?」
「何を言い出すんだ、君は…」
アクターレはこれまでの経験で知っている。あの吸血鬼には敵わない、と。
「実は…策があるんですニャー!」
「何っ!?」
彼は既に、これまでの経験のことなんて、すっかり忘れて、ピンクの話に興味津々だった。
アクターレは、ピンクから聞いた作戦を早速、実行に移した。
できるだけ、多くの悪魔を雇った。
そして、作戦実行の日
「この天使がどーなってもいいのかなー?」
ヴァルバトーゼと彼の仲間達が一箇所に集められた
「アホターレさんに捕まるなんて…不覚でしたわ…」
「人質なんて卑怯よ!」
「閣下!下っ端達がアホターレの仲間にやられてます!私たちはそっちのほうに…」
「おっと、そこを動くなよ!一歩でも動いたら、この天使の脳天を貫くぞ」
「くっ…アホターレのくせに…」
「ふん、天使なんてどうでもいい、閣下が動けないなら俺が動くまでた」
「フェンリッヒ!あぶな_____」
バァン!と音がした。その直後、フェンリッヒは倒れた。彼はもう動かなかった。
「フェンリッヒィィイ!!!!!!!!」
ヴァルバトーゼは倒れて動かない狼の元へと駆け寄ったが……
バァン、とまた音がした。
「いやぁああああああああ!!!!!!!!」
「うそよ…」
「そ、そんなぁ!!ヴァルっちさんが……」
「お、おい…嘘だよな……?ヴァルバトーゼがやられるなんて……」
だが、ヴァルバトーゼは血を流しており、もう動かない…
「アクターレ様!この女共はどうするんっすか?」
アクターレ「あぁ…好きにしてくれ。だが、この女は俺が先にやらしてもらう」
そして、アクターレは理性を失っているピンク髪の天使、アルティナの着ている物を全て剥ぎ取った。
「いやぁ!!!このっ!放しなさい!吸血鬼さんを治療しないと…!」
「おい、こいつを黙らせろ」