「エトナ、本当にすまなかった」  
私が魔王城に帰ってすぐ、  
殿下は涙ぐみながら謝って来た。  
結局あのあとフロンちゃんもベルダイムに来て、  
魔王城に一人きりだったのはとても辛かったのだろう。  
あたしが帰って来たとき、  
殿下は声を殺しながら泣いていた。  
目を片手で隠しながら、  
頬に沢山の雫をつけていたのだ。  
 
相変わらず、おこちゃまな魔王を見て  
けれどどこか懐かしい感じがして。  
思わず、ぎゅっと抱きしめてしまう。  
そのまま優しく髪の毛を撫でてやると、  
ついに殿下は声をあげて泣き出した。  
 
殿下が泣き止んだのは日が暮れた頃。  
しゃっくりも止まり、  
落ち着いたそぶりを見せても  
やはり彼の目はとても赤くて。  
それでも私に渡すものがあると言い出すと、  
冷蔵庫のある部屋へとフラフラ歩いて行き  
なにかが入ったコンビニ袋を持ってくる。  
 
「プリン、お金が無いから安い奴しかなかったが…」  
そういって、あたしの前にプリンを両手で差し出す。  
「これじゃ詫びにはならんと思うが、オレ様の今の精一杯の気持ちだ、食べてくれ」  
 
か細い声で言われた時、  
ふとあたしにもやもやとした  
不思議な感情が生まれてくる。  
今の殿下の懐事情じゃあ、本気でこれが限界だったのだろう。  
けれど、それと同時に  
それをネタに殿下をいじめたくもなって来たのだ。  
アタシの身になって考えてもみてほしい。  
 
普段アレだけ突っ張ってる殿下が大人しくなっている所を、  
これだけ弱々しくなっている所を、  
目を真っ赤に、鼻をぐずらせながら  
アタシに媚びを売っている様を見せられたら…  
真性Sのアタシとしては、虐めたくて仕方が無くなってくるのだ。  
大丈夫ですよ殿下、  
媚びなんか売らなくても…  
アタシ、もう何処にも行きませんから。  
ただ…  
 
「え、エトナ!何をする!」  
プリンを渡そうとした両手に、ファー付きの手錠をガチャリとつける。  
そのまま両手を高く上に上げさせると、  
アタシは殿下に覚悟を決めさせるべく、言葉を紡ぐ。  
 
「アタシはもう何処にも行きません、けどその代わり…」  
「な、なんだ?」  
「殿下には、アタシのモノになって頂きます」  
 
流石にそれは、と動かそうとした口をそのまま口づけしてやる。  
片手で殿下の手錠を押さえ、  
もう片方で殿下の顔を押さえながら。  
 
口の中でもひたすら暴れる殿下の舌を、  
アタシの舌で何度も何度も捩伏せる。  
やがて殿下の顔が赤くなり、  
鼻で少しづつ息をするようになった頃を見計らって口を離す。  
「エトナ!さ、流石にここまでは、いや、これ以上は、もう…」  
言葉を言い終わらせないうちにまた口を付けると、  
今度は歯茎を少しづつ舐めてやった。  
ミントの、歯磨粉の味がする。  
 
「ふぁ、殿下、ちゃんと歯磨するようになったんですね」  
絶え絶えながら言葉を紡ぐが、  
殿下はそれ以上に呼吸すら危ういようだ。  
「ああ、流石に、もう嫌われたくないと…」  
それをわかってる上で、  
殿下の呼吸が落ち着く前にさらに追撃をしてやった。  
口づけをやめると、  
殿下が掠れ声ながらおねだりをしてくる。  
「エトナ、もう…頼む」  
「わかりました。…けど条件があります」  
じっくり焦らすために、  
わざとゆっくり喋ってやる。  
殿下の期待を込めた呼吸が激しくなるのが  
アタシには楽しくて仕方がない。  
 
「な、なんだ?」  
「このままなにもしないでアタシのモノになるのは嫌でしょ、だから勝負をしましょうよ、殿下。」  
勝負というと、少し考え込みだす殿下。  
「…う、うむ。」  
「今から一時間、アタシの攻めに耐えたら殿下の勝ち。昔通りのアタシに戻ります。」  
「…もしオレ様が負けたら?」  
怯えた声で喋る殿下を、  
言葉で更に震え上がらせる。  
「今日から毎日、アタシのキツイ責めに堪えてもらいます」  
それを聞いた殿下は、  
顔を青ざめて叫んだ。  
 
「嫌だ!エトナ、もう…もう許してくれ…ホントにすまなかったから…」  
さっきからずっとズボン越しに責めてたせいか、  
言葉は謝りながらも何処かなまめかしくもある。  
 
「堪えれたら許しますよ」  
 
そういってそのまま殿下に目隠しをしてやる。  
「わ、わ!何をする!?」  
「これも責めの手順の一つです。さあ殿下、覚悟してください」  
「ま、前が…何も見えない、誰も見えないのは、また思い出すから、嫌…」  
そうやって泣き出そうとする殿下を、  
まずは脇の擽りからじょじょに責め始めていく。  
初めは優しく愛撫をし、  
殿下の笑い声が息切れした所を  
今度は舌で舐めとる事で  
少しづつ喘がさせていく。  
 
「大丈夫です、ホントにもう何処にも行きませんから…」  
 
殿下のあそこが少しづつ大きくなってくるのをスカートの上に感じながら、  
殿下が泣き始めるまで消して攻めはやめない。  
殿下にアタシにもアタシなりの愛し方があると伝えるため。  
殿下に殿下なりのふさわしい愛され方を体に教え込むため。  
 
「殿下、後四十五分ありますけど耐え切れます?」  
「や、やって、やる!」  
お腹の底から呼吸を必死で頑張る殿下が、  
ひたすら精液を出すまいと頑張る殿下が  
とても愛らしく見える。  
アタシにはショタコンの血があったことを  
改めてクリチェフスコイ様に内心謝罪しつつ、  
今度はズボンを引きずって  
殿下の体をすっぽんぽんにしてあげた。  
殿下の荒い呼吸が、更に色気を増していく。  
 
「これ以上辛くなったら辞めてくれとお叫び下さい、もちろんその場合殿下の負けですが…責めは次の日に持ち越してあげますよ」  
「こちらの不利な条件ばかりだが、勝ったら約束は守ってもらうぞ…」  
口では色々いいながら、  
喋り方は喘ぎに限りなく近いもので  
その言葉とニュアンスのギャップの違いにアタシはますます悶えてしまう。  
 
「では、殿下。これを…」  
といっても、殿下には目隠しをしてる訳なので見えるはずもない。  
仕方なく、男性用のローターのスイッチをONにして  
殿下の耳元に近づける。  
音で大方察しがついたのだろう、  
恥ずかしいと呟きが聞こえたような気がした。  
 
「これを殿下のアソコに付けさせていただきます、  
当然これぐらい耐えれますよね?」  
背筋になにか走るものがあったのだろう、  
ついに掠れ声で殿下が呟く。  
「…そ、それぐらい、何とも、ない」  
「わかりました。…じゃあ早速…」  
 
クリオネ型のカバー付きのローターを、  
殿下のアソコに優しく取り付ける。  
尿道にローターが来るようにカバーを巻き付け、  
その上でカバーの上のわっかを  
亀頭にくいくいと差し込むために  
皮をゆっくりと剥いていく。  
殿下の喘ぎが少しづつ強くなったのを  
確認しながら、準備を完成させた。  
 
「な、なあ、エトナ、これを耐えるのか?40分も」  
殿下のソレについたローターは、  
クリオネ型のカバーということもあり  
殿下のアソコを優しく、卑猥に包んでいる。  
その感触にすら感じてしまうらしく、  
殿下は足をもじもじさせた。  
「正確には43分です。殿下、頑張ってくださいね。」  
そういってアタシは、電源を微弱に入れる事から始めた。  
 
「う、うぁ!わ、あ、ああ、あ…」  
微弱にも関わらず、体をよじらせひたすら我慢する殿下。  
足を右へ左へ動かすことで  
感覚を発散させようとしているのだが  
アタシはそれを見逃しはしない。  
アタシは殿下の足の上に  
俯せになって寝転ぶ。  
 
殿下の震えるアソコを、  
真近で見つついたずらを開始した。  
 
「殿下、あまり勃起を押さえると…」  
殿下のアソコがバイブに慣れ、  
お腹にくっついていたのが  
真っすぐ立つようになった。  
その先には、アタシの舌が待っている。  
舌に殿下のが当たるのを確認し、  
亀頭を少しだけペロリと舐めてあげた。  
「舐めちゃいますよ?」  
既に舐めて、味も楽しんでるのだが。  
 
殿下がアソコに力を入れなければアタシの舌責めが待っている。  
力を入れれば当然バイブの振動も大きくなる。  
どっちにしろ、殿下の行く道は一つなのだ。  
それはアタシの性奴隷になること。  
 
それが殿下の唯一の道。  
耐え切れるわけがない。  
 
アイマスクで視界を遮られ、  
感度が鋭くなった所に  
責めを続けていれば、おのずと  
自分から志願してくる筈。  
「ふぁ、あああ、エトナ、もう、やめ…」  
「殿下?やめてほしいんですか?」  
「ああ、あ、あ、もう、許してくれ」  
「いいですよ、ただ…」  
 
そのかわり、アタシの奴隷になること。  
何をされてもどんな愛しかたでも  
必ず受け入れること、そして…  
 
「ちゃんと、殿下の口で言ってください。」  
「な、なんて…言えば…」  
「簡単です。エトナ様、私を貴方の性奴隷にしてください、と言って下されば。」  
「んな!そ、そんな事、言え…ああっ!」  
生意気な口を聞く殿下に、  
バイブの強度を少しづつあげていく。  
 
「あ、やめ、えとな、やめ」  
「エトナ様、ですよね?殿下」  
「わかった、言うから、言うから」  
中から強へとまた振動を高めてやる。  
殿下はもう、まともに言葉すら喋れない。  
 
「ひゃ、あ、えとな、ひゃま、いいます、いいますから」  
「殿下、さあ、早く!」  
「おれ、いや、わたひを、エトナひゃまの、性奴隷に、してくだひゃい」  
 
殿下は大泣きしていた。  
女の子が責められた時のような涙ではなく、  
悔し涙でもなく、嬉しいわけでもなさそうで。  
アタシがこんな事をしたからだろう。  
けど、それを見てアタシはますます興奮した。  
やはり、根っからのドSらしい。  
 
「よく言えましたね殿下。ご褒美に…」  
そういって、もう一個卵形ローターを入れる。  
今度はお尻の穴に、だ。  
「今度は沢山イッて下さい。…気がおかしくなるぐらいにね。」  
そう宣言し、両方のバイブを最強レベルまでいれると、  
アタシは殿下に耳元で囁いた。  
 
「二時間後に迎えに来ます、その間出したら…もっとキツいお仕置きをしますから。」  
 
殿下の絶望する顔が、  
アイマスク越しに見えた。  
 
 

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